JTがリリースする高温加熱式のたばこデバイス、PloomS(プルームエス)
このプルームエスには専用のたばこスティックが3銘柄発売されています。
- メビウス・レギュラーテイスト・フォー・プルーム・エス
- メビウス・メンソール・フォー・プルーム・エス
- メビウス・メンソール・クールエフェクト・フォー・プルーム・エス
現在発売されているのは、レギュラー1種類にメンソール2種類。
この専用たばこスティックの詳細をレビューしていきます。
プルームエス専用たばこスティックとは?
プルームエスは最近では楽天市場に公式ショップをオープンさせるなど、加熱式たばことしては後発ながら攻勢をかける注目の製品です。
先行して発売されているアイコスやグローなどのライバル機に比べて、かなりシンプルなラインナップです。
ですが、まだ全国発売前のプルームエスですので、今後も続々と銘柄が増えてくることに期待したいですね。
プルームエス専用たばこの特徴は『立ち上がるたばこはの旨み』のキャッチフレーズの通り、たばこ葉のうまみを味わえるチューニングが施されています。
他の加熱式たばこよりもうまみにフォーカスした商品です。
JTが培ってきた様々な技術を結集して作り上げられたのが専用たばこスティックです。
もちろんタバコスティックはプルームエス専用
これは当たり前なのですが、タバコスティックは『プルームエス』専用です。
必ずプルームエス本体が必要になりますので、デバイスをお持ちでない場合はスターターキットの購入が必要です。
プルームエスの使い方や詳細などは別の記事にまとめましたので、こちらも合わせてお読みください。
紙巻きたばこのようなパッケージデザイン
専用たばこスティックは紙巻きたばこのようなボックス、このディティールも喫煙者には馴染みがありますね。
こう言う細かい場所にも、今までにたばこを利用していたユーザーの心をつかむような配慮が見られるのが、さすがJTだなと感じる部分です。
専用タバコスティックはコンパクト!
紙巻きたばこよりコンパクトなパッケージサイズ。
このサイズ感は、アイコスやグローなどのその他の加熱式たばこと比べてもかなりコンパクトにできています。
プルームエスの本体デバイスとともに必ず持ち運ばなくてはならない消耗品ですから、少しでも小さくかさばらない大きさは重宝します。
限られた場所でしか購入できないデメリット
なお、プルームエス専用タバコスティックの購入可能場所ですが、現在全国販売前となっていて限られた店舗でしか購入することができません。
アイコスやグローの専用タバコのように、コンビニで気軽に手に入るわけではないので若干購入のハードルは高め。→後にコンビニでも気軽に買えるようになりました。
購入方法は以下の通りです。
- PloomS取扱店(実店舗)
- Ploomオンラインストア(公式)
全国にある取り扱い店舗はPloom公式サイトから検索可能です。
近くに店舗がない場合は、どうしてもオンラインストアを頼らなくてはならないため、送料がかかってしまうのがデメリット。
専用タバコスティックを切らしても、近所で気軽に入手できるわけではないため注意しなくてはなりません。
なお、プルームエスのコンビニでの販売ですが、以下のように予定されています。
- 2019年7月:6都府県拡販予定(宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県)
- 2019年9月:全国拡販予定
現在は全国のコンビニでも入手できるようになっていますので、コンビニで購入するのも良いですよね。
レギュラーを吸ってみた!
吸った感想はマイルドな味わいです。
紙巻きたばこよりも、たばこ葉の旨みが広がるように、まろやかにたばこの味わいを感じられます。
紙巻きたばこのMEVIUS(メビウス)のネーミングを冠している通り、メビウスに近い味わいのようにも感じます。
しかし、そこは紙巻きたばこと加熱式たばこの違いもあって、タールなどのキツさを感じる紙巻きたばことは違って、プルームエスのレギュラーテイストは嫌味のない味わい。
たばこでありながら、どこか高級茶葉のような熟成されたうま味を感じます。
ニコチンのキック感は3種の中でレギュラーが一番強く感じられます。
メンソールを吸ってみた!
