KUMIHO(クミホ)のVAPEスターターキット、Model V「モデルブイ」のレビューです。
スリムで軽量小型なPODデバイス!エアフローコントロール搭載!
MTL・RDLを網羅する2種類のコイル内蔵PODカートリッジが付属!
詳細をレビューしていきます。
商品提供:healthcabin
KUMIHO Model Vとは?
KUMIHOのコンパクトPODデバイス、Model V「モデルブイ」です。
クミホというブランドを初めて聞いた方も多いと思いますが、それもそのはず。
昨年2021年に設立された新興メーカーです。
また、ブランド名は韓国語で「九尾の狐」を指すもので、ロゴマークにも狐のモチーフが使われているのが特徴です。
その新興ブランドの「初めての製品」が今回レビューするKUMIHO Model Vです。
見ての通りの「スティック型PODデバイス」で、携帯性重視の製品。
特徴としてはスライド式AFCを装備している点です。
それではKUMIHO Model Vのより詳細を見ていきましょう。
スペック
サイズ | H 119 × W22× 11.5mm |
抵抗値範囲 |
0.4 – 3.0Ω |
出力 |
11-18W |
リキッド容量 | 2.0ml |
リキッドチャージ | PODサイドフィル |
エアフロー | ボトムエアフロー(調整可) |
コイル | POD内蔵タイプ |
充電ポート | USB-C(5V 0.75A) |
バッテリー | 600mAh |
保護機能 |
|
パッケージ・内容品
内容品一覧
- Kumiho Model V 本体
- Kumiho Model V PODカートリッジ
- Model V Empty Pod 0.6ohm(0.6Ω)
- Model V Empty Pod 1.0ohm(1.0Ω)
- ユーザーマニュアル(日本語表記あり)
付属品に充電用ケーブルが付属しないので別途用意しなくてはなりません。
韓国のブランドだと思われるKUMUHO、マニュアルに日本語表記があります。
KUMIHO Model Vの詳細
オーソドックスなスティック型のフォルム。
クオリティは合格レベル。新興ブランドですが品質に問題はありません。
シンプルなデザインで、ブランド名にもなっている「九尾の狐」のロゴがワンポイント。
携帯性に優れたスティックタイプのボディー、薄いのでポケットにも収まります。
バッテリー
- 容量:600mAh
- 出力モード:11-18W
- パフ操作:オートパフ
- 充電ポート:USB-C(0.75A)
- 保護機能:
- 自動カットオフ(8秒)
- バッテリー低電圧保護
- ノーロード保護
- ショートサーキット保護
- 過加熱保護(60度)
本体にボタンは一切なく「オートスイッチ」でのみ動作します。
ブランドロゴの「九尾の狐」の目の部分にLEDインジケーターが仕込まれている、遊び心のあるディティール。こういうのが好きな人のは刺さるはずですよね!
ただし、バッテリー残量を表示するインジケーターとしての機能は「必要最低限」で、バッテリー残量が減った時にしかわからない2段階表示です。
その他の機能としてはバイブレーター内蔵で、保護機能やPOD挿入時に振動します。
ちなみに出力調整機能は非搭載です。出力は「11-18W」となっています。
サイトやマニュアルに記載はありませんがおそらく「バッテリー電圧出力(Bypass)」と思われます。
ケーブルは付属しませんが、もちろん充電は可能です。
充電スペック
- バッテリー容量:600mAh
- チャージポート:USB-C
- 充電電流:0.75A
ただし、最近リリースされた商品にしては若干低スペックな仕様で、充電はあまり速くありません。急速充電には非対応です。
レバー式エアフローコントロールを装備していますから、リニアにドロー調整可能。
3つのエアホールが空いていますが、中途半端な位置でも止めることができます。
基本的に「RDL~MTL」までを網羅します。
最近はPODデバイスであっても、AFCを装備しているデバイスが一般的になってきました。
PODカートリッジ
- リキッド容量:2.0ml
- マウスピース:POD一体型
- リキッドチャージ:サイドフィル(ゴムプラグ式)
- エアフロー:ボトムエアフロー(調整可)
- コイル:コイル内蔵型
PODカートリッジは「コイル内蔵式」、カートリッジは簡単に着脱できます。
メンテナンスフリーで、使い捨て可能。手間なく使えるのが最大のメリットです。
リキッドチャージはサイドフィル、ゴムプラグ式というごくごく標準的な作りです。
PODカートリッジをバッテリーから外してリキッドチャージします。
マウスピース(咥える部分)はカートリッジ一体型です。交換不可。
MTL・RDLの用途に合わせた2種類のPODカートリッジが付属します。
これも近頃流行りの仕様で、抵抗値のパターンも他社に並んでいます。
作り的には「某ヒット商品」に色までそっくり。
そして、リークレスの構造までも模倣していますから、もしかしたら製造にも絡んでいるのかも?というのもOEM生産はVAPEデバイス界隈では一般的なのです。
味わいに関しても近いものがあって、新興ブランドの商品だからといって劣っている印象は全くありませんでした。
KUMIHO Model Vの使い方・操作方法
- パフ操作…マウスピースを加えてボタンを押す(マニュアルパフ)
感想とまとめ
ツボを押さえた最新PODデバイス!今時の仕様です!
- コンパクトなスティック型ボディーながらAFC搭載でドロー調整可能
- MTL・RDLに合わせた2種類の抵抗値のPODカートリッジ
- コイル内蔵タイプでメンテナンスフリー
以上3点がこの製品の大まかな特徴です。
ということからも分かる通りに「今時のPODデバイス」という特徴で、ツボを押さえた製品。なのですが、ライバル機に比べて特別秀でているという印象も残念ながらありません。
日本国内でかなり低価格であれば買っても良いとは思いますが、おそらく入ってこないのでは…という予想ですが、爆発的に普及したらアリではあります。
ちなみに、レビューアップ時の国内取り扱いは「ゼロ」でした。
全く悪くはありませんから、デザインに惚れたらポチっちゃっても良いと思います!
コメント
はじめまして。
新作が出たり気になる製品があった時、参考によく拝見させて頂いています。
今回も面白そうなデバイスがあるなと思い、読ませていただいていて、ふと気になったのですが、吸い方の種類にMTLとRDLがあるとの事ですが、RDLってRDA(リビルダブルアトマイザー)とDL(ダイレクトラング)が混じっていたりしないですか?
お初でありながら、揚げ足を取るようなコメントで申し訳ないです。
もしRDLで正しかったら本当すみません。
すみませんRDAはリビルダブルドリッピングアトマイザーでした。m(_ _)m
はじめまして。
いつもお読みいただきありがとうございます。
MTL(Mouth To Lung) → RDL(Restricted Direct Lung) → DL(Direct Lung)
「限定的なDL」という意味になります。以前はなかった言葉ですが、最近では「重めのDL」をこう呼びます。
基本的にはクラウドチェイス向けのほぼ抵抗感のないドローをDLと定義するため、それとは区別するために生まれた言葉になります。
当ブログ中、「重めのDL」はRDLと表記しております。
VAPEは専門用語が多く、逆に混乱させてしまい申し訳ないです。
今後ともよろしくお願いします。