WEECKE(ウィーキー)のヴェポライザー、C-VAPOR3.0「シーベイパー3」のレビューです。
多くのヴェポライザーの中でも人気の機種と言えば筆頭として誰もが思い描くのがこのデバイスだと思います。ユーザーの評価が高い機種でもあります。
その理由は多数ありますが、価格と味そしてスペックのバランスがちょうど良く、ミドルクラスのヴェポライザーとしての完成度が高い。そして、名前の通りバージョンアップの都度に改良され続けている信頼感も大きな理由です。
このヴェポライザーの特徴
- 超人気デバイスの最新版
- 持ちやすい形状のエルゴノミック(人間工学)デザイン
- 大容量バッテリー搭載(2300mAh)の本格派デバイス
- 専用スペーサーでたばこ葉の持ち運びが便利 アクセサリーも充実
- 8段階に温度設定が可能(160℃から10度ごと 最大230℃)
- 510ドリップチップが取り付け可能
- バイブレーター機能搭載
- エアフロー調整が可能(ドロー調整)
詳細をレビューします!
商品提供:VAPONAVI
WEECKE C-VAPOR3.0の詳細
流行が続く加熱式たばこ。IQOSなどの製品が人気ですが、この加熱式たばこのような原理で、手巻きたばこ用のたばこ葉を入れて使用するの製品が『ヴェポライザー』です。
C-Vapor3.0は名前の通り、C-Vaporのアップデートバージョン。
サイズはヴェポライザーとしては標準的なサイズ感。バッテリー容量を犠牲にすることのないサイズで、2300mAhの大容量バッテリーを装備した普及機です。
スペック
サイズ | H 118 × W50.5× D26mm |
重量 | 126 g |
加熱方式 | コンダクション(タバコ葉を直接加熱) |
加熱温度 | 160℃/170℃/180℃/190℃/200℃/210℃/220℃/230℃ (8段階) |
一回の吸引可能時間 | 4分 |
充電ポート | microUSB(DC5V1A) |
バッテリー容量 | 2300mAh |
メーカー公式サイト | http://www.weecke.com/c-vapor-3-0-tobacco-vaporizer/ |
パッケージ・内容品
内容品一覧
- C-Vapor3.0 Vaporizer(ヴェポライザー)本体
- シリコンマウスピース
- 予備マウスピース
- クリーニングブラシ
- パッキングツール
- microUSBケーブル
- ヒーティングチューブスペーサー(お試し1個)
- 予備メッシュスクリーン×4
- ユーザーマニュアル(日本語)
同梱品はC-Vapor3.0本体と交換用マウスピース、ツールに充電ケーブル、予備パーツ(メッシュスクリーン)、そしてお試し用のスペーサー、マニュアルが付属します。
しっかりとした日本語で書かれている、日本人でもわかりやすい配慮が嬉しい説明書です。
デザイン・ディティール
少し大きめのC-Vapor3.0本体、大きさはVAPE用のBOX MODほど、と言ってもわかりにくいかもしれませんが、ヴェポライザーとしては中型サイズのボディーです。
シンプルなフォルムで、本体にはWEECKEのロゴプリント入り。
ラウンドしたフォルムで握りやすいデザイン。エルゴノミックを意識したシェイプです。
スイッチはC-Vapor3.0本体の側面に配置されています。本体を握った時、自然に指を置く場所に配置されているので、親指または人差し指で押しやすいように工夫されています。
ボタンのカラーリングは平らな面がブラックペイントされていて、カットされたエッジ部分だけがシルバーカラーの金属の地肌が見える仕様、細かいところにまで高級感を感じさせるディティールです。
電源状態、バッテリー残量、加熱状態などを表示するモノクロディスプレイを本体上部に配置。LEDなどの簡易表示ではなく、液晶画面を採用しているので一目で情報を把握することができます。
底部分には内蔵バッテリー充電用のmicroUSB端子とエアホールを配置しています
DC5V電源に接続したmicroUSBケーブルを挿入して内蔵2,300mAhバッテリーの充電を行います。充電状態は液晶画面に表示されます。
充電電流は1A指定です。2A充電器を使用出来ますが急速充電には対応していない記載があるので、1A充電を用いるのが安全です。そして、自動識別機能付きの可変電圧式(QC 3.0等)の充電器は絶対に使用しないでください。
また、パススルー非対応なので、充電中の使用も不可です。
本体底部にはドロー調整用の『エアフローコントロール』を搭載。リング式のAFCを回すことで、
空気を取り込むためのホールの開き具合が調整可能。これによって、吸い込みの抵抗感が変わるので自分好みのドローに調整することができます。
- MTL(マウス・トゥ・ラング)…口腔内に煙を溜め込んでから、そのあと肺まで吸引する
- DL(ダイレクト・ラング)…直接肺まで吸引する
ドロー調整機能が搭載されていると、この2つの吸い方から自分好みの吸い方をセレクトすることができます。
吸い込みの抵抗感によって味はもちろん、吸い方のスタイルも変更することができます。
C-Vapor3.0のドローは開くとDL向けの軽めなドロー(スカスカではなく、多少抵抗感のあるドロー)、絞れば紙巻きたばこに近い感覚のMTL向けドローに調整することができます。
セラミックチャンバー。コンダクション(タバコ葉を直接加熱)。
セラミックコーティングされていることによって、使い終わったシャグが簡単に取り出せるようになっています。通称「シャグポン」(※逆さまにして本体を叩くことによって使い終わったシャグがポンと出ること)が可能です。
C-Vapor3.0にはマウスピースが2種類付属します。
- ガラスマウスピース(予備含め2つ)
- シリコンマウスピース
口触りがよいガラスマウスピースは予備も含め同じものが2つ付属します。ガラス製なので破損に注意。もう一つのバリエーションとして付属するのがシリコン製のマウスピースです。
このシリコンマウスピースにはシャグ用のたばこフィルターが取り付け可能です。
Amazonや楽天市場などの大手ショッピングサイトでも入手できるので、フィルターを使いたいけど近くに手巻きタバコを扱っているショップがないユーザーさんは通販が便利です。
ドリップチップを取り付けるキャップは、側面にヒートシンク加工が施されていて、ヴェポライザーで発生した熱をドリップチップまで伝えないように工夫されています。
このパーツ、旧機種では合金にメッキが施されたパーツが採用されていたのですが、C-Vapor3.0では劣化しにくいステンレス製に変更されています。コストはアップしますが、使い勝手を考えた素材がセレクトされています。
このパーツ、底部分が分解可能になっていて、メッシュスクリーンが交換可能になっています。
シャグを詰めて携帯するのに便利なスペーサーにも対応しています。本体にはお試し用のスペーサーは1つ付属するので、使ってみて気に入ったらオプションパーツを購入するのが良いでしょう。
スペーサーがかなり便利!オプションパーツあり!
