ACROHM(アクローム)のVAPEスターターキット、FUSH Nano「ファッシュナノ」のレビューです。
光るギミック搭載のチューブMODのようなルックスのPODデバイス。
人気チューブテクニカルのデザインをそのままコンパクト化した遊び心溢れる製品です。
ACROHM FUSH Nanoの特徴
- チューブMODをそのままコンパクトにしたデザイン
- フラッシュライト装備でチューブ部分が光るギミック
- MTL向けの1.4Ωコイル内蔵POD
詳細をレビューします。
商品提供:ベプログshop
ACROHM FUSH Nanoとは?
ACROHMがリリースするPODデバイス、FUSH Nano「ファッシュナノ」です。
このデバイスは、同メーカーのチューブタイプテクニカルMODをモチーフにしたPOD。
チューブ部分にLEDライトを備えた、ルックスにこだわった製品のデザインを、そのままコンパクトにして、PODデバイスに落とし込んだ遊び心溢れる製品となっています。
FUSH MODはその見た目から、大ヒットしたアイテムでした。
商品到着前から写真などでは見ていたので、デザインは把握していました。
FUSH MODが若干小さくなったぐらいのサイズ感なのかな?と思っていたんですが、実際手にするとめちゃくちゃコンパクトです。
サイズ感がかなり良い!
PODとしては少々大きめなのですが、この作りと仕上がりのプロダクツ、サイズ感も相当良いんです。思ったよりも相当小さいです。
片手に収まるサイズに、チューブMODをモチーフにしたデザインということで、この製品もかなり人気が出るのではないかな?と思いますね。
とにかく可愛らしくて、しかもかっこいい!見た目にこだわった製品です。
全5色。金属部分のカラーリングが選べます。
スペック
サイズ | H 102 × W19.3× D19.3mm |
重量 | 33g |
出力 |
|
リキッド容量 | 1.5ml |
リキッドチャージ | PODトップフィル |
エアフロー | ボトムエアフロー(調整不可) |
コイル | POD内蔵型(1.4Ω) |
充電ポート | USB TYPE-C |
バッテリー | 550mAh |
保護機能 |
|
パッケージ・内容品
内容品一覧
- ACROHM FUSH Nano バッテリー本体
- ACROHM FUSH Nano Podカートリッジ ×2
- USB TYPE-C 充電用ケーブル
- ネックストラップ
- ユーザーマニュアル・ワランティーカード(英語)
ACROHM FUSH Nano の詳細
仕上がりはかなり綺麗です。デザインはFUSHそのまま、クオリティーもそのまま。
削り出しの金属パーツの質感が良い、ハイクオリティーな製品です。
金属表面の仕上がりも丁寧で、非常に上品。
は”FUSH”の大きな文字が入ったカジュアルさもありながら、上品さも感じます。
ボトムスイッチなどの仕様も引き継いでいる遊び心を感じさせるデザイン。
もちろん、本体部分がLEDで光るギミックもそのまま搭載しています。
バッテリー
- 容量:550mAh
- 出力モード:
- Airflow control 7W
- Button switch 10W
- パフ操作:オートスイッチ・ボタンスイッチ
- 充電ポート:USB TYPE-C
- 保護機能:
- 短絡(ショート)保護(0.9ohm)
- バッテリー低電圧保護(3.3V)
PODデバイスには珍しいボトムスイッチは、まるでチューブMODのようなディティール。
廉価な製品ですが、金属部分のクオリティーがかなり良くて質感高いのが良いですね。
マシニングによるロゴマーク入りのボトムス一部分には、スイッチ側面にバッテリーベントホールが設けられているのもFUSH MODに習ったディティールです。
細かい部分までオリジナルそっくり。ディティールにまでこだわった製品です。
PODですが、まるでチューブMODのようにスイッチ操作できるのが面白いです。
そして、チューブ分は全体が光るギミックも健在です。
カラーは5色(赤・緑・青・紫・白)と、これもFUSH MODそのまま。
発光パターンは3つ(常時点灯・点滅・消灯)から選べます。
本体部を見回しても充電端子が見当たりませんが、端子はボトム部分に隠されています。
スイッチサイドパーツを下にスライドさせると、充電端子とLEDインジケーターが露出します。とことん見た目にこだわっています。
充電端子はUSB TYPE-Cです。充電状態は側面のLEDランプで表示。
付属品にはネックストラップも。ゴムリングで本体に固定します。
POD
- リキッド容量:1.5ml
- 素材:不明
- マウスピース:トップキャップ一体型
- リキッドチャージ:トップフィル(キャップ)
