Vapefly「ベイプフライ」のVAPEスターターキット、V-Pen Kit「ブイペン キット」のレビューです。
VapeflyはVAPE総合ブランドで、ラインナップの多くの製品がリブルタブルのアトマイザー製品ですが、今回レビューするV-Pen Kit「ブイペン キット」のようなスターターキットも数は少ないですがリリースしています。
ネーミング通りのペンのようなルックスが特徴のスターターキット。
早速レビューしていきます。
商品提供:Vapefly
詳細
Vapeflyがリリースすり、まるでペンのような「ペンタイプ」スターターキットがV-Penです。ペンを模したスターターキットは、プルームテックのたばこカプセルが使用可能な製品 vape only/vPen Expressなど過去にもレビューしたことがあるので、全く新しい発想ではありませんが、こういったギミックが好きなユーザー向けのデバイスです。
まだまだ知名度が低く、喫煙所などで「何ですか?それは?」などと聞かれることが多いVAPEデバイスなだけに、こういう日常品のようなルックスを持ったデバイスは、持ち運んでも違和感がなく、一定数のニーズがあるものと思われます。
スペック
サイズ | H 130×D20mm |
重量 | 65.9 g(実測) |
出力モード | 直接出力 |
リキッド容量 | 1.65ml |
リキッドチャージ | アトマイザー トップフィル |
エアフロー | ボトムフロー(調整不可) |
コイル | 専用0.6ohmコイル |
充電ポート | microUSB(DC 5V/1A) |
バッテリー | 650mAh |
保護機能 | ・短絡保護 ・自動カットオフ(10秒) ・バッテリー電圧保護(3.4-4.2v) |
パッケージ・内容品
黒を基調にしたシンプルなデザインの紙パッケージ。正面には製品イラストとブランドロゴ、商品名がプリントされています。
側面にはマスプロにおなじみの製品偽造防止のスクラッチ式セキュリティーコードの入ったステッカーが貼られています。このコードはVapefly公式サイトの下部に入力欄があるので、入力するとメーカーに登録されたコードであるかどうかが閲覧できます。
中にはプラスチックケース。その中にはスポンジに守られた本体と付属品が収納されています。
内容品一覧
- Vapefly/V-Pen スターターキット本体
- 予備ガラスチューブ
- 予備プリメイドコイル
- 充電用microUSBケーブル
- ユーザーマニュアル
内容品はV-Penスターターキット本体、予備のガラスチューブとコイル、そして充電用のケーブルとマニュアルが入っています。
マニュアルは英語で書かれているので、使い方やスペックがわからない場合にはこの記事を参考にしてもらえるとよろしいかと思います。
細部
全体の重量は実測で66g程度。実はキャップが結構重くて14g程度で、全体の20%の質量を持っています。それでも軽量ですが、体積的にも重量的にも、少し大きめのペンというサイズと重量です。
キャップをはめておけば、ペンにしか見えないルックスが魅力です。
仕上がりは雑さは感じませんが、高級ペンなどと比べてしまうとディティールが甘い部分が多々ありますが、金額を考慮すれば及第点だと思います。
キャップはボールロック式で、程よい力加減で着脱可能です。外したキャップが、ペンのお尻に接続できればなお良かったのですが、つけることはできますがゆるゆるなので、外したキャップの紛失には注意しなければなりません。
このようにアトマイザー部分は完全に取り外すことができます。それではここからはそれぞれのパーツの詳細を見ていきます。
アトマイザー の詳細
V-PEN専用のアトマイザーパーツです。重量は実測で20g。リキッド容量は1.65mlで、専用0.6ohmコイルを収納可能。ボトムエアフロー方式で、エアフロー調整機能はありません。
写真の左から ドリップチップ / タンク / コイル / ベースパーツ に分解できます。
付属のマウスピースは樹脂。取り付け部分は510規格で、汎用品に交換することもできます。
内径は5mm。外径10mm、全長15mm、露出部の高さ10.5mm。
リキッドチャージはトップフィル方式。スレッド式トップキャップを外すだけでリキッドを注げる便利な仕様です。ただし、タンクはベースのOリングのみで固定されているので、脱落に中が必要。ガラスチューブを抑えながらトップキャップを取り外しするのが良いと思います。
タンクは一部がコイルで保持されている構造なので、リキッドの残量がある場合、コイルの交換ができないので、リキッドを吸いきるか、捨てるかしてコイルを交換する必要があります。
ボトムエアフローで、コイルの下から空気を導入。エアフローホールは4箇所(1.25mm×4)の固定式で、ドロー調整は不可です。
ポジティブピンははめ込み式で、調整はできません。通電性向上及び腐食防止のために金メッキが施されています。
プリセットと予備で2つ同じコイルが付属します。抵抗値は0.6Ω
ボトムパーツを外して中をのぞいてみると、コイルはバーチカル。スペースドでビルドされています。
バッテリーの詳細
それではバッテリーも見ていきます。シンプルなチューブタイプのテクニカルMOD。650mAhのバッテリー容量で、サイズはH 84.5×D20mm。重量は実測で32.2gです。
磨かれた樹脂のような質感の本体。上下には金属パーツが使われています。
唯一の物理ボタンが本体上部に一つ。そのボタンの周囲には透明な樹脂部分があり、ここにはLEDインジケーターが設けられています。
物理ボタンの側面には、内臓バッテリー充電用のmicroUSB端子を設けています。
底付近には製品名”V-PEN”のプリントが入っています。
コンタクトピンは固定式。アトマイザーボトム設置部とコンタクトピンには金メッキが施されたパーツが採用されています。
使い方
それでは実際に使っていきます。まず、本体バッテリーの充電を行います。電源に接続したmicroUSBケーブルを本体端子に接続して充電します。1A以上の電流には対応していないので、2Aなどそれを超える電流で充電するのは危険なので注意しましょう。
充電が終わったらリキッドをタンクに装填します。アトマイザーのトップキャプを外してリキッドをトップフィルにてチャージします。
操作方法
以下には主な使用方法を製品マニュアルの記載に基づいて記載します。
- 電源のOn/Off… パフボタンをに5回押す(5クリック)
- Vaping… パフボタンを押しながら吸引する
バッテリー電圧表示
パフボタン部分のLEDライトの色でバッテリー電圧を表します。
バッテリー電圧 | LEDライトの色 |
3.7V以上 | 緑 |
3.4V~3.7V | 青 |
3.4V未満 | 赤 |
感想とまとめ
ペンタイプを超えた「ペン形状」のスターターキット
ペンのようなサイジングと、キャップを採用することで、ペンのような外観のスターターキットに仕上げた遊び心を感じるスターターキット。そういえば子供の頃、ペンのような見た目だけど、その他の機能を有するおもちゃがあったような。好きな人はいるはずです。
さて、肝心の味はというと、まずドローは固定式で調整ができません。そしてギリギリMTL行けるぐらいの軽めのドロー。DLするには重いかな?というどちらでもいける(中途半端)ドロー。特別良くもありませんが、味は悪くはありません。
ただ、販売店が少ない!日本国内はほぼ取扱店がないばかりか、中国の大手VAPE系ECサイトデモほぼ取り扱いがないので、消耗品を入手するのが難しいのでオススメしずらくはあります。味は悪くないんですけどね。
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