追記 2022年にCoil Masterは廃業しました。
こんにちは!HIROです!
電子タバコに興味を持ち、クリアロマイザーからはじめた方も、次第に自分でコイルを巻く、RBAが気になってくるでしょう。
その際に、障害となるのがツールです。
ボクのように他の趣味で工具に慣れ親しんでいる方ばかりでなく、ドライバーも家にない!という方もいらっしゃるかと思います。
そういう方にオススメできるツールって難しいんですよ。
バラバラに自分好みのツールを買うのはツールに慣れてからで、最初はセットになっているものが良いと思います。
そう考えている時にタイミング良くレビュー依頼を頂きましたのでレビューさせていただきます。
提供していただいたツールキットは、DIY用ツールを数多く提供しているCOIL MASTERの正規品ですので、安心して使用することが出来ますね!
提供はAmazonで商品を扱っている、HAMSWAN様です。ありがとうございます。
セットのケース
このセットはツールケースに収納されているのも特徴です。
初めてツールを買うとなると、収納はどうすればいいの?などの問題もありますが、このキットは最初からケースがついてくるので収納や持ち運びも問題なしですね。
サイスは200×200×45mm程度。ソフトケースなので多少の誤差はあります。
形状的には昔良く合った、CDを収納できるソフトケースのようなケースで、サイズはそれより一回り大きめな感じです。
ファスナーノブなどもオリジナルのものが使用されており、デザインは上々です。
ケースの素材はちょっぴりソフトなケースで、表面はマットな質感です。
開封してみる・ツール内容
ファスナーを開けて開封します。
セット内容は
・ニッパー(コイルのワイヤーを切る工具)
・ペンチ(ワイヤーを挟んだりする工具)
・精密ドライバー(アトマイザーなどのネジを回す工具)
・セラミックピンセット(コイルを掴んだりする工具)
・ピンセット(コットンを掴んだりする工具)
・ワイヤー(コイルになる線)
・ハサミ(コットンなどを切断する)
・コイルジグ(コイルを巻く工具)
・オームテスター(コイルの抵抗値を見たり、ビルドの際に台になる工具)
・コットン(コイルにリキッドを供給する)
となっています。必要な物は全て揃っている印象ですね。
後はMODとアトマイザーがあればRBAデビュー出来ちゃう内容です。
さて、一つ一つのツールを見ていきましょう。
ニッパー
ワイヤーを切るための専用工具。硬い金属線を切るためのものですね。ハサミではワイヤーは切れませんし、切ったとしても刃毀れしてしまうので必ず専用の工具を使いましょう。刃の精度や刃の薄さもVAPEに向いている物をチョイスしています。
ペンチ
ワイヤーを挟んで、曲げたりする工具。ボクは余り使用することはないですが、持っていない人は一本持っていても良い工具です。ちょっとサイズ的にでかいですが、使えないことはないですね。
精密ドライバー
プラスとマイナスの精密工具。アトマイザーによっては、ワイヤー固定ネジがこれらのネジになっていますので必要になる場合があります。持ちて部分がアルミ素材でかっこいいドライバーです。
ピンセット
オールステンレスと、先がセラミックになっているピンセット。特にセラミックピンセットはコイルのドライバーン時に必須ですので、キットに入ってよかった!単体で買うと結構します。
ワイヤー
コイルになる素材です。付属のものはカンタルA1 24ゲージの線。
ハサミ
個人的にコレは良いと思うハサミ!折りたたみ式でかさばらないのでイイ!切れ味も上々です。
コイルジグ
コイルを巻くためのジグ。ただの棒でも巻けますが、初心者的にも、時間短縮や綺麗に巻くためにもジグは合ったほうが良いですね。
かなりサイズが細かく揃っており、内径1.5mm~4.0mmまで巻くことが出来ます。
オームメーター
コイルの抵抗値を測る道具。個人的に今まで持っていなかった(テクニカルMODでも代用可能)が、コレにつけると作業性も良いし、間違ってパフボタンを押してやけどすることもないので、初心者にはオススメです!
使用してみる
ツールの紹介だけでは、使い方がわからないので、一通りビルドしてみます!
使用するアトマイザーはシングルコイルのNectar Micro-Steelです。
このアトマイザー、シングルコイルでビルドも簡単、味も相当おいしく、運用も楽なので初心者にもオススメのアトマイザーです!
また、ビルドの記事は過去にも書いているのでこちらも合わせて読んでみてください!
