ARTERY （アーテリー）、XP RBA「エックスピー・アールビーエー」のレビューです。
シングルコイル専用のプリメイドコイルサイズRBAユニット！
コイルビルドによって、自分好みの味わいを楽しめるオプション品です。
詳細をレビューしていきます。
商品提供：HEAVEN GIFTS
ARTERY XP RBAとは？
XP RBA「エックスピー・アールビーエー」です。
ARTERYのXPコイル採用デバイス専用のRBAユニットです。
このコイルリビルド対応コイルは、ARTERY NUGGET GTなどに採用されているコイルに対応したRBAコイルです。
矮小なプリメイドコイルサイズのRBAユニット、サイズ的にもシングルコイル専用です。
PODデバイスを、RBAアトマイザーのように使うことができます。
手軽に使えるプリメイドコイルだけでなく、RBAがあるのもデバイスを選ぶ上では非常に重要。反面、カートリッジ式コイルを変えるだけで済む「プリメイドコイル交換式」と比べると、手間がかかって面倒だとも言えます。
しかし、趣味でVAPEを楽しむユーザーにとってはなくてはならないものです。
パッケージ・内容品
内容品一覧
- ARTERY XP RBA 本体
- 予備パーツ（デッキネジ・Oリング）
- ツール（プラスドライバー）
- 510スレッドアダプター
- コイル x2
ARTERY XP RBAの詳細
ARTERY XPコイル専用のRBAユニットなので、見た目はプリメイドXPコイル同様です。
サイズは当たり前ですが、もちろんプリメイドコイルと全く同じです。
ARTERY XPコイル対応デバイスに、プリメイドコイルと同じく装着できます。
ARTERY XP RBAは、2ピース構造。
- デッキパーツ
- スリーブパーツ
デッキとキャップがスレッドでドッキングする構造です。
ボトム部分がスレッドになっています。
付属の専用510アダプターをセットできます。
テクニカルMODに乗せて、抵抗値測定やドライバーンが簡単にできます。
ボトムエアホールには、ドロー調整用ののAFC（エアフローコントロールリング）を装備。
RBAユニット単体で、ドロー調整機能が備わっています。
2ポストデザインの、シングルコイル専用デッキです。
デッキサイズ：11mm
円周上180度開いた対角線上に、ポストが設置されているスタンダードデザインです。
ポスト間：4.7mm
小さなコイルユニットでも、最大限ポスト間隔を確保することで、大きなサイズのコイルにも対応しています。XPコイルは、爆煙ユースのコイルであり、デバイスもハイパワーなものが多いのでそれに対応した形です。
エアホールサイズは、直径3mmです。
ポストにはっかりとワイヤーガイド付き。ビルドが楽にできるデザインです。
ARTERY XP RBAのビルド
それでは、ビルドしていきます。
プリメイドコイルサイズの小さなデッキですが、ポスト間隔が最大限取られているのでマウントできるコイルサイズが最大限確保されています。
付属コイルは2.5mm軸のシングルワイヤーとなっていますが、あまりゴツめのものでなければクラプトンコイルなども使うことができそうなぐらい余裕があります。
ネジ頭が大きいので、ガイドとの間に隙間がありません。
そのため、コイルクランプ時には最初ネジを緩めてコイルレッグを通し、その後ちょっとだけ閉めてやれば抜けなくなります。
小さなサイズのRBAコイルですが、ビルドはかなりやり易いです。
コイルの高さは、コイルからリキッドが伝い漏れしないギリギリで下げるのがボトムエアフローのセオリーです。
ウィックはジュースチャンネルに合わせて長めにカットしました。
ウィッキングもかなり楽ですね。コイルビルドもすごく楽です。
スリーブを取り付けて、デバイスにマウントすれば使うことができます。
プリメイドコイルと同じように、PODに差し込んで使います。
感想とまとめ
軽めDLに対応したシングルコイルRBAユニット！
仕様的に若干中途半端感は否めません。
エアホールは爆煙寄りのスペックなのに、デッキサイズ的にはコイルに制約があります。
よって、クラプトンコイルやローゲージのワイヤーなどではビルドできません。
それでも、若干太めのワイヤーで巻いてやれば、それなりの味は楽しめます。
ただ、用途的には『重めDL~軽めDLまで』と限られています。
ビルドもしやすく、使いやすい。
悪いユニットではないのですが、使用するキットによっては使い方がマッチしないなんてことにもなりそうです。
今回は「ARTERY NUGGET GT」という、デュアルバッテリーの爆煙仕様デバイスでの仕様だったので若干の違和感を覚えてしまいました。
しかし、シングルバッテリーor内蔵バッテリーモデルであれば、違和感なく使えるとは思います。
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