人気の次世代型!加熱式たばこ。フィリップ・モリスのiQOS アイコス。
一時期は極端な品薄で、ネットオークションサイトで本体がプレミアム価格で販売されるなど、人気は継続し、従来型のタバコから移行するユーザーが多く、大人気になっています。
現在では入手性はよくなったものの、もはや定番として定着しています。
今回レビューするのはフィリップ・モリスがリリースするヒートスティックが使用できるiQOS互換機です。
詳細をレビューしていきます。
商品提供:ベプログshop
Kamry Kecig2.0 Plusのパッケージと内容品
黒いパッケージに箔押しが施されたシンプルなデザイン。
内容品一覧
- Kecig2.0 Plus本体
- Micro USB充電ケーブル
- クリーニング用綿棒
- ユーザーマニュアル
- ワランティーカード
説明書には日本語の項目もあり、日本人の初心者にもわかりやすく書かれています。
Kamry Kecig2.0 Plusの詳細
フィリップ・モリス社が展開するiQOS Marlboroヒートスティックを加熱して使用できるiQOS互換機。純正品に比べてスリム&コンパクト!軽量なので携帯性に優れているのが特徴です。
Kamry Kecig2.0 Plusのスペック
サイズ | H 112.2×φ14mm |
重量 | 35g |
バッテリー | 650mAh たばこスティック約8-10本 |
充電時間 | 60分 |
喫煙可能時間 | 3分30秒 |
吸引回数 | 時間内であれば何度でも |
インターバル | 約45秒(30秒停止後に15秒加熱) |
スペックを見てみると、iQOSや以前レビューしているiBuddyより随分コンパクトな反面、バッテリー容量が少なく、それに応じてたばこスティックを吸える本数も少なくバッテリーの持ちが悪いことがわかります。これは重量とサイズとのトレードオフですね。
外見デザイン・ルックス
デザインはスティックタイプ。スリムかつコンパクトでスーツの胸ポケットやカバンにスッと忍ばせておくのに違和感のないサイジング。35gと軽量なのも魅力です。片手に収まるサイジングです。
質感はマットで安っぽさを感じない仕上がりです。ボタンや底部分にはメッキパーツが使われています。
各部詳細
本体には電源on/offや加熱開始などの操作をするための唯一のボタン、メインスイッチが設けられ、その周囲にはLEDインジケーターリングが設けられています。その側面にはバッテリー充電用のmicroUSB端子が設けられ、本体内蔵バッテリーの充電が可能です。
上部にはヒートスティックを差し込む部分。この部分は分解可能なので分解していきます。
外れる部分はカバーになっており、説明書によると加熱時には熱を持つので触れない要注意が必要とのこと。内部には加熱用のパーツがさらに入っています。
この加熱部分の口金は901スレッド。PloomTechなどと同じ規格が設けられた汎用品で、バッテリーと加熱パーツを接続しており、取り外すこともできます。
加熱パーツを見てみると、中に加熱用ブレードが。このブレードをバッテリーの電力により加熱してiQOSたばこスティックを吸引するようです。薄いブレードです。
Kamry Kecig2.0 Plusを使ってみました 使い方について
まずは本体内蔵バッテリーの充電を行います。充電はDV5V 1A電源に接続したmicroUSBケーブルを本体端子に接続して行います。なお、1A以上の急速充電には対応しています。
次にたばこスティックを本体に取り付けます。構造的にブレードに刺して加熱するので若干力を込めて刺します。
あとは本体ボタンを操作して本体電源をONにして、加熱したのち吸引します。
使い方は説明書から抜粋。
1.5秒間に電源ボタンを素早く5回押すと電源をONにできます。
タバコスティックを本体に差し込み、電源がONの状態で2秒間の内に電源ボタンを素早く3回押すと加熱が始まり、ライトが点滅します。
吸引可能な状態になるとライトが点滅から点灯に変わります。
約3分半の間吸引可能となっております。吸引終了時は赤いライトが3回点滅して加熱が終了します。
ボタンより上にあるキャップ部分を上に引き上げ、タバコスティックを引き抜いてください。
(こちらのキャップ部分は熱くなることがございますので、引き上げる際は火傷にお気をつけてください。)
1.5秒間に電源ボタンを素早く5回押すと電源をOFFにできます。
使用しない間は必ず電源をお切りください。
このようにLEDインジケーターランプが白く点灯したら3分30秒間吸引可能です。
吸引の途中中断はできません。また、加熱中は取り付け部分が熱くなるので、スイッチ上のリング部分より上部は触れないように注意します。
吸引後のたばこスティック。ブレードの通り、ブレード形状に四角くえぐられたスティック。白い紙巻部分まで焦げているのが若干気になりますが、吸ってみた感じで焦げっぽさや問題点は感じません。
1本吸い終わったところでキャップを外し、ブレードを見てみると、ススというかすみのようなものが残っていました。他の機種に比べてブレード周辺に残るものが多い印象です。
クリーニングには綿棒などを用います。また、本体にはたばこ葉などの残留物を加熱して炭化させるクリーニングモード機能もあるのでこれを利用することもできます。
まとめ
携帯性に優れたiQOS互換機!!
正直な話、筆者は現在ニコチンリキッドはおろか、タバコやiQOSを常飲していないため、細かい味の機微についてレビューすることはできませんが、一箱分ほど吸ってみましたが焦げっぽさなどは感じず、普通に吸えていると感じました。iQOS互換機で味に定評のあるiBuddyと比べるとiBuddyの方が美味しいとも感じましたが、加熱式を含めたタバコ系が不味いと感じる筆者の意見はあまり参考にならないかもしれません。
バッテリーですが、筆者の使い方で9本目で切れてしまったので途中充電を行わずに一日使うには不安が残りますが、価格も他の機種と比べて安いので。例えばiQOS純正本体や他の互換機のバックアップ機としてカバンに忍ばせておくのも良いかもしれません。
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