Wotofo「ウォトフォ」のメカニカルスコンカーMOD、NUDGE BOX MOD 「ナッジ ボックス モッド」のレビューです。
一過性のブームではなく、未だに人気が続き、もはや定番としての地位を確立した分野が「メカニカルスコンカーMOD」で、そのジャンルに使い勝手や付属品など、機能面を充実した機種がリリースされました。
それでは詳細をレビューしていきます。
商品提供:HEAVEN GIFTS
?経験・知識が必要な上級者向け製品です!!
メカニカルMODは保護回路など一切ない、バッテリーの電気を通電させるためだけの筒です。初心者が知識なく扱うと大変危険です。
最初から使用を控えてください、とは言いませんが、ある程度の知識と経験が必要な製品です。
そして、ビルドの際にはオームメーターもしくはテクニカルMODが必ず必要です。
その為、暫くテクニカルMODのスターターでVAPEを楽しみ、理解してからはじめるのが良いと思います。
開封:パッケージと付属品
FLOW TANKぐらいの製品からこのパッケージデザインが共通で用いられています。サイドはグリーン。目を引くカラーリングです。
パッケージの側面にはスクラッチ式セキュリティーコード入りのステッカーが貼られています。Wotofo公式ページにアクセスして、このコードを所定のフォームに入力すると、登録されたものかどうか表示される仕組みで、製品が正規品であるか証明するものになります。
背面にはパッケージ内容や注意書きなどが書かれています。
内容品一覧
- Wotofo/NUDGE BOX MOD メカニカルスコンカーBOX MOD
- スコンカーボトル *1(MODに収納されています)
- ボトル用予備パーツ(シリコンタンク、チューブ)
- 予備ヒューズ *4
- ユーザーマニュアル
説明書は各国言語で書かれています。しかし日本語の記載はありませんが、簡単な注意書き程度の内容で、図を見れば大体理解できるようなマニュアルになっています。
詳細レビュー!!
WotofoがメカニカルスコンカーMODをラインナップに加えました。NUDGE BOX MODです。
同社が別ブランドとして展開するStentorian VaporからリリースされたRAM Box Modはボディーにレジン樹脂を用いていましたが、同じようなサイズ感の本製品ではボディーにプラスチック素材が用いられています。
サイズ感はRAM Box Modが[H 77×W47×D24mm]、本製品が[H 74×W49×D24mm]と容積でいえば若干本機が小さいものの、大体同じようなサイズ感になっています。
スペック
サイズ | H 74×W49×D24mm |
重量 | 71.1g(スコンカーボトル含む) 60g(本体単体) |
スレッド | 510(スプリングコンタクト) |
バッテリー | 18650 |
BFボトル容量 | 7ml ボトル |
ロック機構 | ○ パフボタンに内臓 |
素材 | プラスチック |
Wotofo公式サイトより
デザイン
プラスコの相性通りのプラスチック素材が用いられてたメカニカルスコンカーMODです。元々、プラスコは3Dプリンターで少量生産され、ファッション性に優れたアイテムでしたが、流行り物を大量生産するとこうなります!という見本のような製品が本製品だとも言えます。
確かに製品としてのクオリティは高く感じますが、面白みやデザイン性は低いように感じます。カーボンファーバー調のエンボスが施されてはいるものの、プラスチックそのままの素材感はチープに感じます。
本体側面には製品名である NUDGE のデザインが入っています。
本体底部分にはWOTOFOのプレートが取り付けられています。機能的なパーツではなく、装飾部品になります。この作りもRAM Box Modと共通性を感じます。
アトマイザー取り付け部:スプリングコンタクト
アトマイザーの取り付け部分は多くのアトマイザーをマウント可能な510スレッドが採用されています。取り付け部のパーツには24Kメッキが施されています。
コンタクトはスプリング式で、ポジティブピンの長さの差異を吸収できる気候になっています。この構造はRAM Box Modと同様で、スレッドや周囲の形状から見ても同じパーツを用いてコストを抑えているものと思われます。
本体の幅は24mm。はみ出さずに搭載できるアトマイザーの直径は24mmまでになります。しかし、取り付け面はフラットで、突起物などがないので、物理的には取り付けサイズに制限はありません。
ボタン:ロック搭載!
