大容量バッテリーが一体化したiQOS互換機、Pluscig B2のレビューです。
アイコス互換機は数多くリリースされているので、どれが良いの?というユーザーも多いかと思います。この製品はコスパに優れ、大容量バッテリーを内蔵するボックス型の互換機。
サイズなどスペックをを比べると、VAPEを楽しんでいるユーザーの間でも評判になったバッテリー一体型のiQOS互換機iBuddyにかなり近いことがわかります。見た目もそっくり。ただし、バッテリー容量がこちらのPluscig B2が多いためか、重量が20gほど重くなっています。
iBuddyは話題になった製品で、多くのレビュワーによる評価では「高評価」であった製品で、筆者のレビューでも好感触でしたが、後日談をショップさんなどに聞くと、大量生産段階になりクオリティーが著しく低下し、不良品が大量に出回る結果となってしまったようです。
このiBuddyを提供いただいたべプログショップさんでは、不良品はもちろん無償交換。対応に追われたということですが、今回のB2はルックスは似ているものの、異なる新しいメーカーからの製品であり、分解などのチェックを行っても製品クオリティは安定していると判断し、販売に踏み切ったようです。
iBaddyとの関連性はなく、インスパイアを受けた製品のようです。
詳細をレビューしていきます。
商品提供:ベプログshop
詳細
当ブログでは既に多くのiQOS互換機のレビューを行っていますので、Pluscig B2の特徴をまずは記載します。より詳細は以下の項目で触れていますので興味あるユーザーは是非お読みください。
バッテリー一体型
フィリップ・モリスの純正iQOS本体はバッテリーとスティックがセパレート(別体)しますが、このB2はヒートスティックを本体に差し込むバッテリー一体タイプ。使う都度スティックを充電する手間を省き、連続使用が可能です。
片手サイズのボックス形状に大容量バッテリー
バッテリーが一体化しているので、上の写真からは純正アイコス本体ほどのサイズを想像しがちですが、実はこの本体片手に収まるほどコンパクトなんです。重量も70gとコンパクトで、ポケットに入れて持ち運べるサイズです。
スペック
サイズ | H 79×W46.5×D24mm |
重量 | 90 g |
バッテリー | 2200mAh |
充電時間 | 2.5時間 |
喫煙可能時間 | 最長4分 |
出力電圧 | 3.4~4.2V |
保護機能 | ・ショート保護 ・熱保護 ・低電圧保護 |
パッケージ・内容品
まずはパッケージデザインと内容品について詳しく見ていきます。
内容品一覧
- Pluscig B2本体
- 充電用microUSBケーブル
- クリーニングツール(ブラシ、綿棒)
- 取扱説明書
白色のシンプルなパッケージデザイン。中にはiQOS互換機B2本体、充電用ケーブル、クリーニングツール一式、
マニュアルには日本語の項目もあり、日本人のユーザーにもわかりやすいように配慮されてはいますが、機械翻訳のような一部に違和感のある言葉が若干気になりますが、なんとか理解できる内容です。
ディティール
このB2にはは温度調整機能が搭載されていて、本体側面のボタンを操作して、H(high),M(mid),L(low)の3段階に加熱温度を調整することができます。
ボディはラバーのような質感の素材が採用されています。樹脂素材にラバーコーティングが施されたような印象です。製品としてのクオリティは高く感じます。
本体下部にはブランド名と製品名「Pluscig B2」のプリント入りです。
側面には電源ON/OFFや加熱開始などを操作するためのメインボタンと、下部に一回り小さい温度設定のためのサブボタンを配置しています。この2つのボタンを用いて本体を操作します。
ボタンと反対の側面には、差し込んだヒートスティックを取り出すためのスライドボタンを備えていて、ヒートスティックをワンタッチで取り出せるようになっています。
ヒートスティック差込口は本体上部に設けられています。その横には3つのLEDインジケーターを備えていてバッテリーの状態などを表示します。
この差込口の中を覗いてみると、先端の尖った円柱形のヒートブレードが見られます。
iQOS互換機のヒートブレードの種類としては、iQOS純正品のように平べったいタイプと、円柱タイプがあります。それぞれの特徴は平たいタイプがニコチンなどのキック感を強く感じるのに対し、円柱形のタイプはiBuddyやiSMOKEのように味に定評があり、加熱ムラが起きにくい傾向があります。
このヒートブレード部分には、カートリッジのようなパーツがはめ込まれていて、ヒートスティックとともにイジェクトされ、燃えカスを一緒に排出できるようにデザインされています。
本体内にはマニュアルに記載の通り18650バッテリーが内蔵されています。このバッテリーを充電するための端子は本体底部に設けられています。充電時には本体を倒して行う必要があります。
使い方
仕様を開始する前にまずは本体バッテリーの充電を行います。USB電源(DC5V)に接続したmicroUSBケーブルを本体端子に接続します。電流は1Aまでに対応。バッテリーの状態は本体上部のLEDインジケーターに表示されます。
- 100 – 80% 緑ランプ
- 80 – 21% 青ランプ
- 20 – 10% 赤ランプ
それでは実際に使っていきます。
使い方はまずマニュアルに記載の通りの使い方で使っていきます。
マニュアルの日本語は若干おかしい機械翻訳のような文章ですがかろうじて使い方がわかります。
- 本体の電源をON/OFF… LEDランプ近くの大きなボタンを素早く3回押す(3クリック
- 温度設定… 加熱を開始する前に設定します。電源がONになりスタンバイ状態になってから、側面のサブボタンを押して、側面の表示をL,M,Hに切り替えます。加熱を開始してからは切り替えられません。
- 加熱開始… ヒートスティックを差し込んでから、メインボタンを長押し。バイブレーターが振動して加熱が開始されます。加熱完了後再びバイブが振動すると吸い始めることができます。加熱から4分後に加熱が停止。
- 緊急停止… 加熱中にメインボタンを長押しすると、加熱が終了します。
吸い終わったら側面のスライドボタンを上にスライドさせてヒートスティックを取り出し、廃棄します。ヒートスティックと同時にカートリッジ部が飛び出しますが、カートリッジは押し込みます。
加熱が終わったヒートスティックは中央部と周辺の紙巻き部分が焦げています。
更にクリーニングモードも搭載されています。
マニュアルに記載の通り、ヒートブレード周辺の残留物を焦がして炭化させる機能です。マニュアルに従って操作し、終わったらクリーニングツールを用いて清掃します。
ブラシを差し込んで残留物を取り除きます。一般的な機種と同じく、iQOSヒートスティック1箱吸い終わるごとにクリーニングすることで、味のクオリティーを保つことができると思いますが、数本吸ってみたところで観察しても残留物は少ない印象です。
まとめ
大容量バッテリーを内蔵したバッテリー一体型iQOS互換機
純正品より優れたコストパフォーマンス。そして、バッテリーを内蔵し、連続使用が可能なアドバンテージ。iQOS純正本体に比べてキック感は弱めでマイルドな味が楽しめる印象で、なおかつ3段階の温度設定が可能で、更に自分好みの味に調整できます。
アイコスはネットの情報を探って見る限り、本体寿命はおおよそ1年ほどで壊れるユーザーが多いので消耗品と考えると、純正品以外のコスパに優れた互換品を使うメリットもかんじますし、小さな本体と大容量バッテリー、連続使用可能なメリットにも惹かれます。
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