aspire(アスパイア)、BP60 RBA「ビーピー60 アールビーエー」のレビューです。
BP60・BP80などのBPシリーズ専用RBAユニットです。
プリメイドコイルに比べてコストパフォーマンスにも優れたRBAユニットは、ビルドによって自分好みの味わいを実現します。
詳細をレビューしていきます。
商品提供:ベプログshop
aspire BP60 RBAとは?
BP60 RBA「ビーピー60 アールビーエー」です。
ユーザーのコイルビルドに対応したリブルタブル用ユニットです。
デッキデザインは、2ポストとスタンダード。シングルコイル専用デッキです。
PODをまるでRBAアトマイザーのように使うことができるアクセサリーです。
RBAユニットが用意されているのもPODデバイスをセレクトするのに非常に重要です。
ただし、デメリットもあって、利便性に優れているというPODデバイスのメリットをスポイルしてしまう点。カートリッジ式コイルを変えるだけの「プリメイドコイル交換式」と比べると、手間などが面倒だとも言えます。
しかし、VAPEを趣味で楽しむユーザーにとってはなくてはならないものです。
それでは、付属品や詳細などを見ていきましょう。
パッケージ・内容品
内容品一覧
- AspireBP60専用 RBA ユニット 本体
- 510アダプター
- 予備パーツ(デッキネジ・Oリング)
- ツール
- ユーザーズガイド(英語)
BP60 RBAの詳細
Aspire BPシリーズ専用のRBAユニットです。
BPシリーズは、その名前の通りAspire BP Coilが使用可能なPODデバイスです。
BPコイルに対応した専用サイズのRBAコイルです。
BP60・BP80などのBPコイル使用デバイスに対応しています。
また、OnixxやFinixxなど対応デバイスが随時追加されている汎用性の高いコイル規格です。
BP60 RBAは3ピース構造です。
- ボトムパーツ
- デッキパーツ
- キャップパーツ
ボトム・デッキとキャップがスレッドによってドッキングする構造です。
BPコイル専用ボトムパーツに接続できるのはもちろんですが、RBAに付属の510アダプターも取り付けできるようになっています。
一般的なテクニカルMODやBP80の510アダプターに取り付けできるので、抵抗値測定やショート確認・ドライバーンが可能です。ただし、ビルド時にはテクニカルMODがほぼ必須と言って良いでしょう。
BP60 RBAにはドロー調整機能は備わっていませんが、BP60・BP80本体にはドロー調整機構が備わっているので調整可能です。他のデバイスはそのデバイスの仕様に応じます。
キャップ裏は綺麗なドーム型です。矮小サイズのユニットでも構造にこだわっています。
シンプルな2ポストデザイン、シングルコイル専用デッキです。
デッキサイズ:9.4mm
円周上180度の対角線上に、ポストが設置されているスタンダードデザインです。
ポスト間:4.7mm
矮小なデッキですが、ポスト間にはポスト間には余裕があります。
ポスト部分にはワイヤーガイドが付いていて、小さいデッキサイズでもビルドのしやすさに配慮されでいるデッキデザインです。
エアホールサイズは、かなり大きめの直径2.5mmです。
他のPODデバイスのRBAユニットのエアホールサイズと比べてもかなり大きめのサイズで、DL向けスペックです。
欲を言えば、エアホールサイズが変更できるパーツなどが用意されているとよかったです。純正品ではオプションでもそのようなパーツなどは用意されていません。
デッキデザインがかなり似ているのが、同じくaspireのNautilus Prime RBA。
ですが、デッキサイズはかなり異なります。
しかし、エアホールサイズ・ポスト間・チャンバーデザインなど共通する部分も多く、同じような設計思想で作られたコイルであることがわかります。
BP RBAのビルド
では、ビルドしていきます。
BP RBAのビルドには、基本的にテクニカルMODが必要です。
BPコイル本体にRBAユニットをマウントすることができませんので、今までテクニカルMODを購入したことがないユーザーには不親切かもしれません。
と勘違いしていましたが、BP80であれば510アダプターがaspire純正オプションとしてリリースされているので、そちらを利用するのも良いと思います。
何故ビルド時に気がつかなかったんだ…
デッキサイドにはコイルジグマウントなどはありませんが、ジグをあてがって固定するとやりやすいです。小さなデッキサイズですが、シンプルなデザインのデッキなので、ビルドしにくいことは全くありません。
ネジサイズは小さいですが、26ゲージ以下の太さのワイヤーであれば問題なく固定可能。
しかし、24ゲージなど太いワイヤーだとネジ頭が小さいのでクランプしにくいです。
ワイヤーレッグはデッキ中央にリターンさせた方が良いでしょう。
そのままデッキ円周でカットすると、キャップと触れてショートしそうです。
コイルジグに通したままコイルを設置すると、コイル位置がかなり上目です。
このままでは、エアホールから離れすぎているので味がでなさそうなので下げたいのですが、RBAユニット側面の出っ張りが邪魔でうまく下げられません。
そんな時は、L字型の専用ジグを使うと便利です。
もちろん市販されていますので、1セット持っていると便利です。
ドライバーンして、ウィックを適当な長さにカットします。
ウィッグレッグ両サイドを落としたらビルド完成です。
キャップを取り付けて、デバイスにマウントすれば使うことができます。
感想とまとめ
BPコイル専用RBAユニット!
入荷後即完売するほど人気のデバイス!RBAの完成度もかなり高いです。
シンプルなデッキデザインは、PODデバイスのRBAユニットのスタンダード!
惜しい!と思ったのは、デッキエアホールが大きすぎるんですよ。
なので、タイトドロー向け高抵抗セッティングよりも、DL向けちょっと低抵抗気味の方がマッチします。その割にはデッキサイズなどはMTL向きなのでアンバランスでもあります。
個人的には細めのクラプトンで組んだ方が、重めDLにマッチして良い感じでした。
DLユースでも人気のあるデバイスですので、ビルドを工夫して遊ぶのも面白いですね!
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