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【VGOD PRO MECH 2 KITレビュー】世界的トリックチームプロデュース メカチューブスターター!

VGOD PRO MECH 2 KITレビュー

VGOD(ヴイゴッド)のVAPEスターターキット、PRO MECH 2 KIT「プロメックツーキット」のレビューです。

トリッカーチームブランドとして有名なVGODがプロデュースする製品です。VAPEトリックといえばメカチューブというイメージにマッチするチューブスターターキットがPRO MECH 2です。

このスターターキットの特徴

  • VGODのメカニカルチューブスターターキット

詳細をレビューします!

商品提供:Everzon

?経験・知識が必要な上級者向け製品です!!


メカニカルMODは保護回路など一切ない、バッテリーの電気を通電させるためだけの筒です。初心者が知識なく扱うと大変危険です。

最初から使用を控えてください、とは言いませんが、ある程度の知識と経験が必要な製品です。

そして、ビルドの際にはオームメーターもしくはテクニカルMODが必ず必要です。
その為、暫くテクニカルMODのスターターでVAPEを楽しみ、理解してからはじめるのが良いと思います。

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詳細

VGOD PRO MECH 2 KITレビュー

VGOD Pro Mech 2 Kit with Elite RDAは『ELITE RDAアトマイザー』と『PRO MECH 2 MOD』のセット。

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高品質な銅とステンレススチールで作られたMODは手榴弾をモチーフにした、男気を感じさせるような無骨な外観になっています。

VGODは神業のベイプトリックを繰り出すトリックチームですね。

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出典:VGOD

カラーバリエーションは全部で4色ですね。オールブラックとカモフラージュのバリエーションです。

Black / Black Camo / Iguana Green Camo /  Gray Cloud Camo

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メカニカルチューブとアトマイザーはセパレートします。ハイブリッド接続ですね。それぞれの詳細を詳しく見ていきましょう。

 

パッケージ・内容品

パッケージです。かなり大きめ。多分今までレビューしてきた製品の中で最大クラス(180*135*75)
箱のサイズなんてどうでもいいですね。

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デザインはアメリカンですね。VGODの主張強し!

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made in CHINA. 中国製です。 Shinzhen Jinzhuoheng Electric technology co.,ltd.という会社が作っています。

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開封すると、中にポーチが。爆煙系機材、この手のポーチが好きですね。だから箱が馬鹿でかいんですね!

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ポーチ、開けます!ありゃ、中はスカスカです。

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ポーチは大きいのに、クッションばかりで中に入っているのはほんの少し。ポーチは別に利用してねってことなんでしょうか。これだけ大きければ工夫次第で色々な用途に使えそう?

VGOD PRO MECH 2 KITレビュー

内容品一覧

  • VGOD PRO MECH 2 メカニカルMOD(バッテリーセルなし)
  • VGOD Elite RDA アトマイザー
  • マニュアル(英語)
  • 予備パーツ(Oリング、スイッチバネ)
  • プリメイドクラプトンコイル

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マニュアルは英語のみの記載。日本語の表記は一切なしです。メカ製品なので必要ないですけどね。

メカニカルMODの詳細

それでは順番に製品の詳細を見ていきます。まずはMODから。

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VGOD PRO MECHです。made in CHINAの製品ですが、質感と作りが良いです。

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値段が高いので当然にも思えますが、今まで触ってきた中国製のメカチューブとは違う質感です。どちらかといえば、高額なAVID LYFEなどの製品に近い質感を感じますね。

それでいてそれらよりは安いのですから、コスパという意味では非常に優れていると思います。

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提供品はオールブラックカラー。部分的に地肌が見えている通り、メインの素材は通電性の高いカッパー(銅)でできているようです。

スペック

サイズ H 96.2× W54.5× D26.6mm
重量 100.9g(実測)
スレッド ハイブリッド接続
バッテリー 18650シングルバッテリー(別売り)
公式サイト https://officialvgod.com/pro-mech-2-kit.html

アトマイザー搭載部

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アトマイザー取り付け部は穴が空いているのみ。『ハイブリッド接続』です。

ハイブリッド接続とは… アトマイザーのポジティブピンを直接バッテリーに接続する接続方法。一般的に『危険』とされていますが、それはアトマイザーのポジティブピンの状態によります。きちんと適切にポジティブピンが出っ張っていて、ネガティブ側と離れていれば、知識を持って最新の注意を払えば問題ありません。

