コンパクトサイズテクニカルMODのスターターキット。
当ブログでも過去にAir50 (SMOKJOY)、eVic-Basic(Joyetech)、iStick Power Nano(Eleaf)などをレビューしてきました。
各社こぞってリリースをしてきている定番となりつつあるサイジングですね。
それぞれ特徴があるのでこちらも詳しく見ていこうと思います。
商品提供:HEAVEN GIFTS
X30 Rover Kitのパッケージング・開封
パッケージは”THE aspire”ですね。
メーカーとしてデザイン統一は完璧です。
背面にはお馴染み、偽造防止スクラッチコードのステッカー。
内容物はと言うと
・X30 Rover MOD本体
・NautilusXクリアロマイザー本体(コイル組み込み済)
・クリアロマイザー 予備ガラスタンク
・充電用USBケーブル
・ネックストラップ
・ワランティーカード
・マニュアル(英語)
となっています。
X30 Rover Kitの詳細
さて、本体です。
アトマイザーもスマートなので全体的にコンパクトですね。
X30 Rover MODのデザインは、EVO75 Kitを踏襲した箱型デザイン。
塗装もきれいで、非常にきれいな仕上がりになっています。
特徴としては
ネックストラップが付属している点。MOD上部にストラップ取付部が設けられているので、首柄吊り下げて使うことが出来ます。
つり下げた状態です。MODが真横になってしまったりすることはなく、首から下げることが出来ます。
nautilusXクリアロマイザーの詳細
付属アトマイザーはNautilusXというアトマイザーになります。
まずはスペックから見てみます。
Nautilus Xのスペック
リキッド容量 | 2ml |
直径 | 22mm |
全長 | 29mm 本体部のみ DT,510スレッド含まず |
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | 510 |
コイル | プリメイド交換式 |
リキッドチャージ | トップフィル |
エアフロー | トップエアーフロー |
素材 | ステンレス、ガラス |
色 | Silver |
ショートレングス、背が低くてデザインにも優れているクリアロマイザーです。
トップフロー(アトマイザー上部からエアーを取り込む構造)ながらコイル内、下側までエアーを取り込む構造になっています。
こちらの方は以前レビュー済みですし、付属コイルも同様になりますので割愛させていただきます。詳細は以前のレビューをご覧ください。
X30 Rover MODの詳細
完全に箱型タイプのコンパクトサイズテクニカルMODです。塗装面の仕上がりは美しく、上部はメッキパーツになっており、デザイン的には上々だと個人的には思います。ボタンなどにもメッキパーツが使用されていて、統一感も感じられます。
さて、スペックです。
NX30 BOX MODのスペック
サイズ | 60×36×22.5mm |
重量 | 93g(実測) |
電圧範囲 | 0.5 – 8V |
ワット数範囲 | 1 – 30W |
抵抗値 | 0.2 – 3.5ohm |
モード | VW |
スレッド | 510 |
充電ポート | micro USB |
バッテリー | 2,000mAh |
Color | black , silver , blue , red |
この手のコンパクトサイズではかなり大容量のバッテリー、2000mAhを搭載しており、18650バッテリーに近い容量を確保しています。
惜しいところといえば、VW専用機であること。
昨今、猫も杓子も温度管理、自分が始めてから今まで手にしたテクニカルMODは全て温度管理対応MODでした。
そんな中、割り切った仕様でリリースされた本機。
「温度管理なんて使わないよ!」っていう人向けの製品ですね。
さて、細部を見ていきましょう。
前面にはパフボタンとサブボタン2つ、液晶画面。
側面には内蔵バッテリー充電用のmicroUSB端子が備わっています。
底部にはベントホール。
上部にはネックストラップ取付部と、アトマイザー取付部510スレッド。
コンタクトはスプリング式で調整不要です。
早速電源を入れてみようと思いますが
その前に内蔵バッテリーを充電しておきましょう。付属ケーブルを用います。
コンセントアダプター等は付属していないので手持ち品やPCなどから給電します。
電源on/offは5クリック。
ワッテージ(W)の調整はサブボタン(+,-)で操作します。
後はステルスモード(液晶を非表示に)は3クリックです。
単純明快。
温度管理が搭載されていないと操作が非常に簡単ですね。
ちなみにワッテージの上限は30.0Wで、30.0Wの状態で+にすると、最小1.0Wにループします。
X30 Rover Kitのまとめ
まずはMODの方から見てみました。
他社製品との比較を見てみましょう
Battery | Size | W | VW | ByPass | Ni | Ti | SS | TCR | |
本機 | 2,000mAh | 60×36×22.5mm | 30W | ○ | × | × | × | × | × |
Joyetech eVic Basic | 1,500mAh | 55mm × 32mm × 22mm | 40W | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Smokjoy Air50 | 1,200mAh | 58mm × 34mm × 22.5mm | 50W | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
Eleaf iStick Power Nano | 1,100mAh | 55mm × 38mm × 23mm | 40W | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
正直バッテリー容量以外のスペック的に完敗です。サイズも若干大き目(バッテリー容量)で、機能的にも劣る。スペックで選ぶとこのキットをチョイスすることは無いように思えます。
価格的にも他のMODよりも安いということもなく、むしろ若干高い価格設定になっています。
ルックス的に近いEVO75の小型版だったら最高だったんですけどね。
しかし、筐体のディティール、仕上がり、質感が非常に良い。
スペックだけでなくて筐体にお金がかかってるMODだともいえます。
ブロガー的目線で言わせてもらうと、aspire製品は写真撮影が非常に楽なんですよ。
何故か?傷も少なく、製品開けた時にホコリなどの付着物が非常に少ない。
品質管理、生産工程の管理がしっかりできているのだと想像します。
また、スターターKITとして重要なのはトータルバランス。
過去にレビュー済みのなかなか良いNautilusXを搭載し、美味しくVaping出来ますし、小さすぎない筐体は、アトマイザーとのバランスも上々です。
温度管理非搭載ですが、不要な人には小型でバテリー容量の多い、優れたスターターキッドだと言えます。
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