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geekvape bident レビュー|世界初のデュアルコイルPOD VAPE

geekvape bident レビュー

geekvape(ギークベイプ)のVAPEスターターキット、bident「バイデント」のレビューです。

ついにPODにもデュアルコイルが!!

デュアルコイルと言えば「爆煙」というイメージですが、「豊かなフレーバー」を実現するための技術として特許出願中だという新デバイスが登場!!

実際使ってみたら、確かに味わい豊かなPODでしたが、デメリットも…

このスターターキットの特徴

  • 世界初のデュアルコイルPODデバイス(特許出願中)
  • 0.8Ω・1.2ΩコイルでDL・MTL両方に対応
  • 3段階可変出力(3.4V , 3.6V , 3.8V)

詳細をレビューしていきます。

商品提供:Everzon

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geekvape bidentとは?

geekvape bident レビュー

geekvape(ギークベイプ)のPODデバイス bident「バイデント」です。

geekvape bident レビュー

手のひらサイズのコンパクトなPODデバイスには、3つの大きな特徴があります。

初のデュアルコイルPOD(特許出願中)

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出典:geekvape

特許出願中のデュアルコイル技術を備えた業界初のポッドシステムです。
より高密度の蒸気生成とより豊かなフレーバー出力を生成するように設計されています。

デュアルコイルって「爆煙向け」なのかと思いきや、ラインナップは控えめな抵抗値の「0.8Ω・1.2Ω」となっていることからも分かる通り、「味わい」を実現するためのデュアルコイルであって、ミスト量を重視したものではないんです。

中国での特許がどれぐらいの法的拘束力を持つかはわかりませんし、国内向けなのか国際的なのかもわかりませんが、これが通れば他のメーカーはデュアルコイルPODを出すことができなくなります。

3段階に出力調整できる

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出典:geekvape

nidentには3つの出力モードをサポートする最新のMicro ASチップを搭載。

geekvapeといえばAS Chip、テクニカルMODの制御基板ですが、そのPOD版を搭載することで3段階出力調整機能を実現しています。

豊富なカラーバリエーション

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出典:geekvape

ラグジュアリーテイストの6色展開、見た目にこだわったラインナップですね。

スペック

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出典:geekvape

サイズ H 88.5× W32× D17.5mm
重量 70g
出力モード
定電圧出力(3.4V , 3.6V , 3.8V)
リキッド容量 3.5ml(TPD版は2ml)
リキッドチャージ PODボトムフィル
エアフロー ボトムエアフロー(調整不可)
コイル POD内蔵型(1.2Ω・0.8Ω)
充電ポート USB TYPE-C(5V1A)
バッテリー 950mAh
保護機能
  • 抵抗値保護(0.5~3Ω)
  • 短絡(ショート)保護
  • 基板オーバーヒート保護(80℃)
  • バッテリー低電圧保護(3.3v)
  • 自動カットオフ(10秒)

パッケージ・内容品

geekvape bident レビュー

内容品一覧

  • geekvape bident バッテリー本体
  • geekvape bident Podカートリッジ(Ni80 1.2Ω 9-12W)
  • geekvape bident Podカートリッジ(Ni80 0.8Ω 14-18W)
  • USB TYPE-C 充電用ケーブル
  • ユーザーーマニュアル(英語)・ワランティーカード・プロモーションカード

PODが2つ付いてくるのは予備ではなくて、抵抗値の違うものです。

geekvape bidentの詳細

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bidentって何?と思って調べたら

bident ギリシア神話に出てくるハーデースの槍、槍先が二叉

なんですって。つまり、有名な「トライデント」の二股版っていうところでしょうか。
多分「デュアルコイル」だからバイデントなんでしょうね。

トリプルコイルのトライデントが発売される日は来るのか?

