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アイコスイルマ徹底レビュー|実機を使った正直な感想まとめ

IQOS ILUMA(アイコスイルマ)徹底レビュー

新型 IQOS ILUMA(アイコス イルマ)の徹底レビューです。

加熱式たばこで最もメジャーなIQOSがフルモデルチェンジしました。
話題を集める最新型は、従来のアイコスデバイスとは一線を博するデバイスです。

加熱ブレードを廃止して、メンテナンスフリーを実現しました。
IQOSイルマ専用たばこスティックTEREA(テリア)を使用します。

実機を徹底レビューします。

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IQOS ILUMA(アイコス イルマ)とは?

IQOS ILUMA(アイコスイルマ)徹底レビュー

IQOSイルマは、フィリップモリスジャパン(以下PMJ)の新型IQOSデバイスです。

今までのIQOSとは全く異なる新加熱システム「スマートコアインダクションシステム」によって、加熱ブレードを廃止し、メンテナンスフリーを実現しています。

IQOS ILUMA(アイコスイルマ)の特徴

  • クリーニング不要!ブレードがない新加熱システム
  • IQOSイルマ 専用たばこTEREA(テリア)
  • 2本連続使用ができます!

その概要から詳しく見ていきましょう!

クリーニング不要!ブレードがない新加熱システム

スマートコアインダクションシステム

新型IQOSイルマ最大の特徴です。

アイコスイルマには今までのIQOSにあったブレードがありません。
そのため、内部が汚れないので掃除が一才必要なしです!

『スマートコア・インダクション・システム™』というシステムで、本体ホルダーではなく専用タバコに内蔵された金属によって、タバコスティック内部から加熱するものです。

IQOSイルマ 専用たばこTEREA(テリア)

イルマ専用たばこTERIA(テリア)

アイコスイルマは専用たばこTEREA(テリア)を使用します。

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ブレードなしのシステムを実現するため、中に誘熱体という金属が入りで、従来のマールボロ・ヒーツといった「IQOSブレード型専用たばこ」は使用できません。

2本連続使用ができます!

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IQOSイルマのホルダーには2つにLEDがあて、2本連続使用が可能です。

iQOS 3 DUOと同じ仕様で、前回好評だった連続して2本吸うことができます。

その他の特徴

そのほかにもIQOSイルマには便利な新機能が搭載されています。

  • オートスタート:たばこスティックを入れるだけで自動的に加熱開始
  • オートストップ:使用中にスティックが動いてしまった場合や、ホルダーから取り出された場合に自動停止
  • スマートジェスチャー・リフトアップ:使用していないときにホルダーを手前に傾けて残り使用回数を確認
  • スマートジェスチャー・ダブルタップ:使用中にホルダーを軽く叩くと残り使用時間が通知
アイコスイルマプライムとの違いは?

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新型IQOSプライムには「プライム」というプレミアムモデルが用意されています。

  • IQOS イルマ:8,980円
  • IQOS イルマプライム:12,980円

違いはホルダー(充電器)の見た目だけで、スペックは全く一緒です。
IQOSイルマプライムは、より高級感のある質感と見た目となっています。

性能や味わい・吸いごたえなどは全く一緒ですから、通常版はコスパに優れているモデル。
よりこだわりが強い人向けのバリエーションが用意されています。

スペック

サイズ
  • チャージャー:121.5mm × 47mm × 23.4mm
  • ホルダー:101mm × 14.5mm
重さ
  • チャージャー:116.5g
  • ホルダー:30.5g
ブレード なし
加熱方式 スマートコア・インダクション・システム
タイプ 分離型(チャージャー,ホルダー)
ホルダー 連続2本
チャージャー ホルダーの充電20回分
喫煙可能時間 6分もしくは14パフ吸うまで
充電時間 USBタイプC(満充電まで135分)
動作温度 0–  40度
専用タバコ TEREA(テリア)

パッケージと内容品

IQOS ILUMA(アイコスイルマ)徹底レビュー

白を基調とした高級感があるパッケージデザイン。

IQOS ILUMA(アイコスイルマ)徹底レビュー

開封すると、外側の紙パッケージに包まれて、中に箱が入っています。

この紙には簡易的な説明もあって、中のマニュアルで詳細を確認せずとも簡単に概要が確認できる簡易的な説明書にもなっている親切設計です。

IQOS ILUMA(アイコスイルマ)徹底レビュー

内容品一覧

  • IQOS ILUMA(アイコスイルマ)ポケットチャージャー(本体)
  • IQOS ILUMA(アイコスイルマ)ホルダー
  • パワーアダプター(コンセントアダプター)
  • USB-Cチャージングケーブル
  • ユーザーマニュアルなどの書類

