ROSE ATOMIZERで有名なEden Mods
ボトムフィーダーにも対応するRDAがこの「Snap Dragon」です。
ファンもかなり多く、良い評判を聞いていましたので購入してみました。
さて、早速見ていきましょう。
Snap Dragonのパッケージ、開封
まずはパッケージです。
上質を感じさせるものではなく、サランラップなどの筒のちょっといいやつといった印象。
そこにオリジナルのステッカーは貼られています。
開閉部に貼っているので、切るか剥がさないと開封できません。自分はセンターからカッターで切って開封することにします。
開けるとスポンジ系のクッションでアトマイザーが保護されています。
このパッキングは安心。アトマイザーが破損することはないでしょうね。
付属品は
・SnapDragonアトマイザー本体
・六角レンチ
・予備パッキン、Oリング
・予備ネジ
・BF用ピン
Snap Dragonの詳細
本体を詳しく見ていきましょう。
ドーム状のキャプが印象的なRDAドリッパーです。
下側の長穴はエアホール、周りのくぼみは指で摘んだ時回しやすくするための意味と、デザイン的な意味を兼用しているのでしょう。
ドリップチップはテフロン系のドリップチップが付属します。
スペックです。
直径 | 22mm |
全長 | 29mm ※510ネジスレッド、ドリップチップ含まず |
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | 510 |
コイル | RBA(シングルもしくはデュアル) |
エアフロー | ボトムフロー |
素材 | ステンレススチール |
色 | Silver |
さて、早速分解してみます。
RDAなので部品点数は少なめです。
基本的にはこの2ピースとドリップチップの構成になります。
デッキは更に分解可能になっています。
更に詳細を上部のパーツから。
ドリップチップはテフロン系の素材を使っています。
すごく滑らかでもなく、ザラザラでもない肌ざわりです。
そして、キャップです。
ドーム状のキャップ。この仕上げはかなりキレイですね。
傷つけたりしないように注意したいと思います。
そして、キャップ裏も
ドーム状になっています。
段差になっている部分はデッキ部分から立ち上がるようになっているため。
キャップ裏の構造はミストの質に影響し、今までの経験上ミストの粒子が細かく、ふわっとしたミストが期待できます。
最後にデッキです。
2ポストのデッキです。エアホールが2箇所あり、デュアルコイルも可能となっています。
センターの穴はボトムフィーダーで運用する時のリキッドホールになります。
ジュースウェルはかなり深いですね。それなりの量が保持できそうです。
背面デザイン。デッキを更に分解するときは左右のプラスネジを回してデッキを分解することができます。
ポジティブピンはデッキ固定用とは別なため、調整可能で、BFピンも付属するためボトムフィーダーでの運用が可能です。
さて、デッキを分解していきます。
プラスネジは硬いのを覚悟していましたがすんなり回りました。
トルクの問題だけでなく、ネジスレッド、ネジの精度がかなり良いのも体感できました。
分解した所でエアフロー調整ですが、デッキ側には左右に3箇所づつホールが空いており、エアフローリングを回して調整可能です。エアフローリングには3箇所ホールが空いており、シングルコイルでビルドする場合には片側だけエアホールを開く運用が可能となっています。
ポジティブピン周りは更に分解な脳ですがざっくり分解するとこのような形。分解も比較的楽なので完全に洗浄することができます。
Snap Dragonをビルドする
早速ビルドしていきましょう。
ポールは2ポストですが、ワイヤー固定のネジは各一つづつ。
1箇所で2本のワイヤーを固定しなくてはならないので多少めんどくさそうな印象。
しかし、ビルドはかなり簡単でした。
何故か?イモネジの裏が尖っているのではなく、平らになっているためワイヤーが逃げません。
これはかなり楽にビルドできました。
コイルは悩んだ末、エアホールの大きさなどを考え、2.0mm軸で組んでみました。
ニッパーが入りづらく、ワイヤーを引っ張ると足が取れてしまいそうなのが怖くて、足の処理が雑になっています。
ウィッキングしていましょう。
今回はBFとしては使用せず、ウェルに出来る限りリキッドを多く保持したいのでコットンの足は必要最低限とします。
BFで運用する場合、ウェルからボトルにリキッドが戻ってしまうと思うので、コットンをウェルに敷き詰めてコットンにリキッドを保持させたいと思います。
エアホールの周りはコットンの足をおいてください、と言わんばかりの形状になっているのでウィッキングに迷うことはありませんでした。
センター部分にはウィックを設置していないので体感で0.5ml程度の保持はできてていると思います。コイル下にエアホールがあるため、リキッドを入れすぎるとエアホールから漏れてしまいますので注意します。
Snap Dragonのまとめ
予想通りなんですが、かなり美味しいです。
まず、ミストがシルキー。相当細かいミストを楽しむことができます。
これはドーム字形状のトップキャップも影響していると思います。
フレーバーの再現度も高く、味もよく出る印象。
ドローそこそこタイトで、これはデッキの2箇所のエアホール径が小さいせいですね。
エアフローを全閉にすると吸えないぐらいタイトなので、AFCの精度はかなり良いと思います。
そして、デュアルでエアホール絞ってもキャップが熱くなりにくい。
キャップのハイトが高めなので余り熱が伝わりません。
もちろん、絞れば絞るほどミストは熱くなってしまうので程良いバランスを見つけるのが良いと思います。
イマイチな点としては
・ドリッパーとしてはハイトが高め
・重量が若干重い
これぐらいでしょうか。
爆煙ではない味重視のデュアルを楽しめるRDA。
RDAとしても、ドリップチップからラフにリキッドをチャージできるし、
BF運用も可能なので、使い勝手が良く、美味しいアトマイザーだと思います。
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