UWELL(ユーウェル)のVAPEスターターキット、Caliburn A2「カリバーンA2」のレビューです。
あの世界的な大ヒットデバイスの正当後継機がついに登場!
初代を上回る味わい、そして便利さとコスパを実現した普及機です。
詳細をレビューしていきます。
商品提供:Flavor-Kitchen
UWELL Caliburn A2とは?
UWELLのシンプルPODデバイス、Caliburn A2「カリバーンA2」です。
コンパクトPODデバイスの革命、カリバーンシリーズの後継機の登場です!
カリバーンが世界的にヒットして以降、UWELLではさまざまなデバイスをリリースしてきましたが、正直どれも「それなり」には売れるものの初代を超えることはできていません。
特に日本では「コイル交換型」があまり受け入れられないという特殊な事情もあります。
PODデバイスは手軽に使えるのが重要だと考えるユーザーが多いためでしょう。
高性能化した「PRO版」がどのメーカーでも日本市場では不発に終わっています。
そのような状況を踏まえてか、原点回帰とも言える正当後継機が登場しました。
UWELL Caliburn A2 PODの特徴
- 使い方が簡単!携帯性に優れたスティック型ボディーのPODデバイス
- 味わいに優れたPRO-FOCSテクノロジー
- リキッド漏れに強い「アンチリーキング」
それでは、UWELL Caliburn A2の概要から見ていきましょう!
使い方が簡単!携帯性に優れたスティック型ボディーのPODデバイス
カリバーンが大ヒットした要因、コンパクトPODなのに驚くほどの味わいをもう一度!
ということで、正当後継機であるUWELL Caliburn A2は、スティック形状です。
スペックも初代同様、ラウンドフォルムのエルゴノミック(人間工学)デザイン。
持ちやすさと携帯性にこだわったPODデバイスです。
味わいに優れたPRO-FOCSテクノロジー
UWELLといえば美味しさに定評があります。
それは、ユーウェル独自のテクノロジー「PRO-FOCS」に由来するもので、当然カリバーンA2にも実装されています。世界を驚かせた味わいが楽しめます。
リキッド漏れに強い「アンチリーキング」
さらに、リキッドを扱うVAPEですから漏れは厄介な問題です。
UWELLのPODデバイスは、エアフローの経路を複雑にすることで、味わいに優れたボトムエアフロー構造でありながら、リキッドリークにも配慮しています。
カラーバリエーション
高級感を感じるアルマイト仕上げのボディーは全6色。バイカラーもあります。
スペック
サイズ | H 110.1× W21.3× D11.7mm |
重量 | 31g |
対応抵抗値 | 0.3Ω – 3.5Ω |
出力 | 15W |
リキッド容量 | 2ml |
リキッドチャージ | PODトップフィル |
エアフロー | ボトムエアフロー(調整不可) |
コイル | POD内蔵 |
充電ポート | USB-C(5V 1A) |
バッテリー | 520mAh |
保護機能 |
|
パッケージ・内容品
内容品一覧
- UWELL Caliburn A2 バッテリー本体
- NUWELL Caliburn A2 PODカートリッジ 2個
- ユーザーマニュアル(英語)などの書類
価格戦略を考慮して、付属品を簡略化。充電ケーブルが付属しません。
UWELL Caliburn A2の詳細
使い勝手を優先にデザインされたディティール、正直ルックでは初代の方がスタイリッシュな印象なのですが、さすがはUWELL製品ですから、製品クオリティーに秀でています。
比較的新しいブランドの中では、特に「製品の品質」に定評のあるブランド。
ディティールにも抜かりがありません。
アルミニウム合金性のボディーは綺麗にペイントされ、アラはありません。
手にフィットするラウンド形状になったことで、かなり握りやすくなりました。
大きさはほぼ初代と一緒なのですが、一回り小さく感じます。
バッテリー
- 容量:520mAh
- 出力:15W
- パフ操作:マニュアルパフ・オートパフ
- 充電ポート:USB-C(1A)
- 保護機能:
- ショートサーキット保護
- バッテリー低電圧保護