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かなり綺麗な仕上がり、光沢がある局面ボディーなので写り込みがすごくて撮影が大変だぁ…というのはブログ製作者目線の意見ですが、ユーザーとしてはそれっぐらい綺麗に仕上がっていると感じます。

レジン、ではないですね。多分プリント。

IML(成形同時加飾技術)って書いてあるので、他メーカー製品でもおなじみのあれですね。VAPEデバイスでも定番になりつつある技術です。

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レインボーカラーにありがちなガサガサした質感ではなくて、ほぼ鏡面仕上げというかメッキに近いつるんとした質感でかなり綺麗です。

綺麗な反面、光沢ボディーは指紋や油脂汚れも目立つので、綺麗なまま保つのは難しいんですよね。

バッテリー

バッテリースペック
  • 容量:950mAh
  • 出力モード:定電圧出力(3.4V , 3.6V , 3.8V)
  • パフ操作:マニュアル(ボタン式)
  • 充電ポート:USB TYPE-C
  • 保護機能:
    • 抵抗値保護(0.5~3Ω)
    • 短絡(ショート)保護
    • 基板オーバーヒート保護(80℃)
    • バッテリー低電圧保護(3.3v)
    • 自動カットオフ(10秒)

今回のレビューからPODとバッテリーそれぞれにスペックを書いておきますので、説明しなくともこれで十分だという人もいるでしょう。

詳細に興味がある方はこの先もお付き合いくださいませ。

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bidentには、1つのボタンが備えられています。
このボタンによって、電源ON/OFFとパフ操作を行います。

  • パフボタン パフ操作と電源操作

なお、bidentはマニュアルスイッチ方式なので、マウスピースをくわえて吸い込んだだけではミストは発生しません。ボタン操作が必要です。

また、このボタンの周囲にはLEDランプが設けられていて、出力モードとバッテリー残量の表示が可能です。

バッテリー残量表示

(100-70%) (69-31%) (30-0%)

バッテリー残量は3段階表示、バッテリー残量の確認は電源ON状態でパフボタンを2回クリックして行います。

パフした時のLEDカラーはバッテリー残量では無く、出力モードなので注意。

出力モード(3段階調整可能)

 3.4V  3.6V  3.8V

また、出力モードの表示もできます。

このモードを変更するには、電源ON状態でパフボタンを3回クリックして行います。

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bident本体には950mAhとボディーサイズの割には大きな容量のバッテリーを装備。

充電は本体底部のUSB TYPE-C端子から行います。
ちょっと前は珍しかった端子規格ですが、最近発売されるVAPE新製品の奥はこのTYPE-Cを採用しているものが多いですね。

ちなみに充電電流は1A、QCほどではないですが素早い充電が可能です。

POD

PODスペック
  • リキッド容量:3.5ml(TPD版は2ml)
  • 素材:PCTG
  • マウスピース:POD一体型
  • リキッドチャージ:ボトムフィル(シリコンプラグ式)
  • エアフロー:ボトムエアフロー(調整不可)
  • コイル:内蔵型(交換不可)
  • コイルバリエーション:
    • Ni80(二クロム)1.2Ωデュアルコイル 9-12W
    • Ni80(二クロム)0.8Ωデュアルコイル 14-18W

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特徴的なマウスピースデザイン。

コイルから伸びるチムニーの先は、「Y」の字のような逆テーパーデザインでミストを拡散し味の広がりを感じさせるデザインに。

汎用規格のドリップチップでは味に優位とされているために重宝されていますが、PODだとストレートデザインのものが多く、このような逆テーパーになっているものは数少ないですね。

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POD一体型のマウスピースはホイッスルのように先がすぼまった形状。

本体が分厚いのでマウスピースも比較的厚いので咥え心地は良くありません。
ただ、慣れればそこまで違和感は感じないのではないでしょうか。

唇にフィットするように曲線的なデザイン。

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PODを取り付ける時には「カチッ」というクリック感はなく、押し込むときつくなった感覚があって、奥まで押し込むだけです。

ロックされている感覚はありませんが、奥までしっかりと装着すれば、思い切り振り回してもPODが勝手に外れることはありません。

外すときは、マウスピース部分をつまんで引っ張るだけで簡単に外れます。

ちなみに装着方向に決まりはなく、向きに関係なく装着して使えます。

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リキッドチャージはPODの裏側、ボトム部分にあります。

シリコンプラグは外れないのでなくす心配がありません。
geekvapeのイメージカラーであるオレンジで見やすいですね。

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エアフローは「ボトムエアフロー」ですが、エアホールはコイルの真下ではなくて横にあります。

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出典:geekvape

リキッドが漏れにくく、コイルを冷却できるようなエアホールの配置ですね。

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bident最大の特徴でもある「デュアルコイル」PODです。

  • Ni80(二クロム)1.2Ωデュアルコイル 9-12W
  • Ni80(二クロム)0.8Ωデュアルコイル 14-18W

スターターキットには2種類のコイルが付属、MTLとDL両方を楽しめるキット内容です。

PODの分解 コイルビルド可能?

