Kamry(カムリー)GXG I1Sのレビューです。
ペンタイプのスリムなアイコス互換機は、コストパフォーマンスが優秀!
Amazonなどでは2000円ほどで購入できてしまう値段の安さが最大の魅力です。
このアイコス互換品の特徴
- iQOSたばこスティックが使える互換機
- ペンタイプのスリムボディー
- 価格が安い!
kecigシリーズとは別軸で開発された「普及版」商品、つまり廉価版ですがバッテリー容量が大きいなどの優れた面もあり、コストパフォーマンスに優れているもの嬉しいポイント!
新型がリリースされたアイコスですが、如何せん本体が高いのが難点ですよね。価格が安くても使えるデバイスに仕上がっているのか?不安がよぎりますが果たして?
それでは早速レビューしていきます。
商品提供:ベプログshop
GXG I1Sの詳細
スリムなペン型ボディーのGXG I1Sは、iQOS(アイコス)互換機です。
アイコスのたばこスティックを差し込んで使うことができるのが特徴です。
アイコス純正品とは違うコンセプトで、ペンのようなコンパクトな形状が最大の特徴です。ここが純正品よりも優れた点で、多少かさ張るサイズの純正本体とは比べ物にならないスリムなフォルム。
もちろん値段の安さも魅力なのですが、コンパクトなアイコスが欲しいというニーズにも答えた製品です。
また、この互換機を作っているメーカーは、一般的には聞いたことのないメーカーだと思うのですが、VAPEと呼ばれるリキッド加熱式たばこの中では超有名なメーカーで、日本ではkamry x6というVAPEブームを牽引したデバイスをリリースしたブランドです。怪しいメーカーではないのでご安心を。
スペック
サイズ | H116.8×φ14mm |
重量 | 41 g |
バッテリー | 900mAh(約12本分) |
充電時間 | 1.5~2.5時間 |
喫煙可能時間 | ・ヒートスティック 1本当たり 喫煙可能時間:3分30秒 |
出力電圧 | 3.7V |
保護機能 | ・ショート保護 ・バッテリー保護(低電圧3.2V / 過充電4.2V) |
パッケージの開封・内容品
内容品一覧
- GXG I1S 本体
- 充電用microUSBケーブル
- クリーニングスティック x1pack
- 交換用オーリング
- 取扱説明書 (日本語対応)
- クオリティーチェックカード
マットな質感のパッケージ、クッション材に保護されて収納されているのはGXG I1S本体に充電用ケーブル、クリーニング用のツールと、本体交換用パーツ、そして説明書などが入っています。
価格の安い製品ですが、チープなパッケージングではなく、しっかりとしている印象です。
マニュアルが日本語なのも安心感を感じるポイントです。アイコスは日本でヒットしている製品ということも当て、日本人にも配慮された付属品内容です。
デザイン・ディティール
GXG I1Sの本体はマットな質感で、ラバーコーティングされているような触感です。若干の弾力性あり。仕上がりのクオリティは廉価な製品とは思えない完成度で、値段以上のクオリティーを感じさせます。
ボタンパーツにはメッキ部品が使われているもの高級感を感じるディティールです。
充電用のmicroUSB端子は、メインスイッチボタンの側面にあります。充電ケーブルを挿入すると、ボタン周りのLEDランプで充電状態を教えてくれます。
底面にもメッキパーツが使われています。徹底した高級感の演出ですね。”G”の文字は製品名の頭文字でしょうか。
アイコスのたばこスティック収納部は2ピース構造。アウタースリーブ(黒いパーツ)の内側に、インナースリーブ(銀色の筒状のパーツ)が入っている構造です。
2つのパーツが取り外せるので、加熱部に簡単にアクセスすることができます。クリーニングの時にはこの状態にすれば、隅々まで簡単に綺麗にクリーニング可能です。
ちなみに付属のOリングはこの部分の予備パーツです。
加熱部も本体から取り外し可能。本体バッテリーの端子はVAPEなどで一般的な510スレッドになっていて、汎用性の高い仕様になっています。ただ、バッテリーの制御が専用なので、VAPEアトマイザーなどを取り付けることはできません。
