Kamry(カムリー)KeCig4.0のレビューです。
超小型・軽量なボックス型ボディーに、温度調整機能とバイブレーター機能を搭載。
バッテリー一体型構造で連続使用可能なのも特徴です。
このiQOS互換品の特徴
- コストパフォーマンスに優れたiQOS互換機
- ボックス型のコンパクトなボディー!一体型なので連続使用可能
- 3段階の温度調整機能搭載
- バイブレーターでお知らせ
このデバイス、Amazonなどでは、なんと!4000円以下で購入可能なのです。アイコス純正品も新型をリリースするなどして話題になっていますが、互換品の安さには敵いません。
それではレビューしていきます。
商品提供:ベプログshop
KeCig4.0の詳細
kamryがリリースするアイコス互換機です。
ちなみに、同メーカーの前作Kamry Kecig2.0 Plusとは全く形状が違います。ペンタイプのボディーからボックス型にアップデート。その分サイズ的には大きくなってしまいましたが、3段階の温度管理など機能面でのアップデートが施されています。
ボックス形状の本体はめちゃくちゃコンパクトです。ボックス型のアイコス本体といえば、日本でヒットしたデバイスとしてはiBuddyがありますが、それと比較すると半分ほどのサイジングです。
そして重量も38gと、この大きさとしては信じられないぐらいの軽さ。
この軽さは、スティックタイプの互換機と変わらないほどの重量、前作(35g)と数グラムしか変わりません。
スペック
サイズ | H57×W42×18mm |
重量 | 38 g |
バッテリー | 650mAh(約8~10本分) |
充電時間 | 120分 |
喫煙可能時間 | ・ヒートスティック 1本当たり 喫煙可能時間:3分30秒 |
出力電圧 | 3.3-4.2V |
保護機能 | ・ショート保護 ・バッテリー保護(低電圧3.2V / 過充電4.2V) |
パッケージの開封・内容品
内容品一覧
- Kecig 4.0 本体
- 充電用microUSBケーブル
- コットンクリーナー x1pack
- 取扱説明書 (日本語対応)
- クオリティーチェックカード
シンプルなデザインのペーパーボックスパッケージ。中にはKeCig4.0本体に充電ケーブル、クリーニングツールにユーザーマニュアルなど必要最低限の付属品が収納されています。
日本語マニュアルが付属するのが嬉しいポイント。アイコスは日本でヒットしている製品のためか、日本人でもわかりやすい説明書が付いてきます。
デザイン・ディティール
ラバーコーティングのようなマットな質感のボディー。すべすべとした触感の触り心地の良さが特徴的で、38gという抜群に軽いボディーは樹脂製(プラスチック)だと思われますが、しっかりとした表面処理のおかげで安っぽさを感じない仕上がりです。
本体だけでなく、ボタン類も全て質感が統一されています。
まずメインの操作部分から見ていくと、メインスイッチボタン(四角)の下には、トグルスイッチが設けられていて、<< OFF / L (Low) / M (Middle) / H (High) >> 4段階に操作可能です。
トグルスイッチで直感的に出力を操作できるので、マニュアルを読まずとも簡単に操作できるようになっているのがユーザーフレンドリーですね。
keCig4.0本体底面には内蔵650mAhバッテリー充電用のmicroUSB端子を装備。
充電状態は本体正面のLEDランプに表示されます。
スイッチ部の反対側側面にはタバコスティック取り出し用のスライドボタンを装備。このボタンを上にスライドさせてタバコスティックを本体から取り出します。
たばこスティック挿入部分はアタッチメント方式です。
収納部分が周囲のパーツごと外れる構造。
アタッチメントとして外れるので、大きく開いたホール部分のクリーニングが簡単にできる仕様。
アタッチメントにはヒートブレードが通るホールが設けられています。
ヒートブレードの形状は平べったいタイプです。ヒートブレードの形状で味の傾向がわかると言っても過言ではありません。これまで数多くのアイコス互換機をレビューしてきた経験として、以下のような傾向にあると考えています。
- ブレード(平) 純正品と同じ形状。ニコチンのキックを強く感じる
- ブレード(円柱) 味に定評があり、まろやか。加熱ムラが起きにくい。
- プレート さらに加熱ムラがおきにくく、味が良い。キックは弱い。
このようになっていて、KeCig4.0のブレード形状は純正品と同じ形状で、ニコチンのキック感を強く感じるセッティングであることがわかります。
ガツンと吸いごたえのあるニコチンのキックを楽しみたいユーザーに最適なディティールです。
KeCig4.0の使い方
使い方はシンプル。トグルスイッチで使う温度を設定した後に、電源ボタンを押して加熱します。
- トグルスイッチで本体の電源を操作する OFF / L(低温) / M(中温) / H(高温)
- 電源ボタンを2秒長押しして加熱を開始(LEDランプ点滅、バイブレーター振動)
- 予熱が終了するとLEDランプが点灯し、バイブレーターが振動する
- 最大3分30秒吸うことができる。(終了後LEDランプ消灯&バイブレーター振動)
これがトグルスイッチです。OFFと3段階の温度<< L(低温) / M(中温) / H(高温)>>に設定可能。
電源オフにしたいときは
- トグルスイッチをOFFF似合わせる。
- 加熱中の場合はボタンを2秒長押しして緊急停止。その後トグルスイッチをOFFにする。
使い終わったらスライドスイッチを上にスライドさせてアタッチメントごとたばこスティックを取り出します。
平べったい形状のヒートブレードの周りが若干焦げていました。
アタッチメントごと周囲が外れるのでクリーニングが簡単。燃えカスはアタッチメント側に残るので、細かなクリーニングが不要なのも嬉しいポイントです。
感想
温度管理が良いですね。自分好みに変えることができます。
強くニコチンのキック感を感じたいならHighが最適です。
そして、ヒートブレードの形状が平べったいことからも分かる通り、傾向としてはニコチンのキック感を強く感じます。喉にガツンとくるキック感。
吸いごたえあります。純正本体と同じように感じる満足感ですね。
ニコチンを強く感じたいユーザーは満足できるセッティングだと思います。
KeCig4.0のメリットとデメリット
メリット
このKeCIG4.0最大のメリットはコスパの良さだと思います。純正品の半額ほどで買えるのが最大のメリット。それでいてキック感は純正品同等なのですから、コスパに優れた製品だといえます。
- 価格が純正品より安い
- ボックス形状ながらコンパクトなボディー
- 連続使用可能
- 吸引回数に制限なし(3分30秒)
そして軽くて小さいのも良い点です。ボックス形状ですが、厚みが薄いのでポケットでもかさばらないサイズです。
また、時間内であれば吸引できる回数に制限がなく、連続で吸うこともできます。
デメリット
- バッテリーの持ちが悪い(8〜10本)
- 喫煙時間が短い
これは小さく軽いのとトレードオフなのですが、その分バッテリーの持ちが良くありません。一日フルに使うのには若干不安の残る容量なので、途中で充電したり、他のサブ機を持ち運ぶ必要があります。
可能であればモバイルバッテリーなどと一緒に持ち運んで、途中でチャージする運用方法が良いでしょう。
また、喫煙時間が短い(純正は6分)のもデメリット。その間に喫煙回数の制限がないのですが、長時間かけて吸いたいユーザーにとってはデメリットになります。
まとめ
ボックス形状の小型・コンパクトなアイコス互換機。加熱温度調整機能とバイブレーター機能付き。
何よりコスパに優れているというのが最大の魅力です。
連続使用できるのも魅力的ですね!
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