geekvape(ギークベイプ)のVAPEスターターキット、AEGIS BOOST PLUS「イージスブーストプラス」のレビューです。
防塵防滴・耐ショック性のタフネスPODデバイスが18650バッテリー交換タイプに!
基本性能もアップした、コンパクトなシングルバッテリーMODとしても使えます!
詳細をレビューします。
商品提供:VapeSourcing
geekvape AEGIS BOOST PLUSとは?
タフネススペックのPODデバイス、AEGIS BOOST PLUS「イージスブーストプラス」。
geekvape製品は本当にバリエーションが豊富ですよね!
防塵防滴・耐ショック性能を備えたAEGISシリーズからは、もう2製品もPODデバイスがリリースされているというのに、またまた新製品です。
その名も!AEGIS BOOST PLUS「イージスブーストプラス」です。
つまり、AEGIS BOOSTの上位機種となるのが今回の機種なのです。
何が違うのか?というと、バッテリーが内蔵ではなく18650交換型になりました。
geek vape AEGIS BOOST PLUSの特徴
- 防塵防滴・耐ショックの18650バッテリー交換型タフネスPODデバイス
- 510アダプターとRDTAオプションも発売予定
- 汎用性の高いプリメイド交換式で爆煙ユースのスペックを実現
AEGIS BOOST PLUSの特徴を見ていきましょう。
防塵防滴・耐ショックの18650バッテリー交換型タフネスPOD
AEGISシリーズと言えば、なんと言ってもタフネス仕様というのが特徴です。
AEGIS BOOST PLUSもこれまでの機種と同様のスペックを備えています。
また、バッテリーが内蔵ではなく交換型になったことで、末長く使える機種になりました。
PODを越えた、テクニカルMODに近い仕様です。
510アダプターとRDTAオプションも発売予定
AEGIS BOOSTでもRBAユニットオプションが用意されていましたが、今回もあります。
しかも!それだけではなく、一般的なアトマイザーがマウントできるアダプターも発売が予定されています。(AEGIS BOOSTとはPODのサイズが違うので、共用はできません)
つまりは、テクニカルMODとしても使うことができるデバイスということです。
汎用性の高いプリメイド交換式で爆煙ユースのスペックを実現
コスパとメンテナンス性に優れたプリメイド交換式のPODデバイスです。
コイルには、AEGIS BOOSTと同様、geekvapeの汎用プリメイドコイル『G.Coi』を採用。メッシュコイルをラインナップした、爆煙ユースのコイルです。
カラーバリエーション
豊富な全6色のカラーバリエーションが用意されています。
防塵防滴・耐ショック性を実現するため、本体はゴムシーリングで覆われて大部分はブラックカラーですが、フレーム部分の色が異なるバリエーションです。
スペック
サイズ | H 114.2× W49.5× D28.6mm |
重量 | 112g(実測) |
出力 | 5w – 40W 0.1 – 6.5V |
リキッド容量 | 5.5ml |
リキッドチャージ | PODトップフィル |
エアフロー | トップtoボトムエアフロー(調整可) |
コイル | プリメイド交換型 |
充電ポート | microUSB(5V 2A) |
バッテリー | 18650バッテリー交換型 |
保護機能 |
|
パッケージ・内容品
内容品一覧
- geekvape AEGIS BOOST PLUS バッテリー本体
- geekvape AEGIS BOOST PLUS PODカートリッジ
- エクストラ510ドリップチップ
- G.Coil GV Boost Coil(0.4Ω)
- G.Coil GV Boost Coil(0.6Ω)
- microUSB 充電用ケーブル
- ユーザーマニュアル&ワランティーカード(英語)
AEGIS BOOST PLUSの詳細
デザインは言うまでもなく、AEGISシリーズとひと目でわかるものになっています。
18650交換型になったために、AEGIS BOOSTよりもひとまわりサイズが大きいです。
しかし、手に持った時のバランスが良いので、そこまで大きくは感じません。
縦・横・幅とも大きくなっているのですが、むしろ平べったく感じる形状。
シングルバッテリーMODのAEGIS SOLOと比較しても、高さを除けばコンパクトになっているので、最大出力が40Wで十分だと言う人は、むしろこちらを選んだ方が良いかもです。
バッテリー
- 容量:18650バッテリー交換型
- 出力モード:VW(5w – 40W)
- パフ操作:マニュアルパフ
- 充電ポート:microUSB(2A)
- 保護機能:
- 自動カットオフ(10秒)
- バッテリー低電圧保護(3.2V)
- オーバーヒート保護
- 抵抗値保護
- 開回路保護
- ショートサーキット保護
AEGIS BOOST PLUSは『PODデバイス』ですが、テクニカルMOD顔負けのスペック。
パネル部分には3つのボタンと、カラーディスプレイを備えています。
- パフボタン
- サブボタン( + , – )
むしろ、操作はほぼテクニカルMODを踏襲しているので、操作に慣れたユーザーも違和感なく使うことができると思います。
多彩なモードも魅力の一つ。
- POWER ワッテージモード(VW)
- TC-SS 温度管理モード(SS)
- TC-TCR 温度管理モード(TCR)
- VPC カーブモード
- BP バイパス力モード(擬似メカニカル)
AEGIS BOOSTでは備わっていなかった高度なモードも。
メカメカ強いデザインも、シリーズ共通のディティールです。
フレーム部分のカラーリングに合わせたボタンが使われています。