各部詳細

それでは各部の詳細です。まずは分解してみましょう。

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持った時に、フルメタルの割には妙に軽いな、と思っていたんですが、本体部にスリーブが接続されている構造で、スリーブの素材はデルリン樹脂になっています。

樹脂製なのに何故安っぽさを感じないかといえば、この樹脂パーツはガッチャンコの鋳型抜きではなく、CNCで削り出されているそうです。なかなか良い質感です。

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エッジが立っているから質感が良く感じるんでしょうね!コストがかかってます。

そして、質感の良さを担保しながら、全体が金属では味わえない重量感を実現。また、気温が低い時に触った時も、金属の冷たさを直接感じにくい仕様になっているのも利点です。

ただし、重くても良いからフルメタルが良いという人向きではないですね。

また、交換用スリーブは今の所リリースされていないようです。残念。カモフラだけでなく、色んなバリエーションがあったら面白いのに。

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上部スリーブはアトマイザーで固定される仕様ですが、おそらく小径アトマイザーマウント用に、スリーブがすっぽ抜けないように、本体上部にはOリングがハマっていて、これでスリーブが動くのを防いでいます。

でも付属アトマイザーであればこれは必要なかったりします。問題は付属以外のアトマイザーをつけた時です。

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本体内部は地金である銅がむき出しです。そのため、バッテリーのシュリンク(ビニール)に破れがあると大変危険です。最悪ショートして、爆発事故に繋がりますので、バッテリーの脱着する都度シュリンクの状態はチェックすることが必要です。

スイッチ部の詳細

スイッチ部をみていきましょう。スイッチ部は底部についています。スタンダードなメカチューブの構造。

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ロック機能はありません。そのため、持ち運ぶ際にはバッテリーを外しましょう。

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スイッチはスレッドでチューブ部分と接続されているので脱着可能です。スイッチの特徴は以下の通り

  • 3つの独立したピンがバッテリとの面接触を増加させます。
  • バッテリーを所定の位置にロックするための自己調整バッテリーリングが内蔵されています。
  • カーボンファイバースイッチ。

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3つのピンとは、中央のシルバーのものではなく、周りの3つの銅製のものですね。スイッチをプッシュするとこの3つのピンが飛び出す構造です。

そして、自己調整バッテリーリングとはスイッチの周りの黒い樹脂部分。ここはスプリングで上下する気候です。 VGOD PRO MECH 2 KITレビュー

一応分解しておきましょう。分解するときは、中央のシルバーカラーのネジを緩めて外します。

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外すとこのようなパーツで構成されています。スプリングが予備が付属します。金メッキ加工されているなど、加工に手が込んていますね。

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スイッチ部分はこのように細かいパーツで構成されています。パーツを分割することで通電性が下がりそうなのですが、製造上の理由なのか、それとの何かメリットがあるかはわかりません。

アトマイザーの詳細

続いてアトマイザーです。付属アトマイザーは「VGOD Elite」です。

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エアフロー調整不可の爆煙RDA。トリックとクラウドチェイスに特化した「スタイル」が魅力。

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ワイドボアスラムキャップがより一層その個性を主張します。

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製品クオリティも上々。VGODのエンブレムが誇らしげですね。

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デッキは2ポールデッキ。ボトムエアフロー。スクリューは手で回せる仕様です。

  • ブラックエリートRDAシールド
  • 奥行き9.25mm
  • ウェル容量2ml
  • ハイブリッドフレンドリーな金メッキ510ピン
  • 直径24mm
  • 33mm(510以下)高さ
  • デュアルポスト、2mmの穴
  • フィンガータイトナット、フィリップスまたはフラット
  • ポストホール間隔、ID 11mm

スペック

直径 24mm
高さ 33mm(スレッド含まず)
重量 35.5 g(実測)
ネジタイプ 510
ドリップチップ トップキャップ一体型
コイル RBA デュアルコイル
エアフロー ボトムエアフロー
素材 ステンレス
BF対応 ◎ BFピン付属

分解

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軽く分解してみました。すごくシンプルな構造です。

  • ドリップチップ
  • タンク
  • デッキ

ドリップチップ

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ドリップチップはトップキャップ一体型のスラムキャップ仕様です。ただし、スリーブから着脱可能で、捻って取り外します。内径12.5mm

トップキャップ

トップキャップはデッキとOリングでハマっています。

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エアフローとは関係のない単純に「キャップ」構造のみのシンプルなデザイン。

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上部はエンドに向かってなだらかに傾斜しているデザインです。

エアフロー

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ボトムエアフロー。固定式。見るからにスカスカなドローでしょう。ミスト量重視というより、スタイルでしょう。

