Kamry(カムリー)GXG PUSHのレビューです。
スライドスイッチ操作で簡単に使えるコスパ重視のスリムなペン型ボディー!
さらに便利なバイブレーター搭載で吸い始めがわかりやすい!
このアイコス互換品の特徴
- iQOSたばこスティックが使える互換機
- ペンタイプのスリムボディー
- Kamryのコスパ重視互換機のアップデート版?
GXGシリーズと言えば、Kamryがリリースするアイコス互換機の廉価ラインですよね。
その新型が「GXG PUSH」です。
スペックを見ると若干ダウン?値段は据え置き?
実際に使ってみると…うーんあまり良くない???
それでは早速レビューしていきます。
商品提供:VAPE STEEZ
Kamry GXG PUSHとは?
スリムなペン型ボディーのGXG PUSHは、アイコスのたばこスティックを差し込んで使うことができるiQOS(アイコス)互換機です。
神煙(Kamry)の名をもつ老舗電子タバコメーカー。
爆煙で人気のVAPEデバイスから近年は加熱式電子タバコの開発まで手がける電子タバコの総合ブランドで、。長年培ったノウハウから最先端のテクノロジーを駆使し、様々な人気商品を世界に向けて開発しています。
kamry x6というVAPEブームを牽引したデバイスをリリースしたブランド。
同ブランドがリリースする”kecigシリーズ”とは別軸で開発された「普及版」商品の最新機種でペンのようなコンパクトな形状が最大の特徴です。
純正本体とは比べ物にならないスリムなフォルム。
もちろん値段の安さも魅力なのですが、コンパクトなアイコスが欲しいというニーズにも答えた製品です。
このGXGは旧機種のアップデートバージョン。
旧機種からの変更点はこちら
- バッテリー容量ダウン 900mAh → 650mAh
- 本体サイズアップ 16.9mm長い
- バイブレーター機能搭載
- デザイン変更
あれ?アップデートというよりも、むしろスペックダウンしているような…
とにかく、詳細を見ていきましょう。
スペック
サイズ | H133.7×φ14mm |
重量 | 36.5 g |
バッテリー | 650mAh(約8~10本分) |
充電時間 | 2時間 |
喫煙可能時間 | ・ヒートスティック 1本当たり 喫煙可能時間:3分30秒(回数制限なし) |
パッケージの開封・内容品
内容品一覧
- Kamry GXG PUSH 本体
- 充電用microUSBケーブル
- クリーニングスティック x1pack
- 取扱説明書 (日本語対応)
- クオリティーチェックカード
日本語表記もしっかりあります。
Kamry GXG PUSHの詳細
プラスチック感満載のボディー、旧型のGXG I1Sよりも質感に劣ります。
めちゃくちゃチープです。
マットな質感で、高級感こそ感じなかったものの、そつなく仕上がっていた旧型に比べて、新型なはずのGXG PUSHの方が安っぽい。
かといって売値が安くなっているのかと言えばそうではないので、首をひねってしまいます。
スイッチはプッシュ型ではなく、スライド型に変更されて、操作自体は簡単になりました。
しかし、ロック機構が備わっておらず、スイッチ自体も緩めな感触なので、持ち運びの際の誤操作が心配です。
充電用端子は底部に、LEDインジケーターも装備。
充電ケーブルを挿入すると、LEDランプで充電状態を教えてくれます。
たばこスティック挿入部。
たばこスティック収納部は2ピース構造。
アウタースリーブ(黒いパーツ)の内側に、インナースリーブ(銀色の筒状のパーツ)が入っています。
2つのパーツが取り外せるので、加熱部に簡単にアクセスすることができます。
クリーニングの時にはこの状態にすれば、隅々まで簡単に綺麗にクリーニング可能です。
旧機種ではキャップの接続にOリングが使われていたため、長期間の使用で劣化してしまい、パーツ交換が必要でしたが、新型ではアウターキャップでインナーをロックする方式を採用したので、Oリングは使われていません。
消耗品がないので、安心ですね。
