QOQ(キューオーキュー) Honor Max (オナーマックス)、iQOS(アイコス)互換機のレビューです。
液晶画面搭載!31段階の細かい温度設定ができるハイスペック機種!
オートクリーニングも搭載しているので、メンテナンスも楽です。
詳細をレビューします。
商品提供:ベプログshop
QOQ Honor Maxとは?
軽量コンパクトなのにハイスペックなiQOS互換機です。
フィリップモリスの高温加熱式タバコ iQOS(アイコス)が大ブームになった時、1万円以上も純正本体よりもコスパに優れていることから、色々なメーカーからアイコス互換機が発売されました。
その後、純正のバリエーションが増えると同時に、本体を大幅に値下げ(高温加熱式タバコの競合であるgloやploomSなどとの価格競争も)するとともに、価格面でもメリットで太刀打ちできなくなったアイコス互換機は徐々にその数を減らしていきました。
純正品が安く買えるようになったわけですから、『互換機』が同じぐらいの値段では売れないのは当然ですよね。
しかし!今回のHonor Maxはというと、純正よりも安くて高機能な製品という付加価値のあるプロダクツとなっているんです。
その特徴を羅列すると
Honor Maxの特徴
- ちょっと大きめのサイズながらバッテリー容量は約3倍!
- 純正以上の付加価値!液晶画面付きで温度設定が細かくできる!
- 純正品より早い予熱15秒未満!
特徴を確認していきます。
ちょっと大きめのサイズながらバッテリー容量は約3倍!
QOQ Honor Maxの本体は、バッテリー一体型のアイコス互換機としては少し大きめです。
- iQOS3 MULTI H 119.3 × W 25.4 × D15.1mm 50g
- Honor Max H 165 × W 31 × D20.6mm 98g
純正と比べても、特に長さが若干長めです。
しかし、その分バッテリー容量は3倍ほどに強化されています。
- iQOS3 MULTI 830mAh(10本分)
- Honor Max 2,400mAh(30本分)
純正以上の付加価値!液晶画面付きで温度設定が細かくできる!
そして、Honor Maxは何と言っても高性能なハイスペック機です。
iQOS互換機としては珍しい液晶画面を備え、細かい設定が可能なのです。
液晶画面を備えているので、他の機種ではLEDの点滅などでしかわからなかった喫煙の残り時間や、バッテリー残量もすぐにわかります。
純正品より早い予熱15秒未満!
そして、純正より早い加熱時間も魅力の一つです。
- Honor Max 300℃設定(実測13.60秒)
最も低い温度設定ですが、この温度設定はiQOS純正本体よりも高温です。
(純正本体は300℃以下と公表)
スペック
サイズ | H 165 × W 31 × D20.6mm |
重量 | 98 g |
バッテリー | 2,400mAh(約30本分) |
充電時間 | 1.5時間 |
喫煙可能時間 | ・1本当たり 喫煙可能時間:210秒 – 330 秒(3分半 – 5分半) |
パッケージ・内容品
内容品一覧
- QOQ Honor Max加熱式たばこ本体
- クリーニングブラシ
- USB-C充電ケーブル
- マニュアル(日本語表記あり)
Honor Maxの詳細
スリムなスティックタイプのボディーサイズ、純正品や競合するアイコス互換機と比べて、若干背が高めなのがHonor Max (オナーマックス)の特徴です。
プラスチックやラバーコーティングボディーが多いiQOS互換機ですが、Honor Max のボディーはアルミ製。アルマイト仕上げで、細かいパーツにもメッキが施されていたり、削り出しのパーツが奢られていたりとルックスにこだわっています。
某リンゴマークのパソコンのような質感、ロゴデザインなどもっとディティールにもこだわっていれば、かなりハイクオリティーなプロダクツに感じたでしょう。
もちろん、価格を考えれば十分な品質の高さです。
Honor Max本体には、iQOS互換機には珍しい液晶ボタンを備えています。
また、3つのボタン(メインボタンとサブボタン)があり、設定温度の操作が簡単かつ直感的に行うことができます。
バッテリー残量・設定温度・残り時間などの確認が簡単、わかりやすいのが最大の特徴。
ヒートスティック挿入部には、ダストカバーとして機能するスライドキャップを採用。
パーツ脱着の必要はなく、片手でスライドさせるだけなので使い勝手に優れています。
キャップ部分は、クリーニングの際などには完全に取り外すことができます。
ヒートブレードは、円筒形の「ニードルタイプ(針)」です。
キックを重視しているiQOSの純正本体は、このタイプとは異なるブレードタイプを採用しています。
加熱部の形状によって、味やキック感が決まります。特徴は以下の通りです。
