iQOSの新型デバイス「アイコス3デュオ」のレビューです。
発売からかなりの時間が経ってしまったのですが、機会を得たので詳細レビューします。
「3の2本吸い可能バージョン」なのですが、他に違いはあるかなど詳細をレビューします。
アイコス3デュオの詳細
iQOSの最新デバイス、IQOS 3 DUO(アイコス 3 デュオ)です。
ご存知だと思いますが「iQOS3のアップデートバージョン」となっており、その特徴は以下のようになっています。
IQOS 3 DUO(アイコス 3 デュオ)の特徴
- 2本連続使用が可能
- 充電時間が1/2に短縮
- ストレスフリーの操作感
ナンバリングの通り、マイナーアップデートバージョンとなるのが本機なのですが…
iQOSの最大にして唯一の欠点である「一本しか吸えないスティック」「次に使うには充電が絶対必要」という欠点を補った製品となります。
iQOS純正本体には、「iQOS 3 MULTI」のようにバッテリーとスティック一体型のものもあるのですが、セパレートタイプ(スティックとバッテリーが別体)がいまだに人気です。
デザインや機能面などはiQOS3と共通しているのですが、唯一違うのがLEDインジケーターです。2本連続使用ができることがわかるデュアルLEDインジケーターを装備しています。
スペック
サイズ | H 114.7 × W46.3 × D22.88mm |
重量 | チャージャー:108.0g(実測) ホルダー:21g(実測) |
加熱温度 | 350℃ |
ホルダー充電時間 | 1分50秒 |
チャージャー充電時間 | 120分 |
喫煙時間 | 6分(または14パフ) |
喫煙本数 | 約20本 |
バイブ | 有 |
動作温度範囲 | 0℃〜50℃ |
パッケージ・内容品
パッケージは大きさも含めてiQOS3とほぼ同じです。ちょっぴりかさばるサイズ。
中の収納も共通しています。スマホのようなパッケージング。
内容品一覧
- IQOS 3 DUO本体(ホルダー+チャージャー)
- USB充電ケーブル(USB type-C)
- ACアダプター
- クリーニングツール各種
- 取扱説明書
- 保証書
各種書類が付属します。
ポケットチャージャーの詳細
ポケットチャージャーはデザイン・機能面含めてiQOS3とほぼ一緒です。
つるんとした曲線を用いたデザインが特徴的、違いはないように思えます。
ボディーの大半がラバーコーティングのようなマットな質感で、スティック収納部だけがグロスメタリックという質感を使い分けた上質なボディー。
唯一の違いがインジケーター部分、DUOには2つのLEDが追加されています。
ちなみに、喫煙本数はiQOS3と同じく20本と変わりません。
チャージャー重量もほぼ同じですから、内蔵バッテリーなどはほぼ一緒でしょう。
つまり、LEDが追加さえたマイナーアップデートバージョンとなります。
このLEDによって、スティックの充電状態が一目でわかるようになっています。
マグネット着脱式・着せ替え可能なドア
その他のディティールはiQOS3ホルダーに準じています。
本体とは異なり、メタリックな質感のドアは取り外し可能です。
マグネット式で簡単に着脱可能。ですが、勝手に取れない程度にしっかりついています。
カラーバリエーションも豊富で、オプション品にて着せ替を楽しむことができます。
ワンボタンで簡単操作
iQOS 3 DUOポケットチャージャーにはボタンは一つしかありません。
このボタンは、ポケットチャージャーの電源オンオフ操作にて使用します。
充電時や電源操作時にはLEDランプが操作に合わせて点灯します。
LEDは「流れる」表示で、かなり凝っています。スタイリッシュですね。
- 電源ON ボタン側からステータスライド側に流れるランプ
- 電源OFF ステータスライド側からボタン側に流れるランプ
- 電源ON時にボタンを押す バッテリー残量確認
USB-Cケーブルで上下なくストレスフリー
USB type-Cを採用。
差し込みに上下が無くなったので、コネクターを確認する必要がありません。
