Eleaf「イーリーフ」のVAPEスターターキット、TESSERA with ELLO TS 「テッセラ ウィズ エッロ ティーエス」のレビューです。
最新のラインナップとして、汎用バッテリー収納タイプだけではなく、Eleafはバッテリー内蔵のテクニカルMODにも力を入れており、多くのバリエーション、異なるデザインコンセプト製品を立て続けにリリースしており、今回のTESSERA MODの特徴としてはバッテリー容量は3,400mAhと控えめなのに対し『最大150W出力、ファームアップデート可能、カラー液晶搭載』となります。
早速レビューしていきます。
商品提供:VapeSourcing
詳細
低ポリエレメントと高性能の経験を念頭に置いて設計された新しいTESSERAは、視覚的に魅力的であるだけでなく多用途性があるようにあらゆる細部まで精巧に設計されています。 これは、1.45インチのTFTカラーディスプレイとすべての新しいUIシステムを備えています。あなたのオプションに5つのテーマカラーが追加されています。 美しさの背後にある獣、TESSERAは最大150ワットを発射することができ、効率的な再充電のために最大2Aの充電があります。 TESSERAは、激しい味と雲のためにHWコイルを利用する、新しく設計されたELLO TSアトマイザーとペアになっています。 あなたが必要とするのは、ELLO TSキット付きTESSERAだけです。
Designed with low-poly elements and high-performance experience in mind, the new TESSERA is elaborately engineered in every single detail to be not only visually appealing but versatile. It features a 1.45 inch TFT color display and an all new UI system, with the addition of 5 theme colors for your option. A beast behind the beauty, the TESSERA is capable of firing up to 150 watts and has a maximum of 2A charging for efficient recharging. The TESSERA comes paired with a newly designed ELLO TS atomizer that utilizes HW coils for intense flavor and clouds. For better enjoyment of vaping, all you need is just this TESSERA with ELLO TS kit.
スペック
サイズ | H 133×L42×D30.5mm |
出力モード | VW/RTC/温度-Ti系/温度-Ni系/温度-SS / TCR(M1、M2、M3) |
対応抵抗値範囲 | 0.1-3.0ohm(VW /バイパス/スマートモード) 0.05-1.0ohm(TCモード) |
リキッド容量 | 4ml |
リキッドチャージ | トップフィル |
エアフロー | ボトムエアーフロー(調整可能) |
コイル | カートリッジ式(HW heads使用可能) |
充電ポート | microUSB |
バッテリー | 3,400mAh(内臓バッテリー) |
パッケージ・内容品
パッケジは紙箱で、製品ロゴと写真が用いられたもので、内容品がわかりやすいデザインです。背面には内容品の情報が記載してあります。英語。
Eleafおなじみのダブルステッカー方式のセキュリティーコード。製品偽造対策に添付されています。
内容品一覧
- TESSERA テクニカルMOD
- ELLO TS Atomizer クリアロマイザー
- HW2 0.3ohm head (pre-installed)
- HW1 0.2ohm head
- アトマイザースペアパーツ( Oリング、ガラスチューブ)
- QC対応 micro USB ケーブル
- ユーザーマニュアル
リキッド以外の必要なものは全て同梱されています。本体(テクニカルMOD,アトマイザ)に予備パーツ、充電ケーブルにマニュアルなどが同梱されてます。
アトマイザーとテクニカルMOD、それぞれのマニュアルが付属。日本語表記もあり、親切なマニュアルです。
クリアロマイザー ELLO TS の詳細
キット付属のアトマイザーはELLO TS クリアロマイザーです。その名前の通り、同社のELLOアトマイザーのバリエーションで、同じくHW headを使用します。
主な違いはルックスで、TESSERAテクニカルMODに合わせたルックス、デザインが採用されており、その他の仕様は共通となりますが、リキッドの容量が4mlのみになり、2mlショートタンクが付属しないバージョンとなります。
ELLOアトマイザーのレビューは下記からご覧いただけます
スペック
直径 | 25mm |
全長 | 54mm 50.8mm(スレッド含まず) |
重量 | 52g |
リキッド容量 | 4ml |
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | 専用ワイドボア |
コイル | プリメイド交換式 HW head |
エアフロー | ボトムエアーフロー |
リキッドチャージ | トップ |
素材 | ステンレス |
ELLO TSは、Eleaf ELLOファミリーの新しいメンバーです。1つの重要な違い、まったく新しい洗練された外観を備えています。 タンクを充填するには、ドリップチップをスライドさせて、充填ポートを明らかにするだけです。 ELLO TSは、すべてのHWコイルと互換性があり、2つのドリップチップをご用意しています。
The ELLO TS is a new member of Eleaf ELLO family with one significant difference, the all-new sleek appearance, which is full of elaboration to every detail. To fill the tank, you just need to slide the drip tip back to reveal the fill port. To provide you with the most optimal vaping experience, the ELLO TS is compatible with all HW coils and comes with two drip tips for your preference.