内容品には、コンセントアダプターも入っています。親切です。
ライバルの加熱式たばこは低価格路線のため、省略されていますから。

メンテナンスフリーになったことで、クリーニング用ツールが付属しないのも特徴的です。

IQOS ILUMA(アイコス イルマ)詳細レビュー

IQOS ILUMA(アイコスイルマ)徹底レビュー

従来のIQOSデバイスを踏襲したルックス、見覚えある見た目で安心感を感じますよね。

というよりiQOS 3 DUOとほぼほぼ一緒の見た目です。

チャージャーの質感こそ違いますが、それだけIQOSデバイスの完成度が高く、変える必要がないということなのかもしれませんよね。

従来IQOSと同じく、ポケットチャージャーとホルダーが分離するセパレートタイプ。
IQOSイルマに乗り換えてもすぐに違和感なく使えるのもメリットです。

ポケットチャージャー

IQOS ILUMA(アイコスイルマ)徹底レビュー

見た目のデザインは、今までのIQOSデバイスとほぼ同じです。

カラーは「モスグリーン」IQOSイルマの一押しカラーです。

IQOS ILUMA(アイコスイルマ)徹底レビュー

樹脂製で、大きさのわりに軽量(116.5g)なのも今まで通りです。

高級感底ありませんが日常使いやすくできていて、片手で違和感なく持てます。

IQOS ILUMA(アイコスイルマ)徹底レビュー

毛足の短い起毛のような質感で、皮脂汚れが目立ちにくいので汚れにくいです。

マットなので手から滑りにくく、グリップするので落としにくいのもメリットです。

IQOS ILUMA(アイコスイルマ)徹底レビュー

ホルダーを収納する部分はメッキのような光沢のある仕様で、質感が違うのが特徴です。

質感が違うから、シンプルなフォルムでもデザイン性が高く感じます。

IQOS ILUMA(アイコスイルマ)徹底レビュー

従来IQOSのように、ドアカバーを押してスッとスライドさせてホルダーを収納します。

片手で操作できるので利便性が非常に高いです。

IQOS ILUMA(アイコスイルマ)徹底レビュー

ドアカバーはマグネット式で簡単に着脱できます。

専用アクセサリーのバリエーションが豊富で、自分好みにカスタマイズすることもできます。なお、IQOS3のチャージャーとの互換性はなく、サイズが異なります。

IQOS ILUMA(アイコスイルマ)徹底レビュー

ポケットチャージャーの充電端子は「USB-C」で、付属ケーブルで充電できます。

バッテリースペック

  • チャージポート:USB-C
  • 満充電時間:約135分
  • バッテリー容量:ホルダーの充電20回分

スターターキットにはアダプター付きで、コンセントから充電できます。

IQOS ILUMA(アイコスイルマ)徹底レビュー

側面にはLEDインジケーターとボタン付き。

ボタンを押して、チャージャーとホルダーそれぞれのバッテリー残量が確認できます。

ホルダー

IQOS ILUMA(アイコスイルマ)徹底レビュー

プレミアム機種「プライム」と共通のホルダー。

従来IQOSのホルダーに比べて9mmほど長くなりました。

IQOS ILUMA(アイコスイルマ)徹底レビュー

重さも7.5gほど重くなっています。それでも30.5gと軽量です。

IQOS ILUMA(アイコスイルマ)徹底レビュー

ブレードがなくなりました。

そのため、内部の掃除が一才必要ないメンテナンスフリーを実現しています。
ブレードにたばこスティックを差し込まないので、付着物がない仕組みです。

たばこスティックの抜け防止のため、側面部分に溝が掘られています。
この溝がたばこスティックに食い込んで、抜けにくくなっています。

なお、トップ部分は交換可能、専用アクセサリーが別売されています。
ただし、専用工具を使わないと外れませんから、不意に外れてしまうことなさそうです。

かなりしっかり食い込みます。

IQOS ILUMA(アイコスイルマ)徹底レビュー

IQOSイルマホルダーには2つのLEDランプが備わっています。

IQOS ILUMA(アイコスイルマ)徹底レビュー

2本連続使用が可能で、バッテリー残量はLEDで表示されます。

ちなみに、待機中にホルダーを斜めに傾けることでLEDが点灯し残量が確認できます。

IQOS ILUMA(アイコスイルマ)徹底レビュー

ホルダー下部はマグネットで、ポケットチャージャーに簡単に接続できます。

専用たばこ TEREA (テリア)