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コイルボトムのパーツはゴムのはめ込み式なので簡単に分解できます。
2つのコイルが見えますね。

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さらにタンク部分には接着剤が使われていないだけでなく、爪とシリコンパッキンで密閉されている構造なので簡単に分解することができます。

この構造であればユーザーがコイルを再構築することも比較的簡単にできそうです。
PODのサイズもそこそこ大きいので、作業性は良さそうです。

 

bidentの使い方・操作方法

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それでは使っていきますよ。

まずはバッテリー本体からPODを外してリキッドチャージしていきます。
チャージホールが大きくユニコーンボトルの先がすっぽり入るので作業性が良いです。

また、スポイトボトルなどでも楽にチャージできそうですね。

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PODは透明度の高いはPCTG製なのでリキッド残量は一目瞭然ですね。

操作方法

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バッテリー残量の確認にわざわざスイッチ操作が必要、その反面出力モードはパフの都度確認できるので一長一短ですね。

  • 電源ON/OFF… パフボタン5クリック
  • モード変更… 電源ON時にパフボタン3クリック
  • バッテリー残量確認…電源ON時にパフボタン2クリック
  • Vaping…マウスピースを咥えてスイッチを押しながら吸い込む

PODなので使い方は簡単。なお、パフはマニュアル操作のみです。

bidentの感想

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味とドロー

普通に味出てますし、美味しいです。
若干ウェットというかダイレクト感のある印象のミスト、フレーバーよりも甘みやキックが引き立つ味わいですね。

出力調整機能もあるので、ある程度自分の好みに設定することもできます。

問題は、どっちのPODも「ドローが軽め」というか、抵抗値が違ってもどっちも一緒なんですよ。

0.8Ωの方はドローと抵抗値が釣り合っているので、味わいもよくてミスト量もそれなりに楽しめます。

しかし、1.2Ωコイルでは明らかにドローが軽すぎ。もうちょっと絞りたい。

ドローはMTLできるけど軽い、DLではちょっと重たい程度。

問題点は?

使用している限り漏れもジュルりもなく、トラブルは少ないです。

使い心地で感じるのは、マウスピースが分厚く咥え心地が良くありません。
大柄な男性ですらそう感じるのですから、女性や口が小さい方だとかなり咥え心地悪いんじゃないかな、と。

簡単に使えるPODとしてはバッテリー容量もリキッド容量も余裕があるため、トレドオフでサイズがちょっと大きめです。

経済性は?

DLなら味は良いとして消耗品の値段は?といえば、デュアルコイルという手間のかかった商品なだけに若干高いです。

国内だと一つ640円以上はしますし、海外サイトでも$4.5とちょっと高めです。

PODの分解 コイルビルド可能?のように、コイル再構築にチャレンジする前提じゃなければ割と厳しいですよね。

 

まとめ

geekvape bident レビュー

「世界初」っていう称号が欲しいだけの「キワモノ」?
いえ味出てますよ、これ。かなりしっかりと味出てます。

ただ、美味しいといっても、既にヒットしているデバイスと比べてどうか?というと正直同じぐらいなんですよね。

それなら、コスパに優れたこれらの2機種を選んだ方が良いんじゃないかな、と思ってしまいます。

かといってbidentにメリットがないわけではありません。

bidentの優れた点
  • 大ヒットPODに負けないぐらいの味を楽しめる
  • スペックの割には軽くて小さい
  • ラグジュアリーなルックス

これらに魅力を感じた上で、消耗品のコストが許すなら買いです!

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