ルックスとコンパクトさから気になっていた小型BOX MODスターターキッド
JoyetechのeVic BASICテクニカルMODとCUBIS Pro Miniクリアロマイザーのスターターキッドです。
自分がVAPEをはじめる前に爆発的に流行ったeVicシリーズの後継機で自分は今まで使ったことはなかったのですが、使ってみて流行った理由がわかりました。
初めての1台としてもオススメできる商品です!!
今回の商品はベプログshopさんから提供してもらいました。
いつも提供いただきありがとうございます!
早速見ていきましょう!
eVic-Basicのパッケージ
パッケージを開封していきましょう。
付属品は
・eVIC BASIC本体
・CUBIS Pro Miniクリアロマイザー本体
・BF SS316コイル0.5Ω
・LVC Claptonコイル 1.5Ω
・microUSBケーブル
・マニュアル(英語)
・警告文ニュアル
・ワランティーカード
eVic-Basic Kitの詳細
全体の印象のインプレッションですが
非常に良い仕上がりですね。
ヘアラインが美しい仕上がりです。そしてちっさいです!!
これアトマイザーが大きく見えますがアトマイザーは標準、いやかなり背も小さいのでコンパクトなアトマイザーです。
それだけ本体が小さいのです。
アトマイザーとMODの金属の質感、色があっていれば完璧でしたね。
まぁそのへんは許容範囲でしょう。
MOD eVic BASICの詳細
さて、MODの詳細です。
このスターターキッドの他にも本体のみの販売もあるのでMODだけ欲しい場合はそちらを検討すると良いでしょう。
スペックですがフルサイズ版のeVic VTwo Miniと比較してみましょう
本機 eVIC BASIC | eVic VTwo Mini | |
可変ワット数 | 1-40W | 1-75W |
温度制御範囲 | 200-600℃(100-315℃) | 同様 |
モード | RTC/VW/VT(Ti, Ni, SS316)/Bypass/TCR modes | 同様 |
標準対応抵抗値 | 0.1-3.5ohm | 同様 |
バッテリー容量 | 1500mAh | 18650別売バッテリー |
サイズ | 22 x 32 x 55 mm | 22.2 x 38.2 x 82mm |
違いは可変ワット数、バッテリー容量、サイズ。後はバッテリー内蔵か交換式かの違いでほぼフル機能が使える小型MODということがわかります。
ヘアライン仕上げが美しい本体。本体にはJoyetechのロゴが入ります。
ロゴは背面にしてくれると個人的には嬉しいです。
上部を見てみます。
上部もシンプルなデザインで510スレッドが設けられているのみです。
コンタクトピンはスプリング式。
底部ですが、
ベントホールとサブボタンが設けられています。
サイズから押しづらさは否めませんがクリック感はしっかりしており問題ない印象です。
サイドにはmicroUSBポート(充電およびファームウエアアップデート用)とパフボタン。
パフボタンは大きさ的にも問題がなく、クリック感も気持ち良い印象です。
さて、ざっくり使い方を解説していきます。
詳細な操作方法はJoyetechの公式サイトより、eVicBasicのページを見て下さい。
電源on/offはパフボタン5クリックです。
KeyLockはサブボタン2つを同時押し。
モード切替は電源on状態でパフボタン3クリック後、サブボタンで操作します。
本体右側のサブボタンでモード切替できます。上の写真はVWモード。このあとBYPASSモードをはさみ、
VWモードの液晶表示違い。時計を表示させながらVWと使いたいというニーズですね。
もう1クリックすると温度管理モード。今度は左側のサブボタンをクリックするとこのモード内でカーソルが動くので管理するワイヤーの種類やPWR(ワット数)などを変更することができます。
さらにもうワンモード。
マニュアルTCRモードもあります。Ni,Ti,SS316の温度管理モード意外の温度管理ワイヤーを使用して温度管理したい場合は、そのワイヤー固有の値を入力し温度管理を行うことができます。マニュアルTCRのプリセットは3つまで設定することができます。
番外編ですが、電源onのまま放置するとしばらく時計表示が続きその後スリープ状態になります。
アトマイザー CUBIS Pro Miniの詳細
こちらも単体販売もされているクリアロマイザーCUBIS Pro Miniです。
構造的に漏れないため経験を問わず重宝するシチュエーションが想像できるアトマイザーですね。
しかもガラスタンクを設けてリキッド量を確認できながら外装は金属で守るという破損などに強い設計です。
JoyetechはeGo AIO[レビュー記事]でも似たような構造でしたが利便性や実用性にフォーカスした製品が多い印象です。
CUBIS Pro Miniのスペック
直径 | 22mm |
全長 | 21mm ※ドリップチップ、510スレッド含まず。 |
リキッド容量 | 2ml |
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | 510 |
コイル | 交換式 かなりバリエーション豊富です 詳細はJoyetechのサイトから。 |
エアフロー | トップフロー |
リキッドチャージ | トップ |
素材 | ステンレス、パイレックスガラス |
漏れない事を優先すると必然的にトップフローという構造になるわけですが、味を優先させるとコイルに直接エアーが当たるボトムフローのほうが優れていると言われています。
