SMOK(スモック)のVAPEスターターキット、Trinity Alpha「トリニティー アルファ」のレビューです。
話題のデバイスそっくりな見た目ですが、中身は全く違う「プリメイドコイル交換式」のPODデバイスです。
メッシュコイルを採用した爆煙ユースのPODデバイスの詳細をレビューします。
このスターターキットの特徴
- あのデバイスそっくりなルックス
- 中身は「プリメイド交換式」
- メッシュコイルを採用した爆煙PODデバイス
こんにちは、Hiroです。
SMOKやっちゃってますよね。
とは言っても他のメーカーもアレにそっくりなものを作ってしまっているので、クローンじゃないだけまだ良いのかもしれません。
それだけアレがヒットした証拠でもあるのでしょう。
でも、中身は全く違うので、詳細を見ていきましょう。
商品提供:VapeSourcing
SMOK Trinity Alphaの詳細
どこかで見たことがあるようなスターターキット、SMOK Trinity Alpha
優れたルックスと、DNA基板を搭載して世界的に有名になったあのデバイスそっくりな見た目でサイズ感までそっくりですが、中身もコンセプトも全く違うデバイスです。
このTrinity Alphaは、PODデバイスでありながらもコイル内蔵型ではなくてプリメイドコイル交換式を採用したペンタイプに近いデバイスです。
しかも、このコイルは他のデバイスとも互換性があって、人気デバイスSMOK nordとコイル規格が共通です。
ただ共通というだけでなく、新開発のメッシュコイルを採用しているので、コイルも詳しくレビューしていきます!
全6色。カラーバリエーションはパネル部分だけでなく、フレーム部分も異なる展開。
《BrightBlack , PrismChrome , PrismRainbow , PrismBlue , Red , PrismGold》
スペック
- 同じコイルを使用するSMOK nordよりも若干サイズが大きく、重い。
- それでいて、バッテリー容量は100mAh小さい。
- 機能は追加(3段階出力切り換え)
サイズ | H 91 × W38× D16mm |
重量 | 90g |
出力モード | 3段階(SOFT . NORM / HARD) 6~30W |
リキッド容量 | 2.8ml |
リキッドチャージ | Podトップフィル |
エアフロー | トップ(コイルボトム)エアフロー(調整不可) |
コイル | NORD COIL |
充電ポート | microUSB |
バッテリー | 1,000mAh |
保護機能 |
|
メーカー公式サイト | https://www.smoktech.com/kit/trinity-alpha |
パッケージ・内容品
SMOKらしいパッケージデザイン、コンパクトなサイズのペーパーボックス。
内容品一覧
- SMOK Trinity Alpha バッテリー本体
- SMOK Trinity Alpha エントリーPOD
- Nord Mesh 0.6Ω coil(max25W)
- Nord Mesh-MTL 0.8Ω coil(max16W)
- ネックストラップ、ゴムアダプター
- microUSBケーブル
- ユーザーマニュアル、ワランディーカード(英語)
説明書などの付属品は全て英語で書かれています。
バッテリー部
デザインはどう考えてもアレにそっくりとしか言いようがありません。
マーブル模様が美しいパネル部分。
レジン樹脂のような柄で、遠目で見るには綺麗ですが、印刷(プリント)です。
プリントステッカーの上に、光沢のあるフィルム乗っているもので、近くで見るとチープに感じてしまいます。
光沢仕上げのペイントが施されたフレーム部分は綺麗な仕上がり。
側面には2つのボタン(パフボタン、モードボタン)と、LEDランプ(出力、バッテリー)、そして充電用のmicroUSB端子が配置されています。
パフボタンがあることからも分かる通り、オートスイッチではなくマニュアルパフ操作が必要です。
ボタンもフレーム部分と同じペイント、統一感を感じるディティールです。
側面のLEDランプは出力表示とバッテリー表示が分かれています。
Trinity Alphaは3つの出力モードの切り替えが可能です。
- SOFT , NORM , HARD
モードボタン上部のLEDはバッテリー状態を表示します。
ちなみに、パフ時に光るのはバッテリーLEDのみです。
パフ時にも光ってくれれば設定の確認が簡単なのですが、モードLEDが点灯するのはモード切り替え時のみです。
