UWELL(ユーウェル)のVAPEスターターキット、Crown POD「クラウン ポッド」のレビューです。
大ヒット商品連発!?優れたPODデバイスがまたもや登場!
あのデバイスを超える使い勝手と大容量化!
そしてエアフローコントロールなどの高機能化も!
UWELL CROWN PODの特徴
- あの大ヒットデバイス「カリバーン」を超えたPOD!?
- ラグジュアリーなデザインテイスト
- 大ヒットデバイス譲りの利便性の高さ
- バッテリー&リキッドが大容量化
- エアフローコントロール搭載
詳細をレビューします。
商品提供:ベプログshop
UWELL CROWN PODとは?
UWELLのPODデバイス、Crown POD「クラウン ポッド」です。
UWELLのスターターキットと言えば、昨年2019年に爆発的大ヒットを記録した革命的なPODデバイスが記憶に新しいですよね。
今回も同社がリリースするPODデバイスということで期待が高まりますが、実はこのCrown PODはカリバーンのアップデートバージョンと言える製品です。
全体的に完成度の高かったデバイスが、よりスペックアップしたのがCrown PODです。
味に定評のあるデバイスの続編という位置付けの製品ですので、気になっている方も多いですよね!それでは、詳細を確認していきたいと思います。
デザインテイストを一新!主張するデザインに。
今までシンプルなデザインが印象的なUWELL。
Crown PODでは、製品のガイドラインデザインはこれまで通りのものを踏襲していますが、パネル部分やスイッチパーツに「個性を主張する」ディティールを採用。
エレガントでラグジュアリーなテイストに仕上げています。
使い勝手などの利便性は大ヒットデバイス譲り!
デザインテイストが大きく変わったCrown PODですが、利便性は大ヒット商品譲りです。
好評だったマニュアルボタンを配置しながら、オートスイッチでも使える利便性は健在。
POD部分も従来機種を踏襲していて、マウスピース一体型キャップなどユーザーのストレスを軽減するディティールを引き続き採用しています。
バッテリー容量2倍!リキッド容量1.5倍の大容量POD!
大容量化しながらも、手に収まるコンパクトサイズは健在です。
バッテリー容量はなんと!2倍以上の1250mAhに大容量化しました。
また、2種類のバリエーションが用意されたPODカートリッジの容量も、1.5倍の3MLにふえているので、外出先での充電やリキッドチャージが少なくて済むようになりました。
コンパクトPODなのにエアフローコントロール搭載!
ここが今回の目玉です!なんと、このサイズのPODデバイスには珍しい「調整式エアフロー」を搭載しています。
しかもPODカートリッジサイドのスライドハンドルで簡単に操作できます。
ドローを無段階で変更することができるので、自分好みに調整できるようになりました。
カラーバリエーション
全4色。バリエーションは多くはないですが、定番カラーを網羅しています。
金属フレーム部分のみが異なるカラーバリエーションです。
スペック
サイズ | H 95.6 × W30× D18mm |
重量 | 63g |
リキッド容量 | 3ml |
リキッドチャージ | PODトップフィル |
エアフロー | ボトムエアフロー(調整可) |
コイル | POD内蔵型(0.6 Ω/1.0Ω) |
充電ポート | microUSB(5V1A) |
バッテリー | 1250mAh |
保護機能 |
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パッケージ・内容品
あまりパッケージの紹介をすることがない当ブログですが、ついついUWELL製品は写真を撮ってしまうほど好きなんです。豪華ではないもののシンプルかつ細部まで気遣いが見られるパッケージングです。
UWELL製品ではおなじみの、未開封の証明となるステッカーも健在です。
内容品一覧
- UWELL CROWN POD バッテリー本体
- UWELL CROWN Podカートリッジ 1.0Ω
- UWELL CROWN Podカートリッジ 0.6Ω
- microUSB充電用ケーブル
- ユーザーマニュアル(英語)・注意書き
UWELL CROWN POD の詳細
個人的に「UWELLらしくない」と感じるデザイン。
というのも、今までのUWELL製品と言えば「柄なし」のシンプルな製品が定番でした。
『UWELL = シンプル』という先入観・イメージが出来上がっているところに、「柄モノできたか!」という感じですね。
パネル部分だけでなく、ボタンにまで大きく「王冠=クラウン」が。
デザインテイストは「ラグジュアリー&ゴージャス」というもので、個人的には人を選ぶデザインだなとは感じます。ぶっちゃけ言えば好みではありません。ホストとかギャルとかを連想してしまいます。若者向きのデザインですね。