- 自動カットオフ(8秒)
- オープンサーキット保護
Caliburn A2にはボタンが備わっていて、電源のオンオフ操作が可能です。
ボタンパフ(ボタンを押してミストを発生)だけでなく、オートパフでも使えます。
ただし、どちらか一方に設定することはできません。
また、本体下部にLEDインジケーターを備えていて、バッテリー・パフ状態を表示します。
簡易的な機能ではなく、3段階にバッテリー残量を表示してくれるのでわかりやすいです。
パフボタンの質感にもこだわっていて、大きく操作しやすいのも好印象です。
本体底部に内蔵バッテリー充電用のtype C端子を備えています。
充電スペック
- バッテリー容量:520mAh
- チャージポート:USB-C
- 充電電流:1A
充電電流は1Aですが、バッテリー容量が少なめなので約35分で満充電となります。
POD
- リキッド容量:2ml
- マウスピース:POD一体型(交換不可)
- リキッドチャージ:トップフィル(マウスピース一体型キャップ)
- エアフロー: ボトムエアフロー(調整不可)
- コイル:POD内蔵
PODカートリッジはマグネット固定式、磁力で引き合うタイプで脱着が簡単にできます。
マウスピースは専用品で、汎用タイプに交換することはできません。
マウスピースがPODのキャップ兼用、これを外すことでリキッドチャージできます。
初代と一緒で、バッテリーにPODをつけたまま着脱できますから、楽ですね!
キャップを外して、ユニコーンボトルの先端を差し込むだけでチャージできます。
赤い方がリキッドチャージホール、逆側の穴は空気抜き穴です。
A2では、本体に新たに『E-リキッドチェックウィンドウ』が空いているので、リキッド残量の確認がかなり簡単になりました。正直見た目は微妙ですが、使い勝手は抜群です。
PODカートリッジはコイル内蔵タイプ、日本人好みの仕様です。
コイル交換タイプと違って、コイル交換やタンク洗浄の手間が要らないのが最大のメリット。タンクが破損したとしても「使い切りタイプ」なので気を使いません。
使い勝手が命のPODでは、多少のコスパよりも内蔵タイプが人気です。
内蔵コイルは、 UWELLのお家芸である「ProーFOCS」仕様、世界を驚かせた『FeCrAI(鉄クロムアルミニウム合金)』素材を使ったメッシュコイルが使われています。
そして、ボトムエアフローでありながらリキッド漏れに強いリークプルーフ構造です。
エアホールがコイル直下からオフセットしていることで、コイル内部で漏れが発生しても、下から流れ出しにくい構造になっているのが最大の特徴です。
事実、使用中に漏れが発生することはなかったので、耐性強めです。
初代や後継機よりもさらに漏れに強い構造になりました!
ドロー固定式で、ドロー調整することができません。
エアホールはバッテリー側の両サイドにあり、ご覧のようにかなり小さめです。
実感的には「初代より若干の重ため」のドローで、MTL ~RDL向け。
超タイトドロー向けではなく、ほどほどの重さで、加熱式タバコぐらい。
よりタイトドローが好みであれば、片側のエアホールを指やテープなどで塞ぐとちょうど良いです。メッシュコイルですが、PODのタンクを使い切るまで吸い続けても焦げることはなかったです。(ただし自己責任で)
UWELL Caliburn A2の使い方
- 電源ON/OFF …パフボタン5クリック
- パフ操作…
- マウスピースをくわえて吸い込む(オートスイッチ)
- マウスピースをくわえてパフボタンをスイッチする(マニュアル)
感想とまとめ
正当後継機は伊達じゃない!着実に進化したPODデバイス!
ライバルメーカー機に対してイニシアチブがあった数年前とは異なって、美味しくて便利なPODが溢れている今、再び大ヒット!!するほどでは正直ないのですが…
しかし、着実に進化していることは間違なし。味わいも、使い勝手も、価格もです。
高性能を求めるユーザーばかりではなく、簡単に使えて美味しい機種を探しているなら。
候補の一つに入ることは間違いありません。
特に「初心者」におすすめしたいデバイスです。
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