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【SMOK MICO Kitレビュー】スモック ミコキット

【SMOK MICO Kitレビュー】スモック ミコキット

SMOK(スモック)のVAPEスターターキット、MICO Kit「ミコキット」のレビューです。

レジン樹脂をモチーフにしたマーブル模様のパネルが美しいデザインのPODデバイスです。小さく携帯性に優れたボディーサイズに大容量バッテリーを搭載。PODカートリッジの種類も豊富です。

このスターターキットの特徴

  • コンパクトなボディーに700mAhバッテリー搭載のPODデバイス
  • 3種類のコイルバリエーションのPODカートリッジ

詳細をレビューします!

商品提供:VapeSourcing

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SMOK MICO Kitの詳細

SMOK MICO Kitの詳細

SMOKがリリースするPODデバイスです。カートリッジ式のアトマイザー『POD』を採用。

SMOK MICO KitはメッシュコイルPOD搭載

MICO Kitのルックスは、この製品とかなり似通っています。

MICO Kitの方が後発製品。(上記製品は2017年に発売されたデバイスです)形状だけでなくスイッチ機構なども似ているので、少なくとも影響を受けた製品であることは確かでしょう。これで影響を受けていないという方が無理があります。

製品名も寄せたネーミングになっている印象です。

VAPEデバイスの世界では、ヒットする製品や優れた製品にそっくりなものがリリースされるのはよくあることではあるので、驚くことではありません。

微妙にデザインが違う部分(PODの窓部分が違っていたり)もあるので丸パクリではないので問題はない(?)でしょう。

SMOK MICO Kitは手のひらサイズのコンパクトボディー

手のひらサイズ(H 56.3 × W46.5× D14.8mm)のコンパクトなボディーは、軽量(65g)で持ち運びに便利なサイズ。小さな筐体には必要十分なバッテリー容量(700mAh)を搭載。

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出典:SMOK

MICO KitのPODカートリッジは1つではなく3つもあります。使い方によって内蔵するコイルのバリエーションを変えることができるのが良い点です。

用意されているカートリッジのバリエーションは以下の通りです。

  • 0.8Ω メッシュコイル(キットに付属)
  • 1.0Ω レギュラーコイル(キットに付属)
  • 1.4Ω セラミックコイル(オプション)

セラミックコイル以外の2つに関しては、キットに最初からついてくるので好みに応じて使い分けることができます。セラミックコイルは1.4Ωと高抵抗で、MTL向けの抵抗値となっているニコチンソルトなどの使用に特化したものです。

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出典:SMOK

カラーバリエーションが豊富です。全7色。フレームカラーに合わせたテクスチャーを採用。
レジン樹脂のように見えるパネル部分ですが、おそらくプリントです。何故ならパッケージ写真と本体の模様が全く同じ(なおかつネット上のものとも全く模様が同じ)だからです。

ただ、一見プリントには思えない質感で、安っぽさは全く感じません。

スペック

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出典:SMOK

サイズ H 56.3 × W46.5× D14.8mm
重量 65g
出力モード Bypass (3.0-4.0V 10-26W)
リキッド容量 1.7ml
リキッドチャージ Podサイドフィル
エアフロー コイルボトムエアフロー(調整不可)
コイル POD内蔵型 (0.8Ω / 1.0Ω / 1.4Ω)
充電ポート microUSB(DC5V 0.5A)
バッテリー 700mAh
保護機能
  • ショートサーキット保護
  • バッテリー低電圧保護
  • 自動カットオフ(8秒)
メーカー公式サイト https://www.smoktech.com/kit/mico

パッケージ・内容品

SMOK MICO Kitのパッケージ SMOK MICO Kitの内容品

内容品一覧

  • SMOK MICO バッテリー本体
  • SMOK MICO PODカートリッジ (1.0Ωレギュラーコイル)
  • SMOK MICO POCカートリッジ (0.8Ωメッシュコイル)
  • microUSBケーブル
  • ネックストラップ
  • ユーザーマニュアル(英語)、ワランティーカード

