Augvape(オーグベイプ)のVAPEスターターキット、DRUGA NARADA「ドルーガ・ナラーダ」のレビューです。
プリメイドコイル交換型のBOXタイプボディー大容量PODデバイス!
2.4A急速充電対応!トップエアフローでリキッドリークを防止!
Augvape DRUGA NARADAの特徴
- プリメイドコイル交換タイプのPODデバイス
- トップエアフローでリキッドリーク防止
- RBAユニットでコイルリビルドも可能
- USB-Cの急速2.4A充電
特徴や使い勝手など詳細をレビューしていきます。
商品提供:AUGVAPE
Augvape DRUGA NARADAとは?
RBA製品を得意とする中国のVAPEデバイスメーカー『Augvape』が送り出してきたPODスターターキットがDRUGA NARADA「ドルーガ・ナラーダ」です。
同社の看板でもある”DRUGA”ブランドからリリースされました。
ハンドサイズのコンパクトボディーに、大容量1,100mAhバッテリーと、2.8ml大容量タンクを備えています。
すごく小さな「コンパクトBOX」タイプの製品ですが、容量に余裕がある反面、ずっしりとした重量129gの重厚な仕上がりですね。
プリメイドコイル交換タイプのPODデバイス
DRUGA NARADAはプリメイドコイル交換式です。
以前PODといえば、コイル交換を必要としないものが主流でしたが、最近はランニングコストに優れたコイル交換式がメジャーです。
トップエアフローでリキッドリーク防止
プリメイドコイルタイプでありながら、PODカートリッジの構造を複雑にすることでリキッド漏れを防ぐトップエアフローデザインを実現しています。
RBAユニットでコイルリビルドも可能
プリメイドコイルだけでなく、自分でコイルビルド可能なRBAユニットも用意されています。
手間がかかる分、よりランニングコストを抑え、自分好みのセッティングが可能です。
ただ510マウント用パーツはついていないので、ドライバーンはできなそうです。
※510アダプターが付属するそうです。
サイズがかなり小さなコイル規格なので、ビルドも大変そう。
ただ、エアホールサイズ結構でかいですね。
でもきになるオプション品です。
※メーカーサイトには付属品、キット内容にも含まれる記載がありますが、実際に付属するのはプリメイドコイル2種類です。
USB-Cの急速2.4A充電
充電がめちゃくちゃ早い!25分でフル充電可能です。
充電端子にはUSB-Cを用い、対応電流は最大2.4Aとなっています。
カラーバリエーション
カラーバリエーションは3色がメーカーサイトには掲載されていますが、各種販売サイトをのぞいてみると、5色以上のバリエーションが用意されているようです。
スペック
サイズ | H 75× W37× D19mm |
重量 | 129g |
出力 |
Bypass |
リキッド容量 | 2.8ml |
リキッドチャージ | PODサイドフィル |
エアフロー | トップtoボトムエアフロー(調整可) |
コイル | プリメイドコイル交換式 |
充電ポート | microUSB(5V2.4A) |
バッテリー | 1,100mAh |
保護機能 |
|
パッケージ・内容品
内容品一覧
- Augvape DRUGA NARADA バッテリー本体
- Augvape DRUGA NARADA Podカートリッジ
- プリメイドコイル(Mesh 0.6Ω)
- プリメイドコイル(SS316 0.5Ω)
- ストラップ兼用USB-Cケーブル
- ストラップゴムマウント
- ユーザーマニュアル(英語)・ワランティーカード
DRUGA NARADAの詳細
デザインコンセプトはAugvapeがリリースしているテクニカルMOD「DRUGA FOXY」と共通で、このコンパクト版と言える仕上がりです。
カーボンパネルを用いているので、若干カジュアルな印象ですが、どことなく気品を感じるDRUGA FOXYとの共通点を感じることができます。
おなじみのDRUGAロゴも健在で、リキッド容量を確認する窓の内部、PODにロゴマーク、フレーム部分にDRUGAの文字が刻まれています。
バッテリー
- 容量:1,100mAh
- 出力モード:Bypass
- パフ操作:マニュアル(ボタン式)
- 充電ポート:USB-C(2.4A)
- 保護機能:
- 自動カットオフ(10s)
- ショートサーキット保護
- バッテリー低電圧保護(3.3V)
- バッテリー過充電保護
DRUGA NARADA本体にボタンは一つのみです。
- パフボタン 電源ON/OFF , パフ操作
複雑な機能は持ち合わせていませんが、ワンボタンの簡単操作で使えます。
最近リリースされるPODの多くに搭載されている『可変出力』は非搭載です。
出力はBypassとなっているため、バッテリー残量によって出力が変わります。
