Smoant(スモアント)のVAPEスターターキット、Battlestar Baby「バトルスター・ベビー」のレビューです。
ネックレスとして身につけられるアクセサリー感覚のPODデバイスです。
ルックス重視でありながらも、他製品にはない魅力も。
詳細をレビューしていきます。
商品提供:healthcabin
Smoant Battlestar Babyとは?
次々に新商品がリリースされる人気ジャンル「PODデバイス」の一つが、Battlestar Baby「バトルスター・ベビー」です。
『ボックス小型POD』として各社がリリースしている、VAPEデバイスジャンルの中の一角を担う製品です。
その特徴はと言うと、アクセサリー感覚で身につけられるファッション性を兼ね備えたPODデバイスであると言うこと。
その中でも、Smoant Battlestar Babyはコイル交換が可能であると言う個性を持った製品です。
小型なのにコイル交換可能なPODデバイス
手のひらに収まるコンパクトサイズのPODデバイスの多くは、内蔵型コイルが主流です。
しかし、Smoant Battlestar Babyはコイル交換ができる経済的メリットを実現した製品。
出力は固定(固定電圧出力)
制御基板には”Ant Chip CO-2″を採用しています。
可変出力は搭載されていませんが、「Constant output(固定電圧出力)」です。
Bypass(バッテリー電圧出力)とは違って、バッテリー残量に応じて出力が変化しないので、バッテリー残量に応じて味が変わりません。
ただ、出力特性を見ると、アーチ状の波形でコイルに合わせた制御となっているようです。
小型版Pasito?
Smoantと言えば、2019年大ヒットしたPasitoが有名です。
Battlestar BabyはPasitoの小型簡易版と言えるデバイス、2つの違いをまとめました。
まとめると、RBAユニットが不要ならBattlestar Babyも十分魅力的です。
豊富なテクスチャーとカラーバリエーション
Battlestar Babyは全6色、それぞれ異なるパネルテクスチャーを採用しているので、好みのものを選択できます。
スペック
サイズ | H 60× W45× D15mm |
重量 | 78g |
出力 |
10/15 W |
リキッド容量 | 2ml |
リキッドチャージ | PODサイドフィル |
エアフロー | トップtoボトムエアフロー(調整不可) |
コイル | プリメイドコイ交換型 |
充電ポート | microUSB(5V0.8A) |
バッテリー | 750mAh |
保護機能 |
|
パッケージ・内容品
内容品一覧
- Smoant Battlestar Baby バッテリー本体
- Smoant Battlestar Baby POD
- プリメイドコイル 0.6Ω Mesh
- プリメイドコイル 1.2Ω Ni80
- ネックストラップ(USB TYPE-Cケーブル内蔵)
- ユーザーマニュアルなどの書類(英語)
Smoant Battlestar Babyの詳細
小型ボックスタイプのPODデバイス。
他メーカーがリリースした商品の後追い的なジャンルですが、後出しな分だけ有利な部分ももちろんあります。日本市場をターゲットにしたものと言うよりも、主にアメリカ市場向けの製品である印象、USAだとかなりウケているジャンルです。
ネックレスストラップがつけられるようになっているのも、他社に習ったディティール。
パネル部分はプリントステッカーのイミテーションですが、質感は悪くありません。
高級感こそありませんが、我慢できないほどチープでもありません。
この仕上がりは、大ヒット商品譲りのそつない仕上がりです。
バッテリー
- 容量:75mAh
- 出力モード:固定(10/15W)
- パフ操作:オートスイッチ
- 充電ポート:microUSB 0.8A
- 保護機能:
- 自動カットオフ(8秒)
- ショートサーキット保護
- バッテリー低電圧保護(3.0v)
Battlestar Babyはオートスイッチ機構のデバイス、物理的なスイッチ類は一切ありません。
- LED バッテリー残量表示(4段階)
側面にはバッテリー残量を表示する、LEDインジケーターが配置されています。
このLEDは、バッテリー残量を4段階に表示します。
簡易的なものが多い中、細かく・しかもわかりやすく(4色)で表示できるのが良い部分。
内蔵750mAhバッテリー充電用として、底部分にUSB TYPE-C端子を備えています。
充電ケーブルはネックストラップ内蔵です。
ネックストラップはクリップ式で、充電ケーブルとしても使える仕様。
ワンプッシュで脱着できるので、煩わしさがありません。
ケーブル内蔵なので、若干コシがある硬さですが、使いにくさは感じません。
ちなにみスケールとしても使える目盛りが振られているので、実は3wayです。
合理的・実用的ですね!
POD
- リキッド容量:2.0ml
- 素材:PETG
- マウスピース:一体型(交換不可)
- リキッドチャージ:サイドフィル(ゴムキャップ)
- エアフロー:トップtoボトムエアフロー(調整不可)
- コイル:プリメイドコイル交換型
PODはマグネット式・簡単脱着です。スポッと取り外せます。
ちなみに、エアホールは『トップtoボトム』仕様。
リキッド漏れを防ぐ「リークレス仕様」です。
ただし、コイル自体は「ボトムエアフロー」なので、リキッド漏れが発生した場合は、バッテリー端子部分がビタビタになってしまうので、これをリークレス仕様と呼んで良いのか。
Pasitoのように、コイル側で漏れてもPOD内からはリキッドが出ないような設計にはなっていないのが残念。
りきっどは「サイドフィル」です。ゴムキャップを外してリフィル可能。
穴が小さめなので、ユニコーンボトルのような先が細い容器が必須です。
リキッド容量:2ml PODマテリアル:PETG
コイルは2種類が付属します。
- 1.2Ω Ni80(ニクロム)
- 0.6Ω Mesh
もちろん、交換用コイルが別売されています。
MTL向けとDL向けの2種類ですね。
ちなみに、Pasitoコイルとは互換性はありません。形違いますから…
それぞれ最適なワイヤーとメッシュが使用されています。
どちらもバーチカル、ドロー調整機能はなく、Meshのほうが若干軽めですが、どちらもドローがほぼ一緒です。
どちらもドローは軽めなので、タイトドロー向けではありません。
重めのDL向けのドローは、海外市場向けの製品であるがゆえなのでしょう。
アメリカ市場では、DL向けのドローの方がウケる印象です。
抵抗値が違うのだから、コイル内径などでもっとわかりやすくドローを変えて欲しかったですよね。
Battlestar Babyの使い方・操作方法
オートスイッチ機構なので、ただ吸い込むだけです。
- Vaping…マウスピースを咥えて吸い込む
感想とまとめ
味なかなか良いです。
超細身のタイプなので味出るのか不安でしたが、ノウハウの蓄積があるため「このジャンルの製品としては満足できるレベル」です。
かと言って特別美味しいわけでははないので、少し前にレビューした味に定評がある製品に比べてしまうと… ですが、この手の製品はルックスも重要です。
ただ、NI80 1.2Ωコイルはもっとドローを絞って欲しかった。
ドローが変えられればもっと美味しく吸えるのに。
見た目にインパクトのあるアクセサリー感覚で身につけられるPODデバイス。
RBAユニットが不要なら、こちらを選択するのもアリですよ!
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