SMISS(スミス)EFOS E1「イーフォス」のレビューです。
EMILIなどのVAPE製品でもお馴染みのSMISSの製品は「使い勝手と吸い心地は最高レベル」との評判の高い製品です。
このiQOS互換品の特徴
- バッテリー一体式で連続使用が可能
- 3D加熱システムで加熱ムラがなく味が良い
iQOS本体キットは一時期品薄で、ネットオークションなどでも高額で取引されていたほどの人気でしたが、今となってはコンビニでも気軽に買えるようになりました。そして値段も安くなったので、それでも互換品を買うメリットはあるのか?というのが気になりますよね?
僕は「味を重視しないならiQOS純正キットを買うべき」だと思います。
味はすごいいいんですよね、、、詳細をレビューしていきます。
商品提供:ベプログshop
詳細
iQOS純正ポケットチャージャーと同じぐらいのサイズのボディー。
SMISSがリリースするホルダー一体型のiQOS互換品が「EFOS E1」です。
SMISSといえばEMILIシリーズが日本でスマッシュヒットした、小型シガレットタイプのVAPEで有名なメーカー。日本での加熱式タバコ人気に向けて商品を投入してきたようです。
でもちょっと遅いかも、、、もう純正キットがどこでも手に入るよ、、、
スペック
サイズ | H103×W47.5×D24mm |
重量 | 110 g |
バッテリー | 2,000mAh |
充電時間 | ・5V1A(110-115分) ・5V2A(70-75分)急速充電対応 |
喫煙可能時間 | ・ヒートスティック 1本当たりの吸引回数:20回 ・連続吸引本数:5本 |
出力電圧 | 3.7V |
保護機能 | ・ショート保護 ・熱保護 ・低電圧保護 |
パッケージ・開封
ちょっと大きめのパッケージ。パッケージデザインは良いと思います。完成度高し。しっかりしたデザイン。
内容品一覧
- EFOS E1本体
- micro USBケーブル
- キャリングポーチ
- 取扱説明書(日本語)
- 保証書(日本語)
マニュアルが日本語なのも安心感ありますね!しかし!保証期間は購入より3ヶ月!純正品の1/4と期間が短いのが残念。
細部詳細
本体の仕上がりは若干チープ。継ぎ目が見えみえのプラスチック全開ボディーで高級感はありません。対してiQOS純正品はラバーコーティングのように表面がマットな仕上がりで、チープさを感じないのでボディーの出来は完敗です。
バッテリー容量は2,000mAhと、純正品の2,900mAhよりも少ないのが残念です。
ペイントはパール塗装のように見る角度によってキラキラと感じるラメ感のある塗装。でも、パーツコートのように高級感がないのは残念。ボディーにはE1のロゴマークが薄くプリントされていますね!
実用的には問題ないんですが、所有欲を満たすことはなく、愛着も感じにくいと僕は思います。
そして上部が斜めにカットされたような所にヒートスティックを刺して使用します。差し込み部分の周りにはメッキパーツが使われていますが、残念ながら高級感はなく、これもプラスチックっぽさをさらに加速させちゃっていますね、、、
しかし!良い部分もあります。ヒートスティック差し込み部分にスライドカバーがついていること!
差し込み部分が汚れたり、異物が入るのを防いでくれるのは便利です。
片手で持って、カバー部分を親指でシュッとスライドさせるだけ。これはいいですね。実用的。
ヒートスティック差し込み口の中を見ると、複数の穴が空いた金属プレートが。3D加熱システムといい、ヒートスティックをまんべんなく加熱できるらしいです。
iQOS純正品のようなブレードタイプではありません。ここで特徴!
- ブレード(平) 純正品と同じ形状。ニコチンのキックを強く感じる
- ブレード(円柱) 味に定評があり、まろやか。加熱ムラが起きにくい。
- プレート さらに加熱ムラがおきにくく、味が良い。キックは弱い。
このことから味重視のデバイスであることがわかります。たばこのようなガツンとくるキック感を味わいたいユーザー向けではないかもしれませんね!