デッキ

デッキはシンプルすぎる2ポールデッキ。

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スクリューが大きいので、手締めでもある程度閉められるデザインです。

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ポストのスレッドを緩めると、ポストに大きな溝が設けられているタイプで、ここにワイヤーを挟みます。

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ウェルはかなり深めで、メーカーによると2ml保持できるそうですが、保持をギリギリまでしてしまうと、ボトムエアフローホールから漏れてしまうので、コットンレッグを長めにとって、そこに保持させてやるのが現実的な運用方法でしょう。

ポジティブピン

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アトマイザーの裏にはELITE RDA , VGOD USAなどのエングレービング。ポジティブピンは金メッキ仕様。

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ハイブリッドキットに付属のあとマイアーの割には、ポジティブピンの出っ張り具合は実測0.66mmと控えめ。いや、十分なんですけど、もっと目に見えて出っ張っていてくれた方が安心して使えるんですが。

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ちなみに、ポジティブピンはデッキのポスト固定兼用なので緩めて、出っ張り具合を調整することはできません。ハイブリッド接続なので緩めても、バッテリーでピンを押してしまうために、出っ張らないばかりでなく、ポスト側が浮いてしまうので大変危険です。

事故防止のためにもきっちり締め込んで使用します。

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ピンを外すと、下にはリキッドリーク防止のためのパッキンが設けられていました。

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うーん、もうちょっとネガティブ側を低くしてもらうか、ポジティブピンが出っ張っていればより安心でした。

ビルド

ビルドします。付属のMODはメカニカルなので、オームメーターもしくはテクニカルMODが必須です。

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必ず用意しましょう。これから購入を検討している初心者の方は、まずはテクニカルMODキットから初めて、慣れてからこのキットを購入しても良いと思いますよ。

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ちなみに付属のコイルでビルドすると実測0.17Ωでした。18650シングルバッテリーで使う抵抗値ではないと僕は判断していますので、使わずに単線でビルドすることにしました。

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カンタル24ゲージ、3.5mm軸、7巻

巻きなおしました。明らかにドローに対して物足りないビルドですが、危険を伴うよりは全然マシです。

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ボトムエアフローなので、セオリー通りにエアフロー直上にコイルをセットしています。

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ウィックは少し多め、長めに。ウィックでジュースを保持してやります。ウィックがエアホールにかかってしまうとつたい漏れの原因になってしまうので注意が必要です。

使い方

使い方です。

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まずはテクニカルMODを使って付属アトマイザーをビルドします。

ビルドして、抵抗値やショートしていないかを確認してから、まずはアトマイザーをセットします。アトマイザーをセットする前にバッテリーを入れないでください。大変危険です。

アトマイザーを入れた後に、スイッチを外して、バッテリーのプラスを上にしてバッテリーを収納します。

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あとはパフするだけですね。持ち運ぶときは必ずバッテリーを外して携帯しましょう。

このキット付属のMODのスイッチにはロック機構は備わっていません。携帯時にバッテリーが入っていると、不意にスイッチを押し続ける状態が続くと、最悪爆発事故に繋がり大変危険です。

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そして、バッテリーの充電が必要になった(パワーが弱くなった)ときは、必ずアトマイザーを外さずにバッテリーを取り出します。

バッテリーが入っている状態でアトマイザーを外すのはやめましょう。

感想

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質感とデザイン、かなり良いです!テイストによって好き嫌いが分かれそうですが、中国製のメカニカル製品の中ではダントツに製品クオリティが高いと感じます。

言われなければAVIDやCOMPなどのアメリカンメカチューブと遜色ないクオリティだとも言えるレベルです。ただ、内部のくすみなど見えない部分にも配慮されている高価な製品とはもちろん差はありますが、見える部分の品質に関してはかなり配慮されています。

立ち上がりなど、MODの性能に関して、メカをメインで使っていない僕がコメントできるものではありませんが、普通に使えます。ただ、何故ロックをつけないんでしょうね。コンペティション(競技用)を意識しているからなのでしょうか。不便で仕方ありません。

アトマに関しては、完全にミスト量重視で、味を楽しむニーズには向いていません、

まとめ

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全てがコンペティションを意識しているものです。クラウドチェイスやベイプトリックを始めたい人。そのスタイルを取り入れたいユーザー。

もちろんVGODに憧れる人のための製品ではないでしょうか。

コストパフォーマンスが良く、製品クオリティーが高いのも特徴!価格に対する満足度の高い製品だと思います。

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