AUGVAPE(オーグベイプ)のVAPEスターターキット、LYFE POD「ライフポッド」のレビューです。
高抵抗コイルを内蔵したMTL向けPODデバイス。デザインはあの有名なUSAブランド!
スリム&軽量ボディーのコンパクトサイズも魅力のスターターキットです。
このスターターキットの特徴
- 2.0Ω高抵抗コイルを搭載したMTL向けPODデバイス
- USAブランド「TUGBOAT」とのコラボレーションアイテム
高抵抗なニコチンフィーダーと侮ることなかれ。このデバイス、しっかり味も楽しめるのが最大の魅力です!かっこいい上に薄型コンパクト!使い勝手も良いとなればきになるユーザーも多いのではないでしょうか!
詳細をレビューします!
商品提供:AUGVAPE
AUGVAPE LYFE PODの詳細
LYFE PODはAUGVAPEがリリースするPODデバイスです。
2.0Ωというかなり高抵抗のコイルを搭載したMTL向けのスペック。ニコチンソルトなどのリキッド向けの『ニコチンフィーダー』として開発されたデバイス。
本体にはAUGVAPEの主力(?)製品、DRUGAのロゴマークのプリント。DRUGAはアトマイザーやMODなどの製品をリリースしているシリーズで、このLYFE PODもそのシリーズの一員なのでしょうか。
そして『TugLife』のロゴ文字とともに『TUGBOAT』ボートのイラストのプリント。そしてこのLYFE PODは『Designed in California』となっていることから、TUGBOATとのコラボアイテムを示すものになっています。
でも、AUGVAPEウェブサイトどころかマニュアルや箱にもコラボの表記の表記がないのはどういうことなのでしょう。ロゴを見れば分かる人には分かるから、説明は必要ない、ということなのかもしれません。
超薄型&コンパクトなボディーが魅力!めちゃくちゃ薄くて軽いです!
コンパクトかつ薄型のボディ。AUGVAPEのWEBサイトのように、スーツの胸ポケットに入れても違和感なく、かさばらないサイズが魅力。厚みはなんと9.5mm!1cm以下です。持ち運びに邪魔にならないサイズが魅力です。
カラーバリエーションは全4色。黒・銀・ダークブルー・赤の展開です。
スペック
サイズ | H 103.5 × W24× D9.5mm |
重量 | 22.5 g(実測) |
出力モード | Bypass (3.3-4.2V 7.6W) |
リキッド容量 | 2ml |
リキッドチャージ | Podボトムフィル |
エアフロー | コイルボトムエアフロー(調整不可) |
コイル | POD内蔵型 2.0Ω |
充電ポート | microUSB |
バッテリー | 300mAh |
保護機能 |
|
メーカー公式サイト | http://www.augvape.com/product/lyfe-pod/ |
パッケージ・内容品
内容品一覧
- AUGVAPE LYFE POD バッテリー本体
- AUGVAPE LYFE PODカートリッジ ×2
- microUSBケーブル
- ユーザーマニュアル(英語)
デバイスだけでなく、パッケージもコンパクト&薄い!AUGVAPEのコンパクトデバイスおきまりのパッケージングで、ペーパーボックス上部の切り取り線から開封して中身を取り出すと、中には本体とPOD2つ、充電ケーブル、マニュアルが入っています。
意外とPODが1つしか付属しないスターターが多いので、消耗品のPODの予備が入っているのはポイント高いですね。
細部
シンプルな形状ながら、フォルムにこだわりを感じます。ボトムとPOD部分のラウンドが同じで、シンプルながらこだわりを感じるデザインですね。ペイントは半艶。ロゴマークのプリント入りです。
LEDランプ周りはユニークなデザイン。無数の穴の奥にLEDライトが配置されていて、穴から光を透過します。
このLEDライトは、充電状態やパフ状態、電池残量のインジケーターとして機能します。
