プルームテックプラス互換アトマイザー、ミニプルプラスのレビューです。
プルームテックプラスの純正カートリッジはDIYで分解してリキッドを補充可能ですが、やはり手間なのと技術が必要です。
それならば、いっそのことリキッド詰め替え可能な「互換カートリッジ」はどうでしょう?
というプルームテック プラスヘビーユーザー待望の製品です。
ミニプルプラスの詳細
プルームテックプラスの純正バッテリーにマッチする「リキッド詰め替え可能な」カートリッジです。
ミニプルプラスはタンクタイプのアトマイザーなので、リキッドの補充も簡単で再装填して使うのに最適なアトマイザーです。
もちろん、プルームテック プラスの純正バッテリーで使用可能、プルームテックプラスたばこカプセルをつけることももちろんできます。
パッケージと内容品
内容品一覧
- ミニプルプラス本体 *3
内容品はいたってシンプル。紙箱に本体が3つ封入されています。
個別包装されているミニプルプラスを取り出しせばすぐに使うことができます。
ミニプルプラスの使い方
ミニプルプラスは3つのパーツ(本体・シリコンキャップ・マウスピース)で構成されているので、リキッドをチャージするときは、マウスピースとシリコンキャップを外します。
上部のパーツを外してタンクにリキッドを注ぎますが、その際に気をつけなければならないのは、タンク中央部分にある筒状部分にはリキッドを注いではいけないということ、この部分にはコイルからミストが通ります。
リキッドはその周囲の楕円形の部分から注ぎます。
リキッドは自分のお好きなものを用います。
ただし、何でも良いというわけではなく、VAPEに様々種類があるようにリキッドにもスペックがあります。
特に「爆煙用」として販売されているVG MAXやVG100など粘度が高いものはこのミニプルプラスには適していません。
何故ならコイルのリキッドチャンネル(コイルにリキッドを供給する穴部分)が小さく、硬いリキッドだと供給が間に合わないためです。
高抵抗コイルを内蔵するミニプルブーストには低めの粘度のリキッドが最適です。例えば、プルームテックの味に合わせて開発した『プルリキ』のようなリキッドがマッチします
リキッドは、タンク上限まで注ぐことができます。
タンク(リキッドを貯める部分)と一体化した本体は、半透明のプラスチック製なのでリキッドの入っている残量が一目でわかりますね。
リキッドを注ぎ終わったら、2つのパーツを元あった通りに組み上げます。
まずはシリコンキャップを装着して、その上にマウスピースをドッキングします。
ここで気になるのは、マウスピースと本体にロック機構が備わっていないことです。
マウスピースはただただはめるだけなので簡単に取れてしまいます。
脱着が簡単なのは良いことですが、咥えている時にもぽろっと外れてしまいそうです。
はまっている部分ののりしろもすくないので、かなり簡単に取れてしまうんですよね…
このミニプルプラスはプルームテックプラス本体の金具と同じものが使われているので、もちろん純正本体に取り付けることができます。
ミニプルプラスの色は黒のみなので、ホワイトなどブラック以外の本体だとあまりマッチしません。
当然ですが、ミニプルプラス上部にはプルームテックたばこカプセルが取り付けられます。
また、タバコカプセルをつけないで、リキッドのみの味を楽しむこともできます。
さらには、ミニプルプラスの先端のサイズは510ドリップチップが取り付けられるサイズなので、たばこカプセルを取り付けなければドリップチップを取り付けることができます。
たばこカプセルを取り付ける運用だけでなく、リキッドだけの運用時に吸い口部分の口触りがきになる場合はドリップチップを取り付けて使うことができます。
510ドリップチップでなくても、プルームテックのアクセサリーも使えるので、プルームテックが発売しているマウスピースを利用するのも良いのではないかと思います。大手ブランドが展開している純正アクセサリーはスタイリッシュです。
Amazonなどのショッピングサイトでも取り扱いがあるので入手性も良いですね。
純正カートリッジとの比較
ミニプルプラスのサイズは、純正カートリッジカバーと同じ長さです。
長さが揃えられているので、長くも短くもなく、違和感なく使えます。
感想
正直「う〜ん」な完成度ですね。
まず、マウスピースが取れやす過ぎるんですよ。ただはまっているだけですから。
吸っている時にも不安ですし、たばこカプセルを変えるときは確実に取れちゃいますので不安感しか覚えないです。マウスピースが取れてもシリコンキャップがあるのでリキッドは漏れないんですが、使い勝手悪いです。
個人的にはかなりカッコ悪いですが、テープを巻いて外れないようにして使ってましたw
せめてスクリュー式(ネジ)にして欲しかった。これはダメでしょう。
多分全長を抑えるためなのでしょうけど、リキッドチャージホールを塞いでいるのがシリコンキャップだけっていうのもなんか不安ですよね。
どうせなら、マウスピースとシリコンキャップが一体化して、ロック付きだったら便利だったんですけどね。
で、肝心の味はというと、プルームテック互換カートリッジとほぼ同じなんですよ。
だったらよりコンパクトに持ち運べるこっちの互換カートリッジの方が良いな、と。
これで↑の製品よりも満足感が高ければまた感想は違ったんでしょうけど、ほぼ同じなんですよ。
ドローが銃声よりもかなり軽いので吸い心地も違えば、タバコカプセルのキック感も弱く感じます。
もちろんプルームテックプラスなので、バッテリーサイズもリキッド容量も大きいので、容量に余裕が欲しいユーザーにはこっちも魅力的なのですが、いかんせんキャップ部分の作りが悪いのであまりおすすめはできません。
まとめ
『これはダメ!』とまでは言わないけれども、改善もしくはユーザーの工夫が必要な製品ですね。
同じようにリキッドが使える互換カートリッジならば、プルームテック対応のこちらの方が優れた製品だと思いました。
使えないほど悪い製品ではないので、遊んでみたい人はいいかも?
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