Eleafから新しいアトマイザーがリリースされました。
今回は新商品「LEMO3 RTA」(Eleaf) のレビューをお届けします。
構造、スペック的には爆煙向けなのかな?
今まで爆煙には手を出していなかったので、体験してみようと思います。
また、ツール一式も付属するのでこれからRBAを始めたい、という方にもオススメできるでは?
スペック
直径 | 23mm |
全長 | 46mm 本体のみ |
リキッド容量 | 4ml |
ネジタイプ | 510 |
ドリップチップ | 510 |
コイル | RBA デュアル |
エアフロー | ボトム |
素材 | 304ステンレス |
色 | silver |
Product Introduction:
Lemo 3, an innovatively designed atomizer, can both be used with replaceable atomizer head and used with pre-made or self-built coil as RTA for DIY fun. The e-juice can easily be refilled from the top by removing the top cap only. Also all parts of Lemo 3 can be detached and reassembled, allowing convenience in cleaning and maintenance.Eleaf公式サイトより
・別キッドでリプレイスメントコイル使用にも変更できるデュアルコイルRTA
・キットにビルド用品まで含まれた、初心者にも優しいRBA
開封、パッケージング
まずパッケージです。
Eleafお得意の化粧箱。高級感のある印象。
貼り箱、結構高いんですよね。これだけで良い印象です。
開けます。
いつも通りのEleafのパッケージングです。
付属品は
・Lemo レモ3アトマイザー 本体
・クラプトンコイル ×2
・スペアガラスタンク
・ピュアコットン
・スモールツール(セラミックピンセット)
・スクリュードライバー
・ネジ ×6
・シリコンリング ×1
・ユーザーマニュアル×1
これだけでビルドが始められちゃうキッドです!!
あとはニッパーがあればビルドできちゃいます。
クラプトンコイル交換の際には
・ワイヤー
・コイルジグ
これだけ追加すればOKですね!!
詳細
外見です。
MELO3でも採用されていたトップパーツデザイン。Eleafはコレがお気に入りなようです。
マスプロダクツですが、仕上がりは上々で、悪くないです。
さて、早速分解していきましょう。
基本的には6ピース構造です。
部品数はそれなりに多いですが、分解は簡単。
ネジスレッドなどの精度も悪くないので、簡単に分解することができます。
上部のパーツから順番に見ていきましょう。
ドリップチップは結構ホールが大きめです。
異素材の断熱仕様になっていますね。
リキットチャージは
もはや標準になったトップフィル方式です。
トップパーツを回して簡単にリキットチャージ可能で、リキッドホールも大きいのでリキットチャージしやすいです。
チムニーパーツを外してみます。
ここだけマイナスポイント。
チムニーパーツは別ネジ固定です。これ、無くしそう。
また、この部分だけネジスレッドが歪んでいました。
惜しい。
内部はなめらかに絞りこまれています。
単体でドッキングさせるとこのようなカタチです。
段差になっているように見えますが、内部はなめらかに絞りこまれていて好印象です。
下部正面に見えるのがリキッドホールで、ここからコットンにリキッドが充填されます。
ジュースコントロールなどはついていませんが、デッキ部分はホールより高い位置にあるので、リキッド漏れに効果ありそうな構造です。
最後にデッキパーツを見てみましょう。
デッキ部分は鋳物っぽい肌感ですね。多分鋳物でしょう。
上から見ると
中央の上から下に開いているのがエアホールです。相当大きいホールですね。
ドローが軽そうなイメージです。
これ、中央部はコイルに当たらないから、閉じていても良いと思うんですよね。
ポジティブピンは調整不可。金メッキ加工されています。
エアフローコントロールはリング式。エアフローホール、かなり大きめです。
スライドして調整可能です。
さらにデッキを分解してみましょう。
プラスネジ2本で分解可能です。
分解するとこのようなパーツに分解できます。
ビルドしてみる
本製品はビルド用品まで入った初心者にも優しいパッケージングです。
写真忘れてましたが、ワイヤーを切るニッパーは別途購入しましょう。
今回は付属のコイルで巻いていきます。
かなり太めのクラプトンワイヤーを使ったコイル。内径3mmでした。
コットンも付属のコットンを使用してみます。
ウィッキングの際、適当にカットした後は、リキッドを垂らしながらコットンを調整すると良いですよ。
チムニーパーツを付けて、
タンクを取り付け、リキッドチャージしたら完成です!!
まとめ:完成度高いマスプロ商品 爆煙向け
早速吸ってみます。
コイルの抵抗値は0.55Ωでした。結構高めの抵抗値ですね。
40W前後で吸ってみます。
ドロー、すっごく軽いです。
予想通りですね、エアフローリング全閉でも相当軽い。口吸いには向きません。
そして、
立ち上がりが遅い!!
まぁしょうがないですよね。普段シングルの比較的高抵抗で運用してますんで。
コイルが暖まるまでが少々かったるいです。
また、
すっごいミスト出る!!
普段爆煙しない人なのでこれは出る。まさに爆煙。
ボトムエアフローで中々良い形状のチムニー、それなりに小さいミスト発生部から
味はなかなか良い。
でも、コイル部分のエアフローホールがコイルに当たる部分だけになっていればもっと味乗ると思うんですよ。コレ。
その部分だけ惜しいですね。
そこそこ味出ます。はい。 リキッドによってはかなりアリです。
ドリンク系のリキッドが結構合いましたね。
ただ、家族から大クレーム。リビングで爆煙はしてはいけません…
他のワイヤーでも試しに巻いてみました(カンタル,SS)が、ミスト量的にクラプトンワイヤーでの運用が良さそうです。
リキッド漏れですが、ウィッキングがうまくいていればほぼ確認できていません。
爆煙でRTAを探していて、あまりツールも持っていない。
そんな方にオススメのアトマイザーでした。
コメント
初RBAに挑戦したくて購入を考えていますが、液漏れもなさそうですか?
はじめまして。
この手のボトムフローアトマイザーは構造上「漏れない」ということはありません。
物理原則的に、リキッドは上から舌に流れます。詳細はブログ参照。
ウィッキングがきちんとできているという前提であれば、ほぼ漏れないと言っておきます!
初RBA楽しんでください!