Kamry Tech(カムリーテック)のPloom TECH互換バッテリー、PlooBox「プルーボックス」のレビューです。
プルームテックの互換バッテリー増えましたよね!しかもJT純正品も入手が簡単になり、さらに値下げされたため互換品を買うメリットがあまり無くなっしてまいましたが、このPlooBOXは一味違う製品です。
このPloomTECH互換品の特徴
- プルームテック互換品には珍しいボックスタイプのボディ
- たばこカプセルをスライド収納できるギミック!
- 収納できるので持ち運び時にケース無しで清潔に保てる&全長が短い!
スペックではなく、ギミックを搭載した一風変わった互換品。PloomTech互換品はその多くが純正品と同じ円筒形の形をしているものが多い中、あえて形状を変える事で違う価値観と使い勝手を提案する商品に仕上げているのが良いですね!
でも実際に使いづらかったり問題があっては困るので、詳しくレビューしていきます。
商品提供:ベプログshop
他の互換品とは一味違う!
プルーム・テックの互換品はかなり多いですよね。でも、冒頭でも触れた通り、純正品が値段も安く気軽に買えるようになったので、一気に互換品市場が縮小したようにも感じます。特にPloomTechと同じ形状のスリムなペンのように円筒形スタイルのボディーを持つ互換バッテリーは「JTの本気」に飲み込まれ、純正品がよりも安い製品でないと売れなくなってしまいました。
それもそうですよね!元々互換品が売れていたのって純正品が品薄&値段が高かったという事以外にはありませんから。
そこで、今回のPlooBOXは互換品でありながら、違う価値観を提供する製品として注目されています。
プラスチックのチープなボディ、、、
あ!ちょっとブラウザーを閉じるの待ってください!違うんです。それだけじゃないんですよ!
ちゃんと面白いギミックもあるんです!それがこれ!
わかりますか?PloomTechのたばこカプセル部分を本体の内部に収納できちゃうんです!
本体側面のスライドスイッチをシュッとスライドさせるとたばこカプセルがニョキッと飛び出してくるギミック。面白くないですか?
しかも上もスライドカバー付で、携帯時にたばこカプセルが汚れないのが嬉しい!
PloomTECHを使っていて面倒くさいのが、いちいち付属ケースにしまわなければいけないような気がする事で、しまわないと不便だなっと感じるのってこんな事だと思うんです。
PloomTech純正本体をケースにしまわなくてはいけない理由
- たばこカプセルのくわえる部分にホコリがつきそう
- 携帯時にたばこカプセルが取れてしまいそう
- たばこカプセルの予備も一緒に持ち運びたいから
このうちの2つを解消できてしまうのがこのPlooBOXです。もちろん、たばこカプセルの予備は別に持ち運ばなくてはならないんですけど、ちょっと便利そうですよね!
どうです?小さいですよね!
片手に収まるサイズなのはもちろん、手の中に収めても小さいサイズ。Box形状なので、純正品のようなスリムさはありませんが、長さが短い(純正13mm、PlooBOX81mm)のでポケットに収まりが良いミントタブレットサイズほどのボディーが魅力です。
対して厚みや横幅は当然大きいのでこればかりは好みとしか言いようがありません。
ただ、PloomTECHのたばこカプセル部分をスライド収納できるので、直接くわえる部分が汚れる心配をせずにポケットにしまえるのは最大のメリットだと思います!
重量はボディーサイズの割に軽量な23gほど。プラスチックのボディーはシンプルすぎてすごいチープですが、それはこの軽量ボディーを実現するためだったんですね!納得。
もうちょっと飾り気があっても良いような気がしますが、軽さには買え難くもありますよね。
スペック
サイズ | H80.9×W27.5×D14.2mm |
重量 | 23g(実測) |
バッテリー容量 | 310Ah |
スペックを見てみるとちょっと残念なのがバッテリー容量。ボディーサイズが大きいのにも関わらず、容量はJTのPloomTech本体と同じぐらいしかありません。
ボディー内にたばこカプセルをしまうためのギミック部分と、本体重要などの兼ね合いからこの容量インあったと推測できますが、ボディー自体は大きいのでバッテリーも大容量にして欲しかった。
パッケージ・内容品
パッケージはスリムで簡素なペラいペーパーパッケージ。箔押しとエンボスでそれっぽく見せてはいますが高級感は残念ながらないですね。むしろ低価格製品に高級感なんて必要ありません。後ろには製品の説明が入っていますが英語のみ。日本語マニュアルはありません。
内容品一覧
- Kamry PlooBox本体
- たばこカプセル接続アタッチメント 2つ
- 充電用microUSBケーブル
- 品質チェックカード
マニュアルは付属なし。パッケージ裏面のマニュアルのみです。PloomTechユーザーなら互換品だからわかるでしょ?的な付属内容ですね。
詳細
本体の下部分にはバッテリー充電用のmicroUSB端子とLEDインジケーターを装備。
PooBOXのもう一つのメリットとしてJT純正品は充電時に専用のUSBアダプターが必要ですが、このPlooBOXにはmicorUSBケーブルを直接刺すことができます。
そしてPloomTech収納部にはスライド式トップカバー付き。指でスライドさせ流だけでカバーすることができるのでパーツの脱着の必要なし!無くす心配もありません。
そして、たばこカプセルは本体側面のスライドスイッチでシュッと引き出します。
つまり、吸うときは2アクションですね!