ですが、このテイストが好きな人も多いはず。
ただ、このパネル部分のフィニッシュはかなり皮脂汚れが目立ちます。
写真はあえてクリーニングせずに撮影しましたが、少し触っただけで汚れが目立ってしまいますね。
リアパネルだけだとそこまで決定的にイメージづけるものでもない印象なのですが、やはりボタン部分のクラウンの主張が強く感じます。
カリバーンとの比較
大容量化(バッテリー2.4倍・リキッド1.5倍)した分、サイズや重量は当然アップ。
- Crown POD H 95.6 × W30× D18mm 63g
- CALIBURN H 110 × W21.2× D11.6mm 30g
バッテリー容量が2.4倍なのに重量は2倍なので、容量比で言えばかなり優秀なのですが、できるだけ小さいデバイスが良いというユーザーにとっては大きさは気になりますよね。
しかし、手に取ってみると全長が短いので携帯性は犠牲になっていないと感じました。
ただ、厚みは若干気になります。(18mm:11.6mm)
リキッド容量も違いますが、内蔵コイルの抵抗値も違います。
- Crown POD 1.0Ω・0.6Ω
- CALIBURN 1.4Ω
リキッド消費量が異なりますので、持ちが良くなったなど一概に比較はできませんが、それでもリキッド容量は3MLに拡大しているのは嬉しいポイントです。
バッテリー
- 容量:1250mAh
- 出力モード:Bypass
- パフ操作:マニュアルパフ・オートパフ
- 充電ポート:microUSB(5V1A)
- 保護機能:
- 短絡(ショート)保護
- バッテリー低電圧保護
- 開回路保護
- 自動カットオフ(10秒)
オートパフ(自動スイッチ)機構だけでなく、従来機種で好評だったマニュアルパフ操作もできる物理スイッチを備えています。
- パフボタン 電源ON/OFF操作・パフ操作
また、電源操作もできるので、携帯するときに安心です。
本体下部には、バッテリー状態を表示するLEDインジケーターを備えています。
LEDの色によって、3段階にバッテリー残量を表示するのも従来機種と同じです。
本体内蔵バッテリー(1250mAh)充電用の端子も、これも同じくmicroUSB端子です。
最近では新規格であるUSB-Cを採用するデバイスも多いのですが、汎用性で言えば旧来のmicroUSBの方が上ですね。ただし、裏表があるので取り付け時に若干のストレスを感じる部分でもあります。
ちなみに充電電流は1Aです。
旧機種ではスペック表示がありませんでしたので比較はできませんが、このぐらいのバッテリー容量の機種であれば「標準的」なスペックで、早くも遅くもない印象です。
POD
- リキッド容量:3.0ml
- 素材:PETG
- マウスピース:トップキャップ一体型
- リキッドチャージ:トップフィル(キャップ)
- エアフロー:ボトムエアフロー(調整可)
- コイル:POD内蔵型(1.0Ω / 0.6Ω)
Crown PODには2種類のPODカートリッジが付属します。
- 0.6Ω DTL Pro-FOCKS(バーチカル・ワイヤー)
- 1.0Ω MTL Pro-FOCKS FeCrAl(バーチカル・ワイヤー)
別売りではなく、2種類とも付属するのが嬉しいですね。
もちろん、交換用のPODも販売されていて、2つ入りです。
最近はプリメイドコイル交換型のPODが一般的になっていますが、コイル交換を必要としないPOD内蔵型を頑なに貫くUWELL、コストメリットよりも利便性重視という思想なのでしょう。
その分、POD一つあたりの単価は若干高めとなっています。
また、MTLに特化していた従来機種と違って、コイル抵抗値のバリエーションによって用途(DL・MTL)に合わせた使い分けができるようになっているのが大きな違いです。
ちなみに、コイルの素材などは公開されていないのも、従来機種との違いです。
コイルについては「Pro-FOCKS」テクノロジーを使っていると書かれています。
加熱温度を適切に制御し、材料の品質を厳密に管理し、Eジュースの風味を完全に回復させることにより、ベイパーに究極のVAPING体験を提供します。
UWELLより抜粋
詳細は全くわからないですね… しかし、吸ってみると同じ方向性の味わいなので、従来機と大きな仕様の差は感じません。
どちらも流行りのメッシュコイルなどではなく、ワイヤーコイルとなっています。
追記:
従来機種と同じ『FeCrAl』素材のコイルを使用していました。
良い部分を引き継いだアップデートバージョンということがわかります。
ちなみにPODのロックは、ちょっぴりだけ強めに押さないと最後まで刺さってくれませんので、しっかりと取り付ける操作が必要です。
密閉性の高い感触で、「スポッ」とハマってくれるのが子気味良いです。
そして、このPODの優れている点と言えば、エアフロー調整が可能だという点です。