分解
アトマイザーを分解すると上記写真のように5つの大きなパーツに分解できます。写真左から ドリップチップ / タンクトップパーツ / ガラスチューブ / コイル /デッキ です。クリアロマイザーながらパーツ点数が少ないので、洗浄などのメンテナンスが簡単です。
ドリップチップ
ドリップチップは2種類付属。専用サイズのワイドボアドリップチップでどちらも樹脂製。専用サイズなので汎用品に交換することはできません。
左:全長14.5mm、露出部9.5mm、外径16mm、内径8.5→10mm(テーパー)
右:全長16mm、露出部10.5mm、外径12.5mm、内径8.5→12.75mm(テーパー)
タンク
タンクの上部には▲の印がついていて、この部分を押すとトップパーツをスライドさせてリキッドチャージホールを露出させることができる『トップフィル』方式。
リキッドチャージホールはゴムパーツでシーリングされており、リキッド漏れに考慮。スライドさせるだけでリキッドチャージ可能で、パーツの取り外しなどの手間いらずの利便性の高い仕様です。
このトップパーツ、不意に開いてしまうのが心配ですが、ボールによるロック機構を備えており、それを防いでいます。
タンクはガラスチューブとトップパーツの2ピースで構成されています。
このタンクは逆さまにしてリキッドの水位がチムニー(中央の煙突のようなミストが通る部分)よりも低ければ、取り外してコイル交換が可能です。タンクにリキッドが多少残っていてもコイル交換ができるので、リキッドを無駄にしなくて済みます。
エアフロー
コイルの下から空気を取り込む『ボトムエアフロー』構造を採用し、リキッドフレーバーを楽しめることを重視しています。
このボトムエアフロー構造、コイルの下から空気を取り込み、効果的にコイルを冷却しながら、その空気の流れによってミストを導くので、味に定評があります。反面、構造的にリキッド漏れを完全に防ぐことができませんが、リキッドを蓄えるタンクがあるのでどのような構造でも結局完全には漏れは防ぐことができないのと、コイルの設計や製造に問題がなければ実用的に漏れを気にすることもありません。
このエアフローホールは備えられたエアフローリングを開閉して取り込む空気量を調整、ドローを変更することができます。
ポジティブピン
ポジティブピンは多くのクリアロマイザーと同じく、デッキに絶縁体となる込むパーツを介してはめ込まれている構造。ピンには金メッキが施されています。構造的にハイブリッド接続のバッテリーを用いるのは大変危険です。基本的にスプリングコンタクトのテクニカルMODを用いるのを推奨します。
プリメイドコイル
付属するのは2種類のコイルです。抵抗値が異なるので、用途や趣向に合わせて選択できます。
- HW1 SS316L 0.2ohm Single-Cylinder(付属)
- HW2 Kanthal 0.3ohm Dual-Cylinder(付属)
素材も異なり、味の傾向や温度管理対応などの仕様も異なります。HW2の方がより多くのミストを発生。また別売でオプションのコイルも用意されています。
- HW3 kanthal 0.2ohm Triple-Cylinder(別売り)
- HWs kanthal 0.3ohm Quad-Cylinder(別売り)
テクニカルMOD TESSERA の詳細
Eleafがリリースするバッテリー内蔵のテクニカルMODです。Eleaf製のバッテリー内蔵MODは当サイトでも多くレビューしており、様々なバリエーションがリリースしているので、わかりやすく分類してみたいと思います。
バッテリー容量 | サイズ | 重量 | 最大出力 | FWアップデート | |
TESSERA | 3,400mAh | H 83×W42×D30.5mm | 217g | 150W | ○ |
iStick MELO | 4,400mAh | H 85×W42×D22mm | 135.7g | 60W | × |
iKuu | 3,000mAh | H80×W38×D27mm | 122g | 80W | ○ |
iStick Kiya | 1,600mAh | H 57×W35.5×D25.8mm | 96g | 50W | ○ |
シリーズ中一番大きく、重量のあるしっかりとした筐体。バッテリー容量よりも最大出力を重視してデザインされており、抵抗値の低いアトマイザーにも対応する『爆煙対応』のテクニカルMODです。
ファームウエアアップデートも可能で、プリヒートなど先進的な機能も搭載しており、昨日的にも優れています。
スペック
サイズ | H 83×W42×D30.5mm |
重量 | 217g |
ワット数範囲 | 1 – 150W |
ボルト数範囲 | 0.5 – 8v |
温度範囲 | 200 – 600F/ 100 – 315℃ |
抵抗値 | 0.1-3.0ohm(VW /バイパス/スマートモード) 0.05-1.0ohm(TCモード) |
モード | VW /RTC/温度-Ti系/温度-Ni系/温度-SS / TCR(M1、M2、M3) |
スレッド | 510 |
充電ポート | microUSB (DV5V 2A) |
バッテリー | 3,400mAh(内臓) |
低ポリエレメントと高性能の経験を念頭に置いて設計された新しいTESSERAは、視覚的に魅力的であるだけでなく多用途性があるようにあらゆる細部まで精巧に設計されています。 これは、1.45インチのTFTカラーディスプレイとすべての新しいUIシステムを備えています。あなたのオプションに5つのテーマカラーが追加されています。 美しさの背後にある獣、TESSERAは最大150ワットを発射することができ、効率的な再充電のために最大2Aの充電があります。
Designed with low-poly elements and high-performance experience in mind, the new TESSERA is elaborately engineered in every single detail to be not only visually appealing but versatile. It features a 1.45 inch TFT color display and an all new UI system, with the addition of 5 theme colors for your option. A beast behind the beauty, the TESSERA is capable of firing up to 150 watts and has a maximum of 2A charging for efficient recharging.
