国産VAPEリキッドブランド、Habit Play(ハビットプレイ)のレビューです。
2022年のデビューから瞬時にしてSNSで話題に。
甘さを抑えた「癖」のある味わいが「クセ」になるフレーバー。
詳細をレビューしてきます。
商品提供:ベプログshop
Habit Play(ハビットプレイ)とは?
Habit Playは日本のハンドブリュー系リキッドとしてはかなり後発の2022年に発足。
発表されるや否や、瞬く間にSNSで話題になり、国内のVAPEショップでも扱われるほど。
知名度急上昇中のブランドになります。
ちなみに… ブランド名の由来は以下の通りです。
- Habit… 癖や習慣等の意味。癖のある味をクセになって欲しいという思いから。
- Play… VAPEは大人の遊びみたいな安直な気持ちから。
Vapingが習慣化されてる方へ『癖』のある、でも『癖』になる、そんなリキッドを届けられたらということです。
Spice&Herb(スパイス&ハーブ)シリーズ
ブランドデビュー時に発表されたのは『Spice&Herb(スパイス&ハーブ)シリーズ』シリーズの3種類となっており、どのフレーバーも一癖あるフレーバーとなっています。
3種類とも『VG60:PG40」』フレーバー構成からも高抵抗MTL向けとなっています。
Spice&Herb(スパイス&ハーブ)シリーズ
- Woodland-P’s(ウッドランドピーズ)
- Rosinen in Barrels(レーズンインバレル)
- Poultice green(ポウルティスグリーン)
3種類とも甘味不使用の為、ガンクは殆どつかないことのこと。
しかし、甘いリキッドが好きな方には物足りないかも知れないとのことです。
ここからは、その3種類のフレーバーを実際に吸ってレビューしていきます。
Woodland-P’s(ウッドランドピーズ)のレビュー
ウッドの香りと甘酸っぱい果実味
家事や仕事の合間に、肩の力を抜いてリラックスタイム。そんなイメージで仕上げたリキッド。 甘酸っぱい果実の味わいとウッドの香り、ほんの少しの清涼感でホッと一息。 隠し味として香り高いフレーバーを加えました。
樽に入ったワインのような果実感と熟成感、大人な印象の香りです。
吸ってみると…
香りの印象よりも刺激的!甘酸っぱいフレッシュな果実感と熟成さがマッチ!
香りの印象からは、もっと「渋い」超大人向けのフレーバーかと思いました。
しかし、癖はあるものの「メジャーかつポップ」な印象です。
しっかりとした果実感は赤葡萄のような瑞々しさ、フレッシュ感がある甘酸っぱさ。
控えめながらしっかりと甘みもあるので、物足りなさはありません。
そして、それを印象付けるちょっとした清涼感、控えめながら印象的。
ウッドっぽさはそこまで強くなく、メインのフレーバーに奥行きを感じさせてくれます。
ウッドっぽさと共に、少し「灰」のような印象もありますが、塩梅が素晴らしく嫌味がないです。
もっともっと渋みがあって、難解で複雑なのかと思いましたが、一口目から「うまい!」というわかりやすさがありながらも、しっかりと味に奥行きを感じさせてくれる完成度の高さです。
Rosinen in Barrels(レーズンインバレル)のレビュー
ウイスキーとスパイシーなタバコ味
オークの薫り高いウィスキーとスパイシーなタバコをブレンド。あまりリキッドには無いフルーツ香料と、しつこくなり過ぎないよう隠し味にあるお花の香料を使用。3種の中で1番コク深い味わいのリキッド。
まるでチョコレートのような、濃厚な香り。
吸ってみると…
オークとウイスキー、干し葡萄とフラワーが同時に感じる奥深さがまるで高級チョコレートのよう!!
どこかで味わったことがあるような味なのに、どこでも味わったことのない味のようでもある、唯一無二の味わいを実現したリキッドです。
何というか、塩梅が素晴らしいんですよね、このフレーバー。
オークウッドだけだど絶対嫌味があるのに、裏に果実感とフローラルさがあるから嫌じゃない。そして、スモーキーさと、ガラムっぽさを感じるスパイシーさがいい仕事してます。
タバコっぽさ、洋酒っぽさは抑えめ。ですが雰囲気は抜群です。
日本っぽくない、外国っぽい味わい。
甘さは「控えめ」というほど甘くなくはないです。そこそこ甘い。
吸えば吸うほど癖になっていきそうな、そんな味わいです。
Poultice green(ポウルティスグリーン)のレビュー
ハーブとブラックチェリー味
メインにBlack Cherryを使い、ハーブと少し変わったスパイスをブランド。 香水にも使われる香りを少量使っているので、賛否が分かれるかもしれません。少しの清涼感があり、サッパリながらも香り高いフレーバー。
清涼感とハーブっぽさを感じる味わい、香りは強くはありません。
吸ってみると…
スッキリメンソール系フレーバー!程よい清涼感と、少しの果実感。
説明からはフルーツ系フレーバーなのかと思いきや、スッキリとしたハーブ&メンソール味リキッドでした。
確かにブラックチェリーは感じるのですが、シップっぽい「ハーブ&メンソール」の印象が強いので、ルートビアなどが好きな人はハマりそうです。
個人的には、今はなき「フロツン」の片鱗を感じさせてくれる味わいだと思いました。
とはいえ、チェリーもいるので、全然違うっちゃあ違うんですけど…
チェリーコークでもない、チェリーハーブ味リキッドです。
まとめ
わかりやすさと「クセになる癖」の両立!塩梅が素晴らしい国産ハンドブリューリキッド!
難解で奥深い味、ではなく、ある程度のわかりやすい「おいしさ」があるから吸いやすい。
一口目から「あ!美味しい!」と思えるほど、しっかりとしたおいしさ。
かつ、吸い進めるほどに、「あ、こんな味わいも!?」と感じる奥深さ。
甘さは全て「超控えめ」というほど甘くなくはなく、程々の甘さがありました。
3種類とも統一感のある完成度で、しっかりと作者がそこにいるのがわかるリキッドです。
価格設定は今となっては若干高めながら、MTLでチビチビ楽しむのを前提としたリキッド。
消費量はあまり多くなく、コストパフォーマンスは悪くありません。
一度ハマったら抜け出せなくなりそうなクセになるリキッドでした。
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