味はどうなのか。詳細を見ていきましょう。
早速バラします。
パーツ数はこのような感じで少ない印象です。
タンクが非分解でパーツ点数を減らしている印象です。
さて、ドリップチップから見ていきましょう。
金属のような質感ですが恐らく樹脂にコーティングをしているドリップチップでアトマイザーからの熱が唇に伝わらないようにしています。
そして、リキッドチャージはトップフロー
ドリップチップとともにトップパーツをねじって外すことでリキッドチャージホールが見えますね。
リキッドホールはかなり広く簡単にリキッドチャージが可能。
ここで優れているなと思ったのはeGo AIOと構造的には似ていますがリキッドチャージ時にコイルがトップパーツについていかない点。
eGo AIOではトップパーツにコイルがついており、リキッドチャージ時にコイルもハズレてしまいました。
その為側面にリキッドチャージのMAX量がわかる線が引いてありましたが、このCUBIS Pro Miniではコイルは外さなくともリキッドチャージができる点が分かりやすいですね。
しかもコイルが外れるとコイルについたリキッドが手に付着することもあるためこの仕様は大変優れていますね。
コイルはエアフローパーツ部分についています。この構造は良いですね。
エアフローはAFCのリングを回し5つのホールの飽き具合で調整可能になっています。
窓の飽き具合がひと目で分かる5分割の窓になっています。
デッキパーツ(タンク)です。
タンクは非分解。洗浄もできるので特に問題はなさそうです。
コンタクトピンは調整不可です。
付属コイルです。
LVC Clapton-1.5Ω と BF SS316コイル0.5Ω 2つ同梱さてれていましたのでそれぞれ見ていきましょう。
BF SS316コイル0.5Ωの詳細
SS316ステンレスのコイル。
リキッドホールはボトム(底)にあります。
コットンがかなり詰まっている印象で、上部は編みのようなもので蓋されています。
そしてステンレスなので温度管理対応。CUBISの標準的なコイルです。
LVC Claptonコイル 1.5Ωの詳細
クラプトンワイヤーを用いたプリメイドコイル。
リキッドホールはサイドで、なんとジュースコントロール搭載です。
リングを回すことでコイルへのリキッド供給量の調整ができます。
eVic-Basic Kitを使用してみる
使用してみましょう。まず使い始める前に充電しておきます。
充電は付属のmicroUSBケーブルを使用し充電します。コンセントアダプターは付いていませんので手持ちのアダプターやパソコン等から給電します。
充電が完了したら、アトマイザーにリキッドをチャージしていきます。
買った状態だとコイルがまだついていませんのでアトマイザーにコイルをセットします。
コイル内のコットンが焦げてしまわないよう、使い始めはコイルにもリキッドを供給しておきます。
そして、タンクにもリキッドをチャージ。
写真では全て外した状態でチャージしていますが通常はコイル部分がついたままチャージ可能です。
リキッドチャージが完了したら使用できます!
eVic-Basic Kit サイズ比較
他のVAPE製品とサイズ比較してみます。
流石にペンタイプより容積は大きいですが、背の高さが小さく横幅も変わらないことからあまり大きさの差は感じないと思います。
そして小さなBOX MOD比較としてSMOKJOY AIR50[レビュー記事]との比較でも一回り小さく感じます。
スペック比較でも
AIR50 58mm × 34mm × 22.5mm
eVIC BASIC 55mm × 32mm × 22mm
若干ですが小さいことがわかり、この極小サイズだとミリ単位でも小さいとかなり印象が違うことがわかります。
eVic-Basic Kitのまとめ:極小サイズなのにフル機能!完成度の高いスターターキット
吸ってみた感想ですが、コイルによってかなり印象変わりました。
・LVC Claptonコイル 1.5Ω
正直ダメです。立ち上がらない、美味しくない、ミストでない。コイルの個体差もあると思いますが全然味でないです。
・BF SS316コイル0.5Ω
これはかなり良いです!リキッドによってスピットバックが多い印象ですがミスト量も十分でかなり味も出ます。トップフローとは思えないぐらいです。
漏れ知らずでこれだけ味やミストが出れば合格と言えるでしょう。
ガラスの露出部も少ないからカバンに放り込んでおいても安心感が違います。
自分手がでかいので超極小サイズに見えますねw
そして、MODの出来は相当気に入りました。
軽量、コンパクトで上質な仕上がりとデザイン。
バッテリー容量こそ1500mAhと心もとなく、一日ハードに使ったら持たないでしょう。
そう思えるのも完成度が高いからだといえます。初めての1台として検討するにもアトマイザーを交換してもずっと使えるMODだな、と思いますね。
温度管理もちゃんと効いている印象でそつなく使用できます。
ちゃんとつかえるからこそ、バッテリー容量がなぁと思えると思うんですよね。
でもこのMOD、全面にUSBポートがあり立てたまま充電可能。
会社のデスクにおいておいてもあまり違和感のない上品なルックスだし、充電できる環境で運用するには非常に良いキットだと思います!
良いMODに味にも満足できる漏れないアトマのスターターキッドでした。
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