付属品はMICO本体バッテリーに2種類のPODカートリッジ、充電用ケーブルにネックストラップ、書類が入っています。

SMOK MICO Kitの英語説明書

マニュアル・ワランティーカードは英語で記載されています。日本語でに記載は一切ありません。

細部とデザイン

SMOK MICO Kitのデザイン

メタリックペイントされたフレーム部分に、レジン樹脂のようなマーブル模様のパネル部分。コンパクトサイズながら高級感を感じる仕上がりです。

パネル部分のレジン樹脂のような模様はプリントです(パッケージやネット上の画像と模様が全く同じ)が、安っぽさはありません。

SMOK MICO Kitの側面

レジン樹脂のようなマーブル模様のプリントの上に、光沢のある仕上がりが施されているので、まるで大理石のような高級感のある仕上がりになっています。フレーム部分のペイントも光沢のある綺麗な仕上がりです。

SMOK MICO Kitのスイッチ

側面には電源ボタン(スライドスイッチ)とLEDランプ、底面にmicroUSB端子を備えています。

SMOK MICO Kitの充電端子microUSB

内蔵700mAhのバッテリーを充電には、DC5V電源接続したケーブルを挿入します。バッテリーの状態は端子の横に設けられているLEDランプの色で3段階に表示します。

100-70% オレンジ 70-30%  30-0%

対応電流は0.5Aです。過剰な電流のアダプターを使用するのは危険ですので、0.5A対応のコンセントアダプターまたはモバイルバッテリーなどを使用して充電します。

SMOK MICO Kitのストラップ取り付け部

本体にストラップホールが備わっているのもMICOの特徴。

PODタイプVAPEの中にはストラップが付属するものもありますが、その多くがゴムバンド留めで携帯に不安の残るものです。

しかし、この本体にはしっかりと専用のストラップ取り付け部分が設けられているので、安心して首から下げて携帯することができます。

SMOK MICO Kitのマウスピース

マウスピースはPOD一体化タイプ。PODデバイスではよくある構造。樹脂製ホイッスルタイプで、咥えやすいシェイプです。このマウスピース部分は取り外すことはできません。

SMOK MICO Kitのリキッド確認窓

PODのリキッド残量がわかるように、MICO本体にはPOD内が見える窓付きです。

SMOK MICO KitとPODカートリッジ

この覗き窓はPOD収納部とPODを横に並べて見ると一目瞭然ですが、底部分ではなく上部分に空いているので、残量ゼロまで確認できるようにはなっていません。

ただし、上から下に覗きこむことによって、ある程度ですがコイルの周りの最後の方まで確認することはできます。

SMOK MICO Kitのエアースロット

PODとMICOバッテリーの隙間部分には、エアースロット(空気の取り込み口)が。ただし、ここを塞いでも吸えないほどドローは重くなりません。

何故かといえば、PODと本体の間にかなり隙間があることと、オートスイッチの負圧感知機構部分から空気を取り入れているためです。

ドローは軽めです。MTLには向かないドローで、軽めのDL向けのドローです。気になるのはリキッドを入れない状態で吸い込むと、若干ゴム臭がすること。これは本体部分のシーリングにゴムを使用しているためだと思われますが、敏感な人はかなり気になる部分であると思います。

SMOK MICO KitのPOD挿入部

その部分はMICO本体部分にあり、黒いゴムで覆われている中央部分の穴から負圧を感知して、自動でスイッチをオンにします。端子部分はしっかりとゴムで覆われていて、リキッドが滲んで内部に入り込まないように配慮されています。

SMOK MICO KitのPOD2種類

付属するPODは2種類。内蔵するコイルの異なるバリエーションです。

  • SMOK MICOカートリッジ (1.0Ωレギュラーコイル)
  • SMOK MICOカートリッジ (0.8Ωメッシュコイル)