アトマイザー取り付け部
アトマイザー取り付け部には510スレッドを採用。VAPEアトマイザーの標準規格とも言えるもので、多くの機材がこの規格を採用しており、この規格を採用するアトマイザーをほぼ全て搭載することができます。
コンタクトには金メッキを施し、耐腐食性や通電性アップなどを図っています。スプリングコンタクトなので、コンタクトピンを手動で長さ調整する手間もありません。
アトマイザー搭載部はフラットデザイン。25mmまでのアトマイザーをはみ出さずに搭載することできます。
ボタンとディスプレイ
パフボタンと3つのサブボン、カラー液晶を搭載し、使い勝手を向上。3ボタンが主流のVAPEテクニカルMODですが、1つボタンが増えるだけで、操作性は格段に向上します。
パフボタンはサイドパネルにステルスされ、パネルを押すことで操作可能。デザイン性を兼ね備えています。
サブボタンは正面下部に設けられ、本体のルックスを重視。2つはプラス、マイナスボタンで、中央の小さなボタンはFn ファンクションボタンです。
そして本体底部には「Reset」と書かれた物理リセットボタンを備え、ソフトウェアがフリーズした際に強制的にリセットできます。バッテリー内蔵タイプではバッテリーを外してリセットすることができないので必須の仕様です。先端が尖ったものなどで押すことができます。
背面デザイン
三角形を用いた幾何学模様を背面パネルやボタンなどに採用。そして、アトマイザーも専用にすることで全体的な統一感を演出し、機能とともにルックスも重視した機材に仕上げています。
使い方
購入後まずは本体内蔵バッテリーの充電を行います。USB給電可能なパソコンやモバイルバッテリーなどのDV5V電源にmicroUSBケーブルを差し込み、それを本体端子に接続して充電します。
充電は2Aまでのクイックチャージに対応しているので、急速で充電することもできます。
バッテリーの準備ができたら次はアトマイザーの準備をします。アトマイザーには最初からコイルがセットされていますが、もう一方のコイルを使用したい場合にはコイルを交換した上で、リキッドチャージ時にアトマイザーが倒れてしまわないように、TESSERAテクニカルMODにELLO TSをセットします。
セットしたらトップパーツをスライドさせてリキッドチャージホールを露出させます。
リキッドチャージホールからタンクにリキッドを注ぎます。タンクの容量は4ml。注ぎ終わったのち、コイルを初めて使う場合には、コイル内のコットンにリキッドが浸透するまでしばらく放置したのち、使用を開始することができます。
コットンにリキッドが浸透する前にパフしてしまうと、コットンが焦げてしまい、コイル交換が必要になってしまうので必ず放置します。
操作
以下には主な使用方法を製品マニュアルの記載に基づいて記載します。
- 電源のOn/Off … パフボタンを5回押す(5クリック)
- 表示のオン/オフ…電源ON時にFnボタンを押すと、画面の表示がオン/オフになります。
- ボタンロック/アンロック…電源ON時に+と-ボタンを同時に長押しして、キーロックとキーロック解除の機能が切り替わります。
- モード変更…
1.電源ON時に、パフボタンを3回連続して押してメインメニューに入ります。
2.+または-ボタンを1回押して、メニューを移行します。
(1)MODE、(2)Setting、(3)Info、(4)Color
Fnボタンを押して確定。それらのサブメニューの下では、同様の方法で、vapingモードの選択、パラメータの設定、特定の機能のオン/オフなどを行うことができます
3.設定が完了したら、EXITに移動するか、パフボタンを押してメインインターフェイスに戻ります。
- ワット数調整…?VW/RTCモードでは、+/-ボタンを押してワット数を調整できます。TC(Ni、Ti、SS、TCR-M1 / M2 / M3)モードでは、先に設定項目に移動してから、+/-ボタンを押してワット数を調整します。
- 温度調整…?TC-Ni / TC-Ti / TC-SS / TCR(M1、M2、M3)モードで+/-ボタンを押して温度設定を変更します。
感想とまとめ
デザイン性に優れた内蔵バッテリー爆煙スターターキット!!
ファームウエアアップデート可能で、EleafテクニカルMODの全ての機能を搭載したテクニカルMOD、TESSERAは3,400mAhのバッテリーを内蔵し、150Wまでの出力に対応。このスペックとしてはサイズを抑え、携帯性を向上し、日常使いに配慮したデザインです。
カラー液晶を備え、4ボタンの優れた操作性及び新たなメニュー階層による設定の容易さも魅力で、使い勝手をこれまでのEleafテクニカルMODよりも向上させています。
全体的なルックスにも統一感があり、コンパクトかつお手軽に爆煙を楽しみたいユーザーには魅力的な機種であると思います!
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