- ブレード(平) 純正品と同じ形状。ニコチンのキックを強く感じる
- ブレード(円柱) 味に定評があり、まろやか。加熱ムラが起きにくい。
このようになっていて、キック感よりも味わい重視の互換機であることがわかります。
取り外しができるキャップの裏側は、ヒートブレードを囲むような形状になっています。
これは、取り外しの際にブレードに付着した燃えかすなどを落とせるように考えられたものです。
本体底部には、内蔵バッテリー充電用端子が備わっています。
最近主流になりつつある汎用規格のUSB-C端子です。
付属品でなくても、手持ちにケーブルでも利用できるので便利です。
ちなみに充電時間は1.5時間です。
連続10本しか吸えないiQOS3 MULTIの充電時間が75分ですので、30本も吸えるHonor Maxはほぼ同じ時間ですので、かなり充電は早いですね。
純正に勝るスペック、性能的には申し分ないのですが、純正は保証が充実しています。
- iQOS純正品 6ヶ月(製品登録で1年)
- Honor Max 30日保証制度
ネットだけでなく、身の回りでも「自分の不手際で壊してしまった純正本体の無償交換」などをよく聞くので、やはり本家の充実したアフターケアは魅力です。
他の加熱式タバコとのシェア争いもあって、かなり充実しています。
Honor Maxの使い方
それでは、実際にUQOO Y1を使ってみたいと思います。
電源操作
- メインボタンを5秒間押す。(バイブレーター3回振動)
設定変更(温度・喫煙時間・喫煙本数)
- ボタンを3クリック
- 点滅項目でサブボタン操作すると設定変更できる
- サブボタン操作で設定温度を変更する
使い方
- キャップをスライドさせて開く
- タバコスティックを挿入する
- ボタンを2秒間長押しして加熱開始する。(バイブレーター作動)
- 予熱完了(再びバイブレーター作動)
- 設定に応じた時間吸引することができる
- 喫煙終了30秒前にバイブレーター作動
- 途中終了はボタンを2秒長押し
ヒートスティックを挿入するには、まずキャップをスライドさせます。
キャップはダストカバー(ゴミ防止)として付いていますので、使わないときはキャップを閉めた状態にするのが推奨されています。
このキャップは、片手で握ってスライドできるので便利です。
次にヒートスティックを挿入します。これはiQOSユーザーであればお馴染みの操作かと思いますので説明はいらないと思います。
予熱開始はボタン2秒長押しです。開始するとバイブレーターがぶるっと振動します。
その後の流れは以下の通りです。
- ボタンを2秒間長押しして加熱開始する。(バイブレーター作動)
- 予熱完了(再びバイブレーター作動)
- 設定に応じた時間吸引することができる
- 喫煙終了30秒前にバイブレーター作動
- 途中終了はボタンを2秒長押し
設定温度は喫煙中にも変更できます。
設定可能温度範囲:300℃ – 360℃(31段階調整)
300・302・304・306・308・310・312・314・316・318・320・322・324・326・328・330・332・334・336・338・340・342・344・346・348・350・352・354・356・358・360・
他の競合機種に比べても、かなり細かく設定できるのが特徴です。
液晶画面には、残りの喫煙時間が表示されるのでかなりわかりやすいです。
吸い終わったら、ヒートスティックを取り出します。
スライド式のキャップを持ち上げると、ヒートブレードにカスが残りにくいです。
説明書には、スティックを回しながら外しますとの記載があります。
ヒートスティックは満遍なく加熱されていました。
設定温度が高め(320℃)もあってか、周囲の紙部分が焦げているのが特徴的です。
オートクリーニング
- ボタンを6クリックする(バイブ振動・液晶画面に表示)
ヒートブレード付着物を炭化させて取れやすくするオートクリーニングモードも備わっています。
感想とまとめ
大容量バッテリ!細かい温度調整ができるハイスペックiQOS互換機!
温度設定はかなり細かくできるのですが、温度帯が高い(純正本体は300℃以下)ので、低めの温度設定でもヒートスティックの紙までコゲが見られます。
キックが弱めのニードル型ヒートブレードの弱点である、味わいには優れているがキックが弱いという弱点を補ったものと思われますが、その分味わいにかけてしまいます。
できればもう少し低めの温度設定があると良かったですね。
ただ、このパワフルな温度帯でも30本ほど吸えるバッテリーの余裕具合は純正にはない特徴です。
より細かく温度設定をできることで、好みの喫煙感を実現できるアイコス互換機ですね。
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