PODタイプで複数のコイルが用意されているのは珍しいですね。

SMOK MICO KitのPODリキッドチャージホール リキッドチャージはサイドフィルです。PODを本体から取り外し、側面のゴム栓を開けてリキッドを注ぎます。

エアホールはPODボトム部分のシングルホール方式。ボトムエアフローです。

SMOK MICO Kitとの比較

このPODカートリッジ、SMOKの他製品と似ていたので比較してみましたが、大きさこそ似ているものの、長さやコイルの組み方など全く別物でした。

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【SMOK novoレビュー】スマートなフォルムとデザインのPODデバイス
SMOK(スモック)のVAPEスターターキット、novo「ノボ」のレビュー 流行からスタンダードへ。手間をかけずにVAPEを楽しめるPODデバイスは最早VAPEの標準的なデバイスとなり、VAPEデバイス各社がこぞって製品を開発するまでになっています。そのPODデバイスにルックスを重視したnovoをSMOKが落とし込んできました。

SMOK MICO Kitとの比較

本体に収納される部分の長さが違うだけでなく、端子部分の幅が違うので相互に使いまわすことはできません。同じようなサイズのPODカートリッジなのですから、共通のものを使ってくれると規格が統一できて良いとは思うのですが、全く互換性はありません。

MICOの使い方

SMOK MICO Kitの使い方

スライド式スイッチで本体電源のオンオフ操作が可能です。PODデバイスでは珍しく物理スイッチを設けています。

  • 電源ON/OFF… スライドスイッチでON/OFF
  • Vaping… PODを咥えて吸い込む

吹き戻しの誤動作について

息を吸い込むのではなく、息を強く吹き込んでしまうとスイッチが入りっぱなしになってしまう誤動作が発生します。

ただし、誤動作しても約8秒後には自動で電源がオフになります(自動カットオフ)

また、強制的にPODを外すか、スライドスイッチをオフにすればこの誤動作は解消されます。

誤って息を思いきり吹きこんだり、不意に吹いてしまって吹き戻しが発生してしまった場合には焦らずにPodを取り外し、その後再度Podを取り付ければ問題ありません。

感想

SMOK MICO Kitの感想

価格・デザイン・クオリティ

このプライスで、このデザインとルックスは悪くない印象です。オリジナルデザイン製品のパクリ感は若干否めませんが、丸パクリではないので自分的にはアリだと思います。プリントですが、質感の高い仕上がりのパネル部分も悪くありません。

機能

シンプルなPODデバイス。物理スイッチを搭載している安心感があります。吹き戻しの誤動作は発生しますが、軽く吹く程度なら誤動作しませんので、実用範囲内ではほぼ発生しないかと思います。

から吸いで気になったゴム臭ですが、多少気にはなるものの、フレーバー濃いめのリキッドを入れるとさほど気になりません。

ドローが軽いDLユースのPODデバイス。複数の種類のコイルが用意されていますが、ドローが軽いので最も向いているのは0.8Ωメッシュコイルです。

1.0Ωコイルが付属しますが、ドローが絞れないので役不足感が否めません。エアスロットを塞いでもドローが重くならないので、カスタマイズ性は低い印象です。

メッシュコイルであれば、このサイズのPODデバイスとは思えないほどのミスト量を発生します。爆煙というほどではありませんが、ミスト量はかなり多い印象です。

味もそれに応じてミスト量で押してくる味の傾向。リキッドを選びます。MTLで美味しいリキッドだと向きませんし、VG MAXなどの粘度高めのリキッドだと供給が間に合いません。

味のはっきりしたリキッド(マレーシア系など)だと美味しく吸うことができます。

PODデバイスですが、ニコチンソルトリキッド向けではありません。

実用性

PODを咥えて吸い込むと、レスポンス良くミストが発生します。

ボトムエアフローなので、完全に漏れや滲みは防げません。ロングパフでリキッドが緩くなると滲みが発生しますが、それはこのMICOに限ったことではありません。ただし、この機種が漏れやすい・滲みやすいという印象はありません。

小さなボディーは携帯性がよく、実用的なデバイスだと感じます。

まとめ

SMOK MICO Kitのまとめ

値段も安く、PODデバイスには珍しいメッシュコイルを搭載した機種。

ルックスが良く、コンパクト。それでいてサイズに見合わないミスト量が楽しめるデバイス。

爆煙機材のサブ機としてアリなのではないでしょうか。普段爆煙機材で楽しんでいるけど、大きなデバイスが持ち運べないシチュエーションで活躍してくれそうです。

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