JTの新製品、話題の新デバイス『Ploom X(プルームエックス)』を徹底レビュー!
2021年7月26日からオンラインで先行販売が開始されました。
いち早く入手しましたので、実機を使った感想、特徴や使い方をまとめました。
質感がかなり良く、サイズ感もかなり良くなってカッコよくなりました。
吸いごたえや味わいも向上したと噂の機種だけに気になる人も多いですよね。
良かった点や気になる点も含めて詳細をレビューしていきます。
Ploom X(プルームエックス)とは?
Ploom X(プルームエックス)は、JTがリリースする高温加熱式タバコの新型です。
JTの肝いりで開発されたデバイスで、デバイスの表面にボタンを出さず、
デザインだけでなく、素材やテクノロジーにも拘った製品、特徴から見ていきます。
Ploom X(プルームエックス)の特徴
- アルミニウム製の堅牢かつスタイリッシュなボディー
- 新発想の加熱技術、HEATFLOW(ヒートフロー)
- マグネット着脱で簡単に着せ替えできるカスタマイズ性
- Bluetooth機能でスマホと連動
従来モデルをフルモデルチェンジ、リフィル(たばこスティック)にまでテコ入れしたことからもわかるように、かなり進化した内容となっているのが特徴です。
アルミニウム製の堅牢かつスタイリッシュなボディー
PloomXのボディーには、高級感と堅牢性を兼ね備えたアルミニウム性ボディーを採用。
見た目が美しいという部分だけでなく、頑丈な堅牢性も兼ね備えたマテリアルです。
新発想の加熱技術、HEATFLOW(ヒートフロー)
緻密な加熱温度コントロールに加え、空気の流れに着目した新発想の加熱技術“HEATFLOW
加熱温度にこだわるだけじゃなく、気流をコントロールするという新発想によって、Ploomシリーズの「美味しさ」へのこだわりはそのままに、吸いごたえを改善したようです。
マグネット着脱で簡単に着せ替えできるカスタマイズ性
見た目のインパクトやカスタマイズ性も重要ですよね!
ついにPloomシリーズも「着せ替え」が可能になりました。
デバイスに装着されているフロントパネルは、マグネット式で簡単に着脱可能。
豊富な7色のカラーバリエーションが展開され、カスタマイズ可能です。
Bluetooth機能でスマホと連動
プルームエックスには、Bluetooth機能を搭載していて、スマートフォンと接続することで、正確なバッテリー残量の確認やデバイスロック機能、位置情報の確認などが利用できます。
Bluetooth機能については、別記事で詳細を解説。実際の接続方法まで触れています。
スペック
サイズ | H 88.5 × W 43.5 × D24.0mm |
重量 | 95g |
バッテリー | 2800mAh |
喫煙可能時間 | 約5分(吸える回数の制限なし) |
加熱時間 | 約25秒 |
喫煙可能本数 | 約20本(フル充電時) |
充電時間 | 約110分 |
充電端子 | USB-C(DC5V 1.5A) |
パッケージ・内容品
コストパフォーマンス(価格の求めやすさ)を実現した合理的なパッケージングでありながら、高級感は損なわない意気込みが感じられるパッケージ。
一目でPloom X(プルームエックス)のそれとわかるパッケージデザインです。当然かw
内容品一覧
- Ploom X(プルームエックス) 加熱式たばこ本体
- USB-C 充電ケーブル
- クリーニングスティック(10本)
- クリーニングクロス(限定同梱)
- ユーザーガイド・保証書などの書類
必要なものが一通り揃った内容品、クリーニングクロスは現在のみの限定品だそうです。
クリーニングスティックまで入っていますから、とりあえずスターターキットとたばこスティックだけ購入すれば使うことができそうです。
Ploom X(プルームエックス)の詳細レビュー
Ploom Xは質感がめちゃくちゃ良いです!高級感がハンパない。
アルミニウムになったことで、頑丈で堅牢になったのはもちろん、高級感もアップ!
キャンペーン限定とはいえ、これが1,980円で買えてしまうなんて!いい時代になりました。全然安っぽさはないですよ。ビシバシ感じるものとしての魅力がハンパないです。
弱点としては、全面パネルが光沢アリのメタリック仕上げなので、触っていると指紋や皮脂汚れが目立ってしまうことぐらいかな、と。ツルッとしててピカピカに光ってます。
背面はマットな梨地のアルミ製なので汚れは目立ちにくいです。
Ploomのロゴが控えめに入っていて、それもいい感じですよね。
めちゃくちゃかっこいいボディーなので、大事に使いたいという人はアクセサリーが充実していますから、それらを利用するのも良さそうです。
そして、自然物をモチーフにしたラウンドフォルムが手に馴染む!
プルームエスよりも明らかに握りやすく、ちょうど良いサイズ感がすごく良いです。
そして、重量はプルームエスよりも軽くなったのですが、小さくなったので逆にずっしりと良い意味での重さを感じます。これが高級感を感じさせてくれるいい意味での重量に。
この写真、めちゃくちゃかっこよくないですか?自分なりに満足の一枚デス!