そして底部には内蔵バッテリー充電用のmicoUSB端子が。それより気になるのは継ぎ目のバリ。すごく雑な仕上がり。
使い方
それでは使って見ましょう!まず始めに内蔵バッテリーの充電を行います。
ここで嬉しいのが2A急速充電が可能なことで、完全に充電が完了するまでに70-75分ほどしかかからないのが特徴です。1Aだと2時間ほどかかります。
バッテリーの充電状態は側面のlEDインジケーターで表示されます。
充電が終わったら使っていきます。
スライドカバーを開けた場所の穴にスティックを刺します。
ここでiQOS純正品を使ったことがある人ならわかりますが、純正品にはヒートブレードがあるので、ヒートスティックを刺すときにグッと力を入れて刺しますが、このEFOS E1にはブレードがないので全く抵抗感がありません。そして、ホールドされる感じもないのでどこまで刺さっているのかわかりにくいですが、奥まで挿入する必要があります。
3クリックで電源オンとともに、内蔵バイブレーターが振動し加熱も開始されます。そのため、あらかじめヒートスティックを挿入しておく必要があります。
モードを切り替える場合は、電源ON状態でボタンを3秒間長押し。LEDの色が変わるとモードも変わります。
- 緑LED 低温モード(通常の風味を楽しみたい時は低温モード)
- オレンジLED 高温モード(強いたばこの風味を楽しみたいときには高温モード)
※パワーオンしたときは前回使用したモードで起動
- 最大20回もしくは5分50秒吸うことができます。
- 予熱完了から90秒操作がない場合、本体バイブレーターが振動し、本体電源が自動でオフになります。
- 18回吸引した後、LED点滅&振動。20回目の吸引で再び振動子、自動パワーオフ。
- 5分35秒でLED点滅&振動。5分50秒で再び振動子、自動パワーオフ。
吸い終わったあとはヒートスティックを取り出すだけです。
取り出したスティックはまんべんなく加熱されているのがわかります。これは、これまで使った互換機で一番綺麗かも。
そして使った後の加熱プレート部分もキレイです。カスなどの付着はかなり少なく、クリーニングが簡単。でも、この穴にカスがついたとしたら、掃除はすごくめんどくさそうです。
メリットとデメリット
しばらく使った上で気がついたメリットとデメリットです。
メリット
まずはメリットから!
- 純正品よりもダンゼン味が良い!!
- 連続使用が可能!
- 2Aの急速充電に対応
- 燃えカスが付着しずらい → メンテナンスが楽!
- 高温・低温切り替え可能
純正品は頑なにホルダーと本体をセパレートしています。これはバッテリーに熱が伝わらないようにする「安全第一主義」的な発想からだと思いますが、ユーザーとしては連続で吸いたいというニーズもあり、互換機はほぼ全て連続使用に対応しています。
そして、ブレード式ではなくプレートを採用することで味がおいしく濃厚に感じます。タバコとはまた違う味わいで味重視のユーザーには良いかもしれませんね!ニコチンのキック感も純正同等かそれ以上に感じます。インパクトも十分。
そしてさらなるキック感を求める場合には高温にも切り替え可能。ただ、味は低温のほうがおいしいので僕は低温推しです!
デメリット
- まず値段が純正品より高い!
- サポート期間が短い
- ボディーの品質が低い
- バッテリー容量が少ない(純正2,900mAh / EFOS E1 2,000mAh)
- ヒートスティックがホールドされない
純正品より高いというのが最大のデメリットだと思います。これから先、純正品より安くなったら悪くはないと思います。
ただ、ボディーのクオリティが高くないのが気になりますし、保障も短い上に大手メーカーのような手厚い保障も期待できません。
また、ブレードがないので、ヒートスティックがしっかりホールドされず、スティック部分を咥えるとスポッとEFOS本体から外れてしまうことがありました。また、ちょっとでも加熱部からスティックが浮いてしまうとしっかりと加熱されず、状況によっては熱い空気を吸ってしまいびっくりすることもありました。
吸う時には、E1本体とスティックをしっかり持って吸う必要があると思います。
まとめ
正直値段が安かったらアリなのですが、純正品より価格が高いというのが最大のデメリット。
価格が安いという前提があれば、ボディーサイズや機能で選べるのですが、値段が高いのでは、、、
安ければマジでアリなんですけどねぇ… 1000円とはいえ純正品より高いのには納得いきませんw
本音はココですよね、、、
それでも買うというユーザーはもう既にiQOSを持っていて、純正品に不満があり色々な互換品を試して見たいという探究心が強い方だと思います。プレート加熱式は味はすこぶる良いと思うので試してみたいユーザーはこちらからどうぞ!
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