VOOPOO(ブープー)のVAPEスターターキット、DRAG Nano Pod Kit「ドラッグ ナノポッドキット」のレビューです。
DRAGシリーズにデザインそのままの見た目にこだわったPODデバイスが仲間入り。
レジンパネルとDRAGの文字はシリーズ共通です。
このスターターキットの特徴
- DRAG MODをそのまま小さくしたデザイン
- 1.8Ω高抵抗コイル内蔵のPODデバイス
そのデザインから、注目を集める話題のPODデバイス!
味は正直出ないものの、ルックスが良いのでチェーンストラップでアクセサリー的に身にまとったり、オブジェやインテリアにしてもおしゃれですね!
詳細をレビューします。
商品提供:VAPE STEEZ
DRAG Nano Podの詳細
DRAG Nano POD Kitは、初代DRAG MODをそのままサイズダウンさせたような、エポックメイキングな遊び心溢れるPODデバイスです。
DRAG MODは、伝統的なBOXタイプの形状に、見た目にインパクトのある”DRAG”の文字と、美しいパネルデザインで、瞬く間に全世界のVAPERの間に浸透した人気デバイス。
このシリーズはこれだけに止まらず、より小さく高性能になった後継機 DRAG2や、バッテリー内蔵コンパクト型のDRAG MINIなどがリリースされており、現在まで愛され続けている人気シリーズです。
この見た目だけで「欲しい!」と思わせてしまうデザイン性の高さが最大の魅力ではないでしょうか。
DRAG Resinをそのままサイズダウンさせて、PODデバイスに仕上げたかっこいいけど愛らしいルックス!!
しかも、写真で見るよりもかなりコンパクト!特に厚みが11mmと薄いので、かさばらずに携帯できます。
アクセサリー感覚で持ち運びたい!そんな声もよく聞きますね。
バリエーションは7種類。
もちろん、レジンパネルは2つとして同じものがなく、柄を選ぶことはできませんが、レジンパネル部分の色合いを選択可能です。
それではDRAG Nano Pod Kitのより詳細を確認していきましょう。
スペック
サイズ | H 54.5 × W35× D11mm |
重量 | 44g |
出力モード | 3.5V定電圧出力 |
リキッド容量 | 0.5ml |
リキッドチャージ | PODトップサイドフィル |
エアフロー | ボトムエアフロー(調整不可) |
コイル | 1.8Ω POD内蔵 |
充電ポート | microUSB(DC5V 500mAh) |
バッテリー | 750mAh |
保護機能 |
|
メーカー公式サイト | https://www.voopoo.com/ |
パッケージ・内容品
シンプルなパッケージデザイン、ボックスはちょっと大きめながら本体と同じ薄型なのでかさばらないですね。裏面にはオーセンティック確認用のセキュリティーコード入り。
内容品一覧
- VOOPOO DRAG Nano Pod バッテリー本体
- VOOPOO DRAG Nano Podカートリッジ(1.8Ωコイル内蔵)
- microUSBケーブル
- ユーザーマニュアル、ワランティーカード(英語)
説明書などは日本語表記はありませんが使い方はものすごく簡単なので、むしろ説明書が必要ないぐらいです。
デザイン・ディティール
初代DRAG MODそっくりそのままですね!このデザインで、この小ささ。
すごく可愛らしい。実用品としてだけでなくて、余裕があればインテリアやオブジェとして。チェーンストラップをつければアクセサリーとしても活躍してくれそうなかっこよさ。
DRAGシリーズ最大の特徴でもあるレジン樹脂パネルが採用されています。
このパネルはステッカーなどのイミテーションではなく、本物のレジン樹脂パネルで、ミニマムなサイジングのPODデバイスでありながらも、見た目にこだわった製品に仕上がっています。
2つとして同じものが作れない、唯一無二、自分だけの模様を楽しめるパネルなので、柄を選ぶことはできませんが7種類の色味の中から自分好みのカラーリングをセレクトできます。
提供品のパネルは小さいながらもマーブル模様の細かい美しいものでした。
大柄だとこのサイズに似合いませんが、これだけ柄が細かければ満足度は高いですね!
