UD「ユード」のRDAアトマイザー、Skywalker RDA「スカイウォーカーRDA」のレビューです。
もう見た目から“アレ感”が漂ってきます。完全中華製品の悪乗りですね。このロゴ以外に構造的にもアレなのですが、構造はシンプルなサイドフローのショートサイズRDAで、ベイプ製品として悪くないだけにちょっとアレですが、アレなVAPEのレビュー早速行って見ましょう!
商品提供:GearBest
Skywalker RDAのパッケージ、開封
はい、いつも通りアレパッケージからです!
もうノーコメントで良いですか?アメリカンなんだか中華ンなんだかわからないパッケージデザイン。80年代匂を感じるのは僕だけでしょうか。
小さい頃に好きだったトミカの昔の箱ってこんなじゃありませんでしたっけ?っていう箱。
偽造防止スクラッチコード用意する前に考えるべき事はもっと他にあると思います!
はい!ラ○トセーバーとJALのロゴをモチーフにしたロゴです!嘘です。
付属品は
- Skywalker RDAアトマイザー本体
- スペアOリング一式
- スペアイモネジ
- BFピン
- プリメイドコイル
- 説明書(英語)
- ワランティーカード
説明書はシンプルですね。フォースの力を信じるのじゃ
フォースやダークサイドについての説明は一切ありませんし、スカイウォーカーについても触れられていません。なんという事でしょう。偶然だよ、ただのロゴだよ?で押し切るつもりでしょうか。流石ですね。
Skywalker RDAの詳細
SKYWALKER RDAは24mmサイズの大口径ショートトールサイズのドリッピングアトマイザーです。
後はミディ=クロリアン値の高い子どもじゃないとジェダイには慣れないので、そういうアレな大人しか使えないRDA… もういい?このネタ。一言もス○ーウォーズなんて言ってないし!ただスカイウォーカーなだけなんだからねっ!
まぁ普通にサイドフローのRDAです。普通なんですが、デッキはちょっと見たことあるんじゃないのこれ!?というダブルでアレなアトマイザーです。
Skywalker RDAのスペック
直径 | 24mm |
全長 | 29.5mm |
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | 専用ワイドボア |
コイル | RBA デュアルコイル/シングルコイル |
エアフロー | サイドエアーフロー |
素材 | ステンレス,PEI |
色 | Silver , Black |
UD公式サイトより
24mmサイズは好みが分かれそうですが、
ドリップチップまで入れた全長の実測が30mm程度とショートサイズなので、僕の大好物な部類のRDAですね。短いRDAは正義。
当然直径は24mmです。
さて、分解して見ていきましょう。
純粋なRDAなのでパーツ点数は少なめ。デッキ・スリーブ・エアフローキャップ・ドリップチップの4ピース構成です。
さて、上部のパーツから詳細見ていきます。
ドリップチップはキャップ側にOリングが設けられているタイプの樹脂製。
取り付け部の外形は12.74mm
一番狭まっている部分の内径は8.05mm
咥える部分の外形はおおよそ16mm
専用サイズなのかな?取り付け部の実測掲載しておくので、互換性のあるDT知っている方はご連絡くださいませ。気がついたのですがハーフインチサイズですね。失態。ワイドボア寄りなDTですね。
Kennedy用のドリップチップがジャストフィットです。
ワイドボア系は口をすぼめたりして、自分の体をDTの一部にできるので僕は好きです。
ドリップチップだけ見てもこのアトマイザーが爆煙志向である事は見て取れると思います。
さて、キャップとスリーブを見ていきます。
使用前に取り外そうとするとこうなります。キツキツなのでOリングがブロークン。
取り外したいときはリキッド流し込んだりして外しましょう。
金属製のスリーブに、樹脂製(PEIって素材)のキャップ。
このキャップを回す事で、スリーブのエアフローが一部塞がれてエアフロー調整が可能になっています。
前記の通り、キャップ側のOリングの設けられた構造で、アメリカナイズされています。コンセプト的にもロゴ的にもこんなところまでUSA意識しているなんて流石ですね!(投げやり)
キャップのエアホールは3箇所。賢明な読者ならわかると思いますが、シングルコイルビルドにも対応しています。
キャップの縁はボコボコしていて、回しやすくなっているよ〜!!というディティールです。
キャップ裏はなだらかにテーパーしています。構造は悪くないんです!悪いのはアレなだけなんです!
