スポンサーリンク

新型アイコス「IQOS3」レビュー|1ヶ月使った感想や使い方などの詳細

新型アイコス「IQOS3」レビュー

IQOSの新型デバイス「アイコス3」の徹底レビューです。

1ヶ月間IQOS 3を使った感想と使い方などの詳細です。

アイコス3の発売からだいぶ時間が経ってしまったのですが、新型アイコスの購入を迷っているユーザーに向けて、従来モデルとの違いや改善点などの詳細を徹底レビューします。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

アイコス3の詳細

新型アイコス「IQOS3」レビュー

加熱式たばこでトップシェアのアイコスを展開するフィリップ・モリス・ジャパンから、新型デバイスがリリースされました。

従来型の進化版となるアイコス3は、従来モデルと同様にチャージャーとホルダーが分離した構造です。

新型アイコス「IQOS3」レビュー

スタイリッシュで丸みを帯びたフォルムは手に馴染むデザイン。

厚みはましたものの、従来モデルに比べてコンパクトになったので携帯性も向上し、手の小さな女性でも持ちやすくなりました。

スペック

サイズ H 114.7 × W46.3 × D22.88mm
重量 103.0g(実測)
加熱温度 350℃
ホルダー充電時間 3分
チャージャー充電時間 120分
喫煙時間 6分(または14パフ)
喫煙本数 約20本
バイブ
動作温度範囲 0℃〜50℃

パッケージ・内容品

IQOS3のパッケージ

パッケージは厚みがあるので若干かさばるものの、スタイリッシュなルックス。

IQOS3のパッケージ

箱を開けると、最新のスマホのように洗練されたデザイン。

IQOS3のパッケージ

付属品が整理されて収納されています。梱包にもこだわりを感じます。

IQOS3の内容品

内容品一覧

  • IQOS3本体(ホルダー+チャージャー)
  • USB充電ケーブル(USB type-C)
  • ACアダプター
  • クリーニングツール各種
  • 取扱説明書
  • 保証書

IQOS3の付属書類

各種書類が付属します。

ポケットチャージャーの詳細

IQOS3ポケットチャージャー詳細

アイコス3ポケットチャージャーの構造はこのようになっています。

IQOS3ポケットチャージャー詳細

表面はラバーコーティングされていて、マットな質感。

上品な印象の綺麗なボディーというだけでなく、滑りにくい仕上がりなので、手から滑り落ちにくい実用性を兼ね備えています。

IQOS3ポケットチャージャー詳細

全面がマット仕上げではなく、ホルダー収納部のドロアーのみがグロス(光沢)仕上げなので、質感の違いを楽しめる高級感のあるディティールです。

マグネット式で着せ替え可能なドア

IQOS3ポケットチャージャー詳細

ホルダーを収納するドア部分にはプラスチック素材が使われていますが、チープさを感じないのは、細部までしっかりと仕上げられているから。

IQOSのロゴマーク入り。

blank

ちなみにこのドア、マグネット式で脱着可能です。

blank

なぜ脱着できるのかというと、オプション品が用意されているから。

カラーバリエーションも豊富で、着せ替えして楽しむことができます。

ボタンが1つに!

IQOS3ポケットチャージャー詳細

ポケットチャージャーの電源はボタンで操作します。長押しして電源ON/OFFの切り替え可能。

リセットボタンは廃止になって、リセット操作は必要なくなりました。

IQOS3ポケットチャージャー詳細

充電時や電源操作時にはLEDランプが操作に合わせて点灯します。

LEDは「流れる」表示で、かなり凝っています。スタイリッシュですね。

  • 電源ON ボタン側からステータスライド側に流れるランプ
  • 電源OFF ステータスライド側からボタン側に流れるランプ
  • 電源ON時にボタンを押す バッテリー残量確認

type-Cケーブルで上下なくストレスフリー

IQOS3ポケットチャージャー詳細

アイコス3から、従来モデルで採用されていたmicroUSB端子ではなく、USB type-Cが採用されています。

差し込みに裏表が無くなったので、ケーブルを上下確認する必要がなくなりました。

ただし、スタンダードになりつつあるとはいえ、まだまだ普及段階にある規格なので、他の持ち歩き品と共用できず、アイコス3のためだけにtype-Cケーブルを用意しなくてはならない可能性も。

ちなみに、双方向性のある規格ですが、ポケットチャージャーからの給電することはできません。

ドアが破損しにくい!大きく改善されました

IQOS3ポケットチャージャー詳細

アイコス3ホルダーを入れるドア部分は、テコの原理で片側を押し込むと、反対側が飛び出す構造です。

初代アイコスやアイコス2.4では、本体を落下させるとドア部分を破損することが多く、閉まらなくなったりとトラブルを抱えているデバイスを多く見かけました。

新機種になって大きく改善された部分です。

IQOS3ポケットチャージャー詳細

ホルダーとの接点部分にはマグネットが仕込まれているので、ホルダーを近づけるだけで吸い込まれるようにカチッとセットされます。

また、ホルダーの収納は360度どの向きでも可能です。

blank

マグネット式なので、チャージャーを逆さまにしてもホルダーが落ちることはありませんし、逆さまの状態でチャーじゃを揺すっても落ちることはありません。

しかも、取りやすい。絶妙の磁力で接続されています。

ホルダーの詳細

ホルダーも新型に進化しました。

IQOS3ホルダー詳細

とはいえ、加熱ブレードは従来モデルと同じ形状を踏襲しているので、吸い心地とニコチンのキック感を重視したものに。

 

