こんにちは、HIROです。
自作リキッドというと敷居が高そうに感じますよね。
僕もそう感じていたのですが、今回、HiLIQさんにDIYリキッド一式をご提供いただきまして、考え方が変わりました。
さて、早速レビューしていきましょう!!
自作リキッドとは?
濃縮されたフレーバーを、ベース液に滴下して使用するリキッドです。
上級者になると、数種類のフレーバー(香料)を、ベース液に配合することもあると思いますが、初心者は濃縮リキッドと思えばいいと思います。
僕は、自作という響きから、数多ある原料から、試行錯誤で味を作り出すのかと思っていましたが、そのイメージよりは敷居が低いとおもいます。
最初から、その味の濃縮香料が用意されているので、ベース液に滴下するだけでリキッドが作れちゃいます。
つまり、カ○ピスの原液だと理解してください。
原液=カ○ピス
水=ベース液
ってことでOKだと思います(笑)
HiLIQベース液
>> HiLIQ ベース液
基本的に電子タバコのベース液にはVGとPGが用いられます。
PG(プロピレングリコール)
- リキッドに最も使われているベース素材
- 人体への影響が少ないと言われ、血管に入れても害がないとされている
- 殺菌効果と坑ウィルス効果を持ち、病院の滅菌・消毒スプレーにも含まれている。
- 人体への影響に関する研究は古くから行われていて、吸引による人体影響がないことが証明されている。
- 有機物ではない化学薬品のため、アレルギーなどは起きない。
- 皮膚への影響がないことになっているが、喉の痛みや渇きを覚える話は聞くことがある。
- 幼児・成人ともに身体への影響(痙攣・全員性毒性)が表れた例はあるが、低容量で慢性的な毒性はないことになっている。
- フレーバーの乗りがよく、最適なスロートヒット(TH)を提供するとされている。
VG(植物性グリセリン)
- PGの代用としてリキッドベースに使用されるが、PGへの添加という意味合いが強い。
- 粘度が高く、もしVGを主なベースにするならば、10-20%程度の精製水やアルコールで薄めるとよい
- 吸引に関する研究は日が浅いが、一般的にPGよりも安全性が高いと言われている。
- 人体にとっては複合炭水化物とみなされ、代謝によって体内に蓄積される(脂肪化)
- VGの精製方法は5種類あり、そのため銘柄によってはアレルギーや拒否反応が起きることがある。(動物性、植物性材料からの精製、バイオ燃料の副産物、あるいはPGと同様に化学物質からの化学合成。植物性グリセリンはココナッツ油やパーム油などから精製される。)
- 一般的にケミカルから化学合成されたものが吸引に推奨される。
- VGはPGに比べて自己殺菌効果が低いため、亜硫酸塩を加えることで保存に適するようになる。このため長期保存したVGはベースに使っても大丈夫なのか?が話題になることがしばしばある。
- PGよりも多くの蒸気を発生させる。
- スロートヒット(TH)はなく、また無味無臭である。(いやいや甘いものが結構ある)
出典:Gabish Vape Blogより
今回はVG50/PG50のベース液をHiLIQさんにご提供いただきましたのでそちらを使用していきたいと思います。
香料を入れる前に、ベース液だけで吸ってみたところ、若干の甘みはあるものの、ほぼ無味です。
HiLIQ香料原液
>> HiLIQ 香料原液
Mentol メンソール
VG50/PG50の原液5mlに、最初10滴、メンソールの清涼感より、癖というか、葉っぱぽさが強いです。
最後に15滴、うん、葉っぱ。ミントのような感じです。
HiLIQには別に清涼剤の商品があるので、清涼感を出すにはそっちを使ってください、という区分けで、メンソールは、独特の風味をクローズアップしています。
名前の印象から、かなり清涼感が来るんだろうなと思っていたので違った印象。
コレだけで吸うのはかなりのメンソール好きでないと厳しい印象。
清涼剤とともに、もしくは、他のフレーバーのアクセントとして使うのがオススメです。
BlueBerry ブルーベリー
VG50/PG50の原液5mlに、最初10滴ほど滴下。ほぼHiLIQのブルーベリーリキッドそのもの。
僕は濃い目が好きな印象なので、20滴。
欲張りすぎました。機微が潰れで逆にブルーベリーっぽくない。
エグみも感じるので、10−15滴程度がちょうどよい印象です。
味的には昔良く食べたブルーベリーガムっぽい単純な味ですが、印象が薄い。
実験的にフレーバーを直接吸っても見ましたが、あそこまでは濃くできませんでした。
Ice Peach アイスピーチ
VG50/PG50の原液5mlに、最初10滴、ほのかに桃。上品で悪くない。
20滴、濃くするとHiLIQのリキッド全般に言える、HiLIQ独特のクセが出てきます。
10滴程度で上品な印象、逆に言えばちょっと薄いのを吸うのがよいかもしれません。
ちなみに、割るとそこまで感じない清涼感ですが、フレーバーを直接アトマイザーに
滴下して吸うと、むせるぐらい清涼感強く、桃の風味を感じませんでした。
Vanila Custard バニラカスタード
VG50/PG50の原液5mlに、最初5滴、ちょっと薄いかな。
次に10滴、濃くはなったけど、ちょっとバニカすっぽさが消えた。
ということは8滴程度、うん、薄いけどバニカスっぽいです。
濃厚なバニラカスタードを求めるとがっかりします。
すっきりしたバニカス風味という印象ですね。
これはベース液もあると思います、VG強めでしたらもっと濃厚になると思います。
RY4 (タバコ系)
実はRY4系は試飲以外では初めてです。
VG50/PG50の原液5mlに、最初5滴、iQOSの薄いやつという印象。
これはコレ以上濃くすると吸えなくなりそうなので、このぐらいで。
タバコっぽいかというと、iQOSの薄くてまずくないやつという感じでうまく説明できません。
タバコっぽいリキッドを求める方に人気なのも理解できる香料原液でした。
NewPort ニューポート (タバコ系)
こちらももタバコ風味の香料原液です。
日本でもタバコ専門店などで売られている、世界ではメジャーな銘柄の煙草。
商標であり、直接すぎるネーミングなので変更したほうが良いと思いますよ…
VG50/PG50の原液5mlに、最初5滴、RY4よりクセが控えめで、ちょっとメンソール清涼感。
これ、結構好きかもです。タバコっぽさもちょっとあります。
これも濃くするとダメになりそうなので割愛します。
一番名前的にも期待していなかったのに、意外に気に入りました。
ニコチン滴下して、摂取専用にしたら、匂いも少なく、タバコっぽく吸えて気に入りそうな印象です。
まとめ
自作リキッドというと、僕はやってみるまで、色々な原料を調合して、その味を作らなければならないと思っていました。
やってみるとつまり、
カル○スの原液みたいなもの
だと理解できました。
濃縮された、香料が売っているので、お好みの濃さに調整できるのです。
それに慣れてきたら、香料も混ぜて、お好みのリキッドを作ることもできるでしょう。
日本でVAPEを楽しんでいる方の多くが、ニコチン入りリキッドを吸っていると思います。
そして、そのリキッドは、ノンニコのリキッドに、ニコチンベース液を混ぜて使用していると思いますので、
その作業をされている方であれば、DIYリキッドはそこまでハードルは高くないのではと思います。
自分ごのみの濃さや、ミックスを見つけ出すのもVAPEの楽しみかもしれませんね♪
どこで買えるの?
HiLIQ製品は、公式サイトから購入可能です。
海外の通販サイトですが、日本語で表示されており、発送も早く、いつも2−4日ほどで手元に届くのも嬉しいです。
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