バッテリー底部分はフレーム部分とは違う質感で、樹脂素材が用いられています。
バッテリーベントホールを備えています。
POD
PODカートリッジも見ていきます。
マウスピースには510ドリップチップが採用されていて脱着可能です。
もちろん、自分の好きな510ドリップチップに交換することもできます。
上部に設けられたフィリングキャップはスライド式で、パーツを外すことなくリキッドを装填することができます。
(EU版の2ml PODはスクリュー式キャップを採用)
リキッドチャージホールが小さいので、ユニコーンボトルなど注ぎ口が細い容器が必須です。
スポイトボトルなど先が太い容器ではリキッドチャージすることはできません。
PODを取り外すときは、上部にあるリリースボタンをスライドすることでロックを解除できます。
ロック解除したら、PODをつまんで引っ張るだけです。
PODはコイル内蔵式ではなく、プリメイドコイル交換式です。
このTrinity Alphaに用いられているのは『nord coil』です。
名前の通り、SMOK nordに使われているのと同じコイルで、それぞれに互換性があります。
付属コイルは以下の2つ。どちらもメッシュコイルです。
2種類のコイルが付属しますが、ドロー調整機能は非搭載です。
コイルボトム部分のエアホールサイズが違うので、2つのコイルでドローが異なります。
0.6Ωコイルはかなり軽いドローで、スカスカとまではいかないものの抵抗感のあまりないドロー。
0.8Ωコイルはそれよりは重いものの、MTLというには軽すぎる少し重めのDLぐらいのドローです。
- Nord Mesh 0.6Ω coil(max25W)
- Nord Mesh-MTL 0.8Ω coil(max16W)
コイル規格は共通ですが、nordの付属品とは異なります。
バリエーションとして、以下のコイルも別途購入可能です。
- Nord 1.4Ω Regular Regular Coil(別売)
- Nord CERAMIC 1.4Ω Coil(別売)
プリメイドコイルはPODのボトム部分に挿入します。
POD内にリキッドが残っている状態でもコイル交換可能。
その状態でコイルを交換する場合はPODを横に倒して、リキッドをコイルと反対側に寄せるようにして脱着すればリキッドが漏れることなく作業できます。
ただし、満タン状態ではPODを倒してもコイルがリキッドで満たされているので、ある程度残量を減らす必要があります。
半透明の樹脂素材でできているPODはリキッド残量の確認が簡単です。
使い方
シンプルな操作方法。
電源ON/OFF、出力切り換えとパフ操作に見で簡単に使えるデバイスです。
- 電源ON/OFF… 5クリック
- Vaping… マウスピースを咥えてスイッチを押しながら吸い込む
- 出力変更… モードボタンをクリック
感想
見た目はアレだけど、より使いやすくなったnordのバリエーション商品です。
皮肉なことに、人気デバイスのデザインパクったらnordよりも使いやすくなりましたという製品です。
ただし、大きく重くなった割にはバッテリー容量とリキッド容量はが小さくなっていて、コイル抵抗値は変わらないのでバッテリーとリキッドの持ちは悪くなりました。
大きく変わったのは「出力切り換えの搭載」です。
好みに合わせて3段階の出力変更が可能、なのですが使ってみるとH(High)しか使いませんね。むしろH(High)でも物足りないぐらいです。
その原因はドローが軽すぎる(どちらのコイルも)ことが原因で、もう若干ドローを絞れれば味は改善します。エアホールを塞いでドローを重くして実証済み。
しかし、SMOKでは「2箇所のエアフローチャンネル(側面・上部)」からより多くの空気を取り入れて巨大な蒸気を生成するのを謳い文句にしているため、味よりもミスト量勝負の設計思想なのでしょう。
フレーバー再現度はいまいちですが、甘みはしっかりと乗るので、爆煙でも美味しく吸えるリキッドだったらそれなりに楽しめます。
最初は味のりが悪いです。コイルが馴染むまでしばらくかかります。
SMOK MICOで感じたゴム臭のような匂いもないので、期待しすぎなければこのサイズで爆煙を楽しめるデバイスとしては「アリ」です。
まとめ
あのデバイスそっくりな見た目ですが、中身は全くの別物。
また、用途やコンセプトの異なっていいます。
爆煙をコンパクトなデバイスで楽しみたいニーズに向けた製品です。
デザインとコンセプトがマッチすれば悪くない選択肢でしょう。
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