OUMIER(オウミアー)のVAPEアトマイザー、Wasp Nano S dual-coil RDA「ワスプ ナノ エス デュアルコイル ドリッパー」のレビューです。
人気シリーズからついに爆煙ユースの25mmデュアルコイルアトマイザーが登場!
オリジナリティーの高いユニークなデッキデザイン!
OUMIER Wasp Nano S dual-coil RDAの特徴
- 人気ドリッパーがデュアルコイルに!爆煙25mmアトマイザー
詳細をレビューしていきます。
商品提供:VapeSourcing
OUMIER Wasp Nano S dual-coil RDAとは?
オウミアーのアトマイザー、Wasp Nano S dual-coil RDA「ワスプ ナノ エス デュアルコイル ドリッパー」です。
Oumierと言えば、今も販売されているロングセラーであり大ヒットしたアトマイザー『WASP NANO RDA』で知られるVAPEデバイスブランドです。
自分も大好きなアトマイザーで、未だにテイスティング用として4機も愛用しています。
その名機が、今回デュアルコイルバージョンになりました。
それでは簡単にWasp Nano S RDAの特徴を見ていきましょう。
直径25mmサイズの爆煙デュアルコイルドリッパー
Wasp Nano S RDAは、デュアルサイドエアフローを継承しながらデュアルコイルになった直径25mmサイズのドリッピングアトマイザーです。
特徴的なデッキデザインはそのままに、見事にデュアルコイル化しています!
WASP NANO RDAは当時流行していたデッキとエアフローデザインを踏襲して、カスタム感のあるルックスと低価格など複数の要素から大ヒットしたアイテムですが、今回のデュアルコイルバージョンは今までになかったユニークなデッキデザインとなっています。
一応エアフローコントロールも可能!?
デュアルコイル化するために、エアフローホールが片側二つ筒並んだ特徴的なデザイン。
そのため、ドロー調整はできないのか?と思いきや一応というか若干は調整できるようです。でもこのイラスト、片側のエアホール外もネジ部分にかかっちゃってますよね…
劇絞りはできないようですが、多少の調整はできるようです。
深いジュースウェルにたくさんのジュースを保持できます
Wasp Nano S RDAは深いジュースウェルを… ってこのイラスト、その高さだとエアホール…. と突っ込みどころ満載ですが…
この図は間違い!ダブルOリングのジュースウェルトップまででちゃんと5mmです。
デッキサイズも大きく、かなり多くのジュースを保持できます。
カラーバリエーション
カラーバリエーションは全4種類、どれもクリアキャップを採用しています。
スペック
直径 | 25mm |
全長 | 30mm(510スレッド含まず) |
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | 810DT |
コイル | RBA デュアルコイル |
エアフロー | サイドエアーフロー |
パッケージ・内容品
内容品一覧
- OUMIER Wasp Nano S dual-coil RDA アトマイザー本体
- 予備パーツ
- Oリング
- デッキネジ
- スコンクピン
- ビルド用パール
- プリメイドクラプトンコイル x2
- コットン
- ツール(マイナスドライバー・コイルジグ)
- ユーザーマニュアル(英語)
Wasp Nano S dual-coil RDAの詳細
初代WASP NANO RDAのデザインを踏襲したのが、デュアルコイルバージョンです。
片側二つ並んだエアホールが顔に見えますね… どうでも良いですが。
品質は初代以上、着実にクオリティーアップしています。作り・仕上がりが良い!