その裏にはこれもDRAGシリーズ共通の『DRAG』デザイン入り。
本体部はメッキ仕上げ。鋳造仕上げなのか、鋳物の肌感が若干残るのが気になるものの、全体としては美しい仕上がりです。
バッテリー
バッテリー本体上部にはストラップホールが設けられています。
というのも、DRAG Nano Pod Kitには2種類のバリエーションが用意されているからです。
- FANS VERSION (チェーンストラップ付き)
- REGULAR (なし)
今回のものはレギュラーバージョンだったため、チェーンストラップは付属しませんでしたが、ファンズバージョンにはDRAG Nano Podにマッチするデザインのストラップがついてきます。
SNSなどで頻繁に見かけた画像の多くには、このチェーンストラップが写っていたので、標準付属品なのかな?と勘違いしていましたが、チェーン有無はユーザーがセレクトできるようになっています。
若干重たそうなチェーンですが、本体デザインとマッチしているのもそうですし、後からチェーンだけを購入することはできないので、最初から「FANS VERSION(チェーンストラップ付き)」を買い求めるのが良いでしょう。
バッテリー側面にはLEDランプを搭載しています。
使っている時、点灯しているのが目視できる本体下部に設置されている小さめのもので、デザインを損ないません。
吸引時に点灯して電源の状態を表示します。
このLEDランプはバッテリー残量を3段階表示するインジケーターとしても機能します。
本体下部は質感の異なるパネルが用いられていて、メッキ仕上げの本体とは違い、サンドブラスト加工されたようなマットな質感で上品な印象。
誇らしげに”GENE CHIP”の文字が掲げらえていて、この部分は光沢のある凝ったパーツです。
質感にこだわっていますね。
パネル部分にはmicroUSB端子も設けられていて、外部電源(コンセントアダプターやモバイルバッテリー、PCなど)に接続して本体内蔵バッテリーを充電します。
このDRAG Nano Pod Kitは急速充電には対応しておらず、対応電流は0.5Aとなっており、充電はあまり速くありません。
PODカートリッジ
PODカートリッジ部分を確認していきましょう。
バッテリーからマウスピース部分が露出したスタイルで、タンク部分は見えません。
そのマウスピースは角部分が面取りしてあるので咥えやすい丸みを帯びた形状。
特別咥え心地が良くもないのですが、悪くもありません。
このPODカートリッジは、PODの凸と、側面の凹で引っかかっているだけなので、マウスピース部分をつまんで引き上げれば、弱い力で外すことができます。
簡単に外すことができますが、固定はされているので不意に取れてしまうようなことはないでしょう。
バッテリーの電力供給端子部分にはゴムパーツが使われていて、多少のリキッド漏れや結露などに強い構造です。
PODデバイスとしては標準的な仕様なのですが、しっかりとツボは押さえています。
PODのボトム部分にはコイルに電力を供給する端子と、その中央にボトムエアフローのエアホールを配置しています。
ご覧の通りエアフロー調整機構は備わっていないためドロー調整はできません。
エアホールが大きめなので、POD内蔵コイルの抵抗値(1.8Ω)に対してドローは軽めで、重めのDL向き。
MTLできないわけではありませんが、若干軽めのドローです。
また、エアホールが大きめなので、コイルで発生したミストが結露しやすく、PODボトム部分が若干濡れていることが多々ありましたが、幸いリキッド漏れは今のところ発生していません。
このDRAG Nano Podは見た目を重視したデバイスなので、使い勝手よりもルックスを大事にデザインされているため、PODはマウスピース部分のみが露出しています。
そのため、PODをバッテリー深くまで挿入しなくてはならないため、バッテリーの端子部分が奥の方にあります。
結露した場合はその部分をふき取らなくてはならないので、使い勝手が良いとは言えないのが残念です。
味は… 出ないですね。
マニュアルでは「25mg以上のニコチンソルトリキッド推奨」となっていることからも、このDRAG Nano Pod Kitがニコチンフィーダーとして開発されていることがわかります。
ノンニコリキッドはもちろん、メンソ系リキッドでもキック感が弱いのであまりオススメはできません。
味重視で購入するデバイスではなく、メーカーが「高濃度ニコチンソルト」を推奨するのがよくわかります。
試しに50mgニコチンソルトリキッドを入れてみましたが、高濃度になればそれでも他のデバイスに比べてしまうとよわいものの、普通に満足できるキック感を得られるので、高濃度ニコチンソルトリキッドのニコチンフィーダーとして使うのが最適だと思います。
POD内蔵型コイルを採用しています。
- 1.8Ωコイル
- PETGタンク
1.8Ωと高抵抗になっているため、電力消費もリキッド消費量も少ないのがメリットです。
コイル単体の交換はできないため、コイル寿命=PODの寿命となり、使い捨てます。
タンクの素材は樹脂(PETG)で、ある程度耐薬品性に優れながらも、低コストを実現しています。
一部リキッド(リモネンなど)でクラックが入る可能性は否めませんが、使い捨てタイプなので破損したら交換できるので問題ではないでしょう。
PODカートリッジへのリキッドチャージは、キャップ兼用のマウスピースを外して行います。
リキッドチャージ時はPODをバッテリーから取り外す必要があります。
マウスピース部分は爪で固定されているので、強く引き抜くことで外すことができます。
適切な硬さで接続されているので、バッテリーから外す時にもキャップをつまんで外しますが、その時キャップだけ取れてしまうようなことはありません。
リキッドチャージホール(注入部)は側面にあるので、PODを横に倒して注ぐとスムーズです。
この穴は小さいため、ユニコーンボトルのような先端が細い容器が必須になります。
スポイトボトルのような先が太い容器だと注ぐのが難しいため、容器を移し替える必要があります。
PODカートリッジが黒っぽいカラーリングながら、透明な素材で構成されているのでリキッド容量の確認は簡単です。
ただし、PODをバッテリーに接続してしまうと、マウスピース部分のみが露出するためにリキッド残量の確認はできません。
残量を確認するためには、いちいちPODカートリッジを外さなくてはならない煩雑さがあるのですが、それはルックスを重視した仕様なので、DRAG Nano Podのように見た目を重視したデバイスでは致し方ないことなのかもしれません。
VOOPOO DRAG Nano Podの使い方
DRAG Nano Pod Kitはスイッチ操作を一切排除したオートスイッチのデバイスです。
電源ON/OFFの操作は必要なく、マウスピースをくわえて吸引するだけで自動的にスイッチが入ってミストを吸い込むことができる簡単操作が魅力です。
- 電源ON/OFF… 操作なし
- Vaping… マウスピースを咥えて吸い込む
しかも、吹き戻しと呼ばれる息を思い切り吹き込んでしまうとスイッチが入りっぱなしになってしまう誤動作を起こすことのない機構を採用しているので、安心して使用することができます。
感想とまとめ
味にはあまり満足できないものの、見た目とサイズ感はすごく良いです!
PODデバイスとしては若干大きいものの、バッテリー容量が750mAh大きく、なおかつスリム(厚みが薄い)のでかさばりません。
アクセサリー感覚で持ち歩くのも良いと思います。
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→ VOOPOO Drag Nano Pod Kit ブープー ドラッグ ナノ (チェーンなし) 750mAh 極小サイズ レジンカラー [VAPE STEEZ]
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