- エアフロー:ボトムエアフロー(調整不可)
- コイル:POD内蔵型(1.4ohm)
キットには2つが付属、もちろん予備PODも販売されています。
PODはマグネット式、切り欠きを合わせて挿入するだけで固定されます。
エアフローはボトムエアフローです。(PODの切り欠き部分がエアホール)
しばらく使ってみたんですが、漏れも結露もほぼありません。
マウスピースは円筒形。トップキャップ一体型ですので、交換は不可です。
エンド部は逆テーパーデザインで、ミスト(フレーバー)を拡散します。
MTL向けの内径細め。
ドローは若干軽め(重めのDL向け)です。
MTLできなくもないレベルですが、タイトドローとまでは言えません。
DLも MTLもどちらでも対応できる重さで、悪く言えば中途半端です。
マウスピース一体型トップキャップは、スクリュー着脱式。
リキッドチャージホールはトップキャップを外した側面に。ゴムキャップ式。
このゴムキャップは、トップキャップ部分に接続されていて、着脱可能。
付属品には予備が付属します。
PODにはコイル内蔵。コイル交換はできない使い捨てタイプ。
- 1.4Ω
コイルを除いてみると、ホリゾンタル(水平)設置・パラレル(2ワイヤー)・スペースドとなっています。
PODのコイルにしては珍しい仕様です。
ACROHM FUSH Nanoの使い方・操作方法
さて、早速使っていきます。
初期状態ではPODの端子部分に絶縁シールが貼られているので、剥がしてから使います。
まずはトップキャップを外し、ゴムキャップを外してからリキッドをチャージします。
リキッド残量は透明PODなので見やすいです。
リキッドチャージ後はPOD内部のコットンにリキッドが浸透するまでしばらく放置してから使います。
操作方法
使い方なのですが、まずは吸い方です。
FUSH NANOにはマニュアルスイッチがありますが、オートスイッチ(吸い込むだけで自動的にスイッチが入り、ミストが発生)機構も備わっています。
ただ注意しなくてはならないのは、2つの使い方において出力が異なるという点です。
- オートスイッチ:7W
- マニュアルスイッチ:11W
マニュアルスイッチを使用した方が、出力が高くなっています。
その他のスイッチは以下の通りで、電源オンオフ以外の操作はライト関係になります。
- 電源ON/OFF...5クリック
- 常時点灯…電源オンで、ボタンを3回押して点灯モードをオン/オフし、1回振ってライトを変更します。
- ブリージングライト…電源オン状態でのみ、2回振ってブリージングライトモードをオン/オフし、1回振って色を変更します。ボタンを押したときにのみライトが点灯します。
- ライトのロック機能…電源オン状態でボタンを2回押すと、すべてのライト機能がロックされ、白色ライトが2回点滅します。その後、すべてのライトオンアクションは無効になりますが、ベイピングには引き続き使用できます。照明モードをオンにしようとすると、白色ライトが2回点滅して、照明機能がロックされていることを示します。 2回押してロックを解除します。
- 照明色のロック…常時照明モードと呼吸灯モードがオンの場合、ボタンを2回押すと、白色光が2回点滅することなく、照明色がロック/ロック解除されます。
- 照明のループ…電源オン状態で、ボタンを4回押して照明のループを開始/オフします。
ACROHM FUSH Nanoを吸った感想とまとめ
味は、それなりに美味しいです。「マニュアルパフ」だと美味しい。
何故オートとマニュアルで出力が違うのか?明らかにマニュアルパフの方が美味しいです。
どっちも同じ出力で良かったのではないかな… オートだと明らかに物足りない。
チューブMODのような持ち方で吸いたいという考え方もあると思いますが、ストラップもついているPODなのだから、気軽にオートで!という人も多いはず。
できれば、スイッチ操作で出力が切り替えられればよかったのになぁと思いました。
ただ、マニュアルでも、PODジャンルのトップクラスに美味しい!というレベルではなく、あくまで及第点以上といったもの。
それでも一昔前のクリアロレベルではありますが、味重視のユーザー向けではないですね。味だけなら他のデバイスを選択した方が良いでしょう。
見た目とサイズ感がめちゃくちゃ良いですね!
めちゃくちゃ可愛らしいサイズ感!それでいてコンパクトで廉価なのに作りがかなり良い!これだけでも欲しくなってしまう。見た目だけでも魅力的です。
モノを見て使うまでは「見た目だけでしょ」なんて思っていたんですが、その見た目が素晴らしくて、それだけで欲しくなってしまうほど。
味もそこそこですので、サブ機としても良い選択肢ですよ。
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