プルームエックスデバイス本体には、パッとみた限りではボタンなどは見えないのです。
しかし、全面パネルに隠ボタンがあって、パネルが押せるようになっています。
ちなみにこのLEDランプでバッテリー残量を確認できるんですがかなりわかりにくいです。
喫煙中の喫煙時間も表示してくれるんですが、光量の減光なのでこれもわかりにくい。
わかりやすさよりもおしゃれさを大事にしているデバイスですね。
ボタンがどのようになっているかというと、ボタンの下に隠れています。
LEDランプは本体側についていて、この光が透過される仕組みです。
マグネットパネル背面の突起部分で、ボタンが押せる仕組みですね。
ちなみに、パネルを外すと加熱中だと強制終了されます。
そして、外した状態だと、加熱開始はできません。(リセットボタンとして機能します)
つまり、パネルを無くしてしまうと、加熱式たばことして使えなくなってしまいます。
内部に至るまでディティール(細部)までこだわった作りで、アップル製品に近い雰囲気というか、モノづくりの良さが感じられる製品ですね。
パネルは最初慣れるまでは外しにくく感じましたが、コツを掴めば簡単です。
なおかつ不意に外れにくくなっているように感じました。
ただ、デバイスを派手に落としてしまったら吹き飛んでいってしまいそうです…
そして、充電端子は底部分にあります。typeCの今時な仕様です。
充電スペック
- バッテリー容量:2800mAh
- チャージポート:USB-C(1.5A)
- 充電時間:110分
若干充電時間は長め、できれば2A以上の急速充電対応だったら最高でした。
Ploom X(プルームエックス)の使い方・操作方法
使い方ですが、異常なぐらい簡単です。
基本的な操作は長押ししかなくて、それ以上の設定などは必要ないぐらいです。
たばこスティックをセットして、長押しすればOK!という使い方です。
Ploom X(プルームエックス)の使い方
明るさ調整もできるんですが、ちょっとやり方が分かりにくかったですね。
あと、喫煙時間の残り時間やバッテリー残量もわかりにくいです。
色つきのLEDだったらもっとわかりやすかったんですけど、多分デザインや製品のイメージ、スタイリッシュさを優先させたんだと思います。
ちなみに、デバイスをリセットしたい場合は「リセット機能」が有効です。
何かおかしいな、と感じたら、フロントパネルを外して、先の尖ったもので電源ボタンを長押しします。一度も必要なシチュエーションには至っていませんが、あると安心機能です。
ちなみにPloomXはプルームエスとエアフロー経路が全く異なります。
プルームエスでは、デバイスの底部分から空気を取り入れていました。
プルームエックスでは、スティックの隙間から空気を取り入れる方式になって、ドローの感じが全く変わりました。長いテストを重ねて、ユーザーが好むドローのスムーズさを実現したとのことですよ!
個人的にはもっとドローがタイト(きつい)方が好みなんですが、軽めのドローでスムーズに、力が必要なく吸うことができます。
Ploom X(プルームエックス)の感想
デバイスのデザインやイメージがガラッと変わった新型デバイス、これがこの価格で買えるとは驚きで、JTが本気でシェアを取りに来ていると感じました。
プルームエックスを吸った感想
他社の加熱式タバコよりも味わいに優れているというメリットは今まで同様です。
個人的にはアイコス・グローよりも全然美味しいと感じますね!
特にプルームエックスは、レギュラーフレーバーが美味しいです。
加熱式タバコって独特の味わいなので、メンソールやフレーバーを好む人も多いですよね。
それってレギュラーフレーバーが「微妙」だったりしません?自分はそうです。
それが「違和感ない」というか、しっかり美味しいんですよね。
吸いごたえは?
プルームエスよりも全然吸いごたえ強くなりました!
ただ、アイコスと比べると弱い。美味しさとの両立は難しいのか?
美味しさだったら断然プルームエックスなんですけど、吸いごたえば好みですね。
アイコスで慣れちゃっていると物足りないかも。
ちなみに、専用のたばこスティック全種類は、別記事で詳細にレビューしていますから、そちらも合わせてお読みください。
一口目が熱い?
SNSなどで「プルームエックス、一口目が熱い」という評判を見てから、注意して吸ったからかもしれませんが、それほどではないと感じました。
確かに熱いは熱いですけど、慣れの問題かな、と。
火傷するほど熱くはないです。でも、気をつけれないとアレかも!?
まとめ
なんだかんだ書きましたが、デバイスの完成度が飛躍的に上がっているのにビックリ!
正直「プルームエスの二の舞なんじゃないの?」なんて穿った見方をしていましたが、使ってみてイメージがガラリと変わりました。これが高温加熱式プルームの一作目だったら市場シェアもかなり違ったんじゃないかな、と。
正直アイコス一強で、コスパならグローという状況ですから、プルームはかなり厳しい。
でも!吸いごたえがかなり増して、なおかつ美味しいですから、一度試す価値はあります。
先日のイベント取材でも、JTさんが今までにも増して本気で取り組んでいるデバイスということもわかったので、これからの展開も期待していいんじゃないかな、って思いますよ!
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