今回は周りでの評判も上々で、購入者も多い「SERPENT MINI RTA サーペントミニ」(Wotofo)。
写真などを見ていても構造的に良いのでは?と思い、購入しました。
早速レビューしていきましょう!!
SERPENT MINI RTAのスペック
直径 | 22mm |
全長 | 31mm 本体部のみ |
リキッド容量 | 3ml |
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | 510 |
コイル | RBA シングル |
エアフロー | ボトムエアフロー 無断階調整式 |
リキッドチャージ | トップフィル |
素材 | ステンレス ガラスタンク |
色 | silver |
・シングルコイルのRBA
・タンク内にリキット残量があってもデッキにアクセス可能
SERPENT MINI RTA開封
さてパッケージです。
中々お洒落なルックスですね。
アパレルメーカーの雑貨などが入っていそうな箱です。
この箱、
事前にネットなどで見ていたのよりも小さく感じました。
いい感じのサイジングです。
開けてみます。
スライドさせて開けます。貼り箱で、なかなかコストがかかっていますね。
こういうパッケージング好きです。
中身は、
統一感があって交換が持てます。ただ、Oリングなどが入っている袋も「Loop Wire」と書いてあります… それは違うw
内容物は
・SERPENT MINI RTA 本体
・プリメイドコイル(ツイストコイル) x 3
・予備Oリング一式
・予備ネジ x 2
・予備ガラスチューブ
・日本製コットン
・六角レンチ
・説明書(英語)
必要な物が一式入っています。
特に説明書は英語表記ですが、大きなカラー写真を使って説明してあり、初心者でもわかり易い内容になってるのが好感持てます。
SERPENT MINI RTAの詳細
外見です。
マスプロダクト製品の安定感。悪くない仕上がりです。
全長が短く、コンパクトなのが良いですね!
早速分解していきましょう。
基本的に5ピース構造です。
パーツ数も少なく、ネジスレッドなどの精度も十分で、分解も楽です。
さて、上部パーツから順番に見ていきましょう。
ドリップチップもステンレス製。
プレス成形?ボリュームある外見とは裏腹に軽量です。
入り口5mm→出口10mmのワイドボア仕様。全体になだらかにテーパーしています。
リキッドチャージはトップフィルフィル方式。
ドリップチップとトップパーツをネジって外し楽にリキッドチャージすることができます。
もはやトップフィル方式は標準ですね。
さて、さらにバラしていきましょう。
タンクも外してみます。タンクですが、トップパーツをつけたまま、逆さまに外せば
リキッドが入っている状態でもデッキにアクセス可能です。
これ、重要。
コットン変えたいけど、リキッド残量MAXなんて時重宝しますよね!!
チムニーパーツの裏側は段付きこそあれど、なだらかになっています。
デッキとチムニーを合わせると、ミスト発生部はそれなりの大きさです。
中々期待できる構造ですね。
最後にデッキパーツです。
エアフロー調整は下部のコントロールリングを使用し、無断階調整できます。
ポジティブピンは金メッキ仕様。
これ、調整可能、分解可能かどうか確かめるために回したんですが、
メッチャクチャ硬いです。
端子のメッキ剥げました。
結構精度の良いツール使ったんですがダメでした。
壊れそうなんで諦めておきます。
デッキ構造。シンプルなシングル前提デッキ。
エアホールが少々大きめか?
ワイヤーをはさむポールは左右非対称なので、コイルの巻方向に注意する必要があります。
SERPENT MINI RTAをビルドしてみる
ビルドしていきます。
今回はプリセットのツイストコイルを使用します。
これ、説明書では写真がクラプトンコイルになってます!!
クラプトンは入っていませんよ。Wotofoさん!!
デッキのイモネジを付属のヘックスレンチで緩めて、
プリメイドコイルをあてがって、ネジではさみます。
コイルの形が崩れないよう、精密ドライバーなどを通しておくと良いですね。
ボクは各径のスレンレスワイヤーをホームセンターで購入し、8cmほどに切ったものを使用しています。
このデッキ、すごく簡単ですね。非常にビルドし易い。
あと、足を下側にしているのでコイルを下げすぎて、エアフローホールなどに接触させないよう注意しましょう。
余ったワイヤーをカットします。
ここで注意。
チムニーパーツを被せるので、余分なワイヤーの足をギリギリでカットしないと、
チムニーと接触してショートします。
適切にカットして下さい。
コイルが完成したらドライバーンしてホットスポット除去し、セラミックピンセットなどでコイルの形を整えます。
終わったらコットンを通していきます。
今回は付属のコットンを使用していてみました。
ハサミがない場合はちぎっちゃってもOKです!!
コットンが通ったら適切な長さにカットします。
コットンをデッキにあてがって、デッキの凹んでいる所にコットンをセットします。
後はコットンにリキッドを塗布し、コットンをデッキにセットすれば完成です!
チムニーパーツとタンクを取り付けし、リキッドチャージ!
トップパーツを取り付けて完成です!
SERPENT MINI RTAをリビルドしてみる
最近お気に入りのSSでも巻いてみました。
28ゲージ、7ラップ、抵抗は0.6Ω程度です。
自分の中で今、温度管理ブームなのでSSです。
コットンはレビューでも紹介した、「VAPE COTTON」(NINJA WORKZ) です。
リビルドの際、タンクにリキッドが入ったままでもデッキにアクセスできるのは非常に便利です。
コットンだけ変えたい時でも楽々アクセスできますね!!
SERPENT MINI RTAのまとめ:ドローの自由度高 味重視から爆煙まで ロープライスで完成度の高いRTA
吸ってみます。
まず、エアフロー。これ秀逸です。
全閉にするとキツめのドロー(吸えないぐらいきつくはない)
全開にするとものすごく緩いドロー
調整幅が広い。
このアトマイザー一つで、味重視から爆煙まで行けそうですね!!
味ですが、
まぁそれなりに出ます。
この価格帯のアトマではかなり出てる方ですね。プリメイドのツイストだとミスト量が多いです。
最近高価格帯のものばかり使用していましたので基準厳し目ですが、
超うまいっ!!ってほどではないですが、それなりの味がします。
ただ、この価格帯のものって、味の濃さよりも甘さのほうが勝っている印象ですよね。
悪くはないです。
シングルコイルですが、コイルに当たる部分のエアホール径、チムニー絞り部分の径からいっても
ミスト量多めで、ドローも軽めにして、直肺吸いが向いてるアトマイザーという感じですが、
ワッテージ低めの口吸いでもそれなりに味が乗るので自由度高いですね。
数日使った感じ、漏れも今のところないです。
これは過剰供給や結露以外構造的には漏れないので、ウィッキングがうまく行っていれば
普段のシチュエーションでは漏れづらいアトマイザーだといえます。
iStick Picoに乗せてもバランス良い印象で、普段使いや、
高いもの使えないシチュエーション、旅行や飲み会などで活躍するする印象。
パッケージングも好印象で、モノもなかなか良い。
運用も楽で、ビルドも楽々。iStick Picoなど小さいMODとのマッチングも上々で、軽くてコンパクト。
なおかつ、かなり安い!!コストパフォーマンスから言って非常に良い製品だと思いました。
ボクはこれのために軽くて小さいMODが欲しくなるぐらい気に入りました!
Mini VoltかHUGO58でも買おうかな。
コメント
すでにご存知かもしれませんが、ポジティブピンは逆ネジです・・・
こんにちは。
ご指摘ありがとうございます。
逆ネジだったのですね… どうりでハズレないわけです(汗)