gippro ジプロ SW-1のカートリッジ式VAPEデバイスのレビューです。
なんと!この製品、注目の次世代型タバコであるiQOS アイコスとPloom Tech プルームテックの両方が楽しめるデバイスです。
公式サイトなどには対応と書いていないのですがどちらも楽しめるのはなかなかないのではないでしょうか。
基本的にはこれらの次世代型タバコを使用することを前提にデザインされたデバイスですが、カートリッジのみでの使用でVAPEとして使用することもできます。
それでは詳細を見ていきましょう。
商品提供:gippro
Ploom TechとiQOS両方楽しめる gippro/SW-1のパッケージと内容品
ちょっと大きめのパッケージ。白を基調にしたシンプルなパッケージデザインです。
背面には製品の説明が図解入りで入っています。画像からはわかりにくいですが
- フレーバーフィルターA とは iQOS アイコス のことを指します。
- フレーバーフィルターB とは PloomTech プルームテック のことを指します。
濁すような書き方で、正式対応しているとは表示できないので、ユーザーにはわかりづらくなっていますが、これを直接書けないのは商標などの権利関係からでしょう。
内容品一覧
- gippro本体
- フレーバーキャップA
- フレーバーキャップB
- レギュラーフレーバーカトマイザー *2
- マウスピース
- ソフトレザータッチカバー
- ユーザーガイド
- 保証書
ユーザーマニュアルや保証書は全て日本語で書かれています。
日本の代理店が販売する正規品なので補償も受けることができます。
Ploom TechとiQOS両方楽しめる gippro/SW-1の詳細
gipproが展開するVAPEデバイス、SW-1はセラミックコイルを採用し、焦げにくく長持ち。加熱ムラが少なく、スピットバックを提言していることが触れ込みです。カートリッジに封入されたリキッドを気化させる方式なので、リキッドチャージなどの手間いらずで楽しめるのが特徴!!
しかし、本当の売りは表題通り、Ploom Tech プルームテックとiQOS アイコス、2つの次世代型タバコが楽しめるという点です。
また、スイッチ類が一切ないオートスイッチのデバイスなので、吸い込むだけでミストが発生する機構です。
gippro/SW-1のスペック
サイズ | H 130×φ18mm |
バッテリー | 450mAh |
充電時間 | 90分 |
出力 | 定格 3.7v |
少々厚みのあるペンのような形状。カラー展開は提供品である写真の白と黒が用意されています。プラスチック系の樹脂のような質感の本体ですが、マットな質感、そしてロゴと対子されたリングにゴールド色を用いることで安っぽさを感じさせない仕上がりになっています。
本体とフレーバーキャップはマグネットで接続されており、つまんで引き離すことで簡単に着脱可能。中にはカトマイザーカートリッジを取り付けられるようになっています。端子は510です。
封入されたカートリッジを取りだし、上下のシリコンカバーを外します。
本体に取り付けます。取り付け部分はネジ式になっているのでねじりながら取り付けます。
その他本体特徴をみてみます。側面には空気を取り込むエアホールが。このエアホールの大きさから、ドローは重めであることが想像できます。
底部分には半透明のパーツが設けられており、中にはLEDインジケーターが配置されています。このインンジケーターは吸い込み時と充電時に点灯します。
フレーバーキャップにはPloomTechやiQOSがつけられるようになっています。
このキャップは名前の通りキャップで、サイズがそれぞれに対応しているのみ。iQOSを加熱するブレードなどは仕込まれていません。
フレーバーキャップは直接咥えることもできますし、付属のシリコン製マウスピースを取り付けて咥えることも可能です。
gippro/SW-1を充電する
充電する場合は付属のアダプタを使用します。まず本体に接続されているフレーバーキャップとカトマイザーカートリッジを外し、カートリッジ取り付け部分に充電アダプターを接続します。その上でアダプターをDC5V電源に接続して本体を充電します。
充電時には充電アダプターとともに本体のLEDインジケーターも点灯します。
gippro/SW-1をプルームテックとアイコスを吸ってみました
さて、ここからが本体。注目の次世代型タバコ2種類に対応した本機ですが、使い勝手や巣居心地はどうか?詳しくレビューしていきます。
ちなみに、何もつけないで吸っても若干の甘み程度にしか感じないカートリッジ内のリキッドで、何もつけないで吸うことを想定していない、というのが筆者の印象でした。
gippro/SW-1でPloomTech プルームテックを吸ってみました
JTがリリースするPloomTech プルームテックのたばこカプセルを直接取り付けることができます。MEVIUSたばこカプセルに付属のカートリッジは使用しません。フレーバーキャップに直接たばこキャップを取り付けます。
使ってみました。吸い心地はPloomTech純正品と大差がなく、ミストが多めかな?と感じるぐらいで、ニコチンのキック感やフレーバーも同じように感じます。
今回の製品でPloomTechを運用するメリットで考えられるのは
・品薄が続くJT純正のPloomTech本体を用意しなくても使用できる
・吸える回数に制限があるカートリッジがなくても使える
・本体がPloomTech本体よりも高い
・カトマイザーカートリッジの分だけ運用コストがかさむ
一長一短ですね。特にメリットなのは品薄の純正本体を使わずともすぐにPloomTechが楽しめる点です。逆にコスト的にデメリットがあるので許容できるユーザーはすぐに購入して楽しめます。
gippro/SW-1でiQOS アイコスを吸ってみました
次に人気の加熱式たばこ、フィリップ・モリスがリリースするiQOS Marlboroたばこスティックを使ってみます。構造を見た限り、たばこスティックを加熱するブレードが設けられていないのでどういうことかわからなかったのですが、要は
PloomTechのように蒸気をiQOSに通して吸引できる
ということです。それでPloomTechのようにフレーバーやニコチンが吸引できるのか?早速吸ってみます。
フレーバーキャップにiQOSたばこスティックを取り付けて吸ってみます。吸い込むだけで蒸気が発生します。吸引したのはミント味なのですが、しっかりとミントフレバーがミストに乗っています。
iQOSなのに加熱しないの?と覆ったのですが不思議です。
そしてニコチンのキック感ですが、PloomTechより若干弱めのキック感を感じます。
正直普段iQOSを吸っているユーザーには物足りないかもしれませんが、吸引回数で言えば50回以上吸ってもキック感を感じるので、一回のキック感は少ないものの、寿命は長く、ダラダラ吸うには向いている印象です。
どこまで吸えるのか?100回程度吸ってもキック感を感じるので微妙なのですが、吸い終わったたばこスティックには焦げ跡はなく、グリセリンで湿ったようになっていました。
Ploom TechとiQOS両方楽しめる gippro/SW-1のまとめ
どちらも楽しめるというのはちょっと違う!!
基本的にiQOSかPloomTechを取り付けて使用するのを想定してデザインされたデバイスです。
iQOSを加熱しないで吸引するのはiQOS本体の使い方ではありませんのでどちらも使えるというのとはちょっと異なりますが、タバコを吸っている感覚でフレーバーと弱めのキック感を楽しむのには向いていると思います。
コスパと入手性的にiQOSで運用するのが向いていると感じました。
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