ここも旧機種と違う点。
バッテリーからヒートブレードまでが離れています。
これは熱害によるバッテリーの劣化や、熱でバッテリーが破裂するのを防ぐ安全対策的な意味合いもあるのでしょう。
今まで事故につながったという事象は聞いてはいませんが、より安全性に配慮されているのは良い点です。
ただし、このスイッチの長さ分だけバッテリー容量が小さくなっているので、スペックはダウンしています。
ヒートブレードは円柱形です。
ここ加熱部分の形状によって大体の味やキック感が決まると言っても過言でもありません。特徴は以下の通りです。
- ブレード(平) 純正品と同じ形状。ニコチンのキックを強く感じる
- ブレード(円柱) 味に定評があり、まろやか。加熱ムラが起きにくい。
- プレート さらに加熱ムラがおきにくく、味が良い。キックは弱い。
このようになっていて、キック感よりも味重視の互換機であることがわかります。
たばこのようなガツンとくるキック感よりも、たばこスティックの味を楽しめるセッティングになっているようです。
GXG PUSHの使い方
それでは使い方です。スライドボタン式で使い方は簡単です。
- スイッチをオンにスライドさせると加熱開始(白色LEDが回点滅)
- 設定温度に達すると白色LEDが点灯し、バイブレーターが振動
- 最大3分30秒吸うことができる。(終了後LEDランプ消灯)
- スライドスイッチをオフにして電源オフ。
- 緊急停止はスライドスイッチをオフにする。
スイッチをスライドさせるだけで、電源オンと同時に加熱が開始。
吸える状態になるまで15秒ほどかかります。(外気温などによって異なるようです)
吸える状態になると、LEDが点滅から点灯に変わるだけでなく、バイブレーターが振動するのでわかりやすいです。
ヒートスティックはスライドスイッチをオンにする前に差し込んでおきます。
吸い終わった後は、キャップごとたばこスティックを外します。
たばこスティックだけを引き抜くと、高確率でキャップの中にたばこ葉が残ってしまうので、キャップごと外した方が良さそうです。
ただ、使い終わった直後のキャップはかなり熱くなっているので、火傷に注意します。
クリーニングは全てのパーツを外して、ヒートブレードを直接拭き取ることができるので簡単ですね。
これは2本ほど連続で吸った後ですが、ヤニや残留物が付着しているので、こまめに掃除したいところです。
綿棒が付属しますが、キャップを全て外してティッシュなどで拭き取ってしまった方が手っ取り早いでしょう。
ヒートブレード周辺だけでなく、周囲までも焦げていることから、ヒートブレード温度が高すぎる?
感想
味云々の前に、熱すぎます。
温度設定が微妙なのか?それともこの個体が不良なのか?
たばこスティック自体が熱くなってしまって、まともに吸えないんですよ。
特に、連続使用するとその傾向が顕著で、とても咥えてられないぐらいです。
味は「普通」キック感は「弱め」です。
ガツンとくるiQOS純正の味わいとは違ってマイルドな味わいですが、かといって味が美味しいというものでもないですね。
まとめ
あくまでKamryの中でも廉価なライン、GXGのアップデート版という位置付けの製品なのですが、明らかに旧機種のGXG l1Sより劣っています。
構造的には確かに安全性を考えたアップデートがされているものの、バッテリー容量が減っているのにサイズアップしていたり、熱くて吸えないなどの不具合も。
いや、その前に純正本体も随分お手ごろに購入できるわけですから、今あえてiQOS互換機をセレクトする理由って「どこか優れた点」がないと選ばないと思うんです。。
- 純正品よりも美味しい、コンパクトなどの付加価値
- 純正品よりもコスパに優れる
確かにGXG PUSHはコスパには優れていますが、肝心の使い勝手が悪すぎて、正直お勧めできません。
これなら旧機種を購入した方がまだマシでしょう。
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