smissのEMILI(エミリ)スターターキットです。スーツスタイルやビジネスシーンに似合う電子タバコ。
一般的なVAPEはタバコなどに比べて大きいサイズ感。このキットはバッテリー容量の多くを、スティックではなく、ボックス側に持っていく発想で、電子たばこ自体の本体サイズをまるでタバコのようなサイズ感に落とし込んだ、画期的なキットです。
最近iQOS (アイコス) やPloom Tech (プルームテック)が流行っており、しかも品薄、入手困難。プレミアム価格までついています。
この際だから電子たばこ、VAPEを始めたいって方で、仕事柄カジュアルなものは持てない。スーツスタイルで、コンパクトにスタイリッシュに携帯したい人は気になるこのキット。
今回、商品をご提供していただいたのはベプログショップさんです。
スマートにVapingしたい方に受けて、ヒット商品になっているアイテム、早速レビューしていきたいと思います。
EMILI(エミリ)のパッケージ
さて、パッケージです。
シンプルな化粧箱のパッケージで、黒を基調にした上品なデザインです。
開けてみます。
本体です。小型サイズですね。スマートフォンぐらいのサイジングです。
内容物はというと、
・EMILIスターターキット本体
・充電用USBケーブル
・マニュアル
シンプルなパッケージングです。
嬉しいのはマニュアルです。
珍しい日本語説明書付きです。
英語のみの説明書ほんとうに多いんですよね。こういう細かい点も初心者向け製品には嬉しい心配りですね。
EMILI 本体の詳細
本体を見ていきましょう。
白とシルバーのカラーリングの本体です。
背面も統一感のあるデザインです。
さて、本機はスライドボディを採用しています。
じゃこっと小気味よくスライドさせることが出来ます。
タバコでいうと、タバコ本体は、本体をスライドさせた中に収納されています。
しかも2本。
これは嬉しいですね。
EMILIは本体が大きなバッテリーで、中に小さなスティックが2本。スティック自体のバッテリーは100mAhと極小なのですが、本体のバッテリーは1300mAhと余裕の容量があり、USBからの充電ができない環境でも、本体からスティックへの充電が可能になっています。
しかし、1本だと、チェーンスモークした際などに、すぐに吸うことが出来ません。
2本あるとこういう状況でもすぐに吸うことが出来ますよね。
スティックの取り出しはボタン式です。
リリースボタンをプッシュすると、スティックが持ち上がる仕組みになっています。
さっと取り出しできますよね♪
しかし、このスティック、すごく小さい。
100mAhのバッテリーと、容量には不安はありますが、40パフ(40回ボタンを押して吸う)してみましたがまだ充電がありました。
意外にちょっとした外出だとこれ一本でなんとかなっちゃいそうです。
メインの本体の概要
さて、収納およびバッテリー部、本体を見ていきましょう。
シンプルで洗練された印象の本体。
これだったら、オフィスのデスクに置いておいても、怪しまれることはないと思います。
ゴツいBOX MODだといちいち説明しなければならなかったりするシチュエーションもありますからね。
背面にはUSBポートと電源スイッチがあります。
充電時にはこのUSBポートに充電用ケーブルをさして本体への充電を行います。
充電中は赤色のLEDが点灯します。 充電が完了すると、緑のLEDが点灯し、充電完了したのがわかります。
そして、スティックへの充電は
本体スイッチをONにすると開始されます。
これも、充電中は赤、完了で緑のLEDが点灯します。
ちなみに、USBから本体充電中でもスティックへの充電もできます。
本体には端子がありここから電気をスティックに送っています。
小さくスタイリッシュなスティック
続いて、スティックを見ていきましょう。
小さい。そして軽い。
ミニペンサイズ。タバコよりは少しだけ長めです。
デザインも上品で、どんなシチュエーションで持っていても、周りの人に威圧感を与えません。
さて、スティックを分解してみましょう。
スティックはバッテリーとアトマイザー(リキッドを気化させる)に分けることが出来ます。
接点はこのような形。アトマイザーの下側にはホールが空いており、ここからエアーが通るようになっています。
バッテリーの接続部にも穴が空いており、エアーはここを通っていきます。
アトマイザーもさらに分解します。
アトマイザーはコイルとタンクの2ピース構造です。
コイルでミストを気化させます。タンクにはリキッドを貯め、コイルに供給します。
コイルを見ていきましょう。
コイルの底にはエアホールがあります。ここから空気が入り、コイルを抜け、ミストとともに口に入ります。
コイル上部です。
リキッドホールは小さめですね。高抵抗コイルなので問題無いでしょう。
ちなみに、コイル底部のちょっとした段差から空気を取り込んでいます。
小さなスリットで、タイトドローが想像できますね。
次にタンクです。
中央には、コイルと接続される管のパーツが一体化しています。
吸い口はタンクと一体式です。
EMILI(エミリ)、早速使用してみます。
使用する際にはまず、タンクにリキッドを入れます。
中央の管部分にはリキッドが入らないように注ぎます。
中央の管部分にリキッドを注いでしまうと、反対側から溢れてしまいます。
初めて使う時、コイル交換後にはコイルにも直接リキッドを注ぎます。
少量で良いのでコイル内のウィックが、最初に使うときに焦げてしまわないよう湿らせておきましょう。
コイル内のには、コイルにリキッドを供給するためのウィックがはいっており、リキッドが浸透していないカラカラの状態で電源を入れてしまうと、ウィックが焦げてしまいます。
ウィックが焦げてしまうともうそのコイルは使えませんので、交換が必要になってしまいます。
さて、リキッドを注いだら、元通り組んでいきます。
といってもタンクにコイルを取り付け、スティックバッテリー部に取り付けるだけですね。
準備完了です。
スティックの電源は、ボタンを素早く3回押してONにします。ONになると、ボタンの周りのLED部分が点滅します。
電源をOFFにするのも3クリックです。
後はスティックを咥え、ボタンを押しながら吸引するだけです。
ちなみにボタンと、本体の底部分は、
光ります。底部分も光ります。
結構明るいです。Ploom Techもこのように光りますよね。
やはり、元々喫煙者は光ると安心するのでしょうか。
EMILI(エミリ)まとめ:スタイリッシュ、コンパクト。タバコから移行を考えている人にオススメのキット
EMILIを使用してみると、味はそれなりに出ます。スティックのサイズを考えたら秀逸なぐらいで、想像では味薄いんでしょ、と思っていましたが、意外に味出るんですよ。
ミスト量は少なめ、というか少ないです。リアルタバコと同じぐらいか、少し少なめです。
ざっくりメリットとデメリットを書いてみます。
・本体とスティックが別で、スティックがマイクロサイズ!
・本体電池で充分に一日持つ容量
・スタイリッシュで、周りの目を気にしなくて良いデザイン
・ミストが少なく、喫煙所などで怪しまれない
・タンク素材がプラスチックで、メンソールなどの攻撃性があるリキッドが使えない
今ある電子たばこ、VAPEとは路線の違う商品です。超うまい!とか超煙出る!といった類の商品ではありません。
今タバコを吸っていて、VAPEに乗り換えよう、と思っている人が違和感なくスイッチできる、という事を目指してデザインされていることがわかります。
これが似合うのはビジネスシーン。スーツスタイル、ビジネスマンに最適だと思います。
スーツ姿で、ゴツいVAPEを持っていると違和感、それ以上に取引先や同僚と一緒に喫煙所に行った時、ゴツいMODを咥え、爆煙出してたら怪しまれますよね(汗)
サッと胸ポケットから出して、スマートにVapingするのに最適なスターターキッドでした。
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