POMP(ポンプ)のVAPEスターターキット、Tetris「テトリス」のレビューです。
薄型コンパクトなPODデバイスは、大容量400mAhバッテリーを搭載し、1.5Ω高抵抗コイルでニコチンソルトやCBDに特化!
このスターターキットの特徴
- 大容量400mAhのバッテリーを搭載したJUUL互換機
- リフィル可能なPODカートリッジのコンパクトデバイス
- 3段階出力調整機能を搭載
JUUL互換機としても使用可能!
あのJUUL互換機のルックスにそっくりですが、ライバル機にはない機能(出力調整・タッチ操作・ストラップホール)を備え、より使い勝手の良いデバイスです。
詳細をレビューします。
商品提供:VapeSourcing
POMP Tetrisの詳細
POMPのTETRISはPODタイプのデバイスです。
ただPODデバイスとしてだけではなく、JUULの互換機としても使うことが可能です。
JUULのPODは、リキッドが密閉されているクローズドシステム(リキッドの再装填不可)ですが、そのPODを相互利用できる互換機は魅力的です。
また、JUULのバッテリーは専用の充電アダプターが必要で、本体とセットで持ち歩かなくてはなりませんが、このPOMP Tetrisは汎用のmicroUSBで充電可能なのも魅力の一つです。
要はJUULのPODが使えるバッテリーです。
もちろんTetris専用のPODカートリッジはリフィル(リキッドの再装填)に対応。
一般的なPODタイプのVAPEに準じた作りです。
複数のPODを一緒に持ち運ぶことで、外出先でリキッドの再装填をすることなく使用することも可能。
PODのサイズが小さいので、複数個持ち歩いても邪魔にならないサイズも魅力です。
POMP Tetrisの魅力はそれだけにとどまらず可変出力機能も搭載しています。
LEDランプ部分がタッチセンサーになっていて、タッチすることで出力を3段階(2.7v/3.7v./4.2v)に変更することが可能です。
Bypass出力が多いPODデバイスの中で、自分好みの出力に調整できるのは魅力的ですね。
BOXタイプのボディーは非常にコンパクト(H 69 × W38.8× D8mm)
おそらく写真の印象よりもコンパクトに感じるのは厚みが相当薄いからです。
何と!8mmの極薄ボディー!
実測44.5gのボディーには、大容量400mAhのバッテリーを搭載。
JUUL純正バッテリー容量の2倍なので、JUULの大容量バッテリーとしても使えます。
また、全7種類の豊富なカラーバリエーションも魅力的。
レギュラーカラーが4色と、カモフラージュカラーが3色です。
それではより詳細を見ていきます。
スペック
サイズ | H 69(47) × W38.8× D8mm |
重量 | 44.5g(実測) |
出力モード | Bypass |
リキッド容量 | 0.5ml |
リキッドチャージ | PODトップフィル |
エアフロー | ボトムエアフロー(調整不可) |
コイル | 1.5Ωセラミックコイル(1.0Ω以上の抵抗値に対応) |
充電ポート | microUSB |
バッテリー | 400mAh |
保護機能 |
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メーカー公式サイト |
パッケージ・内容品
シンプルなデザインのペーパーボックスパッケージ。
内容品一覧
- POMP Tetris バッテリー本体
- POMP Tetris PODカートリッジ(1.5Ωコイル内蔵)
- microUSBケーブル
- ストラップ
- ユーザーマニュアル(英語)
本体とPODカートリッジ(1つのみで呼びは付属しません)、充電用ケーブルとストラップ、そして英語の説明書が付属します。
バッテリー
シンプルなボックスタイプのフォルム。
提供品はレインボーカラー、若干ムラはあるものの光沢感もあり美しいカラーリング。
作りはそれなりに綺麗です。
しかし、TETRIS(テトリス)というネーミングは大丈夫なのでしょうか?と心配になってしまいますね。
このデバイス、パッケージデザインといい本体のデザインといい、同じくJUUL互換機のあのデバイスとそっくりです。
- POMP Tetris H 69(47) × W38.8× D8mm 44.5g 400mAh
- OVNS JC01 H 65 × W40× D8mm 44.8g 400mAh
サイズ感もほぼ同じで、重量やバッテリーサイズもかなり似通っています。
ですが、それにはない特徴も。
大きく違うのが可変出力で、TETRISは出力を3段階に調整することができます。
本体のどこにもボタンらしきものはないのですが、LEDランプ部分にタッチセンサーが搭載されているのでここを3回タッチして出力調整します。
タッチセンサーとともにバイブレーターも内蔵されているので、操作時にはバイブで知らせてくれるわかりやすさ。