これぞメンソールという王道のメンソール味です。
メンソールの風合いが強すぎず、紙巻きたばこでも馴染みのある味わいに。
その分たばこ葉の風合いは抑えられているように感じますが、これもレギュラーと同じくうまみを感じられる仕上がりです。
芋っぽさもなく、しっかりとたばこを感じられます。
クールエフェクトを吸ってみた!
クールエフェクトというだけあって、メンソールよりも清涼感が増しています。
また、メンソールが強くなったというよりは、メンソールの風合い(葉っぱのような独特の青っぽさ)は弱くなって、清涼感(スースー感)だけが増しています。
吸うとしっかりと喉に清涼感を感じられますね。
クール系のメンソールが好きなユーザー向き。
このクールエフェクトも、レギュラー同様にたばこ葉の旨みが感じられる仕上がりです。
2度吸い可能?再利用して実証!
1回吸った後のたばこスティック、見た目にはあまり変化がありません。
アイコスの専用たばこは使い終わった後、葉っぱ部分がかなり焦げているので「もう使えないのだな」とビジュアルでわかるのですが。
変化がないので2回目も吸えるのか?試してみましょう。
実際2度使ってみると普通に使えます。
しかも1度目より煙(ミスト)が多いのでは?と思うほどなので「2度使いがデフォルトか?」と思うほど。
しかし、味はかなり落ちます。
1度目はたばこ葉のうまみをしっかりと感じられる味わいでしたが、2度目は薄いような。
やはり「シケモク」ですね。
でも、実用的にはあまり問題ないようにも感じますので、2度吸いにチャレンジしてみるのも良いと思います。
たばこスティックを分解検証
プルームエスのたばこスティック、構造がどうなっているのか気になって分解してみました。
たばこスティックを縦に切って中身を見てみました。
あれ!?中間部分が空っぽだ?
そうなんです。専用たばこスティックは先端部分にしかたばこ葉が詰まっていません。
なんか損した気分…
たばこ葉の量は紙巻きたばこのたばこは良に比べてかなり少なめです。
これで価格が同じぐらいなのは納得がいかないような… モヤモヤした気持ちになってしまいます。
ただし、普通の紙巻きたばこは葉っぱがかなり細かく刻まれているのに対して、プルームエス専用たばこスティックの葉っぱは帯状に大きく刻まれています。
シャグ(手巻きたばこ)用の葉っぱに比べても大きめに刻まれていて、たばこ葉を贅沢に使用しているんだな、と感じます。
フィルターは2つをドッキングしたもの。
たばこ葉側のフィルターは筒のように中空になったもので、口側のフィルターは通常の紙巻きたばこのようになっています。
見た目には普通の紙巻きたばこのフィルターと見分けはつきませんが、この辺りにもプルームエスのうまみの秘密が隠されているのでしょう。
まとめ
JTが『たばこ葉のうまみを味わえる』とアナウンスしている通り、しっかりとたばこ葉のおいしさを味わえる仕上がりです。
個人的には、味わいで言えばアイコスやグローよりもおいしいです。
アイコスを初めて吸った時には「芋っぽさ」を感じたのですが、それは全くなし。
ちゃんとたばこの味わいです。
ただし、キック感は弱めで、ガツンとした強いキックは楽しめません。
実際にはニコチンは感じられるのですが、口内や喉、肺への攻撃性が弱いのでマイルドに感じられるのかもしれません。
紙巻きたばこで言えばニコチン3mg程度のキックの印象ですが、味わいと同じでマイルドなキック感に感じます。
アイコスよりも弱く、グローよりも若干強いという感想。
そして、臭いも抑えられているので、周囲への配慮も考えられていますね。
筆者が3つの中からどれを選ぶか?と問われればプルームエスを選ぶという回答です。
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