ゴムパッキンで防水性を確保した充電端子。
充電スペック
- チャージポート:microUSB
- 充電電流:2A
クイックチャージに対応しました。しかし、端子はmicroUSBのまま。
AEGIS PODのようなIP67相当の防水仕様USB-Cでないのが残念。
従来のAEGISシリーズの仕様を踏襲しています。
充電端子にはゴムパッキンを備えています
分厚いゴムキャップで端子に粉塵や水の侵入を防ぎます。
そのため、充電が終わったら必ずキャップをしっかりと取り付けるのを忘れないようにしなくてはなりません。
バッテリーキャップは防塵防滴性を実現するスクリュー式です。
バッテリーベントホール付き。
防塵防滴性能を実現するために、シーリング付きのスクリューキャップが使われています。
開閉が若干面倒な仕様ですが、キャップにはノブ付きなので、工具を必要としません。
また、キャップを固く閉めすぎてしまった場合には、中央溝にコインを使うなどして開けることができる仕様です。
中にはバッテリー収納方向の記載あり。また内部はバッテリーのシュリンク破れによるショートを防ぐために、絶縁性の素材で覆われています。
イージスシリーズの伝統である、レザーグリップはAEGIS BOOST PLUSでも健在です。
この部分があるからこのデザインが成立していると言っても過言ではありません。
フレーム部分が外れるのもシリーズの伝統です。ちなみに金属フレームでした。
T6トルクスネジ4本で着脱可能。通常外す必要はありませんが、レザー部分のカスタムをDIYで施工したいユーザーなどには有効です。
POD
- リキッド容量:5.5ml
- 素材:不明
- マウスピース:510DT
- リキッドチャージ:トップフィル(ゴムキャップ)
- エアフロー:トップtoボトムエアフロー(調整可)
- コイル:プリメイド交換型
PODカートリッジは使い捨てではありません。
そのため、予備PODが別売されていますから、破損やスペアなどが必要な場合は別途買い求める必要があるのが、プリメイドコイル交換時期のデメリットです。
AEGIS BOOSTのような色違いのパッキンはありませんが、バッテリーを包んでいる黒い分厚いゴムシールングが端子部分をカバーして防塵防滴性能を実現しています。
PODカートリッジはプッシュボタンリリース式。確実にロックできる仕様です。
リキッドチャージは「トップフィル」で簡単にできる仕様です。
PODからバッテリーを取り外す必要はなく、ゴムキャップを外すだけで簡単にリキッドチャージできます。
ちょっと小さめのリキッドチャージホールですが、ユニコーンボトルなら全く問題なくチャージできます。
ここも違うポイント、510ドリップチップに対応しています。
2種類のドリップチップが付属しますが、ダストキャップはつきません。
ドロー調整はエアフローリングを回して、無段階調整ができます。
プリメイドコイル
コイルはプリメイドコイル交換式です。
POD内蔵タイプに比べて、コイル単体での交換が可能なため、ランニングコスト面で優れていますが、コイル交換およびPODクリーニングなどの手間がかかるのがデメリットです。
コイル抵抗値はコイル底部に書かれています。
ちなみにコイルを外すために専用ツールは付属しませんが、爪を引っかければ簡単に外れるので問題ありません。
2種類のコイルが付属します。
- GV Boost Coil(0.4Ω)25w – 33w
- GV Boost Coil(0.6Ω)15w – 25w
どちらもメッシュコイルの爆煙ユースです。
コイルのエアホールはPOD内部に通じている(側方)ので、リキッド漏れが生じても、PODの外には漏れ出しにくいデザインで、リキッド漏れに強い仕様です。
消耗品ですので、もちろん単体でも購入することができます。
AEGIS BOOST PLUSの使い方
- 電源ON/OFF …パフボタン5クリック
- サブボタンロック …サブボタン2つを同時長押しで操作無効
- 液晶明るさ変更… パフボタンとサブボタン同時押し(どちらでも可 100段階調整)
- ファームウエア確認… 電源OFF時にサブボタン2つを同時長押し
- モード選択 …電源ON時にパフボタン3クリック
→ サブボタンでモード遷移
→モード変更時にパフボタンで移行しそれぞれ設定値変更可能です。 -
BYPASS 抵抗値ロック可能 POWER 抵抗値ロック可能 TC-SS 抵抗値ロック、ワッテージ変更可能 TC-TCR 抵抗値ロック、ワッテージ変更、TCR値変更可能 VPC 1Sごとのワッテージ設定が可能モード
感想とまとめ
AEGIS BOOSTが着実に進化!バッテリー交換対応&スペックアップ!
ちょっぴり大きくなっていますが、あまり大きくなったようには感じないんですよね。
大きくなったのは、主に横幅(39.2mm→49.5mm)ですが、そのほかの部分は微増だからかもしれません。手の小さな人には大きく感じるかもですが、一般的な男性であれば気にならないとは思います。
特に厚みがほぼ変わらないので、携帯時にはほとんど気になりません。
18650バッテリー交換式はメリットとデメリットがありますが、1番のメリットはバッテリーがダメになっても、本体を使い続けられることだと思います。
また、制御基板が大幅に高度化しているので、『最大出力が40Wに抑えられた、コンパクトなAEGIS SOLO』としても秀逸です。AEGISシリーズのネックは、タフネス性能を実現するためにボディーサイズが大きめなことですから。
MTL指向のユーザーであれば最大40Wで十分すぎますから、テクニカルMODとしての購入も検討してみるのも良いと思います。
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