ドアが破損しにくい!大きく改善されました
ドア部分はiQOS3と同じで、これまでのモデルよりも破損しにくくなりました。
初代モデルを使っているユーザーであれば、ドア部分の破損は当たり前のように起こること。この心配がなほぼなくなったのはかなり大きな改善ポイントです。
ホルダーとの接点部分にはマグネットが仕込まれているので、ホルダーを近づけるだけで吸い込まれるようにカチッとセットされます。
また、ホルダーの収納は360度どの向きでも可能です。
マグネット式なので、チャージャーを逆さまにしてもホルダーが落ちることはありませんし、逆さまの状態でチャーじゃを揺すっても落ちることはありません。
しかも、取りやすい。絶妙の磁力で接続されています。
ホルダーの詳細
デザインはiQOS3と同じで、LEDインジケーターを除いて違いはありません。
2本連続使用できることが一目でわかる、2つのLEDランプが特徴的です。
その他のデザインは全く同じ、スタイリッシュなフォルムが特徴的です。
加熱開始操作をするボタン部分に、2つのLEDが装備されました。
挿入の向きがない円形端子を採用、360度方向を気にせずチャージャーに挿入可能です。
味わいの部分はiQOS3と変わりません。
ヒートブレードの形状は全く同じ、プログラム自体にも変更がありません。
iQOS3と同様、分解可能です。
専用たばこを挿入するキャップ部分が取り外し可能で、クリーニング時にはキャップを取り外してヒートブレード周りがクリーニング可能です。
アイコス3デュオの使い方はiQOS3と同じ
それでは実際に使っていきます。
ポケットチャージャーの電源操作
まずはポケットチャージャーの電源を入れます。
ポケットチャージャーのチャージャーボタンを長押しして電源を入れます。
ホルダーの充電
ポケットチャージャーにホルダーを入れて充電します。
たばこ挿入・ボタン長押しで加熱開始
アイコス専用たばこをホルダーに挿入した後、ボタンを長押しして加熱します。
- 加熱開始 バイブ振動(1回)・LED点滅
- 加熱完了 バイプ振動(2回)・LED点灯
- 終了の30秒前(もしくは残り2パフ) バイブ振動(2回)
- 終了 LED消灯
バイブの振動タイミングが増えたぐらいで、使い方は同じです。
ちなみに、加熱時間はおおよそ20秒ほど。外気温によって多少の誤差はありますが、スイッチオンからあまり待たずに加熱は完了します。
フル充電状態で2本連続吸いが可能です。
クリーニング
吸い終わった後は、ホルダーのキャップを上にスライドさせて専用たばこを取り出します。
キャップは最初硬めなので、片手で上にスライドさせるのは難しいので、両手を使って片手で本体を抑え、片手でキャップをスライドさせるのが適切です。
なお、キャップをスライドさせないで専用たばこを取り出すと、中にたばこ歯のカスが残ってしまいます。
専用のクリーニングツールがキットに付属する2つのツールを使います。
まず、キャップを取り外した状態でクリーニングツールを挿入し、回転させて吸いカスを取り除きます。
このクリーニングツールも進化していて、ゴムのように弾力のあるブレードでスマートに燃えカスを除去可能。
さらに取り除けない細かいカスや汚れはクリーニングスティック(アルコールが染み込んだ綿棒のようなもの)でクリーニングします。
まとめ:2本連続使える利便性!
2本連続使用は思った以上に便利です!
筆者は互換機も使うことがあるのですが、その場合は当たり前のように連続吸いできます。
たまにセパレートタイプのiQOSを使うと「充電が必要だったんだ」と再確認します。
でもこのスティックなら、当たり前のように連続で使えます。
連続で使うため、というよりも、リチャージの時間を気にしなくなったというのが正しいでしょう。
今までは一度使うとしばらく使用できなかったのが、その時間を気にしなくて良くなったというのは大きいです。むしろそこにしか価値はありません(味などその他はほぼ一緒)
連続吸いに価値を見いだせるならば買いですね!
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