キャップを回すとこのようにエアホールを閉じることができます。
さてデッキを見る前にポジティブぴんを見ておきます。
うん、出てるけど、もうちょっと出してくれても良かったと思います。
そしてBFピンもついていて、スコンカー・ボトムフィーダー対応になっています。どちらもマイナスドライバーで回すことができます。
さて、最後にデッキを見て見ましょう。
まず上から。うーん、ど子かで見たことあるデッキですね。何かと何かを… でも完コピじゃないので何も言いません。クローンではないですしね。スタンダードな2ポールデッキと言っておきましょう。
まず、イモネジがすごくでかい。これはビルドの項目で詳細を触れます。ジュースウェルも深めですね。
写真に写っている水滴は元からついてきたオマケなので使う際には洗浄した方が良いと思います!おそらく切削後に洗浄した水滴が残っていたのでしょう。
Skywalker RDAをビルドする
さて、ビルドしていきます。動画やめたので、今回から写真多めです!ウザいぐらい写真載せるのでウザいなーと思いながら見てくださいm(_ _)m
マイナスのブレードがネジ幅に合わないもので回すとナメる原因になるので、なるべく幅を合わせたマイナスドライバーを用意しましょう!僕はUDのCoil Jig v4を使いました。だってYoude製品だし!
さて、イモネジを外したらわかりやすく大きさを、測ろうかと思ったんですが、上手く測れないので3mmのコイルジグを置いて見ます。
3.5mmだと入らないので、3.2-3.3ぐらいなのでしょう。かなりゴツいコイルでも対応できそうな感じ。
さて、付属コイルを使ってビルドしていきます。
付属コイルは3mm内径なので3mmのコイルジグを2本用意しておくと便利です。
コイルジグに通した状態でデッキにセットします。片方セットしたら、コイルレッグを切断して置いた方が後々楽だと思います。
そしてもう片方もセットします。
このようにジグを2本用意して押さえておくとビルドが楽にキマります。2本ナイトネジを締めていった時にコイルが変形してしまったりするのでできれば用意した方がコイルが綺麗なままビルドできます。綺麗にビルドできるとコットンを通すのも楽です。
コイル位置はこのぐらい。これはエアホールの位置のど真ん中に合わせています。ちょっと上げ気味の方が好みになりそうですが、初ビルドなので様子見でスタンダートな位置にセットしました。
ドライバーンしたら抵抗値を計測して見ます。
0.15ohm。抵抗値結構低いですね。普段こんな抵抗値で組むことがないので、予想するに超爆煙でしょう。リビルドは普通に単線でビルドしてみようと思います。
さてウィッキングしていきます。今回はCotton Baconを使用します。
そこまで詰め気味でもなく、緩くもなく、ふわっとした量をウィッキングしました。
レッグのカットはこのぐらいで。
され、ウィッキング完了したらエアホール位置を確認して見ます。
おおよそ真横にくる形でビルドできました。
エアホールから中を見て見るとちょうど真横にコイルがコンニチハです。あとはリキッドをチャージして使うだけです。
この手のシンプルなRDAはドリッパーの名の通り、ドリップチップからラフにリキッドをドリップできるので個人的には好きなタイプのアトマイザーです!
Skywalker RDAのまとめ
言いたいことはたくさんありますが、アレ感なくても良かったんじゃない!?
ロゴ無くして、エアホールの形状を見直したらアレ感は相当薄くなると思うんですが。
そうすれば、普通にいい感じなRDAですよ!
それだけに残念で仕方ないアレな逸品です。
使い勝手はというと、価格なりのアラはあるものの、ショートサイズドリッパーとしてかなり良いのではいかと思います。ネガな部分としては、アレなこと(これはもういいか)、エアホールはシングルになるのにシングルリデューサーが付属しない、精度はそれなり(キャップがもっと精度良ければ着脱が楽だな)、ぐらいです。味の部分にネガはない印象。
その印象通り味はかなり良く、付属のコイルでもむせかえる程大量のミストを、しかも濃すぎるよ!っていうぐらい濃厚な味で楽しめます。いや、これは濃すぎる。薄めたい。ということで24Gで大人しく巻いて見ましたが普通にうまい!まぁサイドフローなので後はコイル位置やコイル、ウィッキングの腕次第でしょう。悪くないです。というか個人的には好きな部類。
ドローは想像通りスカスカ系で、僕は1/3ぐらいが丁度良かったです。基本的には直肺(DL ダイレクトラング)向けのアトマイザーです。
うーん、以外に黒のMODに乗せたらかっこいいでやんの。ダークサイドVerですね。
いや、そういうことじゃなくて、真っ当にかっこいいもの作ろうよ!味はいいんだから。このままロゴとエアフローホールの形状見直そう?欲を言えばデッキも形だけちょっと弄ろう?それだけでいいから。で22mmもラインナップしよ?
という大変惜しい!アトマイザーのレビューでした。
でも普通に良いものだし、ギリギリのアレ感なので気になる人はチェックしてみてはどうでしょうか!?
コメント
いつも楽しみながら参考にさせていただいております。
0.15Ωのコイル抵抗値に対し18650デュアルMODを使用したら大変危険だと思いますが如何でしょうか。
単純計算でパラレル接続のMODであれば117Wですが、シリーズ接続のMODであれば470Wに達します。
こんにちは。
僕はあまりバッテリー周りに詳しくないので詳細はお答えできかねますが、
COLTさんが仰っているのはメカニカルMODの場合ではないでしょうか?