通電操作を行う物理ボタンは本体側面に設けられています。このボタンにはロック機構も搭載されており、時計回り方向に回してボタンをロックすることができます。
回して操作するので、ボタンにはローレット加工が施され、操作しやすいよう配慮されてはいるものの、メッキが施されたボタンは若干回しづらく感じます。
パネル:マグネット式
パネルと本体はマグネットで接続されています。パネルを着脱する場合は、スコンカーボトルをプッシュする穴に指などをかけて取り外します。
磁石は一箇所ずつ設けられています。この仕様もRAM Box Modと同様になります。
内部:スコンクボトルとバッテリーを入れる
内部作りは非常にタイト。RAM Box Modとの大きな違いは安全装置であるヒューズが回路に取り付け可能になった点です。この機構を採用したので、RAM Box Modよりも横幅は2mm大きくなっているのではないでしょうか。
スイッチ機構周りにはプラスチックカバーが。この部分、簡単には外れないようです。ネジまでは外しましたが、ネジ穴部分からドライバーなどを挟み込んでカバーをこじ開けようとしましたが、本体がイかれてしまいそうです。メーカーは一度カバーしたらユーザーには触らせたくないようです。
ヒューズによる安全装置
ヒューズは自動車などに用いられるものと同じもので、30Aのものが付属します。30Aは18650バッテリーの許容限界ほどなので、これを最低限満たす仕様だと思われます。低抵抗ビルドでヒューズが焼き切れないようにこれが用いられているのでしょう。
ミニ平型ヒューズ規格品が用いられているので、同じ市販のヒューズも使用可能。本製品には予備のヒューズが4つ付属しますが、30Aのヒューズを頻繁に飛ばしてしまう運用はそもそも危険だと考えます。
シリコン製スコンクボトル
付属のスコンカーボトルはシリコンゴムと金属パーツが使用されたもので耐久性に優れ、なおかつ柔らかいので操作性にも優れており、少ない力でリキッドをアトマイザーに供給することができます。一昔前であればこのボトルだけで2千円以上で販売されていたため、大量生産によるコストメリットを感じる付属品です。
使い方
使用する場合には、別途用意したオームメーターやテクニカルMODを使用して、短絡チェックや抵抗値を計測した、ビルドが完了したアトマイザーを搭載します。
もし他にMODを持っていない場合、本製品だけを購入してビルドすることはできません。ドライバーンの工程もあるため、テクニカルMODを同時に購入するのをオススメします。
次にバッテリーを収納します。MOD底側がバッテリーのポジティブ側です。このMODにはバッテリーを外す際に引っ張って外せるようなリボンが備わっていないので、バッテリーにテープを巻いたり、別途リボンを用意するなどするとバッテリーを外しやすいでしょう。
最後にスコンカーボトルにリキッドをチャージしてセットします。黒いスコンカーボトルは本体カラーとはマッチするものの、リキッド残量はわかりにくいように感じます。
使用例
まとめ:プラスチックの軽量コンパクトボディ!シリコンボトルなど付属品も充実!
軽量化つコンパクトなボディ。スプリングコンタクト。そしてスイッチのロック機構とヒューズを回路に取り付け可能な安全装置。なおかつ、高級機種にも採用されるシリコンスコンかーボトルなど付属品にも抜かりがなく、スペックを見ればこれ以上ないメカニカルスコンカーMODデス。
しかし、メカスコのレビュー記事で採算触れている通り、メカスコ最大の魅力は「ハズしのおしゃれ」です。使い手が見た目にこだわれなければ、同様に軽量コンパクトなおかつ安全回路を持つテクニカルスコンカーMOD Pico Squeezeに勝るものはありません。
流行りだからといって飛びつかずに、デメリットとメリットを理解し、ルックスの良さが心に刺さるのであればセレクトするのが良いと筆者は考えます。
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