こんにちは、Hiroです。
日々更新し続けるレビュー記事も、積み上げること1200記事以上。
色々な製品がリリースされるVAPEデバイス、今回は少し変わったコンセプトの製品。
VAPORESSO(ベパレッソ)のVAPEスターターキット、AURORA PLAY「オーロラ プレイ」のレビューです。
製品を見れば一目瞭然の通り、AURORA PLAYはオイルライターテイストのデザインのVAPEデバイスです。遊び心溢れるボディーに搭載したのは、人気デバイスと同じ機構。
このスターターキットの特徴
- オイルライターをモチーフにしたPODデバイス
- 中身は大ヒットデバイス「Renova ZERO」とほぼ同様の完成度の高さ!
詳細をレビューします!
商品提供:HEAVEN GIFTS
AURORA PLAYの詳細
スタイリッシュなVAPEデバイスを多数リリースしているVAPORESSOの製品としては、珍しく遊び心に溢れるコンセプトを持った製品が「AURORA PLAY」です。
VAPORESSOでは、最近デザインに優れた洗練されたデザインのデバイスが多いので、「急にどうした?」と思われる方もいらっしゃるかと思います。
しかし、古くからVAPORESSOを知っている方ならピンとくるのではないでしょうか。
今回のAURORA PLAYから遡ること2年余り。以前にAurora Vapeという同じくオイルライターをモチーフにしたフォルムのVAPEデバイスが存在したのです。
同様のコンセプトながら、AURORA PLAYではより丸みを帯びたデザインへと昇華したことで、オイルライターのようなギミックを搭載しながらも、某有名オイルライターのパクリ的なデザインとは一線を博するオリジナリティ溢れるフォルムに仕上がっています。
手のひらサイズのコンパクトサイズを実現してはいるものの、これは初代と同様にオイルラータイターより一回り以上多くなサイズになって入るものの、それでもコンパクトなサイズは魅力的です。
ただ、手に馴染むサイズ感もオイルライターの魅力の一つだと思うので若干残念ですが、流石にバッテリーやアトマイザーを収納した上で、このサイズ感は感嘆に値するのではないでしょうか。
また、このAURORA PLAYのパッケージには「Renova」の記載がある通り、Vaporessoの最近の最大のヒット作とも言えるPODタイプデバイスRenova ZEROと同様のシリーズになっています。
バッテリーの容量やリキッド容量、出力モードなどの搭載機能、そしてCCELコイルなど多くのスペックがほぼ共通です。
金属外装の分、AURORA PLAYの方が40g以上重く、サイズも大きいのですが、AURORA PLATの魅力は男心をくすぐるライターのようなルックスとギミックではないでしょうか。
過去のコンセプトを復活させるだけでなく、最新のPODデバイストとして仕上げているのがAURORA PLAYの魅力だと思います。
カラーバリエーションは全4種類。定番らしいシルバーとブロンズの他に、レインボーカラーと模様入りのグレーが用意されています。
スペック
サイズ | H 80 × W46.5× D1.67mm |
重量 | 96.7 g(実測) |
出力モード | 定電圧出力 (9W / 10.5W / 12.5W 3段階調節可能) |
リキッド容量 | 2ml |
リキッドチャージ | Podボトムフィル |
エアフロー | コイルボトムエアフロー(調整不可) |
コイル | POD内蔵型 1.3Ω(CCELLコイル) |
充電ポート | microUSB(DV5V 1A) |
バッテリー | 650mAh |
保護機能 | OMNI Board Mini搭載
・短絡保護 |
メーカー公式サイト | https://www.renovavapor.com/ |
パッケージ・内容品
パッケージデザインはVAPORESSOらしいスタイリッシュなデザイン。裏側にはインフォメーションが記載されています。
内容品一覧
- Aurora VapeVAPORESSO AURORA PLAY バッテリー本体
- Aurora VapeVAPORESSO AURORA PLAY PODカートリッジ ×2
- microUSBケーブル
- ユニコーンボトル
- ユーザーマニュアル(英語)、ワランティカード
付属品にはPODカートリッジの予備がついてくるのが親切かつ嬉しいですね。