IQOS ILUMA(アイコスイルマ)徹底レビュー

IQOSイルマの「スマートコア・インダクション・システム」新加熱システム専用たばこ TEREA(テリア)です。

ブレードなしで、たばこに内蔵された金属製の誘熱体を温めることで、内部から加熱。
つまり、従来のたばこスティックは使えませんから、専用品が必要です。

TEREAには、吸口部分だけでなく、差し込む側にもフィルターが搭載されています。

つまり、空気は通して、燃えカスやヤニ汁は落ちないようになっています。
内部が汚れず掃除が不要になったのは、専用たばこの設計もあってのことです。

IQOS ILUMA(アイコスイルマ)徹底レビュー

TEREAを分解してみると、このような構造になっています。

上部にもフィルターがあって、タバコ葉の中央に金属の薄いプレートが入っています。

IQOS ILUMA(アイコスイルマ)徹底レビュー

これが優れもので、本当にクリーニング不要です。

吸い終わった後の写真がこちらで、本当に吸ったの?っていうほど汚れていません。

上部のフィルターすら汚れていないということは、内部に汚れは付着しません。
メンテナンスフリーの謳い文句は本物ですよ。

IQOS ILUMA(アイコス イルマ)の使い方

IQOS ILUMA(アイコスイルマ)徹底レビュー

  • ポケットチャージャーの電源ON/OFF… ボタンを長押しする
  • ホルダーのバッテリー残量確認…待機中にホルダーを斜めにする
  • 残パフ数の確認…喫煙中にホルダー上部を2回タップ
  • 加熱開始
    • 専用たばこを挿入する(オートスタート)
    • たばこをセットしてボタンを長押しする(マニュアル)

基本的にボタン操作はあまり必要ありません。

IQOSイルマのホルダーには「オートスタート」機能が備わっているので、たばこスティックを差し込むだけで加熱スタートします。

スティックを差し込んで加熱開始(振動)→2度の振動で喫煙できます。

ただし、オートスタートが機能しない場合にも「マニュアル」操作は可能で、ホルダーに備わっているボタンを長押しして加熱を開始することができます。

IQOSサイトには「オートスタート」の故障は保証対象外と書いてあります…

オートスタート機能が使えなくなっても、マニュアルボタンで操作してくださいということみたいです…

IQOS ILUMA(アイコス イルマ)を使った感想

IQOS ILUMA(アイコスイルマ)徹底レビュー

最も気になるのが「味わい・吸いごたえ」ですよね。

味はクリアになった、という感想です。

IQOSの独特さは残したまま焦げっぽさがなくなって、個人的には美味しくなったと感じます。嫌な感じが減って、たばこの美味しい部分だけが味わえると感じます。

ただし、吸いごたえは減少したかなとも思います。

ガツンと吸いごたえ重視!という人には若干物足りなくも感じるようにも感じますが…
キックはしっかり感じるので、紙巻きタバコのようなヤニっぽさを求めるなら合わない可能性もあるのかな、とも感じます。

その他に感じたのは、匂いが減少しました。
加熱式たばこの匂いはあるのですが、かなり臭さが抑えられているように感じます。

総じて「おいしくなって満足感はそのまま」という感想です。
個人的には乗り換えはありで好きです。

まとめ

IQOS ILUMA(アイコスイルマ)徹底レビュー

素晴らしい!メンテナンスの煩わしさから完全解放されます!

これほどまで便利だとは!

掃除要らずとは言っているものの、多少は汚れるのでは?と疑っていましたが、全く汚れません。メンテナンスフリーの謳い文句に嘘偽りなしです。

IQOSは加熱式たばこで一人勝ちしているものの、掃除がなぁというデメリットもありましたが、この新型で見事に解消されています。

ライバル機に比べて「かなり割高」なデバイスではあるものの、満足度は高いです。

 

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