しかし、より使いやすいアップデートが実施されています。

大きく違うのはこの3つです。

  • デザイン
  • 充電端子(接点)
  • バイブレーターの振動タイミング

デザインはよりスタイリッシュに

IQOS3ホルダー詳細

従来品のデザインを踏襲した新型スティックですが、そのフォルムはよりスタイリッシュに。

まず質感ですが、ポケットホルダーと同じラバーコーティングされたマットな質感で、手に馴染みやすく、滑り落ちにくい加工に。

そしてボタンが小さくなり、ベゼルレスになってよりシンプルなフォルムにアップデートされています。

充電端子が丸型になって挿入方向を気にしなくても良い

IQOS3ホルダー詳細

挿入の向きを気にしなくて良い円形端子を採用したので、360度方向を気にせずチャージャーに挿入可能になりました。

従来モデルでは向きを気にしてホルダーを挿入しなくてはならなかったので、嬉しいアップデートです。

喫煙可能を教えてくれるバイブレーター

IQOS3ホルダー詳細

新型ホルダーは、従来品のタイミングに加えて喫煙可能時にもバイブレーターが振動するようになりました。

  • アイコス2.4 加熱開始時・残り30秒(もしくは残り2パフ)
  • アイコス3  加熱開始時・喫煙可能時・残り30秒(もしくは残り2パフ)

これはすごく便利です!

ヒートブレードは従来品と同じ形状

IQOS3ホルダー詳細IQOS3ホルダー詳細

使い勝手の向上したホルダーですが、肝心の味わいの部分は従来品と変わりません。

それは、ヒートブレードの形状が全く同じで、プログラム自体にも変更がないためです。

味わいに関しては従来品で完成されていた、と考えて良さそうです。

もちろん分解可能

IQOS3ホルダー詳細

従来品と同様、新型スティックも分解可能です。

IQOS3ホルダー詳細

専用たばこを挿入するキャップ部分が取り外し可能で、クリーニング時にはキャップを取り外してヒートブレード周りがクリーニング可能です。

アイコス3の使い方は旧型と同じ

それでは実際に使っていきます。

ポケットチャージャーの電源操作

まずはポケットチャージャーの電源を入れます。

IQOS3の使い方

ポケットチャージャーのチャージャーボタンを長押しして電源を入れます。

ホルダーの充電

IQOS3の使い方

ポケットチャージャーにホルダーを入れて充電します。

  • 充電中 ポケットチャージャーのLEDが点滅
  • 充電完了 ポケットチャージャーのLEDが消える

ちなみに公式の発表では従来モデルより40秒の時間短縮とされている充電時間、実際に測ってみると多少の誤差はあるものの2分40秒〜50秒ほどで充電が完了します。

3分以内で充電が完了。

たばこ挿入・ボタン長押しで加熱開始

IQOS3の使い方

アイコス専用たばこをホルダーに挿入した後、ボタンを長押しして加熱します。

  1. 加熱開始 バイブ振動(1回)・LED点滅
  2. 加熱完了 バイプ振動(2回)・LED点灯
  3. 終了の30秒前(もしくは残り2パフ) バイブ振動(2回)
  4. 終了 LED消灯

バイブの振動タイミングが増えたぐらいで、使い方は従来品と同じです。

ちなみに、加熱時間はおおよそ20秒ほど。外気温によって多少の誤差はありますが、スイッチオンからあまり待たずに加熱は完了します。

クリーニング

IQOS3の使い方

クリーニングは従来品と同様です。

吸い終わった後は、ホルダーのキャップを上にスライドさせて専用たばこを取り出します。

キャップは最初硬めなので、片手で上にスライドさせるのは難しいので、両手を使って片手で本体を抑え、片手でキャップをスライドさせるのが適切です。

なお、キャップをスライドさせないで専用たばこを取り出すと、中にたばこ歯のカスが残ってしまいます。

IQOS3のクリーニング

専用のクリーニングツールがキットに付属する2つのツールを使います。

IQOS3のクリーニング

まず、キャップを取り外した状態でクリーニングツールを挿入し、回転させて吸いカスを取り除きます。

このクリーニングツールも進化していて、ゴムのように弾力のあるブレードでスマートに燃えカスを除去可能。

IQOS3のクリーニング

さらに取り除けない細かいカスや汚れはクリーニングスティック(アルコールが染み込んだ綿棒のようなもの)でクリーニングします。

使った後の専用たばこ

IQOS3の吸い殻

使い終わった後の専用たばこはヒートブレード付近が焦げていることがわかります。

IQOS3の吸い殻

紙巻部分にも焦げが。分解してみましょう。

IQOS3の吸い殻

専用たばこの中身、先端にたばこ葉が入っています。

ヒートブレード付近にしかたばこ葉がないっていないので、紙巻きたばこに比べてコスパが悪いような…

IQOS3の吸い殻

専用たばこの中にあるたばこ葉はかなり焦げているので、2回吸うのは無理でしょう。

アイコスより低温で加熱するプルームエスのレビューでは、ここまで焦げていなかったので、アイコスの加熱温度が高いことがわかります。

まとめ:使い勝手が向上!しかし味は同じ

新型アイコス「IQOS3」レビュー

総評としては、性能・使い勝手は間違いなく向上しています。

まず本体が小さくなったこと。

そして充電時間が短くなり、バイブレーターのインフォメーションが増えたことで間違いなく使いやすくなっています。

USB-Cになったことで、充電時のケーブル挿入の煩わしさも解消されています。

また、よくアイコスの蓋が壊れても使っている方を見かけるので、破損リスクが低くなったことも新型アイコスの大きなメリットです。

ただし、味は全く同じなので新型になったからといって味が美味しくなった訳ではありません。

今従来機を使っている方が急いで買い換えるほどのインパクトのあるアップデートではないと感じましたが、現在使っているデバイスが劣化してきたと感じる方は新型機を検討しても良いかな、とは思います。

 

コメント