- まず、トップカバーをスライドさせる
- 次にサイドスイッチをスライドさせる
ちょっと面倒なようにも感じますが、PloomTechだとケースから取り出す手間がありますからね。むき出しで持ち歩いている場合はこの限りではありませんが、PloomTechユーザーの多くがケースに入れていると思います。
使い方
それでは実際に使います。まずは本体の充電からPloBOX本体側面のmicroUSB端子から充電します。
モバイルバッテリーからでの充電可能。ケーブルを直接させるので、専用アダプターは必要ありません。そして、充電の時にいちいちたばこカートリッジを外す手間もなしです。これは非常に便利。
そしてカートリッジをつける時ですが、ここだけ面倒。
専用のカートリッジ用アタッチメントをつけないと本体に収納できません。
ここがマグネットになっていて、本体に入れるだけで収納できますが、このアタッチメントが小さく無くしやすいのだけが気になります。2つ付属するので予備のカードリッジと一緒に持ち運びもできますが、やはり紛失に注意が必要です。
手間的にはJT純正品も付け替えが必要なので変わらないんですけどね。パーツが小さいのが気がかりです。
アダプターを取り付けたら、トップカバーをスライドさせて差し込むだけ!
中のマグネットでカチンッと接続されます。
あとは吸う時にトップカバーをスライドさせて、サイドスイッチでたばこカプセルをスライドさせて吸引するだけで使うことができます。
メリットとデメリット
しばらく使って見た上で気がついたメリットとデメリットです。違う価値観を持った製品なのでやはり両面があるので、あなたの使い方を想定しながら商品を買うか?買わないかを選んでいただければと思います。
メリット
まずはメリットから!
- 価格が純正品より安い!
- 全長が短く、ポケットに収まりが良い!
- 携帯時ケース無しでもたばこカプセルが汚れない
- 専用の充電アダプターが必要ない
ボックス内に吸う部分を収納できる「スタイルの違い」から、本体だけでも携帯できる手軽さが最大の魅力です!JT純正品の同じく、吸い込むだけでミストを吸引できるのはもちろん、充電の際にもアダプターがいらないので、持ち運ぶ付属品が減る。身の回り品を減らしたいニーズにも応えていますね!
デメリット
- JTの保証に比べると、中国メーカーゆえの心配あり
- 大きい割にバッテリー容量が同じぐらいしかない
- 専用アタッチメントが小さく、無くしやすい
- 「吹き戻し」の誤動作が発生する
そして、デメリット。日本の大手メーカーがリリースしている安心感はなく、バッテリー容量も変わらない。そして、最大のデメリットが「小さい専用アタッチメント」が必要ということ。これ、無くしやすいと思います。
そして、「吹き戻し」という誤動作も。これは吸い込むのではなく、逆に息を強く吹き込んでしまうとスイッチが入りっぱなしになってしまう誤動作が発生してしまいます。JT純正品はどんなに息を吹き込んでも誤動作無しですからね。焦る人もいるかもしれません。
ただし、誤動作しても10秒後には自動で電源がオフになります(自動カットオフ)
また、強制的にスティックを外せば電源は入ったまま(パフしたまま)ですが、カートリッジを消費することはありません。
誤って息を吹きこんだり、不意に吹いてしまって吹き戻しが発生してしまった場合には焦らずにカートリッジを取り外し、その後再度カートリッジを取り付ければ問題ありません。
まとめ
使い方を想定すると、一番メリットを感じるのはポケットに本体と予備のたばこカプセルだけを入れて持ち運びたい。荷物を減らしたいというニーズに向けた製品だと感じました。
カバーはすごい良いと感じました!僕はあまり気にするタイプではないのですが「マウスピースのカバーは?」と、コメントなどでも質問をもらうことが多く、気にされる方も多くいると思います。
バッテリーサイズが大きくないのは残念ですが、チープなボディーで傷つくことを気にすることなく、ラフにポケットに入れて持ち運べるのは素晴らしいメリットだと思います。
メリットとデメリット両方あるので、使う人の好みに応じて購入を検討していただければと思います!
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