>> 【初心者向け】初めてのコイルビルド その2 シングルコイル
先ずはオームメーターにアトマイザーを載せます。
アトマイザーはネジ式になっているため、クルクル回して取り付けます。
そこまできつく締めなくても大丈夫なので、手締めで固くなるところまで回してみてください。
次にコイルの素材となるワイヤーを切っていきます。
付属のワイヤーを、ニッパーで切っていきます。
チョット刃が大きく、狭い場所では使いづらい印象ですが、切れ味優先なのでしょう。
よく切れるニッパーです。挟んでハサミのように切りましょう。
最初は、おおよそ10-15cm程度の長さに切ってみてください。
慣れてくると、大体どのぐらいできればよいかわかってくるので、最初は長めに切ってみましょう。
切ったワイヤーを巻いていきます。
巻くのにはこのコイルジグを使用します。
長い黒い棒はネジ式で分解できるので、
このように分解し、赤いケースに収納されているコイルジグを中に取り付けます。
今回は2.0mm径を使用します。
取り付け終わったら、元通りネジを回し、同じ径の巻き側のヘッドを用意します。
用意したら、先ほどのコイルジグにヘッドの中央穴を挿入して下さい。
挿入したら、サイドの穴にワイヤーを通します。
後はヘッドのネジにコイルを引っ掛け巻くだけです。
太めのカンタル線なので綺麗に巻けました。
最初この径のカンタル線はなぜ?と思ったんですが、巻きやすいので初心者向けにこの線をセレクトしたのでしょう。
惜しむらくは巻き側のヘッド、ワイヤーを引っ掛ける部位がただのネジな所。
きちんとワイヤーを引っ掛ける仕様だったらなお良かったです。
ですが、コイルジグとしては使いやすい部類ですね、パーツ点数が多いですが
初心者向けに使いやすくなっていると思います。
さて、巻けたコイルですが
長過ぎるコイルの足を適当な長さにニッパーを用いて切っておきます。
そこで、コイルジグを外して、コイル固定用に使用します。
このように用いると、コイルの形が崩れずに綺麗に巻けます。
使い勝手を考えてキットになっており、かなり良いと思います。
後は、
きちんとポストのネジを閉めて、
最後に
余分な足をニッパーできればコイル設置完了です。
このニッパー、切れ味はいいのですが、刃が厚め(普通のニッパーよりは薄い)ので狭い所の作業は苦手です。
オームメーターのスイッチを入れ、抵抗値を確認します。
狙い通りの抵抗値から大きくずれていないことを確認して下さい。
コイルビルドが済んだら、今度はドライバーンします。
オームメーターからアトマイザーを外して、今度はMODに取り付けます。
取り付けの際にはMODの電源は切っておいたほうが安全ですね。
取り付けたら、MODの電源を入れ、ワッテージを低め(10W程度)に設定し、パフボタンをクリックして下さい。
クリックしたり離したりしながらコイルを熱して下さい。
コイルの一部だけが赤くなっていませんか?全てが均一に赤くなっていれば大丈夫です。
一部が赤くなっている場合、それはホットスポットと言って除去しなくてはなりません。
付属のセラミックピンセットでコイルをつまんだりして、コイル全体が赤くなるように調整して下さい。
最後にウィッキングしていきます。
VAPEを吸う際、コイルでリキッドを気化させますが、そのコイルにリキッドを供給するのがコットンです。
付属のコットンを取り出します。よくあるオーガニックコットンですね。
このコットンをハサミで適当な大きさに切り出します。
ハサミは折りたたみ式で、
最初に指を入れるリング部を持って引っ張ると、折りたたみ部が出てきます。
リングを更に2つくっつけるように動かすと、使用できるようになります。
この折りたたみハサミはすごく良いですね。
さて、ハサミを使用してコットンを切りましょう。
コットンは多すぎても少なすぎてもダメです。
その加減を見つけるのもビルドの楽しみなので、とりあえず、コイルに通りそうな感じで切り出してみてください。
切り出したコットンは、先端を指で縒り、コイルに通しやすい形状にします。
コイルに通ったら、余ったコットンをハサミで切ります。
アトマイザーによってですが、リキッドホールにコットンを落とします。
完成!後はリキッドを供給すれば吸えます!!
まとめ 初心者向けツール これだけあればスタートできます!
如何でしたか?
とりあえずこれだけあればRBAビルドが始められることがわかりましたね?
最初届いた時思ったんですよ、
でかいな〜!!
って。
でも、使ってみると、かなり使いやすいツールをセレクトしていることがわかり、初心者向けに、大きさや携帯性よりも、使いやすいツールを優先させているんだな、ということがわかりました。
ケースが付いているのも良い点で、どれがどこに入るか決まっているので、ツールをなくしづらいと思います。
そして、保護にもなるし、ちょっとでかいですが、持ち運びもできます。
このツールで、ビルドを始めてみては如何でしょうか!?
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