FLOWERMATE(フラワーメイト)のヴェポライザー、CAP「キャップ」のレビューです。
携帯に便利なポケットサイズのコンパクトヴェポライザー!
3段階温度調整機能搭載!
詳細をレビューします!
商品提供:ベプログshop
FLOWERMATE CAPとは?
フワワーメイによる、超極小サイズのヴェポライザーがCAP(キャップ)です。
ヴェポライザーは一般的には大きなサイズのものが多いので、持ち運びには若干不便。
そのため、外出先ではiQOS(アイコス)やglo(グロー)などの専用タバコを使う加熱式たばこを使っていますというヴェポライザー愛好家も少なくないようです。
しかし、このCAPという製品は、ポケットにかさばることなく収まるサイズ!
携帯性に優れているヴェポライザーの弱点を克服した製品なのです。
その前に、まずはヴェポライザーとは何か?というところから見ていきましょう。。
ヴェポライザーとは?
iQOSなどの加熱式たばこのような原理で、手巻きたばこ用のたばこ葉や紙巻きたばこを入れて使用するの製品が『ヴェポライザー』です。
ヴェポライザーの特徴
- 専用タバコではなく、手巻き用のたばこ葉や紙巻きが使える
- ランニングコストに優れている(紙巻きたばこを使う場合、一度に1/5ほど)
- 加熱式タバコと同じく、タールや一酸化炭素がほとんど発生しない
ヴェポライザーは、iQOSなどの加熱式たばこと同じような原理の製品なのですが、実は歴史はヴェポライザーの方が長く、iQOSの方が後発だったりします。
ヴェポライザーの汎用性を絞って、使いやすい専用たばこ式としたのがiQOSやglo・PloomSだったりします。
その為、使いやすさなどではiQOSなどが優れていますが、実はランニングコストはヴェポライザーの方が圧倒的に優れています。
ヴェポライザーで一度に使うたばこの量は、紙巻きたばこ(普通のタバコ)の1/5だけ!
しかも、コンビニでも買える普通のタバコを、ちぎって使えるので経済的です。
もちろん、よりランニングコストに優れている「手巻きタバコ用」の葉っぱも使えます。
それでは、CAPのより詳細を確認していきましょう。
スペック
サイズ | H 93 × W30× D20mm |
重量 | 90 g |
加熱方式 | コンダクション(タバコ葉を直接加熱) |
加熱温度 | 196℃/205℃/215℃(3段階) |
一回の吸引可能時間 | 300秒(5分) |
充電ポート | microUSB(満充電まで1時間) |
バッテリー容量 | 900mAh(8 – 10 セッション) |
パッケージ・内容品
内容品一覧
- FLOWERMATE CAP ヴェポライザー本体
- クリーニングブラシ
- パックツール
- ステンレス製チャンバースクリーン x3
- ステンレスマウスピーススクリーン x2
- 充電用microUSB
- ユーザーマニュアル(英語)
FLOWERMATE CAPの詳細
ヴェポライザーとしては、かなり小さなボディーサイズですね。
ぱっと見ヴェポライザーには見えないほどコンパクトなサイズです。
比較対象として、日本で一番有名なヴェポライザーの最新機種は、旧機種と比べてかなりコンパクトになりましたが、それでもiQOSなどと比較するとかなり大きなサイズです。
しかし、CAPは比較にならないほど小さなサイズが魅力です。
デザインもシンプルで、どちらかと言うとVAPEデバイスに近いデザイン。
機能もシンプルで、 ボタンは一つしかありません。
LEDインジケーター搭載のボタンを操作して、加熱や設定温度変更ができます。
コンパクトサイズのヴェポライザーだと、機種によっては温度変更機能がついていないものがありますが、CAPは3段階に設定温度を変更できます。
内蔵バッテリーは900mAhと小容量、microUSB端子で1時間で満充電になります。
サイズが小さいとバッテリーの持ちが気になりますが、やはり大きなサイズの機種に比べると吸える本数は少なめになってしまいます。
しかし、モバイルバッテリーを組み合わせれば、外出先でも充電できるので安心です。
ホイッスルタイプのマウスピースは唇にフィットするデザイン。