他には必要なものがコンパクトにまとまって収納させれています。
ちなみにマニュアルには日本語の記載がないのが若干日本人には不親切ではあります。
デザイン・ディティール
オイルライターをモチーフにしたヒンジ式カバー付きのVAPEデバイスです。
ライターのようなフォルムが遊び心を感じさせるだけでなく、カバーがついているのでマウスピース部分を保護できる実用性も兼ね備えています。
本体には目立たない程度の大きさでメーカーロゴやVAPORESSO AURORA PLAYのプリント入り。
提供品の本体側面には「Sample 1-A」の記載がありますが、メーカーサイトを確認するとこのプリントは入っていないため、提供品はサンプル品の可能性があります。
そのため、一部使用が製品版と異なる可能性がありますのでご了承ください。
ブロンズとシルバーカラーはブラシ仕上げで、マットな質感の仕上がりです。
金属の肌をそのまま生かした仕上がりで、クリア塗装はされていません。荒々しさも感じるのがオイルライターテイストっぽさでもあります。
ボディーの作りは悪くありませんが、カバー部分のボディー部分の合わせがよくありません。
仕上がりに差がある(パーツを別々に仕上げているためか、ヘアラインの柄が合っていない)だけでなく、合わせ部分に段差があるのが気になります。
また、カバー部分を左右に揺すると、若干の遊びがあってグラグラと動くのも気になります。
もう少し精度よく仕上がっていればモノとして愛着を持てると思うのですが、この部分は残念な部分です。
カバーヒンジ側の側面にはインフォメーション。
「MADE IN CHINA」「DESIGN BY VAPORESSO」リサイクルマークやCEマーク。
触ってみるとボコボコと段差を感じないので、レーザー刻印などではなくボディーカラーに合わせた色でプリントされているようです。
カバーが開く方の側面には、電源ボタンとLEDランプ、そして内蔵バッテリー充電用のmicroUSB端子を備えています。
この電源ボタンは、電源オンオフ操作をするだけでなく、3段階の出力変更(12,5W,10.5W,9W)が可能。LEDの色で出力モードを表示(緑、青、赤)します。
650mAhの内蔵バッテリーは、microUSB端子から充電します。
1A充電で内蔵650mAhのバッテリーを45分でフル充電可能です。
また、充電しながらの使用(パススルー対応)が可能になっています。
底部分にはバッテリーベントホール(3つの穴)を装備して、安全性にも配慮しています。
電池は、過電流などによりバッテリーへの負担がかかるとガスを発生させます。
その際にベントホールからガスが逃げていくように設計されています。
このようにベントホールが空いていないと、噴出したガスが内圧が高まり、ある一定まで達すると逃げ場がないことによって炸裂(爆発)してしまいます。そのような事故を防ぐための仕様です。
オイルライターのようなギミックのボディーは、エポックメイキングなだけでなくマウスピースを保護できるカバーとしても機能するので、見た目の面白さだけでなく実用性も兼ね備えています。
一般的なオイルライターと同じ機構なので、オイルライターと同じように開け閉めできます。
もちろん、同じように親指で「カチンッパチンッ」と開いて遊ぶこともできます。
小気味よく開くので、無闇にカチンカチンと開いたり閉じたりして遊んでしまう魅力があります。
AURORA PLAYには、カートリッジタイプのアトマイザーが収納されています。
通称「PODカートリッジ」ですね。コイル内蔵型、使い捨てタイプのアトマイザーで非分解式です。
ボトムエアフロー式で2つの電極の間にエアホールが設けられています。内蔵コイルは1.3Ω。VAPORESSOお得意のCCELコイルです。
ボトムエアフローだけど、結露が起きにくくリキッド漏れしずらい構造になっています。実際使っていて、チェーンしまくってリキッドが緩くなっているだろうというシュチュエーションでも全く結露も滲みも発生しないほど秀逸です。
凝った構造なのでPODカートリッジが高そうな印象を受けますが、海外サイトではRENOVA ZEROのカートリッジと同じぐらいのプライス設定になっているので、ランニングコストは悪くなさそうです。
AURORA PLAY本体側には、このPODに電力を供給するための電極端子が設けられています。