ヒートブレードは円柱形です。ここ加熱部分の形状によって大体の味やキック感が決まると言っても過言でもありません。その特徴は以下の通りです。
- ブレード(平) 純正品と同じ形状。ニコチンのキックを強く感じる
- ブレード(円柱) 味に定評があり、まろやか。加熱ムラが起きにくい。
- プレート さらに加熱ムラがおきにくく、味が良い。キックは弱い。
このようになっていて、キック感よりも味重視の互換機であることがわかります。たばこのようなガツンとくるキック感よりも、たばこスティックの味を楽しめるセッティングになっているようです。
GXG I1Sの使い方
それでは使い方です。ボタンが1つしかないので使い方は簡単です。
- スイッチを3回すばやく押して電源オンにする(白色LEDが3回点滅)
- 電源オンの状態で、ボタンを3秒長押しして加熱を開始。
- 設定温度に達すると白色LEDが点灯
- 最大3分30秒吸うことができる。(終了後LEDランプ消灯)
- 同じようにスイッチを3クリックで電源オフにする(赤色LEDが3回点滅)
- 加熱中の場合はボタンを3秒長押しして緊急停止
スイッチを素早く押すと電源オンになりますので、その後ボタンを3秒間押して加熱を開始します。
電源をオンにする前にヒートスティックは差し込んでおいたほうがよさそうですよ。
使い終わった加熱部。多少の残量物はありますが綺麗な状態です。カバーが外れるので、拭き取りこともできるためクリーニングはやりやすい印象です。
円柱形の槍のように先端が尖っているヒートブレードなので、その周囲が焦げています。
味の感想
味の傾向はマイルドな印象です。
ブレードの形状的にATHENA Quick 2.0やiSMOKEと近い構造なこともあり、その2機種と同じような味の傾向ですね。
ニコチンのキック感を強く感じたいユーザーには向きませんが、マイルドな味わいを好むユーザーにはもってこいです。
GXG I1Sのメリットとデメリット
それでは実際に使ってみて感じたメリットとデメリットです。
メリット
最大のメリットはやはり価格の安さでしょう!バッテリー内蔵型が多いアイコス純正品や互換機は、バッテリー寿命イコール本体買い替えとなり、本体は消耗品扱いになるので、価格が安いとランニングコストが安く済みます。
- 価格が安い!二千円は破格!
- 小さいので持ち運びに便利
- 吸引回数の制限がない
- 都度チャージが必要なく、連続使用が可能
そして、小ささ!これは純正品以上で、ポケットにいれてもかさばらない超コンパクトなペン型サイズは重宝します。
また、吸引回数に制限がない(純正本体は12回制限アリ)のも特徴で、制限時間内であれば何回でも吸引することができます。
また、本体とヒートスティックがセパレートしていないので、使う都度チャージする必要がなく、連続での使用も可能です。
デメリット
- フル充電での使用本数が少ない(8本)
- 喫煙時間が短い(3分30秒)
もちろんデメリットもあります。
コンパクトなボディーは、反面バッテリー容量が少なく、フル充電で8本分しか使うことができません。そのため、ヘビーユーザーが1日使うのには適していません。
1日外出先で使いたい場合は複数本持ち歩くか、別途モバイルバッテリーなどで充電して使うのが良いと思います。
また、喫煙時間が短い(純正は6分)のもデメリット。その間に喫煙回数の制限がないのですが、長時間かけて吸いたいユーザーにとってはデメリットになります。
まとめ
価格が安いからと言って、完成度が低いわけでもなく、味に不満が残るわけでもありません。
この安さで、このクオリティーであれば納得できる完成度です。特に持ち運びの利便性を考えるならば、純正品よりも優れているのでかなり良いと思います。
話題の新型アイコスも魅力的なのですが、値段が高いので初期投資を抑えたいユーザーにも最適です。
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