このサイズのPODデバイスとしてはかなり珍しい貴重な仕様です。
POD側面のスライドスイッチによって、無段階にドローを調整できます。
なお、ドローの調整幅はそこまで広くはありません。
劇絞りにも劇軽にもできませんが、できるとできないでは大きな違いです。
ただ、バッテリーに取り付けると隠れてしまう部分なので、調整するには一度PODを取り外さないと操作できません。
逆に言えば、見える部分にないので、見た目スッキリしますし、不意に操作してしまってドローが知らず知らずのうちに変わってしまうこともありません。
ちなみに、エアフロー方式は「ボトムエアフロー」です。
旧来の方式を採用しているわけですが、エアホールが変な場所にありますね。
おそらくコイル直下から直接供給するのではなく、わざわざちょっとだけ横にずらすことによってリキッド漏れを防ぐ設計なのだと思います。
エアホールも小さめなので、リキッド漏れにかなり気を使った設計です。
マウスピースは、これまでの機種を踏襲した「ホイッスル型」ですが、カートリッジサイズがアップしていることによってより咥えやすさがアップしています。
ですが、個人的にはMTLユーズであれば、円筒形にはかなわないな、と感じてしまいます。
DLだと気にならないんですけどね。どうしても違和感を感じてしまう部分です。
マウスピースはトップキャップ一体型です。リキッドチャージ時は、上部の黒いピカピカの部分を外します。
機構的には旧機種と同じなのですが、サイズが大きくなっているので取り外しのしやすさがかなり向上しています。
ちなみに写真のようにサイドから開けなくても、説明書通りにバッテリーに取り付けたまま、キャップをつまんで捻るようにすれば簡単に取り外しできます。
トップキャップを外すだけでリキッドチャージホールが露出します。
リキッド漏れを防ぐゴムプラグなどがなく、キャップで抑える仕様も引き継いでいます。
便利ですね。
ユニコーンボトルの先端が深くまで入る、大きめのリキッドチャージホールも健在です。
そして、リキッド残量が見やすい「のぞき窓」があるので、リキッド残量の確認が簡単になりました。大きくなったっていうことは、使い勝手や便利さも向上している部分があるということです。
従来機種では、サイドのスリットの細いところからしか見えなかったので、若干確認しにくかったですから。
UWELL CROWN PODの使い方・操作方法
Caliburn KOKOで廃止されたと思われていたボタンですが、この機種で復活しました。
- 電源ON/OFF… 5クリック
- Vaping
- マウスピースを咥えてスイッチを押しながら吸い込む(マニュアル)
- マウスピースを咥えて吸い込む(オート)
オートスイッチの感度の良さは従来機並です。
レスポンス良く、しかもカートリッジ使い始めの1パフ目から美味しいのも同じです。
しかし、個人的にはオートスイッチだけで良いと思うんですけどね…
できれば他のメーカーの某機種のように、マニュアルパフとオートパフで少しだけ出力変えてくれるなどのギミックがあったら、相変わらず可変出力は搭載されていないのでより良かったと思うんですよ。
UWELL CROWN PODを吸った感想
味はカリバーンと同等レベルに良く出ます。
PODデバイスという括りだけでなく、AIO・スターターキットのジャンルの中では一歩抜きに出ている印象ですが、旧機種を大きく超えているか?と言えば、そうとは言えません。
若干美味しいかな?とも感じますがあくまで「同じぐらいのレベル」です。
ただ、コイルバリエーションに0.6Ωが増えて、よりDLに特化ししたり。
しかも、ドロー調整ができるようになったのは嬉しいポイント。
ドローは旧機種でもテープを貼ったりして工夫すれば調整できたのですが、それはあくまでDIYレベルの話でしたから。やっとまともにMTLで使えるようになったなという印象です。
ただ、旧型のスリムさ・コンパクトさが好きな人だと、Crown PODは「でかい」と感じて魅力半減かもしれませんが、個人的には容量アップ&大型化はあまりデメリットに感じません。
それ以上のメリットの方がでかい!(特にエアフローコントロール)
旧機種では小さくていいものの、1日ヘヴィーに使うには心もとなかったので、安心して長時間使えるという意味では新機種の方が優れていることは間違いありません。
まとめ
大容量化して、利便性も機能もアップしたアップデートデバイス!
大ヒット機種にあぐらをかくことなく、優れたデバイスを連続で送り出してきたUWELL
美味しさは従来機と変わらず、使い勝手や利便性を上げることでその地位を確固たるものに
デザインテイストは若干人を選ぶ印象があるものの、その性能は従来機以上!
今から買うなら間違いなくこちらを推します!当然これも大ヒットするでしょう。
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