マグネット式キャップは簡単に取り外しできるので、タバコ葉を詰めるチャンバー部分へ簡単にアクセスできます。
マイスピース内部は、クリーニングを簡単にできる構造です。
クリーニングが簡単なように、汚れがつきにくいジルコニアコーディングされたパーツ。
マウスピース内部は凝ったパーツ構成で、チャンバーから口までの距離が短い分をパーツ内で冷却できるように渦巻き状のパーツが入っています。
チャンバー内部もコーティングされているので、タバコ葉やヤニなどの汚れがつきにくく、付着したとしても簡単に拭き取りできます。
ちなみにドロー調整機能は備わっておらず、吸い込みの抵抗感を変更・調整することはできません。
付属のステンレスメッシュスクリーンは、マウスピースとチャンバーにセットします。
ただ、ヴェポライザー製品でいつも思うんですが、チャンバーのメッシュスクリーンって必要ですかね… シャグポンするとき一緒に出てしまうし、汚れがつきやすいしあまり使い勝手が良くないんですよね。
もちろん、スクリーンがあることで、ヤニなどが内部に入り込みにくくなるので、製品寿命を考えれば使った方が良いのだと思いますが、ほぼほぼ使ったことないです。
FLOWERMATE CAPの使い方
それではCAPを実際に使っていきます。操作手順は以下の通りですね。
CAPの使い方
- タバコ葉を詰める
- 本体を操作して加熱を開始する
- ボタンを5クリック → 自動で加熱開始(バイブ振動・LED点滅)
- 設定温度に達するとバイブレーターが振動する
- ボタン3クリックで設定温度変更(LEDの色が変わり、設定温度到達でバイブ振動)
- 約5分後に自動で電源がOFFになる(バイブレーター振動)
- 緊急停止は5クリックでOFF
まず、キャップを外して、チャンバーにタバコ葉を詰めます。
タバコ葉は、色々なフレーバーや味わいのバリエーションが豊富なシャグ (手巻きタバコ用のタバコ葉)がコスパに優れているだけでなく、味わい的にも良いと思います。
大手ショッピングサイトでも入手できるので、入手性も悪くありません。
ただ、コンビニでも手に入る「紙巻きたばこ」の方がより入手性が良く、気軽に手に入りますので、普通のタバコを使うのも良いと思います。
紙巻きたばこはちぎってチャンバーにセットできるので、タバコ1本があれば5回ほどは吸えるので、普通に火をつけて吸うよりもかなり経済的です。
チャンバーにタバコをセットできたら、キャップを閉めて加熱開始します。
スイッチを5回押すと、バイブレーターが動作した後、LEDが点滅します。
20秒ほどすると、再びバイブレーターが駆動して設定温度に達したことを教えてくれます。この後5分ほどミストを吸引することができますよ。
吸い終わった後は、タバコ葉を取り除きます。
ここだけがiQOSなどの加熱式たばこに比べて若干面倒な部分ですね。
また、数回使うと、マウスピース内部のクリーニングも必要です。
吸い口部分を都度捨ててしまうiQOSでは必要ないので手間に感じる部分です。
今回は残念ながら「シャグポン」失敗でした。
ですが、チャンバーがコーティングされているので、こびりついたりはしませんでした。
ただ、このようなことがあるのでパッキングツールなどは一緒に携帯しておきたいですね。
CAPヴェポライザーの感想とまとめ
必要十分な機能を持ったコンパクトヴェポライザー!
小さなサイズのヴェポライザーは、温度変更ができないなど機能的に制限があるものが多い中、CAPは3段階ではあるものの自分好みに温度設定を変えることができます。
もちろん、サイズ制限のない機種に比べれば限定的(温度設定度バリエーションが少ない・ドロー調整機能がない・専用スペーサーがない)ですが、携帯用としての完成度は低くはありません。
味わいに関してはしっかりたばこ葉の味わいを楽しめる一方、キックが弱く感じました。
キックを強くしたいのであれば、マウスピース内部の薄まき状パーツを外すと若干強めに感じますが、そうするとミストが熱くなってドローが軽くなるので一長一短です。
携帯性を重視するニーズに特化した製品、メーカー保証が2年付いているので長く使っていけそうなデバイスです。
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