ただし、色でバッテリー残量を教えてくれる機能はなく、バッテリーが無くなると8回点滅するのみで、バッテリーが切れるまでの状態を知るすべがないので、若干不便に感じます。
本体側面両側にはエアホールが配置されています。ここから空気をPODカートリッジのコイルに供給します。小さなエアホールからも分かる通り、ドローはMTL向け(タバコ吸い)で、ドロー調整はできません。
内蔵バッテリー充電用のmicroUSB端子はLYFE POD本体のボトム部分に配置されています。
充電時にはLEDランプが点灯して充電状態を教えてくれます。赤ランプが充電中、緑ランプで充電完了です。
PODはマウスピース一体型です。PODをくわえて使います。
PODのデザインはLYFE PODのボトム部分と同じ形状にラウンドしていて、咥え心地よりもデザインを優先しているように感じますが、かといって咥えずらさは感じません。
PODカートリッジを外すときは、カートリッジをつまんで引き抜くだけなのですが、PODの露出部分が少ないので外しにくく感じます。固いです。最初はPODをつまんで引き抜く要領でトライして、それでPODと本体の間に隙間ができたらそこに爪などを差し込んで外すとやりやすく感じました。
また、PODの半分以上が隠れてしまうので、リキッド残量がわかりにくいです。デザイン優先ですね。
ただ、しっかりと接続されているので勝手にPODカートリッジが取れてしまうようなことがなさそうなので一長一短かなと思います。
PODカートリッジはコイル内蔵式です。
- POD 2.0Ωコイル内臓
PODは使い捨てタイプで、コイルの寿命がきたらPODごと交換する必要があります。高抵抗コイルを内蔵。
PODのボトムには電極(コイルに電気を供給する部品)と、無数のエアホールが空いています。
このエアホール、何故小さな穴が無数に空いている構造なのかと言えば、これはリキッド漏れを防ぐためです。
ボトムエアフロー構造であることには変わりないのですが、大きなエアホールがボトム部分に空いていると、リキッドがコイル周りに過剰供給された場合、ボトムに浸透していしまいます。
その際に大きくボトムエアフローホールが大きいと、リキッドがそのまま漏れてしまうためです。
それを防ぐ多穴式を採用。これはミストの結露においても有効な構造です。細かい部分までしっかりと考えられています。
なお、ドロー調整は不可です。吸い込みの抵抗感は固定になります。タバコ吸い(MTL)向けのドローですが、極端にタイトではなく、DLもいけてしまうぐらいの抵抗感です。
リキッドチャージはPODボトムチャージ方式です。ボトム部分のゴム栓を外すとチャージホールが。ここからPODのタンクにリキッドを注ぎます。
なお、チャージホールが小さいのでユニコーンボトルもしくはニードルボトルが必須です。スポイトボトルなど注ぎ具が太いものではチャージできませんので注意が必要です。
LYFE PODの分解とコイル再構築
PODデバイス恒例の分解とビルドコーナーです。
例によってこの分解とコイル再構築は当然ですがメーカー非推奨行為です。そもそも、便利かつお手軽に使えるPODデバイスをわざわざ分解して、なおかつコイルをビルドする行為は、デバイスそのものの使用コンセプトから外れるものです。
それでも「消耗品のコストを抑えたい」「ビルドを楽しみたい」というニーズも一定数あると思いmスノで、ここでは分解およびビルド可能な構造なのかを見ていこうと思います。
まず、第一関門のPODボトム部分は、接着されてないのでクリアです。POD本体にボトムパーツが爪でハマっているだけの構造なので、マイナスドライバーなど細いものを間に差し込んで、慎重に引き抜いてやれば簡単に外すことができます。
なお、その際に電極端子パーツは外す必要はありません。これは、コイルユニットに電極がマウントされているためです。
ボトムパーツを外すとコイルを覗きこむことができます。
