UWELL(ユーウェル)のVAPEリキッドボトル、JUICE BANK「ジュースバンク」のレビューです。
フルメタルボディーはデザインに優れているだけでなく、使い勝手も良い優れた製品です。
様々なデバイスに対応する全方位型リキッドボトルです。
JUICE BANKの特徴
- 金属製でデザイン製の高いリキッドボトル
- 製品品質が高く、加工精度の高い仕上がり
- 使い勝手も良い秀逸な製品
今までリキッドボトルは、便利さに特化したものや見た目を重視したものなどがありましたが、このJUICE BANKは全てを兼ね備える完成度の製品です。
詳細をレビューしていきます。
商品提供:ベプログshop
UWELL JUICE BANKはフルメタルリキッドボトル!
『UWELL JUICE BANK』は、金属製のリキッドボトル。
見た目が良い!かっこいい!というだけでなく、使い勝手も良い製品で、特にドリッパーでの使い勝手が秀逸で、プッシュ式チャージで素早くチャージ量を把握しながらリキッドチャージできます。
もちろん、RDAにだけでなく、細い注ぎ口でRTAやPODデバイスなど様々な機種に対応します。
また、マグネットキャップは片手で開け閉めできる便利な構造です!
今までになかった便利さとルックスを兼ね備えたリキッドボトルの優れた点だけでなく、気になる点などを、詳細な情報とともにチェックしていきましょう。
JUICE BANK「6つの優秀ポイント」
1.ハイクオリティーで良デザイン
シンプルなフォルムに、精度の高い仕上がりがJUICE BANK最大の魅力です。
作りが良いのもそうなのですが、「かっこいい!」というのがこういう製品では大事ですよね。
本体はヘアライン仕上げで、ステンレススチールを綺麗に加工した質感の高い仕上がり、細部にまでこだわりを感じる製品です。
高級感すら感じる仕上がりで、リキッドボトルなどのアクセサリーにまでこだわりたい!というユーザーにぴったりです。
2.使い勝手の良いマグネットキャップ
強力なマグネット式のキャップは、片手で外せる便利さ。
普通のリキッドボトルはスクリュー式なので、両手が空いていないと開け閉めできませんが、JUICE BANKはリキッドボトルには珍しいマグネット式。
磁石同士で本体とドッキングしているので、強く振ったり逆さまにしたりしても外れることはありません。
それなのに、外すのは簡単で、なおかつ使った後キャップをはめるのもワンタッチ!本体に近づけただけで強力なマグネットによって「パチンッ」という子気味良い音とともに、一瞬でしまうことができるので、態々キャップを回して開閉する手間いらずです。
ただし、チャイルドプルーフ(子供のいたずら防止)機能は付いていないので、付いていてもですが幼児の手の届かない所で保管するのは言うまでもない事ですね。
3.プッシュ式チャージで簡単リキッドチャージ
ワンプッシュで0.1mlずつリキッドが供給される機構なので使い勝手が良く、特にRDAだと使い勝手がかなり良いですね。
多くのドリッパーにおいては、ドリップチップを外して(内径が広い場合はそのまま)プッシュするだけでコイル周りのウィックにリキッドをチャージすることができます。
片手でもチャージできるので、両手が使えないような状況でも活躍しますね!
以前レビューしたez dripper bottleと同じ使い方ができます。
このボトルは樹脂製だったので、入れられるリキッドに制限がありましたが、対してJUICE BANKは金属とガラス製ですので、プラスチック攻撃性のあるリキッドも入れることができます。
サイズも同じぐらいなので、今買うならJUICE BANKの方が優れていると思いますよ。
3.細いリキッドチャージ部分でPODデバイスにも対応
ユニコーンボトルのように先が細い注ぎ口は、PODデバイスのようにリキッドチャージホールが小さい機種にも対応するので、リキッドチャージできるデバイスを選びません。
4.強いガラスタンク
このJUICE BANKのタンク部分には「石英ガラス」が使われていますが、破損防止のため金属フレームでガラスを保護しています。
プラスチック攻撃性の高いリキッドでも気にすることなくタンクに注ぐことができるだけでなく、持ち運び時の破損リスクを極力抑えられるだけでなく、残量確認も簡単です。
JUICE BANKのココがイマイチ
1.大きく重たいボディー
このJUICE BANKは金属ボディーのリキッドボトルです。
その為、108gとそこそこの重さで、個人的には過度に重たくはなく剛性感と高級感を感じる心地よい重さだと感じるのですが、プラスチック素材のユニコーンボトルよりも重たいのは確かです。
また、大きさもプラボトルより嵩張ります。
一般的な30ML(写真左)と60ML(写真右)の中間ほどのサイズなのですが、JUICE BANKの容量は15MLと小さいので、容量:体積比ではそこそこ大きなサイズです。
普通のプラ製ボトルではボトルを押すことによって、ボトルの弾力でリキッドを押し出していますが、金属製ボディーではそうはいきません。
その為、JUICE BANKはヘッド部分にポンプのようなプッシュ式チャージ構造を搭載しているため、その分が大きくなってしまっています。
ただし、容量は少なめなものの、15MLと1日フルに使っても余裕のある容量なので、こまめに装填すれば全く問題なく、また30ML,60MLユニコーンボトルよりもスリムなのでかさばりません。
金属製で丈夫なので、どこにでも放り込んで置ける安心感もあるのでデメリットとは感じませんでした。
2.詰め替えの手間のかかる
このJUCE BANKは、中にリキッドを装填して使う『容器』です。
その為、買ったリキッドを中に入れる必要があります。
また、入れるリキッドを変える場合は、リキッドをためておく部分(タンク)をクリーニングしなくてはならないのも、ユーザーによっては面倒な作業かもしれません。
そして、構造上付着したリキッドの香りを完全に除去するのは難しい為、残り香が気になるという敏感な方にもおすすめできません。
最近のリキッドは、昔と違って(以前は大半が重くかさばるスポイトボトルが主流で、ユニコーンボトルなどに詰め替えるのが当たり前でした)最初から便利なユニコーンボトルに入っているのに、何故態々同じような使い勝手のボトルに詰め替えるの?