少し前であれば標準的な仕様でしたが、今となっては物足りなく感じてしまいますね。
電源状態やバッテリー残量はPOD部分に仕込まれたLEDランプによって表示されます。
パフ中のLED色でバッテリー残量を表示します。
急速2.4A充電が可能なUSB-C端子を本体に備えています。
せっかくパネルなのだから、見た目を考えればパネル内部にあれば見た目的にはよかったと思いますが、使い勝手の利便性を考えてあえて見えるようにしてるのでしょう。
充電ケーブルついてないじゃん!と思いきや、ネックトラップがそのままケーブルとして使える仕様でした。ケーブルとして使いたいときも、プッシュロック式で簡単です。
さらに本体部分にも取り外し機構が備わっているので、ネックストラップなしで使いたいときにも便利です。
でも、ネックストラップ前提であれば、DRUGA NARADA本体にストラップホールが欲しかったですね。自分はゴムバンドがあまり好きではありません。外れそうで怖い。
DRUGA NARADA専用デザインがプリントされたネックストラップ、裏側はスケールが印刷されていて実用的。
おや、この仕様どこかで見たことがあるぞ。
多分同じコンポーネントメーカーが作っているのでしょう。
ドリップチップはPOD一体型ではなく、NARADA本体に接続されていて取り外し可能。
510ドリップチップ仕様ですから、汎用品を取り付けることもできます。
マグネット式パネルは簡単脱着できます。Billet Boxタイプの構造ですね。
POD
- リキッド容量:2.8ml
- 素材:PETG
- マウスピース:510DT
- リキッドチャージ:サイドフィル(プラグ式)
- エアフロー:トップtoボトムエアフロー(調整可)
- コイル:プリメイド交換型
- コイルバリエーション:
- 0.6Ωカンタルメッシュコイル
- 0.5Ωステンレスコイル
- RBAコイル
まずPODを外してみる前に、リキッドチャージ方法から見ていきましょう。
ゴムプラグがついていて、PODを本体から取り外さなくてもサイドフィルでリキッドチャージが可能です。
マグネット式パネルを取り外せばチャージできるので便利です。
ちなみにPODの素材は、安全性、信頼性、耐食性、高い光透過性に優れたPETG製です。
PODカートリッジの定番的な素材ですね。
POD側面はプラグの他にゴールドカラーのレバーがついています。
これを回転させることでエアフロー調整が可能。
外して構造を見てみると、エアフローホールを回転パーツで開閉させることで、ドロー調整が可能となっています。
トップtoボトムエアフロー、ボトム部分にエアホールがないため、リキッドリークに強いのが最大のメリットです。
ドロー調整は見た目よりもしっかり効いて、タイトドローとまではいかないものの、MTL向けの重めのドローにも調整可能です。
PODを取り外すときは、リキッド残量確認窓から指で押し出します。
ドリップチップを外す必要はなく、パネルを外して指などで押せば取り外しできます。
コイルもスクリュー式ではなく、はめ込み式なので、全体的に面倒な手間いらずの仕様。
気をつけなくてはならないのは、コイル収納時に向きがあるということ。
写真上下で出っ張り部分の大きさが違うことからも分かる通り、しっかりと溝を合わせないとコイルを最後まで押し込めません。
キットには2種類のコイルが付属します。
- 0.6Ω Kanthal Mesh
- 0.5Ω SS316
あらかじめコイルが組み込まれたプリメイドコイル、もちろん消耗品ですので交換用パーツが販売されています。
さらに、RBAユニットも用意されていますので、自分でコイルをビルドしたいニーズも満たしています。
DRUGA NARADAの使い方・操作方法
操作は簡単で、電源とパフ操作のみです。
- 電源ON/OFF… パフボタン5クリック
- Vaping…マウスピースを咥えてパフボタンを押しながら吸い込む
感想とまとめ
簡単に使えるシンプル機能の大容量&コンパクトBOX POD!
可変出力は非搭載。2019年後半にリリースされるPODとしては若干機能的に物足りなさは否めませんが、その分簡単に使うことができます。
プリメイドコイルの味は「並」レベル。
他メーカーの製品も全体的にレベルが高いですから、小さめサイズのコイル規格ではメッシュコイルであっても若干物足りなさは否めませんが普通に美味しいです。
また、もう一つは何故SS316なのか。温度管理もドライバーンプロテクションもついていないのに。味も普通ですね。
小さなコイル規格なので、RBAはかなり組みにくそうですが、味に期待してRBAを待ちたいですね。
最大のメリットはこのコンパクトサイズと充電の速さです。
充電はかなり早く、MODにも負けない2.4A対応でなんと25分でフル充電。
容量の関係上、サイズの割に重たいのが玉に瑕ですが、ポケットに入るサイズ感は魅力です。
人とは違う個性を求める人にもぴったりではないでしょうか。
コメント