本体はストラップホールがあるのもTETRISの大きな特徴。
付属のハンドストラップだけでなく、ネックストラップなどを用意して持ち運びの利便性を上げることができます。
充電用のmicoroUSBはTETRIS本体裏面に。
そのため本体を横にして充電します。
バッテリー状態はLEDランプが光る数で表示します。
PODカートリッジ
TETRISには専用のPODカートリッジが付属します。
このPODはJUUL PODのサイズと互換性があって、相互にPODやバッテリーで使うことができます。
TETRIS本体とPODには、側面部分に凹凸があってそこが引っかかってホールドされています。
取り外す時はPODをつまんで本体から引き抜くだけです。
PODを取り付けた時は、バイブレーターが「ブルッ」と振動します。
使用されているのは高抵抗コイル。ウィックにはセラミックが使われています。
- 1.5Ωセラミックコイル
CBDリキッドやニコチンソルトに特化した高抵抗コイルです。
また、JUULの予備バッテリーとして使ったり、JUULのバッテリーにTETRIS PODをつけることも可能です。
リキッドチャージはPODカートリッジのマウスピースを外して行います。
黒い樹脂製のマウスピースは、両側が爪でPODタンクと接続されていて若干取り外しにくいですが、タンクとマウスピースの間に爪などを滑り込ませて取り外します。
中のパッキンにはリキッドチャージホールが空いていて、マウスピースと別にパッキンを取り外す必要はありません。
マウスピースがパッキンの栓も兼用している構造なので、マウスピースを取り外すだけでリキッドチャージが可能です。
稀にマウスピース側にパッキンが付いてきて外れてしまうので、その時はタンク側にパッキンを取り付けてやる必要があります。
リキッドチャージホールは小さめですが、ユニコーンボトルであれば問題ありません。
また、パッキンには2つホールが空いていて、もう片方が空気抜き穴として機能するので、リキッドチャージがスムーズに行えます。
リキッド残量は、PODのタンク部分が本体バッテリーから半分ほどしか飛び出していないために満タン付近では見やすいものの、リキッド残量が少なくなってくると最後まで確認することができません。
PODの作りを見てみると、ボトム部分は接着されていません。
樹脂製のベースパーツとシリコンゴムパーツがあり、見た限りコイル再構築可能な構造のようですので、再構築にチャレンジするのも良さそうです。
ただし、セラミックコイルなので元の状態に再構築するのは難しいでしょう。
POMP Tetrisの使い方
オートスイッチ機構のPODデバイスなので、基本的にはボタン操作を必要としませんが、出力調整、ボタンロック、プレヒートの操作はタッチセンサー部分で行います。
- 電源ON/OFF… 操作なし
- 出力切替… LEDランプ部分を3タッチ(4.2v/3.7v/2.7v)
- ボタンロック/解除… LEDランプ部分を5タッチ
- プレヒート… LEDランプ部分を2タッチ 解除は再び1タッチ
- Vaping… マウスピースを咥えてスイッチを押しながら吸い込む
ボタンロック機能はパフ操作はロックされません。
プレヒートは2タッチで開始されます。これは、パフしたままになるだけの機能なのであまり必要性を感じませんが、最低出力2.7Vのプレヒートとして利用するための機能なのでしょう。
それ以外の出力で用いると、コイル焦げの原因となる場合も。
感想
相当小さなJUUL互換機ですね。
ただ、同じくJUUL互換機のあのデバイスとルックスとスペックがそっくりです。
ただ、可変出力・ストラップホールを搭載したTETRISの方が優れています。
味の印象も同じように、フレーバーリキッドだと物足りない印象です。
強メンソールリキッドやニコチンソルトリキッド、CBDリキッドに特化している印象。
特に2.7v出力は濃度の高いニコチンソルトリキッド(50mg)でのキック感も物足りないので、基本は3.8V以上の出力を用いるのが良さそうです。
味は薄いのですが、味の劣化が少ないのはセラミックウィックの恩恵なのでしょう。
また、リキッド漏れに対しては優秀です。
3日ほど放置しても漏れはありませんし、連続パフしてもボトム部分に結露することは全くありませんでした。
リキッドチャージも楽ですし、運用性は非常に優れています。
まとめ
ライバル機にそっくりですが、ライバル機にはない機能(出力調整・タッチ操作・ストラップホール)を備え、より使い勝手の良いデバイスです。
本体価格も安くてPODも4個入りでコスパに優れているので、JUUL互換バッテリーとしてだけでなく、オリジナルPODカートリッジでニコチンフィーダーとして手軽に運用できます。
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