このスペーサー、かなり便利なのです。外出先でいちいち本体にシャグを詰める必要がなく、スペーサーにあらかじめ詰めたものを携帯できるのです。
そして詰めるのもかなり簡単そう。これは使い勝手が良さそう。
ヴェポライザーの欠点として、外出先にまでシャグポーチを持ち運び、使うときに詰めて、使い終わったら書き出す必要がありますが、このケース付きスペーサーならその問題が解決できます。
しかも使い終わったらポンと出すだけです。シャグを直接チャンバーに入れているのではないので、内壁にこびりつくこともなく、ポンと取り出せます。
C-Vapor3.0の使い方
1. タバコ葉を詰める
C-Vapor3.0本体からマウスピースを外します。Oリング式なのでつまんで引っ張り上げるだけです。
そして、チャンバーにタバコ葉を詰めますが、折角スペーサーがついているのでスペーサーにたばこ葉を詰めていきます。
タバコ葉には手巻きタバコ『シャグ』用のものを使うのが一般的です。
詰めたら再びマウスピースを取り付けます。
今回はグリーンティーフレーバーの”COLTS GREEN TEA”を用いました。
手巻きタバコ用のタバコ葉『シャグ』には、フレーバー付きのものも数多くあるので、色々なフレーバーを楽しめるのも魅力の一つです。
2.本体を操作して加熱を開始する
C-Vapor3.0本体のボタンを操作して加熱を開始します。手順は以下の通り。
- ボタンを3回連続で押す(5クリック)と電源ON → 自動で加熱開始(バイブ振動)
- 設定温度に達するとバイブレーターが振動する
- 電源ON状態でボタン長押しして設定温度を変更する(160℃/170℃/180℃/190℃/200℃/210℃/220℃/230℃)
- 約4分後に自動で電源がOFFになる
→電源OFF時にバイブレーターが振動(予告なし) - 緊急停止は5クリックでOFF
ボタンは一つのみなので、操作は簡単です。
液晶画面に情報が表示されるのでわかりやすいですね。加熱温度や残り時間がしっかり表示されます。そして、バイブレーターが振動するのでより一層わかりやすいですね。
残り時間は240sからのカウントダウンで表示されます。また、バッテリー残量は液晶画面に表示されます。
3.クリーニング
使い終わったらタバコ葉を取り出します。付属のスペーサーを使えば、チャンバーからたばこ葉を書き出すことなくポンと取り出すことができます。
スペーサーがかなり便利なので、これを使ってしまうとチャンバーに直接たばこ葉を詰めるのは不便に感じてしまいます。オプションパーツ必須ですね。
感想
ミドルクラスの普及機、ヴェポライザーで最も有名と言っても良い機種だけに、使い勝手がかなり良いです。
特にオプションパーツとして提供されているスペーサーの使い勝手は最高です。これを使ってしまうと、チャンバーに直接たばこ葉を詰めるのが面倒になってしまいます。
外出時など手間がかけられないシチュエーションでも、カートリッジのような使い方ができます。
ですが!味を楽しむのであればスペーサーを使わない方がおいしいです。なるほど、一長一短なのですね。便利な上に味が変わらなければ最高なのですが、直接詰めた方がしっかりとたばこ葉を味わえます。
そこは利便性をとるか、味をとるかになってしまいますが、手間をかけられない外出時などはスペーサーを利用して、自宅では直接詰めるなど使い分けることができるのも魅力です。
味に関しては、同じコンダクション(たばこ葉直接加熱)方式でも、コスパに優れたローエンド機に比べて優れています。ただし、味わいが増す分、マイルドに感じ、スロートキック(ニコチンの刺激感)は抑えられているような印象です。
ただし、それも高温加熱(230℃まで加熱可能)でキック感も楽しめるので悪くありません。
また、加熱時間がかなり早い!試しに160℃までの時間を計ってみると12秒、200度まで17秒でした。ローエンド機と比べるまでもなく高速です。
またエアフローコントロールもしっかり効いていて、筆者はドローを絞った状態で使うのがお気に入りです。紙巻きたばこに近いドロー。
やはり売れてる有名機種は伊達じゃないな、という印象ですね。
まとめ
ヒット商品には理由がある。使い勝手と味を両立したミドルクラスヴェポライザーの決定版!
味が良く、使い勝手が良い。しかも価格も小慣れていて買いやすい。携帯するのには若干大きめなサイズ、大きさが許すのであれば、入門機としてこのモデルを購入するのが良さそうです。
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