透明度の高いキャップがカスタムテイストをアップさせています。
ちなみに、初代と大きく違うディティールは、キャップ一体化っぽいデザインのドリップチップが実は810DT仕様になっていて、一応交換可能になっている点です。
ドリップチップ
810DT仕様のドリップチップ、トップキャプと一体感のあるデザイン・素材です。
ただ、取り付け部の外径・デザイン的に自由に汎用品が使えると言うわけではありません。
素材にかかわらず、マッチするものがあまりないので、専用品と考えた方が良いでしょう。
爆煙ユースアトマイザーの810DTとしては内径サイズは控えめなスペックです。
トップキャップ
トップキャップには片側2つ、両側合わせて四つのエアホールが空いています。
透明度の高い樹脂素材、素材は明らかにされていませんが、触ったり見た感じではリキッドによっては簡単にクラックが入ってしまいそうに感じます。
トップキャップを回すことで多少のドロー調整は可能ですが、エアホールが隣接しているために回しすぎると違う部分が開いてしまうために、あまりドローを絞ることはできません。
デュアルコイルドリッパーですし、基本的には爆煙向けのスカスカドローで、若干だけドローを絞れると考えて間違いありません。
トップキャップ裏はエッジがラウンドしたデザインですが、ドーム型というほどラウンドはしていません。ドリップチップが数ミリ飛び出しています。
デッキ
ユニークなデザインの4スレッド、デュアルコイル専用デッキです。
デッキデザインだけで考えればシングルコイルでもビルド可能ですが、エアホールを片側絞るような運用はできないので、デュアルコイル専用と考えて良いでしょう。
円周一番遠い部分を結べば、長いクラプトンもいけなくもないですが…
初代WASP NANO RDAのデッキデザインを踏襲しながら、それをデュアルコイル化。
初代は当時あった他のアトマイザーからインスパイアされたものでしたが、Wasp Nano S RDAのデッキデザインはオリジナルと言っても良いものになっています。
固定部の幅がないので、コイルの巻長が長い物は使えません。
固定部は片側が横開き、もう片方が差込式になっていて、ビルドのしやすさにも配慮されています。
ジュースウェルも深く、リキッド保持量は十分です。
スコンクピンに交換した場合、中央部からリキッドが供給されてコットンに染み込みきれないリキッドはボトルに戻っていく仕様です。
ポジティブピン
ポジティブピンの突起具合は実測0.54mmでした。金メッキ仕様です。
スコンクピンも付属するので、BF(ボトムフィーダー)でも使用できます。
ちなみに、デッキポジティブポストは圧入されているらしく、ピンを外して強く押し出そうとしたり、引っ張っても外れませんでしたので、ピンを緩めて突出具合を調整できなくもないですが…
何かも拍子に圧入部が外れると事故につながるのでやめて方が良いと個人的には思います。
ワスプ ナノ エス RDAのビルド
さてビルドです。
初めて見たときにビルドしにくそうだな、と感じたのですが実際はそうでもありません。
固定部の片側が横開きになっているので、もう片側を通してから横に通せば簡単です。
コイルジグが不安定になってしまうのですが、そこまでやりにくさも感じませんでした。
コイル位置を若干高めにした方が美味しいです。
高くセットしたい場合、まず片側を固定してから、ジグで上に引っ張り上げてもう片側を固定すると簡単に位置を調整できます。
見た目ほどコイルビルドは難しくありません。個人的にはかなり簡単だと感じました。
コイルレッグのカットですが、片側は凹んでいるのでカットが楽ですが、もう片側が面倒です。樹脂キャップなのだからショーロしないから長めにカットすれば良いかな?と適当にカットしたら、キャップに引っかかって閉められませんでした。
その場合、一度ワイヤーレッグを上に持ち上げてからカットすると良いでしょう。
ウィックを通すのが面倒に感じます?ピンセットがあれば全然そんなことはありません。
ビルド、簡単でした。ビルドに不慣れでもそこまで難しくないと思います。
コイルの位置をあげたので、キャップまでの距離が気になりますよね?
結構余裕ありました。
アトマイザーのマッチング・使用例
感想とまとめ
見た目のイメージよりビルドは簡単!味にも優れた良い爆煙アトマイザー!
絶対ビルド面倒だろ…って思いましたよね?自分も思いました。
でも、実際ビルドすると全然そんなことはないんですよ!
多分ですが、これが24mmサイズだったらスペース的に厳しいのかもしれないですが、それだから25mmというサイズを敢えて選択したのかもしれません。
それが故に”NANO”と言うのにはかなり大きいサイズなのですが、爆煙アトマですから。
味も普通に良くて、サイドエアフローのダイレクトな味わいが好きな人向け。
ドローが軽い割には、熱量的に不利な単線でもしっかりとミストと味わいを楽しめます。
どちらかと言えばクラプトンコイル向き、あまりコイル長が長いコイルは使えませんが。
久々に面白いアトマイザーですよね!遊びたい人はたっぷり楽しんでください。
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