コイルはホリゾンタル(水平)にビルドされています。以前まではこの手のデバイスのコイルはバーチカル(垂直)が主流でしたが、最近は味の向上を目的としてホリゾンタルコイルが主流になっていて、このLYFE PODも矮小なスペースに、ホリゾンタルでコイルが設置されています。
VAPE製造技術の向上を感じる部分です。
最後にコイルユニットを取り出します。コイルユニットのベースは、シリコンゴムのような柔軟性のある素材でできているので、PODのタンク部分にはまっているだけなので簡単に取り出すことができます。
ここまで見て貰えばビルドのための分解が非常に楽なことが理解いただけるかと思います。
コイル再構築するときは、ボトムにハマっている電極を取り外して、ビルドしたコイルをマウントし、電極でコイルレッグ(ワイヤー)を挟んでやれば大丈夫そうです。
ビルドの難易度はかなり低いと言えそうです。
ただ、コイル周りには耐熱性の低いシリコンゴムパーツが使われているので、ドライバーンはできません。
スペースドでビルドして、ドライバーンなしでマウントする必要があります。
LYFE PODの使い方
使い方ですが、LYFE PODにはスイッチが一切ありません。
これは「オートスイッチ」と呼ばれる機構を採用したデバイスのためで、PODを咥えて吸い込むだけで、自動的に電源が入るものです。
そのため、本体の電源オン・オフ操作どころか、パフ操作(ミスト発生)すら必要ありません。
PODを咥えて吸い込むだけでミストが吸引できます。
- 電源ON/OFF… 操作なし
- Vaping… PODを咥えて吸い込む
誤動作は一切なし!
息を吸い込むのではなく、息を強く吹き込んでしまうとスイッチが入りっぱなしになってしまう誤動作はありません。
この誤動作は『吹き戻し」と呼ばれ、オートスイッチ(吸い込むと自動でミストが発生する)のデバイスにはつきものの誤動作ですが、これは吸い込むのではなく、逆に息を吹き込んでしまうとスイッチが入りっぱなしになってしまうものです。
この吹き戻しの誤動作ですが、全く発生しません。
少し吹き込むのではなく、思いっきり息を吹き込んでも全く誤動作は発生しませんので思いっきり使うことができます。
感想
このLYFE POD、2.0Ωなので「対してミスト量も味も出ないニコチンフィーダーなんだろうな」なんて侮ってはいけません。
もちろん、高抵抗コイルなのでミスト量は少ないのですが、フレーバーはしっかりと再現できています。
若干驚きを隠せないぐらいしっかり味が出るんですよ。このサイズで、これだけ味が出るなら言うことなし!な印象です。コンパクトサイズのPODデバイスではかなりおいしい部類ですね!
高ニコチンリキッドや、メンソールリキッド以外のフレーバーリキッドでもしっかりと味を楽しめるデバイス。もちろん本格的なVAPEデバイスと比較すれば、味に物足りなさは感じるものの、このサイズでこれだけの味が出るのであればサブ機としても活躍してくれますね。
たかだか300mAhのバッテリーでも2.0Ωというかなり高抵抗なコイルなので、十分に長時間楽しめてしまうのも魅力的です。
そしてサイズ感とデザインも良いですよね!
何より薄い!1cm以下のボディーはポケットの中で嵩張らないサイズ。なおかつ軽い!22.5gというのは、スティック形状のデバイスとしては平均的な重さなのですが、容積(サイズ)に対する重さが軽いのでより軽く感じます。
平べったい形状も相まって、唇で咥えやすいんです。そうです。咥えたまま吸い続ける「咥えVAPE」が楽なんです。「吹き戻しの誤動作」も一切ありませんから、安心して咥えVAPEすることができます。
まとめ
優れたルックスだけでなく、薄型軽量なボディー。その上味も楽しめてしまうスティックタイプPODデバイスの完成形といっても過言ではない完成度!使い勝手の良さと味の良さを高次元で両立したデバイスです。
携帯するのに便利なVAPEデバイスを探しているユーザーにぴったりです!
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