という方にはフィットしない製品です。
その手間を惜しまずに、ルックスとデザインにこだわったボトルが使いたい!というニーズに向けた製品です。
JUICE BANKの詳細
スペック
サイズ | H 100 × φ24mm |
重量 | 108g |
リキッド容量 | 15ml |
一回の補充量 | ワンプッシュ 0.1ml |
素材 | ステンレススチール、石英ガラス |
パッケージ・内容品
内容品一覧
- UWELL JUICE BANK リキッドボトル本体
- 予備パーツ(Oリング一式)
- 説明書・注意書(英語)
ディティール
フルメタル製のリキッドボトル。
かっこいいルックスだけでなく、使い勝手も良い製品であるのは、これまで読んでいただければわかるのではないでしょうか。
ここでは良い点、悪い点だけでなく、より詳細を確認していきたいと思います。
この手の製品には珍しく、4色もカラーバリエーションが用意されているのもJUICE BANKの特徴で、定番カラーのSSとBLACKだけでなく、レインボーカラーとブラックも選ぶことができます。
シンプルなフォルムに、質感高い仕上がり。
マスプロアトマイザー1つと変わらないぐらいの金額で、この大きさのハイクオリティーでずっと使える物を購入できるのは喜ばしいことです。
キャップ部分にはもちろん継ぎ目はありますが、指でなぞった時に大きな段差を感じない精度の高い加工で作られています。
ただ、ロゴや製品名の主張が激しいです。
ボディー部分に大きく「UWELL」「JUICE BANK」のロゴ文字入り、横と縦に入れなくても良いのでは?と思ってしまうほど大きく、しかもちょっと削ったぐらいでは消せないぐらい深く彫り込まれています。
これは完全に好み、人それぞれだと思いますが、個人的には裏面に控えめに入れてくれれば良かったのにな、と思ってしまいますね。
ただ、このロゴ部分の仕上がりも綺麗で、本体のヘアライン仕上げと違う鏡面仕上げで質感は良いので、全体の印象を悪くはしてないと思います。
ボディー部分両側には、リキッド残量を覗ける窓付です。
チャージ分は細いので、PODデバイスのようなリキッドチャージホールが小さい機種にも対応します。
片手でも外せる便利なマグネットキャップの裏は、リキッドチャージ部分をキャップして漏れを防ぐことができるゴム素材が使われています。
キャップを閉めたまま持ち運んでみましたが、キャップの中でリキッドが濡れている、なんていう少量の漏れもなく秀逸な作りです。
スプリングプッシュ式で、1度押すごとに0.1mlのリキッドが出る仕組みです。
リキッドをタンクに装填するときは、この先端部分を外して、大きく口を開けたタンクに簡単に移し替えることができます。
リキッドをわざわざボトルから移し替えるのは少し面倒で一手間かかりますが、使い勝手が良いので大した手間には感じません。
接続部分にはリキッドリーク防止のOリングが接続されているので、使用期間中に漏れることはありませんでしたし、提供ショップスタッフさんの話では、長期にわたって使っているそうですが、「漏れないですよ」ということだったので信頼性は高いと思います。
チャージ部分を開けるスレッド部分の感触も気持ちよく、タンクとチャージ部分の間には金メッキされたパーツがドッキングされているのもデザイン的なワンポイント。
手で触るとゴールドリング部分に若干の段差を感じますが、ズレなどはなくかなり綺麗な作りに感じます。
タンク部分は分解不可。
ボトム部分にOリングのようなシーリングが見えますが、底部分のパーツを回そうと試みても簡単には回りません。
よって、クリーニングする場合などメンテナンス時に分解できるのは、この3パーツまでとなります。
タンクと、チャージパーツも分解洗浄できれば良いのですが、基本的にはできません。
JUICE BANKの使い方
RDAで便利に使えるプッシュチャージ方式ですが、もちろん、RTAにもチャージ可能です。
同じくプッシュするだけでリキッドをチャージできるのですが、写真のようなメタルタンクの中が見えないものには特に使い勝手が良いですね。
10プッシュで約1mlなので、素早く連続してプッシュすることで、装填量を把握しながらタンクを満タンにすることができます。
また、プッシュしないで逆さまにして放置しても、リキッドは落ちてこないので、内部構造がしっかりしていることがわかります。
また、注ぐ口が細いので、PODデバイスのようなリキッドチャージホールが小さい機種にも最適です。
使い勝手がすごく良いですね!
まとめ:こだわれるルックスのフルメタルボトル!
今までに金属製リキッドボトルってINNOKIN U-Canなど少数の製品しかありませんでした。
それぐらいバリエーションが少なく、この製品も調べてみると2012年以前にリリースされたもの(後継機として2がリリースされている)で、本当に選択肢が少ないジャンルです。
そこに優れたデザインと、機能性を兼ね備えた待望の製品が登場しました。
価格や手間、そしてサイズ・重量を考えると、多くの人が欲しがる製品ではないとは思うものの、アクセサリーにまでこだわれる製品を使いたい!というニーズは少なからずあると思います。
また、デザインだけでなく、使い勝手が良いので、機能が気に入ったら実用品として購入するのももちろん良いと思います。
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