この電極部分は万が一リキッドが漏れた時に本体内にリークしてしまわぬように、プラスチックカバーで覆われています。
非分解式ですが、マウスピース部分だけは分解することができます。
しかし、専用品が取り付けられているために汎用品に交換することはできません。
トップエアフローではないので空気の取り込み口はドリップチップ部分にはありません。
リキッドチャージホールが、POD上部にあるので、本体からPODカートリッジを取り外す必要がなく取り付けたままでリキッドチャージが可能です。
本体からPODカートリッジを取り出さなくてもリキッドチャージすることができます。
しかも、キャップなどの着脱がいらないPTFフィリングスロット(スプリング式)で楽々リキチャが可能です。
ただし、チャージ分が細いので注ぎ口が太いボトル(スポイトボトルなど)ではチャージできません。そのためにキットには詰め替え用のユニコーンボトルが付属します。
しかし、ユニコーンボトルで注いだ時にも、PTFフィリングスロットの周りには写真のように若干リキッドが付着してしまうので、チャージ後に拭き取りが必要です。
本体にはリキッド残量確認用の窓が設けられているので、リキッドの残量が一目瞭然で確認できます。
小さいながらも底部分までリキッド残量の確認ができますので、十分実用的な仕様になっています。
AURORA PLAYの使い方
使い方はVAPORESSO RENOVAシリーズのデバイスと同様です。
- 電源ON/OFF… ボタンを5クリック
- 出力変更…ボタンを3クリック
- Vaping… PODを咥えて吸い込む(オートスイッチ)
パフ操作は無用です。PODのマウスピースを咥えて吸い込むだけで自動で電源がONになってミストが発生します。
ボタンがついているので、電源オンオフと出力変更はボタンを使って操作します。
- HIGH 緑 12.5W
- MEDIUM 青 10.5W
- LOW 赤 9W
誤動作は一切なし!
息を吸い込むのではなく、息を強く吹き込んでしまうとスイッチが入りっぱなしになってしまう誤動作はありません。
この誤動作は『吹き戻し」と呼ばれ、オートスイッチ(吸い込むと自動でミストが発生する)のデバイスにはつきものの誤動作ですが、これは吸い込むのではなく、逆に息を吹き込んでしまうとスイッチが入りっぱなしになってしまうものです。
この吹き戻しの誤動作ですが、全く発生しません。
少し吹き込むのではなく、思いっきり息を吹き込んでも全く誤動作は発生しませんので思いっきり使うことができます。
感想
某リキッドメーカーにも推奨され、大ヒットしているRenova ZEROのガワ違い(ボディーデザイン違い)的な製品です。
スペック的にはほぼ共通です(内蔵基板や機構などの基本スペック)
ただし、コイルは違う(ZEROは1Ω、AURORA PLAYは1.3Ωとこちらの方が高抵抗)CBDリキッドやニコチンソルトリキッド向けにより高抵抗になっているので、コイルスペックで選ぶのも良いとは思います。
しかし、見た目が全く違うので、デザインや重さなどの好みで選ぶのが良いと思います。どちらも普通に美味しいですし、便利です。
サイズや重量などの数字で選んでしまうと、AURORA PLAYをセレクトしないかもしれませんが、オイルライターのようなデザインとギミックで遊び心に溢れたAURORA PLAYも捨てがたい。
また、カバー付きという実用性と、カバーがワンアクションで外せ、なおかつカバーが外れないので紛失しないというのも使い勝手の良いポイントです。
また、マウスピースが咥えやすい形状であり、リキッドチャージ時にPODを外す必要がないというのも良い点です。
ポケットから取り出して、親指で「カチンッ」と開き、マウスピースを咥えてVaping。悪くないですよ、これも。
まとめ
遊び心溢れるオイルライターテイストのボディーデザインというユニークさだけでなく、機能や使い勝手にも優れたPODデバイスに仕上がっているのがAURORA PLAYです。
定評のあるデバイスをボディーに詰め込んだ使い勝手の良さは、面白いだけでなく実用的でなおかつ味も楽しめる仕上がりです。
これなら常用しても良さそうな仕上がりですよ。ランニングコストも嵩まないのが嬉しいですね!
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